小学校1年の頃から高校生になっても一緒のあたし達。
いわゆる幼馴染の関係であるあたし、御霊雅(みたまみやび)と、彼、女楽或雅(めらあるか)。
あたしは早々にアル(彼)のことが好きに......いや、愛するようになっていた。
正直、あたし
は周りの人には丸わかりなくらいアピールしてたと思う。
にもかかわらず、あたしのアピールに気づかないまま、高校2年になってすぐ、アルは他の女と付き合い出した。
その子はあたし達と同じ中学出身で同じ高校の女、矢櫃倖(やびつこう)。
確かにコウちゃんは可愛らしいとは思う。
でも、アルはあたしを裏切っちゃダメでしょ。
あたしがどれだけ傷ついたかも自覚してないらしく、しれっと私と距離をおいたり、たまに学校や街中でイチャイチャしてるところを見せつけてきたりした。
絶対に許さない。アルにはあたしが味わったのと同じ、いや、それ以上の絶望を、生涯をかけて味わわせてやる。
その上で、あたしだけが寄り添ってあげて......。
ふふふ、覚悟しなさい。
※最初から最後まで胸糞悪いだけの展開です。自衛よろしくおねがいします。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 12:00:00
18191文字
会話率:20%
冤罪で追放された天才魔術師の俺は、隠居と称して泉の中に引き篭も…………ってたら偽名を名乗るアレな弟子ができた。静かに隠居もできずにいたが、成長を見守って情が移った途端弟子に家出される。俺を追い出した国で復讐をして暴れ回ってると伝えたのは
、追放前に縁のあった戦士だった。
追放から俺を捜し続けた戦士は国宝を借りパク。屍霊術師のくせに悪霊に住処を追われたラミア。婚期を逃した元義妹は復讐推奨と俺の周りには濃い奴しかいない。仲を取り持った夫婦の不遇の死と、元馬鹿王子の暴虐を止められない国の現状を知り、置き捨てて来た過去と、それでも待っていてくれた人たちとの再会で、俺は弟子を回収するついでに復讐を決意する。
*以下にご注意ください
この物語は恋愛要素のみで恋愛しません。
この物語に過剰な復讐描写はありません。
この物語は弟子を回収したら終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 10:00:00
154208文字
会話率:47%