主人公、水無月 奏(みなづき かなで)はひょんな事件から警察の特殊捜査官に任命される。
そして、同じ特殊捜査班である、透(とおる)、紅蓮(ぐれん)、槙(しん)、そして、室長の冴子(さえこ)と共に、事件の「真実」を暴き出す。
その事件
がなぜ起こったのか?
本当の「悪」は誰なのか?
そして、その事件と別で最終章に繋がるある真実……。
こちらは全部で第七章で構成されています。第七章が最終章となりますので、どうぞ、最後までお読みいただけると嬉しいです!
よろしくお願いいたしますm(__)m
*アルファポリスでも連載中です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 05:40:00
457185文字
会話率:48%
幼い頃からずっと透の事が大好きな芹香はある悩みがあった。
それは身長差……。
芹香は自分の好きな人より身長が高いことに悩まされている……。
そこへ、低身長のライバルが現れて……!!!
こちらは、代表作である「はい!こちら、
中学生パトロール隊です!!」の番外編で颯希の兄である結城 透と幼馴染の阿久津 芹香の一途な恋愛ものとなります!
時間の流れで行きますと、「はい!こちら、中学生パトロール隊です!!」→「はい!こちら、中学生パトロール隊です!!番外編」→「ファクト ~真実~」と言う流れになります。
良かったら最後まで読んでみて下さい!!なお、こちらの作品は完成しておりますので、連載が途中で切れることはありません!
よろしくお願いします!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 17:38:59
50293文字
会話率:48%
高校二年の春。
風間透真は、イラストを描くのが得意なクラスメイト・朱音から、ある日、Vチューバー用のアバターを受け取った。
「かっこいい男アバターって頼んだよな……?」
送られてきたのは、透き通るような銀髪の美少女アバター。
しかも――
「透真、顔も声もほとんど女の子だし、これでやりなよ」
押しに弱い彼は流されるまま活動を始め、演じる少女《夜乃ひかり》は瞬く間にネットで話題を呼ぶ。
わずか半年で登録者は10万人を超え、ついには国内大手V運営会社「NeonLive」からスカウトされる。
まさか、自分が“人気美少女Vチューバー”になるなんて。
誰にも知られてはいけない。朱音以外には――
……そう思っていた。
けれど、幼馴染だけは例外だった。
「ねえ、透真。……これ、君だよね」
保育園からずっと一緒に育ってきた同級生・成瀬紬は、
たった数秒の配信で“ひかり”の正体を見抜いていた。
「あんたの声、ずっとそばで聞いてきたから」
彼女にだけは、嘘がつけない。
けれど、この関係が壊れるのが怖かった。
秘密を抱えたまま、少しずつ歪んでいく距離感。
そして、透真の“演じる声”に、紬が抱きはじめた想いとは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 00:09:40
5200文字
会話率:44%
成績は最下位、教師からも見放され、誰ともつながらない。 透明な存在として過ごしていた高校生の「ボク」は、ある日、あるものを手に入れる。 知識は武器に、孤独は自由に変わっていく。 世界の“構造”を問い直す物語。
最終更新:2025-06-25 23:02:38
3225文字
会話率:6%
十年前に当時の東京を襲った「旧都大怪災」。それは半透明の体を持った未確認生命体「地幻獣」が続々と人間を襲い命を奪った凄惨なものであると同時に、東京から首都機能を失わせ、日本という国を作り替えた。
その大怪災を収めたのは日本防衛軍の五二三
特別編成部隊という組織で、5―2―3特別遺伝子配列を持ち、特定の物質や事象を操ることのできる人間で構成されたものであった。
その後の研究により、旧都・東京に再び地幻獣が現れる確率はゼロではないという結果が出ると、日本政府は五二三特別編成部隊を独立させ、居住困難区域となった旧都を守る通称アルテミスという団体を作った。
ある年の、七月五日。それは旧都大怪災から十年が経つ日であり、アルテミスの入団試験の日でもあった。新都・大阪から来た瑞城祥雲は会場で大怪災以前に親しかった幼馴染、晴姫と再開するが、とある赤髪の女の策略に巻き込まれてしまい、祥雲と晴姫はともに試験を失格になってしまう。
その後、二人に与えられた選択肢は新都に帰るか、旧都で生活しながら来年のアルテミス団員選抜試験を目指す旧都浪人になるか、の二択だったが、二人は各々の目的のため、旧都浪人になることを選ぶ。
ふたりの知り合いでもあり、旧都で警察官として働く姫川優鵺は、そんなふたりの決意を前にして、彼らに翠翠飯店という名の中華料理店を紹介する。翠翠飯店は中華料理店を営む傍ら、独自のシステムで地幻獣出現を察知し討伐を行っている組織だった。ふたりは半ば流されるように翠翠飯店の仲間になる。
一方で、祥雲には異変が起きていた。というのも、彼が旧都へ来た理由はアルテミスで働いている音信不通の母を探しに来たというものだったが、その母に関する記憶がだんだんと薄れてきているのだ。
異変を感じつつも晴姫と共に上司であるライトから課せられたミッションに挑んだり、地幻獣との戦ったりする中で徐々に変化していく祥雲であったが、ライトと翔榎がその調査に手を付けると、とある事実が判明する。
その事実を確かめるために、アルテミスの秘匿された地下研究所へと乗り込むことになった翠翠飯店のメンバーたち。しかし赤髪の女・霧南の邪魔が入り、翔榎が相対する中、祥雲が誘拐されてしまう。とにかくアルテミスへと向かうメンバーたちであったが、そこには巨大な鯨の形をした地幻獣が待ち受けていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:30:00
7110文字
会話率:23%
浮気をされて心に傷を負った夏目十郎はあまりの惨めさから自殺を思う程追い詰められる。そんな時に出会った―――いや、出遭ってしまった女性こそ、祀火透子だ。
天候に拘らず日傘を差した姿が印象に残る彼女は、あまりに無様で情けなく閉じ籠っていた俺
を気に入り、完膚なきまでの復讐を果たそうと誘いかける。その手始めに、体裁として俺の恋人になってくれるとも。
その時は、まだ知らなかった。
局地災害指定、祭火透子。
彼女はどんな手段を経ても目的を達成する。たとえその周囲が瓦礫の山になっても関係ない。
それが出来るなら社会は、台風を法で罰する事が出来るだろう。
※当作品はカクヨムでも更新されていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:17:17
321225文字
会話率:66%
住む場所と仕事を失い途方に暮れた琴音は、月灯り図書館に併設する食堂を任される。お店の名は「月光食堂」アクアマリンをとかしたような澄んだ湖に面し、背後には緑滴る森という、ひっそりとした美しい地にある月光食堂。そこは寂しさを抱える人、孤独な人が
ようやく息をつける場所だ。自らも母に捨てられ孤独を知る琴音は、月灯り図書館の館長である透真と共に、温かな居場所を作っていく。穏やかな人とのつながり、月光食堂は琴音にとっても皆にとってもかけがえのない場所となっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:06:32
64510文字
会話率:33%
いつも通り家から近いコンビニで食べるものを買いに行く殻崎透。買い物を済ませコンビニから出ると…なにか好奇心を際立てる扉が一枚あった。さっきまではなかったその扉に近づき、そっとドアを開けると…
最終更新:2025-06-25 22:05:43
76139文字
会話率:34%
藤咲ゆうなはクラスではぼっちJK。だがASMR配信系VTuberとして人気を博している。
ある日、学園の美少女・朝霧透子に突然、小声で話しかけられる。
「藤咲さん、声がすごく……かわいい」
その日を境に、気づけばモデル、JK小説家まで謎
の溺愛モードに突入。
地味で目立たない私が、なぜかクラスの美少女たちに囲まれているの?
そもそも、なんで私が小声で話すだけで悶絶するの?
これは、身バレしてないと思い込んでいる神ASMR配信者と、それをとりまく限界オタクJKたちの物語である。
※こちらはカクヨムでも連載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 21:10:00
8936文字
会話率:22%
可愛らしいボブカットの少女は、女冒険者だ。透き通るような綺麗な青い髪に、青い瞳。
まだあどけなさの残るその顔とは裏腹に、落ち着きのあるベテラン冒険者のたたずまい。
腰には、二振りの剣をさしてマントを羽織り、ザックを背負って冒険を求め旅をす
る。
しかし、彼女には冒険者の他にもう一つ、名乗っているものがった。むしろ、彼女はこっちを名乗りたかった。
彼女は、キャンプをこよなく愛するキャンパーだった。むしろ、キャンプしたいが為に野営をする事が多い冒険者になったというべきかもしれない。
そんなちょっと変わった少女の珍道中が今、幕をあげる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 21:04:40
3289613文字
会話率:50%
『いいから、やるんだ。これは、決定事項だ』――ブラック企業の歯車として、心身をすり減らし、最後はあっけなく命を落としたシステムエンジニア、相馬透。
彼が次に目覚めたのは、地獄のような異世界だった。
人生をやり直せるのか?と思ったのも束の
間。転生した姿はなんと、ステータス一桁の最弱モンスター【ワーム(ミミズ)】だった!
「ミミズとか、冗談だろ!? 開始5分で踏み潰されてゲームオーバーじゃねえか!」
神々の気まぐれか、あるいは悪意あるバグか―――。
理不尽なスタートに絶望しながらも、彼は前世で培った「プログラミング的思考」と、与えられた二つのスキルを駆使して、泥臭く生き抜いていく。そして魔物の死骸を喰らい、スキルを奪い、じわじわとレベルを上げる日々。
転機は、朽ち果てた【古代竜の骸】との遭遇だった。
「99.9%精神崩壊」の警告を無視し、人生を賭けた大喰らいの末、彼はついに人型の肉体と、竜の力を手に入れる。
これは、天から「リジェクト(棄却)」された、一匹の虫(バグ)が、お人好しな性格ゆえに仲間を増やし、やがて世界の理不尽なルールそのものに牙を剥き、世界そのものを喰い破る、反逆の物語。
最弱から始まる、成り上がりファンタジー。開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 20:30:00
71929文字
会話率:28%
時代は、21xx年。
一般家庭にもVRヘッドギアが浸透し、主人公である佐野蒼の家にも届いた。
これは、主人公がこのゲームで「伝説」になるまでの物語だ。
最終更新:2025-06-25 20:10:00
65712文字
会話率:34%
大学生の加賀利亜夢(りあむ)は、見知らぬ女の子が家に侵入しているところを見つける。
彼女は赤城麗羽(れいは)という、同い年の女の子。
どうやら彼女は本物の幽霊のようで、壁をすり抜け、体を透明にすることができるようだ。
「幽霊だって、ポ
テチが食べたくなるときがあるんだよ」
彼女は、まるで自分の家に居るかのようにポテチを摘まみ食いして、ソファーでくつろぎ、テレビを見始めた。
すると、利亜夢(りあむ)の父が帰ってくるが……
「父さんには、見えないのか……」
彼女のことが見えるのは、どうやら俺だけのようだ。
「利亜夢くんには、生きる喜びを知ってもらいたいな」
彼女は、どこか切なげに、そう言った。
どうして彼女は幽霊になってさまよっていたのだろうか……
どうして彼女は死んでしまったのだろうか……
幽霊となった女の子との不思議で切ない、青春純愛ラブコメ、ここに開幕!
※カクヨム様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 20:10:00
77432文字
会話率:46%
本作は元々中国語で書かれた作品であり、現在はAIを用いて日本語に翻訳されています。
翻訳の過程で意味が通りにくい箇所や誤りがある場合がございますが、何卒ご容赦ください。
ご指摘や修正のご提案があれば、ぜひお知らせいただけますと幸いです。
魔女——それは、世界に影響を与える存在。
かつて人類の文明は一度滅びた。
だが、魔女たちの導きによって、徐々に再建されていった。
この物語は、魔女の影響を受けた世界と、
魔女の子として生まれた主人公を描く。
此原著為中文作品,目前透過AI翻譯成日文,如果語意有不通順或是翻譯錯誤敬請見諒。
有錯誤或需要修改的地方,歡迎提出。
魔女,足以影響世界的人。
人類的文明曾毀於一旦,但在魔女的帶領下逐漸重建。
魔女影響之下的世界和身為魔女之子的主角。
中文原著在Penana連載中,歡迎中文讀者前往閱讀<第四魔女:消逝的痕跡>
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 19:00:00
77770文字
会話率:23%
英雄王グランディウスの子孫には、精霊の声を聴き、導く力を強く発現する者が生まれた。
精霊の祝福を受け、花開いたような瞳と、光に透けて色を変える髪を持つ彼女たちは〈精霊姫〉と呼ばれた。
精霊姫であるマリーエル・グラウス・ディウスは、成人の儀の
際に、深淵の女王と名乗る者の襲撃を受ける。
深淵の女王は、影を使役し、世界を絶望に染めようとしていた。
辛くも女王を退けたマリーエルは、影の力に抗う為、全てのモノが巡り還る処〈世界樹〉の枝葉を蝕む、澱みを祓う旅に出ることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 18:17:06
74076文字
会話率:44%
ラクラスは、読書好きで魔導研究者になりたい一五歳。力を欲せず、争いを好まない。心優しく可憐な少女。
――少女の世界の始まりは、終わりと同時に訪れた。
氷結世界の極寒すら蒼褪めるような鋭い視線、一点の淀みも無い透き通った翠緑の瞳。その瞳の
奥には、想いを貫く強い意志と、哀愁を帯びた調べ。
奏でる旋律は、滅びへの導き――。
ラクラスは、「死の祝福」と「闇の加護」を宿し、贖罪の十字架を背負う、絶対領域の少女。
「祝福」は力、「加護」は守、「支配」は使者。
「祝福」、「加護」、「支配」を頂点の名前として描いた神の三角形。その三辺の内側領域に属する極一部の者の総称を絶対領域(Absolute Territory)という。
絶対領域……。
それは、禁忌の力。人智の及ばぬ力――。
キメ細やかな柔肌。薄く桜色に染めた頬。絹のような光沢を放つ艶やかで張りのある、腰まで真っすぐに伸びた線の細いサラサラとした金色(こんじき)の髪。小さく華奢で触れると壊れてしまいそうな幼さの残る肢体。
背筋が凍りつくような神気をまとう人形のように美しい幻想的な少女が、力の代償として生まれながらに失ったものは眠りの世界に広がる『夢』。
暗黒が支配する終わった世界の眠りに堕ちた少女は、永久の闇の果てに光差す世界の始まりを求めて、運命に抗うことを決意する――。
ラクラスの『夢』探しの旅と出会いの物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 18:04:57
186321文字
会話率:37%
【ほぼ、できれば、多分、しばらくは毎日更新!】
交通事故で死んだ俺、玉森 透(たまもり・とおる)。
目が覚めたら異世界転生――じゃなくて転「生」失敗!?
魂だけの存在《ウィル・オー・ザ・ウィスプ》として、
しょぼい初級ダンジョン「鬼の巣」に
火の玉状態で出現!
攻撃手段は“ろうそくレベルの熱”がある《鬼火》のみ。
MP消費なし!だけど火力もなし!
スキル《物理無効》だけを頼りに、壁に隠れ、地面に潜り、
地味に、コソコソ、しぶとく、生き延びる!
「俺、YOEEEけど、まだ死ぬ気はないからな!」
進化もスキルも、すぐには手に入らない。
でも、あきらめなければ、いつか“ちゃんと強くなれる”って信じてる。
これは、火の玉として目覚めた俺が、
チートも仲間もないままちょっとずつ強くなっていく異世界のんびり成長記!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 18:00:00
53152文字
会話率:18%
人とアンドロイドが共に暮らすことが当たり前になった時代。
人々は彼らに「感情」を与え、「家族」や「友達」として迎え入れるようになった。
だが、その“心”はあくまで模倣されたもの——そう信じられていた。
春日透、小学六年生。
表面上は何も変
わらない毎日を過ごしていたが、家族の喪失という過去を抱え、誰にも見せない心の奥に、まだ言葉にならない痛みを沈めていた。
そんなある日、透の家に感情支援型アンドロイド「ユイ」が届けられる。
見た目は透と同じ年頃の少女。人間のように喋り、笑い、けれどどこか、人間ではない。
冷たく接しながらも、ユイと暮らす日々の中で、透の中の“なにか”が少しずつ変わりはじめる。
それは、閉ざしていた心が静かにほどけていくような、小さな芽吹き。
ユイには感情がある。だが、「恋」という感情だけは、設計されていない。
彼女が“それ”に気づくまで、まだ長い時間がかかる。
そして、その過程で透もまた、自分自身と向き合うことになる。
これは、少年とアンドロイドのあいだに芽生えた、静かで、純粋で、長い長い旅の記録。
「人の心は、どうしてこんなにも複雑で、あたたかいのだろう」
プログラムでは測れない、心と心の距離を描く青春譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 18:00:00
57599文字
会話率:33%
高校2年生の紙透明斗のクラスには、青山氷織という女子生徒がいる。才色兼備な氷織は男子中心に幾度となく告白されているが、全て振っている。クールで笑顔を全然見せないことや、「氷織」という名前から『絶対零嬢(ぜったいれいじょう)』と呼ぶ人も。
明斗は半年ほど前に一目惚れしてから、氷織に恋心を抱いている。しかし、落とし物を拾ったり、図書室で本を取ってあげたりするくらいの関わり。フラれるのが怖く、氷織に告白できずにいた。
ある春の日の放課後。ゴミを散らしてしまう氷織を見つけ、明斗は彼女のことを助ける。「紙透さんには助けられてばかりですね」という氷織の言葉をきっかけに、明斗は氷織に告白する。
「これまでの告白とは違い、胸がほんのり温かくなりました。好意からかは分かりませんが。断る気にはなれません」
「……それなら、俺とお試しで付き合ってみるのはどうかな?」
明斗のそんな提案を氷織は受け入れ、2人のお試しの恋人関係が始まった。
一緒にお昼ご飯を食べたり、放課後デートしたり、氷織が明斗のバイト先に来たり、お互いの家に行ったり。そんな日々を重ねるうちに、距離が縮み、氷織の表情も少しずつ豊かになっていく。告白、そして、お試しの恋人関係から始まる学園ラブコメディ!
※最新作がスタートしました!(2021.4.1)
※1日1話ずつ更新していく予定です。
※カクヨム、アルファポリスでも公開しています。
※ブックマーク登録、感想、評価、レビューをお待ちしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 17:16:41
844296文字
会話率:56%
「郷を滅ぼした人間は、皇宮にいる。だから私はその者たちを必ず見つけ出して、仇を取らなければならない」
何千年もの歴史の中で、初めてとなる女性の神力者・月花泉凪(つきはないずな)。
大切な者を守るため、家族の仇を討つため、そして真実を知るた
めに、史上初の女性の神力者、そして次期皇帝候補とし、男性だらけの皇宮でその命をかけ生きてゆく。
※若干の百合、BL描写があり。私情により、毎日更新はできません、ご了承下さい。ですが、沢山できる時は沢山します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 16:50:00
188127文字
会話率:32%
王都の中央にそびえる白亜の塔――その頂には、選ばれし者のみが入ることを許された「王都学院」が存在する。魔法と剣の才を持つ貴族の子弟たちが集い、王国の未来を担う人材が育つこの学院に、一人の少女が通っていた。
名はベアトリス=ローデリア。金
糸を編んだような髪と、透き通るような青い瞳を持つ、美しき伯爵令嬢。気品と誇りを備えた彼女は、その立ち居振る舞いひとつで周囲の目を奪う、まさに「王都の金の薔薇」と謳われる存在であった。
だが、彼女には胸に秘めた切ない想いがあった。
――婚約者、シャルル=フォンティーヌ。
同じ伯爵家の息子であり、王都学院でも才気あふれる青年として知られる彼は、ベアトリスの幼馴染であり、未来を誓い合った相手でもある。だが、学院に入ってからというもの、シャルルは王女殿下と共に生徒会での活動に没頭するようになり、ベアトリスの前に姿を見せることすら稀になっていった。
「ベア、また一人で昼食か?」
友人の一人が声をかけても、彼女は微笑みで答えるだけだった。その微笑は、どこか寂しげで、冷たい風のようだった。
「私は平気よ。彼には……王女殿下という、ふさわしい方がいらっしゃるもの」
そう言ってベアトリスは、手にしていた魔導書を閉じ、立ち上がる。そして学院を離れ、城壁の外れにある「旧市街の地下迷宮」へと足を運ぶのだった。
かつて王都を守るために築かれたその地下迷宮は、今では訓練場として解放されており、一定以上の許可を得た生徒ならば立ち入りが認められていた。だが、危険な魔物が潜むその場所に足を踏み入れる者はそう多くはない。
しかし、ベアトリスは違った。
「──火よ、我が敵を焼き尽くせ。“クリムゾン・レイン”!」
紅蓮の雨が降り注ぎ、現れた魔物たちが一瞬で灰と化す。彼女の魔力は学院でも屈指のものであり、その戦闘技術もまた実戦経験に裏打ちされたものだった。
怒り、悲しみ、失望。シャルルへの報われぬ想いが、彼女の心に炎を灯し、それが戦場での強さとなって現れる。何度も迷宮に足を運び、何百、何千という魔物を打ち倒すうち、いつしか彼女は「地下の女王」とまで呼ばれるようになっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 16:10:00
165212文字
会話率:37%