「魔法貴族でありながら魔法が一切使えないとは、どういうことだ! お前は追放だ!」
〝一族の恥さらし〟の烙印を押されたアルヴィは、北の辺境に追放される。
魔法が使えない魔法貴族の転落人生……アルヴィの人生は終わったかのように見えた。
し
かし全てはアルヴィの計算通りだった。
アルヴィは二つの記憶を持っていた。一つは魔法貴族としての人生。そしてもう一つが文明が遙かに進んだ世界の「超天才マッドサイエンティスト」としての人生だった。
アルヴィは記憶を取り戻した次の瞬間には、自分が異端であることを理解していた。
だからこそアルヴィは無能を演じ、辺境の地に追放されようとしたのだ。
「この俺に魔法貴族の肩書きなど不要。さて、辺境の地でゆっくりと研究の続きをするか」
しかし皮肉なことに人々は、アルヴィを放ってはおかなかった。
「何と言う異端! 何と言う禁忌破り……!! お前は狂っている……!!」
「アルヴィ……我が配下となりなさい。その力を、叡智を私に貸すのです」
アルヴィは異端者とされながらも、圧倒的な頭脳で時には世界の理不尽をブチ破り、時には人々を救う。
やがて世界は、「無能な追放貴族」の正体を知ることになる。
男の名はアルヴィ。
最強にして最狂。神をも恐れぬ、禁忌破りの最狂魔工士(マッドサイエンティスト)。
そして世界を変える物語が、北の辺境からはじまる。
「――やれやれ。俺はただ、静かに研究したいだけなのだが?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 17:00:00
113633文字
会話率:46%
マッドな科学者の前途多難な旅。
不定期投稿です。よろしくお願いします。
処女作です。生暖かい目でご覧ください。
最終更新:2020-03-04 15:15:53
662文字
会話率:52%
自称「小説からでてきたシャーロック・ホームズ」というヘンテコな通り名をもつシンは、家賃滞納のためにマフィアのアジトに連れていかれてしまう。しかしボスに会うことはなく、物騒な研究施設へと送られ波乱場上の日々を過ごすことになるのだった。
最終更新:2020-02-23 02:54:12
2921文字
会話率:53%
ある大国の辺境の地に店を持つ錬金術師の物語。
前に幾つか投稿したのですが携帯の本体交換の際にパスワードを忘れてしまい引き継ぎが出来なかった為、このIDでは処女作となります。似たような設定や名前が出てくる事が有りますが、ご了承ください。
作者名は同じです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-01 00:10:16
4939文字
会話率:41%