公爵令嬢である主人公はデビュタントを前にして自国の王子に求婚される。しかし、彼に思いを寄せられる心当たりがない。「もしかしてこれって、王子と近衛騎士の禁断の恋のための偽装結婚なのでは…?」そう思いつつも主人公はプロポーズを受け入れて王子の婚
約者になった。
婚約期間中に婚約者に蔑ろにされるということもなく、迎えたデビュタントの日。挨拶回りなどは問題なく終わり、主人公が休憩していたところに他家の令嬢に「あなたでは王妃に相応しくない」「あなたが選ばれたのは何かの間違い」となじられたが、そこに王子が駆け付け「私が彼女に婚約を申し込んだのは、彼女が初恋の相手だからだ」と言い出して…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 23:45:12
7690文字
会話率:64%
子どもの頃にテレビアニメのグリム童話で見た、美味しそうに食べ物を食べるシーンが忘れられなくて書いて見ました。
設定はふんわりです。
最終更新:2024-08-01 18:00:00
10917文字
会話率:31%
グリム童話の『かえるの王さま、あるいは鉄のハインリヒ』と言うお話をご存知でしょうか。
ある日池のほとりでボール遊びをしていたお姫様は、ボールを池に落としてしまいます。悲しむお姫様。そこに一匹のかえるが現れ「友達になる代わりに、そのボールを拾
ってあげよう」と言います。
お姫様はかえるのことを気味悪がりながらも承諾します。しかし、かえるがボールを拾ってあげた途端に、お姫様は城へと逃げ帰ってしまいます。
その後、諸々あり、お姫様はかえるが実はかっこいい王子さまだったことを知ります。かえるは王子の姿に戻り、めでたくお姫様と結婚するのでした。
そんな感じのお話です。
お話の中には、人間に戻った王子を迎えにやってきたハインリヒという騎士が登場します。
この作品はその騎士に注目して書いたものです。
※以前投稿したものですが、修正を加えたので再度投稿させていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-07 14:08:40
1861文字
会話率:21%