腕利きの傭兵グランバッシュと、旅仲間の神官エレムが手に入れた古代の秘宝『ラグランジュ』。どんな願いも叶えるという秘宝の実態は「願いを叶える為の機会と試練をもたらす」と称して厄介事を招き寄せ、持ち主に苦労させる疫病神的なものだった。
「そ
んな言われ方は心外ですー。『ラグランジュ』は願うものにふさわしい試練と、努力にふさわしい成功を約束する……」
「やかましい! 勝手に人を持ち主に認定してるんじゃない!」
前代未聞、伝説の秘宝を『返品』するための、二人……と一人の旅の行く末は――?
※お待たせしました! <第十一章>灰色の亡霊と救済の姫 更新開始です! 2020/07/22
※<番外編> 副官フォルツのおおむね平穏な日常 完結しました! 2020/06/25折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 11:10:00
1728088文字
会話率:51%
【異世界帰りのでけぇ勇者と、規格外の仲間が現世でやらかす、邪神召喚xギャグxバトルファンタジー!】
異世界からの帰還ラッシュが起きているニッポン。
ファンタジーな世界で活躍していた冒険者たちが、次々と全国各地に返品されていた――。
邪神
の呪いで巨大化・マユゲが繋がるなど、つるつるのゴリラっぽい容姿にされた元イケメンの勇者がいる。
ピョコハマ市の実家に強制送還されて以来、彼は異世界に戻れなくなっていた。
そこで、自称天才プログラマーの彼は、異世界から邪神を引きずり出すシステムを開発していた。
プロトタイプ版システムの完成を迎えたある日。邪神の“お取り寄せ”に成功する。
邪神に解呪してもらうため、イカれた仲間とともにダンジョンを目指す。
※nola、エブリスタなどでも公開中(少しバージョンが違います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 17:39:15
16409文字
会話率:31%
冒険者である俺は、祭りの夜に酔っぱらって、稼いだばかりの大金で奴隷を買う。買ったはいいが、ガリガリで傷だらけの少女だった。
返品不可となって、その少女を仕方なく自分で飼うことに……。
やさぐれたおっさんと不幸な少女の物語
途中で視点が変
わる話が挿入されています。
その話の冒頭にはハートマークをつけてます。
カクヨムでも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 13:00:00
461767文字
会話率:55%
夜の街の片隅に、誰も知らない店がある。
誰かの願いが売られている。でもそれを手に入れるには、何かひとつを手放さなければいけない。
叶えることよりも、願う価値があるかを問われる世界で、小さな少年の願いが、静かに空に響く——。
キーワード:
最終更新:2025-07-02 08:00:25
1421文字
会話率:32%
「レイチェル! お前との婚約を破棄する!」
悪女レイチェルは皇太子から婚約破棄され、妹に奪われた。
代わりにあてがわれたのはバケモノと噂されるマディソン・ヒース辺境伯。
左半身に赤くただれた火傷痕のある、辺境の守護神である。
遅
れてやってきたマディソンは血と火炎の香りを漂わせ、レイチェルに火傷痕に覆われた手を差し出す。
「このような血塗れの手でもよろしいか」
「わたくしはこれほど美しく素敵な手を知りませんわ」
悪女な聖女は返品不可である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 18:07:06
7179文字
会話率:37%
単発アルバイトを続けていた湊。
やっと待ち遠しかった休日が到来し、前日に買っておいたゲームで遊ぼうとしていると突然、宅配員の方が大きな段ボール箱を持って家にやってきた。
しかし、それを頼んだことに湊は見覚えがなく返品をしようとする
も、宅配員の方に口止めされてしまった。
どうしようと考えるうちにダメだと分かっていながらも、次第に段ボール箱の中が気になってしまい、遂には無理やり開けてしまう。
すると、そこから現れたのは…………小さな女の子だった。
ただ、その女の子には何やら秘密があるようで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 08:01:28
2651文字
会話率:29%
彼を解放してあげてください!お金で縛り付けるなんて最低です!
そう、いきなり目の前の少女に叫ばれたルーナ。
婚約者がこの婚約に不満を感じているのは知っていた。
ルーナにはお金はあるが、婚約者への愛は無い。
その名前だけで黄金と同価値と言
われるほどのルーナの家との繋がりを切ってでも愛を選びたいと言うのなら、別に構わなかった。
彼をお金で買ったというのは、まあ事実と言えるだろう。だからルーナは買ってあげた婚約者を返品することにした。
※勢いだけでざまぁが書きたかっただけの話
ざまぁ要素薄め、恋愛要素も薄め
アルファポリス様にも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 00:00:00
16118文字
会話率:40%
「アイシャ・ヴァレンティノ! 貴様を王妃として迎えることはできない!!」
いかにも定番な台詞を叩き付けられた瞬間、公爵令嬢アイシャはようやく目が覚めた。
――なんでこんなクソと結婚しなくちゃいけないんだっけ……?
転生者だったアイシャ
は、様々な功績を残していた。
そのせいで、王子の婚約者に据えられ、馬車馬のように働かされてきたのだ。
「ああもう! 生理的に無理~~~~~~!!」
覚醒したアイシャは、クソな王子を簀巻きにして王様に返品する。
そしてこれからは自由に生きると決めた。
前世で好きだったキャンプをして、美味い酒を飲みながら、アウトドア料理を満喫するのだ。
幸いにも社畜時代に開発した魔道具ならたくさんある!
もうウッキウキである。
時にザリガニなんかの外来種を駆除して、池の水を抜いたりもするけれど、
基本は自由を肴に飲んだくれるのだ。それって最高じゃない!?
ときどき馬鹿王子の邪魔も入るのが癪だが、
アイシャ・ヴァレンティノ、第二の人生を楽しもうと思います!
知識チートで社畜になってしまったご令嬢の、
ほのぼの飲んだくれスローライフ。
*R15は保険 カクヨムでも連載しています。
*恋愛はだいぶゆっくりめです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 08:10:00
110899文字
会話率:50%
俺の名前は、終電後の孤独をアリエクの謎ガジェット通販で埋める男・中野誠司。口癖は「明日から本気出す」
ところが実態は、限度額無制限ブラックカード持ちの隠れ資産家であったりする。
そんな俺が深夜テンションでポチった三万円の“等身大フィギュ
ア”は、半年の航海を経て到着した。
ところが届いたのは、等身大フィギュアどころか、等身大の女神様。
電子レンジは爆破するし、こたつで堕落するし、餃子への神託が降りてくるし。
ポンコツ加速の同居生活と裏腹に、神界からは回収部隊《刃怒》が襲来。
信仰残量ゼロに近いセレナは、誠司の“執着”を触媒に再点火し、狭いワンルームで光輝の審判を放つ!
だが彼女の罪はまだ終わらない。SNSバズで集めたフォロワーは救いか餌か、そして“失われた審判記録”が暴く女神の真実とは──返品なんてもってのほか。
次に裁かれるのは俺か、お前か、それとも、あいつか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 16:20:15
13559文字
会話率:24%
妊婦の元に届いたのは――「出産予定品」と書かれた不在票。
羽根のついた伝票『コウノトリ便』
手渡されたのは[もう生まれている赤ちゃん]だった。
「返品、できませんか?」
というと黒スーツの返品係が現れる。
無痛分娩の最先端を行く赤ちゃん
宅配便。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:13:28
3408文字
会話率:44%
ある王国の姫が、亡き父の遺言で辺境の鍛冶師を訪れる。
それは、刀身無き剣を返品するという、奇妙なものであった……
キーワード:
最終更新:2025-05-11 20:45:14
5656文字
会話率:36%
結婚は不幸の始まり。バルデン伯爵家の次期当主であるユディットは、夫テオドアの不貞と度重なる自領の水害対策に苦しんでいた。ある日、王太子夫妻からお茶会の招待状がユディットと夫宛てに届く。そのお茶会の席で出会った、王太子妃とテオドア。どうやら王
太子妃は、テオドアを愛人としてご所望のようで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 18:03:33
9033文字
会話率:40%
高嶺の花。
手に届かない存在、自分にはほど遠いものの例えだ。そして僕にとってはあだ名の由来でもある。
わけあって中学に登校することが出来なかった少年は
青年になり高校生に入学。周りの生徒から1目置かれる存在となるが高嶺の花の高校生活はどうな
ってしまうのか?!
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-29 23:54:38
1971文字
会話率:22%
この世界は『ゆうしゃ』が『まおう』を打倒した事で救われた。
そして世界を救った『ゆうしゃ』はモテにモテた。
———これはその後の子孫たちのお話。
世界中に溢れた『ゆうしゃ』の子孫。
多種多様な『ゆうしゃ』の力が子孫たちに継承せれてい
る中で……
私に継承されたのは『まおう』入りの【アイテムボックス】!?
「おい娘、晩御飯はまだか?」
「もう、お爺ちゃんたら。晩御飯なら昨日食べたでしょ?」
「我はまだお爺ちゃんという歳ではない!それに我は今日の晩御飯の話をしているんだが!?」
この『まおう』返品とかは出来ないんですかね?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 17:22:25
10562文字
会話率:18%
一度返品処分をされてしまったぽんこつのロボットの女の子、そらは、あおという言葉を喋れない人間の女の子と出会った。
最終更新:2024-09-14 17:37:38
4895文字
会話率:2%
とある山の中に、垂れ目フェチをこじらせた狸が住んでいた。
ある時彼は、うっかり顔だけしか見ていなかったせいで、垂れ目のマッチョくんを化け物世界側に誘い込んでしまう。
「思ってたんとちゃう……」と、と人間界へ返品しようとするも、狸の人間形
態を「好みのタイプだヨ!」とのたまったマッチョくん。溢れかえる図々しさと爽やかな傍若無人さのまま、狸の家に居座ってしまう。
そこに、狸いわく、陰湿ストーカー行為をしかけてくる垂れ目美形の狐も加わって、なし崩し的に、お山の奥で二匹と一人のドタバタ共同生活が始まってしまった。
そんなある時、彼らの住まうお山で、首なし遺体が発見される。
別に解決する気など全くなかったのだが、諸事情から解決を余儀なくされた二匹と一人は、やる気なく事件究明に向けて動き出していくことになる……
※ストーリーに恋愛要素はほとんどありませんが、同性間の恋愛意思表示や発言、表現があるためBLタグを入れています。
※カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 16:50:29
49614文字
会話率:64%
変態さん変態さん
其所は何処の裏道じゃ
変神様の裏道じゃ
ちょいとお越してくだしゃんせ
御用が無いとて構いはせぬ
この世のならず お呪いに
その身に過ぎた お悩みに
その身を納めに参りませ
その身を寿ぎ飾りましょ
行きは宵々
帰れはしない
さぁ開店さ 幕開けさ
寂れた田舎町の路地裏迷路に、人ならざる異形の存在達が営む喫茶店が在るという。
名を【変遷遁世】と。そこに『変態さん』として招かれてしまう難儀な定めを持った彼ら彼女ら、様々な事情から人を逸しかけた人々。人であることを止めようとする人々。それまでとは異なる何かに成りたい人々――。
――曰く。その喫茶店では【特別メニュー】として御客様の全てを代償に、別の生き方を提供してくれるらしいと噂される。自分自身を省みて現下で踏み止まるか、メニューを頼んでしまうのかは御客しだい。
救済、破滅も御客しだい。旨いも不味いも存じ上げぬ。齎す業は因果応報。短慮愚考は咎罰必定が掟。如何なる味わい、彩り、全て御客に委ねましょ。それでも『良い』と嘯くならば、さぁさぁ今宵もお越し下さいませ。
※注意点として、メニューの交換や返品はお受けしておりませんので悪しからず。
※この作品には性転換、獣化、石化、物品化、異形化等々があり。それらに伴うsexualな描写も存在します。そういった表現に抵抗があったり、不快感を感じたりしてしまう方はご注意下さいませ。
※この作品は【小説家になろう】さんにも同時投稿しております ©️2022 I'm who?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 00:00:00
96396文字
会話率:30%
「レティシア、獣国の王へお前を嫁がせる。我が国との国交がより良いものとなるよう、勤めを果たせ」
「……は?」
他に豊穣の聖女が現れたという理由で王太子に婚約破棄、国を追い出されたレティシアは、野蛮で残忍と言われる獅子王のいる獣国へと足を
踏み入れた。
嫁入りのために獅子王に謁見すると、困惑の末にこんな言葉をかけられた。
「余には妻がいる。勝手に来られても困る」
その上で「国に帰してやる」と同情までされ、レティシアはあんな王子のいる国には帰りたくない! とひどく絶望する。
帰還まで獣国でのんびりするがいいと小さなもふもふ護衛騎士をつけられ、噂とは真逆の過ごしやすい獣国に心地よさを感じ始めた頃だった。
「豊穣の聖女はいらない。獣国で好きにしてくれ」
「獣国は今の実りで満足している。豊穣の聖女はそちらへ返す」
なんだか押し付け合い、厄介者のような立場になっていて……?
私をないがしろにするバカ王子のいる国には帰りたくないけれど、人の善すぎる獅子王に「帰りたくない」とわがままも言えない。
どうしたら獣国に残れるの、私を貰ってくれませんか騎士様……。
そんな願いを小さなもふもふ騎士に冗談で言ったつもりが、気づけば思わぬ展開に発展していて――!
可愛いレッサーパンダ騎士とのハッピーエンドストーリーです。
※氷雨そらさま主催「モフモフヒーロー企画」参加作品です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 20:30:30
10105文字
会話率:44%
まだ足が二本あった頃、人魚姫の話は〝契約違反をしたら落とし前をつけなければいけない〟という教訓話だと思っていた――。
月島マリ、十五歳。
五歳の頃に骨肉腫で左足を切断して以降、義足も使わずに車椅子生活を続けている変わり者。
嫌いなもの、憐
れみの視線を向けたり、自分を使って〝いい人〟を演じようとする人。
そんなマリは、自分のことを人魚姫の生まれ変わりではないかと疑っている。
だって人魚姫は、借金をしてまで両の足を手に入れたのに、お代も支払わずに泡となって消えたから。
きっと生まれ変わった自分にそのつけが回ってきて、利息を支払うために、与えられた足うちの一本を返品しなければならなかったのだ――。
ある日、マリは古びた社交ダンス教室で大学生の夏目と出会う。
彼は大学で〝踊れる義足〟の研究をしていると言い、マリに機械仕掛けの足を差しだして言った。
「この義足をつけて、俺と踊って欲しい」
なるほど、こいつの正体は人魚をそそのかして足を与えた魔女だったのだ。
夏の初めの昼下がり。
生まれ変わった債権者からマリに持ちかけられた新規契約は、あまりにも突飛なものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 07:00:00
133619文字
会話率:25%
ネット通販会社で働いていた私は、ある日届いた人形が壊れているとクレームを受けた。
だが返品してもらった人形はどこも壊れていなかった。
私は自分の不手際を怒られることを恐れ、その人形の腕を折った。
最終更新:2023-09-24 18:48:11
2962文字
会話率:13%