義理の姉に虐げられていたエルナはこの国の守護竜の生まれ変わりであることを思い出した。初代国王である勇者を背に大空を飛び回ったのだが、義姉は、自分こそが守護竜の生まれ変わりであると主張する。
「自身でもまさかという思いもございましたから、今
日まで誰にも告げることはできませんでしたが、私は竜としてこの空を羽ばたいた記憶がございますの!」
(こ、ここまで堂々とするのは逆にすごい、なんというアドリブ力!)
そして、どうやら勇者も生まれ変わり、王様になっているようだ。
※短編版題名【竜が花嫁】の連載版です。
※短編と序盤はほぼ同じではありますが、一部キャラが増えるなどの変更点あります。ゆっくり更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 11:37:18
223882文字
会話率:45%
義理の姉に虐げられていたエルナは自身が、この国の守護竜の生まれ変わりであることを思い出した。初代国王である勇者を背に大空を飛び回ったのだが、義姉は、自身こそが守護竜の生まれ変わりであると主張する。
「自身でもまさかという思いもございました
から、今日まで誰にも告げることはできませんでしたが、私は竜としてこの空を羽ばたいた記憶がございますの!」
(こ、ここまで堂々とするのは逆にすごい、なんというアドリブ力!)
そして、どうやら勇者も生まれ変わり、王様になっているようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 16:33:15
29778文字
会話率:36%
「私」はある私立の理系単科大学に通う学生である。数年前に起こった研究論文にまつわる問題を受けて新設された「研究倫理」という講義は必修で、理系学部の1年生全員が受けることになっていた。全く厳しくなく、毎回出席すればA以上が確定するという評判だ
ったのだが……。「私」はBだった。皆勤したにもかかわらず、Bだった。そのことをうっかり漏らしてしまった「私」は友人たちに言われるのだった。
「嘘でしょ?w」
「逆にすごいな、それw」
「さすがに研究倫理Bは社不」
「ちゃんと出席してた?w」
プライドをずたずたに引き裂かれ「Bっていうのは‘’Best‘’のBだから」と言い返すのがやっとだった「私」が帰宅後に取った行動とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 22:25:13
1471文字
会話率:19%
「ようこそ、勇者達よ。どうか、私の国を魔族の脅威から救ってほしい…」
いつもと変わらない、平凡で退屈な生活が続くと思っていたある日、ある学校の生徒達は異世界に召喚された。それも、恐ろしき魔族から国を救うという大役のために。
恐ろしさに震える
クラスメイト達を見て、ある一人の生徒が立ち上がる。
「望まれているのなら、俺はそのために頑張りたい。みんなも、力を貸してくれないか!?」
元の世界でも人望の厚かった彼の言葉に感化され、他のクラスメイト達も次々に応じていく。
こんな事は二度とない、詰まらない日常をただ無為に過ごす運命が変わった今、退く気にはならない―――青年達は拳を突き上げ、一致団結して魔族の脅威に立ち向かうことを決めた。
……ただ一人を除いて。
(こいつら……本心とは裏腹にこんなご立派なことを言えるとは。逆にすごいな)
他人の心の声が聞こえる能力を持って生まれてしまった人間不信の青年が、正義に猛る青年達の中に見た本心とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 10:23:35
6765文字
会話率:9%
突然、異世界と思われる場所に転移させられた春樹と麻美。二人には別に特別な夢や憧れなど無く、平和な日常だけがあればよかった。
俺が何かしたか神様―――そう心で叫んだ春樹。そしてその右隣りにいる麻美も少し震えながら春樹の手を力いっぱい握る。不安
な気持ち、焦りの気持ちが混ざり合う中、春樹はこの世界で生き抜くことを決める。
そうして歩き始めた二人の前に、一人の美しい少女が現れる。
二人はその少女によって、様々な危機に巻き込まれたり、逆にすごい人と関われたりと振り回されることになる。
少女は何がためにこのようなことをしているのか。
少女は何がためにこの世界で生きているのか。
数々の危機を乗り越えた先に少女の謎は明かされる のだ が、それは二人が知るにはまだ早いことだった。 ―――――――――――――――――
この小説は更新の速度が遅いです。でも、物語の内容には一切の曇りはありません。ですので、時間に余裕がある方に特におすすめします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 23:23:38
11793文字
会話率:19%
いじめっこの宗二といじめられっこの智恵。
二人は決してこの関係を崩してはいけない。
それが、自然の摂理だった。
最終更新:2015-03-31 06:00:00
5199文字
会話率:44%