神無き大陸の東端にとある小国があった。
東端とはあくまで人類の版図の端という意味で、更に東には人類未踏の樹海が広がっている。
そして樹海には人類の脅威となる魔獣が無数に生息していた。
小国への魔獣の侵入を防いでいるのは、樹海と隣接している男
爵家だ。
男爵家には先祖代々、一子相伝で受け継がれる強力な精霊たちを使役する〈精霊使い〉がいて、小国の国防を一手に担っていた。
幸運にも男爵家は魔獣の侵入を一度も許したことがなければ、辺境ということもあり、代を重ねるごとに男爵家の重要性は国から次第に忘れ去られていった。
男爵家当主がシキという転生者の少年に代替わりしても、国防はひっそりと続くと思われたが……。
「えーっと、これは精霊じゃなくてロボットだよね」
シキが契約して初めて見た精霊は、強化合金の装甲で覆われた人型兵器であった。
右腕装備のアサルトライフルから撃ち出される弾丸は魔獣の分厚い毛皮を易々と貫き、左腕装備のプラズマシールドは火炎の吐息を完全に遮断した。
他にも光学迷彩による透明化、小型情報端末の散布による広域スキャン及び無遅延通信、完全自立型AIによる機体制御etc……。
「ミッションを受諾しました。マスターご命令を」
「リーダー、一緒に戦闘訓練をしましょう」
「先生! 威力偵察終わりました! 褒めて褒めて」
「ごしゅじんあそぼー」
それは〈Break off Online(ブレイク・オフ・オンライン)〉という日本のソシャゲのキャラクターたちであった。
数百年振りに日本語を理解する〈精霊使い(プレイヤー)〉が現れて精霊(AI)たちは大興奮。
全員がかまってちゃんと化した。
様々な要求要望を叶えていくうちに精霊を使っているのか、精霊に仕えているのか、もうどっちかわからなくなったシキの探索が始まる。
※タイトルは「せいれいつかい」と読みます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 07:10:00
27289文字
会話率:45%
前に書いた「天才軍師タケル」のブックマークが伸びないので、設定を変えて書き直しました。
17,降伏勧告まではキャラクターが少し違うだけで、内容はほとんど同じです。
***
戦災孤児だったタケルはトルーナン王国に拾われ、同い年のアリサ姫の従
者になっていた。
シルバニア中央国家の士官学校を卒業後、神からのギフトと呼ばれるソロモンの指輪を得て、戦争において頭角を現し、王国軍の軍師となる。
大陸の西方奥にあるトルーナン王国は、僻地に存在する弱小国だった。
王国のアリサ姫や偵察役のマリア、ホモのローレンツとともに大陸に覇権を求めていく。
最初の敵は、聖剣ビジブルによって透明化して襲ってくるベアトリス姫だった。(全裸)
いわゆる、ナーロッパ世界の物語です。
異世界の話ですが、転送や転生はありません。ギフトという特殊能力のアイテムはありますが、戦略や戦術を駆使する本格的な戦史ものと、私は思っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 18:22:01
123220文字
会話率:42%
超能力が一つもらえるとしたら何が欲しい?透明化?テレポート?空中浮遊?…え、俺は何が欲しいって?いらないよ。全部持ってるもん。
全部もってる超能力者 森野 秀一 のネジの外れた学園生活!
最終更新:2024-11-09 07:20:21
37160文字
会話率:74%
謎の魔法少女が、ドイツの古城で新宗教により復活させられた鬼神イフリートを倒してから二ヶ月以上あと。
〝見たら死ぬ動画〟の都市伝説が巷で囁かれる中、独自の正義感を持ちアルビノの容貌から〝フェンリル〟のあだ名で呼ばれる不良、桐堀敬雅《きりほ
りけいが》が法之宮第一高校に転校してきた。
地元で有名な不良の転校に、当然、高校は大騒ぎ……にはならず。校内にはフェンリルなぞ足下にも及ばない変人が、すでにいた。
世界最古の魔女アラディアを称するその生徒はどう見てもコスプレ女だが、透明化することで自身が扱う魔法が本物であることを証明して見せる。さらに彼女は、女警官である理田香奈々ら特殊御霊会部隊SGTとやらへの協力を敬雅へと求めるのだった。
弱みを握られ、初めは半ば脅迫される形で応じざるを得なくなった敬雅は、まもなく魔法の法律が支配する世界で行われる悪事を目の当たりにすることになる。
同級生への襲撃、連続不審死、偽札作り。それらの背後に横たわる、魔術の影。こうなっては放っておけないのが彼だった。
やがて〝見たら死ぬ動画〟の裏に隠された罠を前に、方向性の違いから喧嘩別れしそうになる敬雅たち。それでも短期間で養われた彼らの信頼は、どうにか事件を解決に導いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 21:15:47
40628文字
会話率:43%
職場と家族を失い、佐々良ひさめは旅に出る。浜辺で出会った老齢の男にもらった飴を舐めて眠ると、ゲームの導入のような夢へ。そこで得たスキルや特殊能力を起きた後に使ってみると、〈透明化〉しながら〈飛行能力〉を発揮できた。野垂れ死に覚悟だった旅はや
がて意外な出会いと失った記憶を彼女にもたらすことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 19:00:00
138693文字
会話率:23%
ふと転生したい思ったら腐乱死体に転生にした。直ぐまともな姿に変化させた。妖気は私の好物だ。精神生命体に転生したらしい。
安倍晴明の家に行った。いろいろ話て協力することにする。晴明と一緒に邪の存在を退治していく。怨念を持って魔物化すること
が多いことに気付く。怨念の対象を懲らしめることこそ解決の方法だ。怨霊の話しを聞きそれを解決する内に晴明と距離ができる。
遂に晴明と対決だ。私は晴明を殺したくない。私は晴明の法力を受け透明化した。
姿を変え京都で活動した。怨霊の話を聞き恨みを晴らす活動だ。晴明の仕事を失敗させることが多いが仕方ないことだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 07:24:11
3565文字
会話率:41%
地獄の蓋(門)を開いた者たちの末路。
エブリスタにも投稿してます。
最終更新:2024-05-29 13:00:00
1716文字
会話率:0%
ある夜のこと。その青年は無意識に歩を速め、やがてそれは全力疾走へ移行した。息を荒げ向かう先、彼自身も信じがたい。まさか――
「ゆ、UFO……?」
そうとしか言いようがないその飛翔体が人けのない林の中へ降りて行くところを青年は目にし、
そして今、木の陰からその姿をまじまじと見つめるのだった。
……しかし、どうしたのだろうか。UFOが突然、フッと姿を消したではないか。
いや、透明化。光学迷彩というやつだろうか。よくよく目を凝らせばそこにあることはわかる。そして、なにやら空間に穴があいたかと思えばそこから人が降りてきた。恐らくそこがUFOの扉だったのだろう。さらに目を凝らした青年は思わず声を上げそうになり、慌てて口を押さえる。
が、それは無意味だった。夢中になるあまり亀が首を伸ばすように青年は木の陰から身を乗り出していたのだから。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-24 11:00:00
2967文字
会話率:76%
「どういうことだ?私は服を着ていたはずだが……」
透明化の実験中、気が付けば、天才科学者東明(あずまあきら)は、剣と魔法の世界に立っていた。
元の世界へ戻るべく探索を開始した天才科学者、しかし、この異世界で彼はあまりにも無力だった!
藁でぐるぐる巻きにされ、東明は名前までも奪われてしまう。
彼の名前を奪ったのは巨乳デカ尻の女剣士、カリエンテ。
咄嗟に猫の物まねした東明を気に入ったカリエンテは東明を奴隷にしてしまう。
復讐を誓った東明は透明化の秘薬『トウメイン』を使い、カリエンテにエッチな悪戯を試みるのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 12:15:40
90983文字
会話率:47%
神託者と呼ばれる、特別な力を持った人間が存在するこの世界。
高校二年生の主人公、鐘ヶ江悠は”透明化”の能力を持っている。
「自分が神託者であると知られたら絶対に普通には生きられない」と考えている彼は、能力を持っている事がバレないように様々
な工夫をしながら生きていた。
しかし、そんな彼の前に突然あらわれた”瞑”と名乗る謎の人物との出会いによって、彼の生活は一変してしまう。様変わりしてしまった日常の中で、果たして彼はどのようにして生きていくのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 02:00:00
20387文字
会話率:32%
取り立てて秀でた特技や特徴が無い25歳うつ病独身男性が
突如、異世界に無理やり呼び出されてひどい目に遭う
天使によって自殺を禁じられた彼を待ち受ける過酷な運命を
「記憶能力強化」と「透明化」によって何とかしようとする物語
最終更新:2023-06-17 15:50:19
340023文字
会話率:54%
俺の名はディール、何処にでも居る普通の冒険者だ。
パーティー名は“バスターロール”最初は幼馴染みのエナと二人で冒険者登録をしてギルドランクを上げていたんだけど限界が来て仲間を募集したところ、何だか俺が一番弱くなっちゃって荷物持ちになっ
てしまったんだ。
リーダーも俺からガリアスって奴になっちまって、新しく仲間の荷物持ちが入った事で俺は用済みだってさ。
取り敢えず、パーティーを抜ける前に渡されたスキル本が透明化で役に立たないスキルだと思ってたけど、そんな事は無かった話を始めるよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 08:36:11
66319文字
会話率:72%
公国の都フィラハには公国立の魔法学院があった。その新入生ティスカは成績は優秀でもサボタージュ常習犯の問題児。ティスカはある日、エルフの同級生が人間には不可能な透明化魔法を使用するのを目撃する。それをきっかけに友達になった二人が紡ぐ学園スト
ーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 14:49:32
11659文字
会話率:64%
魔法科学研究者のレヴィンと妻のヒルデは透明化できる薬の研究に励んでいたが、ある夜、家に男達が押し込み、研究資料を奪おうとする。恐怖したヒルデは実験段階の薬を飲み、男達の目から逃れるが、資料と共にレヴィンは誘拐され、自身の身体は透明化してし
まう――夫と誘拐犯の行方を捜しに、透明になったヒルデは駆け回る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 13:55:31
107645文字
会話率:70%
ある日、舞は物体を透明化させる魔法陣を偶然発見する。
魔法陣をインビジブルと名付けた舞は、研究を続けながらそれを使い自身を透明化していたずらをするようになるのだが、あることを切っ掛けに欲望が膨れ上がっていく。そしてインビジブルの魔性の力
に次第に憑りつかれた舞は、遂には大きな罪を犯してしまう。
そんな舞は兄の優樹のお陰で留まることができたのだが、今度は失くしたポンチョが原因で殺人事件が起きてしまう。
これ以上妹に罪を着せるわけにはいかない優樹は、インビジブルを回収するため警察と化かし合いをしながら、親友の霧崎と共に見えない犯人を追う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 18:37:44
201162文字
会話率:58%
幼馴染のハウルと婚約したミエル。幼馴染として仲良くしてきたハズなのに、一年前からは何故か素っ気無い態度のハウル。婚約を解消する為の話し合いに行った際に誤ってハウルの作った魔法薬を浴びてしまう。
その魔法薬の効果は《透明化》でありミエルは透
明人間になってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 05:00:49
7660文字
会話率:49%
「空飛び人間と透明人間が戦っても敗者はいない。
空飛び人間には攻撃なんか当たらず、透明人間が仮に死んでも透明化して死体は見つからない。死体が見つからなければ死んでいない。見つからなければ、負けていない。
空飛び人間と透明人間が戦っても敗者は
いない
そして、勝者もいない。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 10:37:32
9794文字
会話率:90%
ごくごく普通のサラリーマンをしていた、俺(矢崎 歩)は、あり得ないような事故に巻き込まれて命を落とした。
落とした、はずなのだが、俺の死には、俺の知らないところで手違いがあったらしく、無かったことにしてくれるらしい。
ただ、その為に出された
条件というのが少々大変で、知らない世界で色々なトラブルを解決していかなければならない!らしい。
なんでそんな自虐的なミッションをこなしているかというと、もちろん報酬付きのミッションだからだ。
各世界、各時代で与えられるミッションは様々だ、王道の魔王退治、国家の設立、要人の護衛。
数か月程度で終わるものもあったし、長い年月を要するものもあった。
それどころか、転生して、その人物としての一生分を費やさなければならないなんていう、とんでもミッションもあったくらいだ。
ただ、各ミッションにつき、必ず何かスキルを持ってスタートになる。
そして、最終的に俺の元の人生での死を無かったことにしてくれる時に、成功したミッションの中から、好きなスキルを一つ獲得して帰れることが報酬だ。
それを聞いた時、俺の頭の中ではどれほどの野望が渦巻いたことか!
透明化、未来予知、錬金術、瞬間移動!
不老不死や魔術の類もちょっと憧れがあるけど、正直現世ではまともな生活は送ないだろう。
兎にも角にも、最終目標は生き返る(元の生活に戻る)こと!
そして、でっかいお土産(スキル)を使ってウハウハ現世ライフだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 23:07:37
155417文字
会話率:26%
仕事に追われる毎日を送る主人公のスマホにある日、ソーシャルゲームという名前のアプリがダウンロードされる。そのアプリはなんと、現実世界をソシャゲのように変えてしまうものだった。
ソシャゲのように、ポイントを貯め、貯まったポイントでガチャを引く
。なんとガチャからは現実世界で役立つ様々なスキルが出てくるのだ。
「透明化?…男の夢のスキルじゃん。」
「瞬間移動?…何それヤバイ。」
「しかもミッションをこなすと、お金ももらえる?あれ、これ仕事辞めれんじゃね?」
これはそんな、一人の男が現実世界で自由気ままな生活を手に入れていく話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 21:00:00
1258文字
会話率:52%
容姿や才能に恵まれず、臆病な主人公――長瀬春樹 彼には誰にも打ち明けていないある能力があった。 それは〈透明化〉 怖くなった時、逃げ出したくなった時彼は透明人間へと変わり、姿を消すのだった――
最終更新:2021-05-17 22:22:39
4447文字
会話率:57%