大学推薦を取り終えた青年、王来王家皇威(おくおか・こうい)は幼馴染みと生まれた頃からと言ってもいい恋愛関係にあったが、一件の骨董品屋で買ったガラパゴス携帯電話が《過去》へと繋がり、ある少女と声だけの交流を持ってしまう。
幼馴染みのことを
想いながらも次第に過去の少女に心惹かれていく皇威は、少女と関わることで気付いてはいけなかった、知らなければ良かった真実を知ってしまうことになる――
これは、僕の■■■■が、生まれた訳だ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 05:23:03
45995文字
会話率:38%
高校二年生の清輪武志郎のあだ名はブシローである。名づけ親はあこがれの美少女である。しかし彼女への恋慕をあきらめたとき、鵜飼香里というもさっとした同級生の少女が現れ、おまけに彼女にとりついた二重人格を思わせる紗世という幕末少女の幽霊までが出
現した。ふたりでひとりの香里と紗世。武志郎へかせられたミッションはひとり少女の命を救い、ひとりの過去の少女を成仏させること。しかし歴史を変えることはできないし、紗世にとりつかれた香里はだんだん弱っていく。武志郎の熱く苦しい夏が今、はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 00:52:31
609文字
会話率:0%
オタク少年、航(わたる)は秋葉原で友人との待ち合わせ時、何故か起きるはずの無い混信を起こしたスマホの所為で、『こよみ』と名乗る少女と知り合ってしまう。
やたらと堅苦しい話し方をする少女、『こよみ』に戸惑いながら、オタク趣味の所為で女子との交
流なぞ無縁な航、初めて仲良くなった女子『こよみ』に夢中になって次第に『こよみ』に心惹かれていくが。
「お前着信時刻見て見ろよ……」
航の様子を心配した友人の言葉にスマホの画面を見れば。
こよみからの電話の着信時刻はまだ航が産まれても居ない1952年の日付。
航と交信していたのは過去の少女だった。
2025年の秋葉原を舞台に。
オタク少年航と1952年の新潟の女子高生こよみ。 かけ離れた価値観に戸惑いながら二人は次第に惹かれあう。
親殺しのパラドックスの知識がある航は、過去に干渉してはいけないとこよみに別れを促すのだが。
「航さんとお別れしたくない……」
事情が呑み込めないこよみの言葉に航は。
時を越えて惹かれあう少年少女。彼らの行きつく先に待つ運命は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 17:41:59
1021文字
会話率:24%
シューベルトの「野ばら」と「野ばらの香り」に彩られたファンタジックホラー。
17歳の誕生日を迎えた少女「マトイ」が、自身が通う女子高にかつて起きた事件の被害者である「のばら」が創り出した異世界で「のばら」の呪縛を親友の「リカ」とともに解こう
とする物語。そのなかで、のばらを囲む過去の少女たちと、のばらが抱える孤独を知っていくファンタジー色漂うホラー。
※この作品はエヴリスタで元々公開していたものですが、現在は非公開としており、若干改変しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-11 05:53:23
13855文字
会話率:36%
十九歳で大学を中退して就職もせずにバイトだけでなんとか日々食い繋いでいる二十五歳になった俺(永久優純(ながひさ まさよし))は六畳のボロアパートで一人横たわって何処を見つめるでもなく、ただ目を開けてボーっとしていた。
親は数年前に死んで、友
人もおらず、旧友が一人だけいるがもう何年も連絡を取っていない。親無し、友無し、女無し、金無し。あるのは過去の少女たちとの淡い思い出だけだった。
そうして空虚で怠惰な日々を送る永久(ながひさ)は、六畳和室の自分の部屋やバイト先や公園のベンチなどで、あらゆる片鱗からある過去の少女たちを思い出していく。
初恋の可愛らしい女の子、無口ででもいっぱい話したあの子、どこまでも美しく優しく大人っぽくギターを教えてくれた先輩、一緒に桜に見惚れた青春映画のヒロインのような女の子、初めて体を重ねそして抱きしめた女の子、愛を教えてくれた彼女。
そうしてそんな過去ばかりに浸る永久にある知らせが届く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-06 19:18:02
48165文字
会話率:15%
少子高齢化の影響を受け、著しい労働力不足に悩まされるアナザー日本。一度贅沢を知ったがために、今さら生活の質や文化レベルを落とすことも出来ず、もはや手詰まり。
しかし、突如異世界の難民達が大挙して押し寄せて来るようになり、紆余曲折の末、国は異
世界の住人達を移民として受け入れることを決定する。そして異世界民と人間の共存がはじまることになるが…。
異世界住人と人間の共存していく過程をゆるく描く(予定)。
『少子高齢化なので、異世界からの移民を認めます』のサキュバス編を単独作品に変更。
十万文字ぐらいまでを予定。
【章タイトル】
★サキュバスは、性犯罪を減少させる
★サキュバスは、引きこもりと恋愛出来るか
★サキュバスは、人間家庭の事情に首を突っ込む
★サキュバスは、満員電車の痴漢とバトルする
☆サキュバスは、シンジゲートをぶっ潰す/アクション回
☆サキュバスは、夜の泥酔女子を介抱する/日常回
☆サキュバスは、過去の少女を救えるか?/シリアス回
☆サキュバスは、アザゼルを倒せるか?/アクション回・一部完
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 17:26:46
42174文字
会話率:27%
かつてまだ記紀神話と呼ばれてた時代、大和朝廷と敵対する様々な部族がいた。彼ら朝廷に次々と滅ぼされていった。そして現代、彼らの怨念は2000年以上の眠りから覚めた。
部族によって使い魔にされた過去の少女と使い主になった現代の少年は彼らの暴走を止めるため動き出す。それを助ける霊能捜査官や妨害する仮面の男たち。 そして彼らは戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-19 21:05:59
707文字
会話率:0%
少年クエンは暗殺者であった。自らの目的、少女との約束である、世界の真理を見つけるため、大物の標的を殺すという任務を請け負った。その標的は、一国の王女。化け物と呼ばれる少女、フランであった。その化け物の力の前に、クエンは為す術もなくやられる。
フランは問う。一緒に暮らさないか、と。クエンは承諾した。それはもうひとつの任務を達成するため。クエンは自分のために、フランを裏切り続けることを選んだーー。最後に待ち受けるのは、悲しすぎる終わり。裏切りを続けたその代償であった。
一応、ハッピーエンドにするつもりです(どうやったらハッピーになるんでしょうか……) すべての事柄には意味があるので、フラストレーションは溜まらないと思います。納得できるエンドにします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-19 16:00:00
30496文字
会話率:44%