【カクヨムにて絶賛先行連載中!】
陰キャでぼっちなつまらない人生を送っていた男子高校生は、可愛い系美少女にTS転生を果たし『早乙女瑠奈』としての人生を歩むことになり、ダンジョンの存在する世界で皆に可愛がられて楽しく生きようと決意する。
可愛い見た目を活かして、先輩探索者達にサポートしてもらいながら【姫プレイ】でダンジョン探索し、ステータスを上げていく毎日。
だが、ある日…………
「ん~、何かつまらないなぁ……」
瑠奈はもっと多くの人に可愛がられるために、【ダンジョン探索配信者】として活動することに。
だが、目論見は外れ、斜め上の方向に大バズリしてしまう!
「やっぱり、時代は重量武器系美少女だよね~」
「このギャップが萌えなんだよ!」
「あははっ……モンスター狩るのって、こんなに楽しいんだ!」
「狩って、狩って、狩って――あはは、あはははははッ!!」
自分の手でモンスターを狩ることの楽しさを知った瑠奈は、無自覚の内に狂気を振り撒き、ダンジョン内を駆け回り始める。
そんな動画を見た人達から押し寄せるドン引きのコメントの数々。
それは新しく【迷宮の悪魔(ダンジョン・デビル)】としての二つ名で注目を浴びる切っ掛けに。
「って、ワタシはただ皆に可愛がられたかっただけなのにぃいいい!!」
完全に危ないヤツ認定されて、誰も近寄ってこない。
ダンジョン探索もソロ(ぼっち)に。
また、前世のようにぼっちな人生になってしまうのか!?
「んぁあああ! これも全部モンスターのせい……視界に映るすべてを薙ぎ払ってやるッ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 12:10:00
286915文字
会話率:35%
「魔法貴族でありながら魔法が一切使えないとは、どういうことだ! お前は追放だ!」
〝一族の恥さらし〟の烙印を押されたアルヴィは、北の辺境に追放される。
魔法が使えない魔法貴族の転落人生……アルヴィの人生は終わったかのように見えた。
し
かし全てはアルヴィの計算通りだった。
アルヴィは二つの記憶を持っていた。一つは魔法貴族としての人生。そしてもう一つが文明が遙かに進んだ世界の「超天才マッドサイエンティスト」としての人生だった。
アルヴィは記憶を取り戻した次の瞬間には、自分が異端であることを理解していた。
だからこそアルヴィは無能を演じ、辺境の地に追放されようとしたのだ。
「この俺に魔法貴族の肩書きなど不要。さて、辺境の地でゆっくりと研究の続きをするか」
しかし皮肉なことに人々は、アルヴィを放ってはおかなかった。
「何と言う異端! 何と言う禁忌破り……!! お前は狂っている……!!」
「アルヴィ……我が配下となりなさい。その力を、叡智を私に貸すのです」
アルヴィは異端者とされながらも、圧倒的な頭脳で時には世界の理不尽をブチ破り、時には人々を救う。
やがて世界は、「無能な追放貴族」の正体を知ることになる。
男の名はアルヴィ。
最強にして最狂。神をも恐れぬ、禁忌破りの最狂魔工士(マッドサイエンティスト)。
そして世界を変える物語が、北の辺境からはじまる。
「――やれやれ。俺はただ、静かに研究したいだけなのだが?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 17:00:00
113633文字
会話率:46%