乙女ゲーム史上、最大、最高、最鬱と呼ばれた「君と紡ぐ恋物語~輝く王国の未来~」、通称「キミツグ」。
広辞苑を凌ぐとまで言われるほどの膨大なテキスト量と、複雑に枝分かれした選択肢の先にある100にも及ぶマルチエンディング。
一千万通りを超える
組み合わせのほとんどが99のバッドエピローグに通じ、真のハッピーエンドと公式発表されているゴールに到達する組み合わせは、その内のたったの1つという鬼難易度。
発売から一か月がすぎても、誰一人として真のエンディングに到達したという報告がネット上に上がることはなかった。
アラサー社会人の『風祭 理沙』はプライベートのほぼ全てを「キミツグ」へと捧げ、最初の真のエンディング到達者を目指し、寝食も忘れてゲームに没頭していた。
そんな無理がたたったのか、徹夜でキミツグをプレイしていた翌朝、強いめまいと共に倒れてしまう。
そして彼女が目覚めた時、理沙がいたのは馬車の中。
目の前に座る上品そうな老人が理沙に向かって――
「お目覚めになられましたか。お嬢様」
黒髪の前髪ぱっつんの日本人形のような髪型の少女。
やや吊り上がり気味の鋭い目つき。
やや丸顔だけれど整った容姿の令嬢。
リサ=フィッツジェラルド
キミツグに登場する悪役令嬢である少女の中に理沙はいた。
知識チート?
逆転ざまぁ?
そんなの無理無理!
理沙の目覚めた世界は、すでに本編の終わった後の世界。
辺境へと追放される途中のリサだったのだから。
婚約破棄され、王都を追われ、辺境の領主となった――リサっぽい理沙。
唯一の救いはリサのこれまでの記憶を受け継いでいるということ。
十年後には必ず滅びる王国で新米領主として過ごすことになった理沙。
ただのゲーム好きなOLだった彼女が目指す真のエンディングとは?
※乙女ゲームっぽい展開の話ではありません。
※恋愛要素、ラブコメ要素はありません。
※攻略キャラとのラブラブいちゃいちゃはありません。
※ありそうになった場合は全力で回避します!
※リア充爆発しろ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 17:00:00
54900文字
会話率:31%
不遇ヒロインが千文字で逆転ざまぁのハッピーエンド。
―― ホウキで空を飛ぶのが当たり前の国。
どうしても飛べないために家族から厄介者扱いされて育ち、ついに棄てられた令嬢は 『飛ばない』 青年と出会う。
第6回なろうラジオ大賞参加作品です。
最終更新:2024-12-29 07:20:00
1000文字
会話率:41%
乙女ゲームのヒロインに憑依したと思ったらどうやらここは悪役令嬢逆転ざまぁ劇場の世界だったようです。頑張ったんですけどあえなくざまぁされました。そんなヒロインを元の世界の家族が迎えに来てくれる話。悪役令嬢が可哀想。
最終更新:2024-04-11 22:53:22
9596文字
会話率:17%
乙女ゲームの世界に、悪役令嬢として転生した私は、今、まさに婚約破棄されている真っ只中。
「貴様は婚約破棄に加え、不敬罪に問われたいようだな。……この場で貴様の首を落とすことも、できるのだぞ」
ブギ切れる王太子。その彼に対し、私は問いかける。
「殿下。もし、私に剣を向ければ、それは国家反逆罪になりますが、それでもよろしいのですか?」
果たして悪役令嬢である私は、どんな大逆転ざまぁを繰り広げるのか!?
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆
(C)一番星キラリ All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 22:00:52
17215文字
会話率:29%
悪役令嬢転生モノの、逆転ざまぁされる悪役ヒロインに転生した。平民(孤児)のままでいいんですけど不自由ないですし…の別視点ものです。
公爵令嬢マルガレーテ嬢が主人公のお話。
ちょっと原作と差異があります。
ストレス解消の1本なので気楽に読ん
でください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 17:35:42
7029文字
会話率:28%
転生したと思ったら、断罪ざまぁ返しされる悪役ヒロインだった。
キモデブ男爵が「私の娘だ」って迎えにきたけど、お断りします。
孤児として生活して将来シスターになる予定なのでお帰り下さい。
ふんわりファンタジー設定の年の差婚ネタです。
設定に
深みはないです。
悪役令嬢も転生者です。
ちょっと夜な表現を入れたつもりなので、R-15っす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 14:00:35
10074文字
会話率:28%
この世界が、悪役令嬢が無双した挙げ句、断罪されかかるところを逆転ざまぁするという、もはや誰得の恋愛シミュレーションゲームと同じだと私が気付いたのは、まさに悪役令嬢を断罪する舞台の上だった。
ざまぁ返しされる、ぽんこつヒロインのニーナとして
転生したと気付いた時にはもう遅い。
私の明日はどっちだ。
※全方位的にひたすらぬるいお話です。
※ざまぁはしません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 18:30:29
10508文字
会話率:32%
ある時は淑女、またある時は悪役令嬢。いえ、殆ど悪役令嬢。
そんな公爵令嬢シェリーの影武者を十年も演じているポピーは我慢の限界にきていた。
が、しかし、転機が訪れたのだ。
たまたま使用人へ戻っていたポピーは、シェリーの婚約者、エ
リオット王子に呼び出され、な、な、何と、婚約破棄したい旨を知らされる!
これは『ざまぁ』の大チャンス!!
今までの鬱憤を晴らすかの如く、王子に協力する事を快諾する。
「よおし、仕返しするからね!!」
ーー密かにほくそ笑むのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-14 22:00:00
77765文字
会話率:59%
よくある婚約破棄。
しかし、よくある逆転ざまぁは起きず、ヒーローが颯爽と助けに現れることもなかった。
最終更新:2020-05-12 22:23:12
3313文字
会話率:6%