虎老国の名将、李春は、野戦の帰り、ただ一人、霊山に立ち入り、法晏という名の僧となっていた伝説の将軍孫康と出会い、教えを請う。李春は、それから虎老国の焔帝を殺害し、天神帝を名乗り、美女の梓萱姫を皇后とするまでになる。しかし、彼は法晏との約束を
破ったことに恐れを抱き、徹底的な仏教弾圧を断行する。しかし、その時、騎馬民族の龍神国が、長城を攻略し、国土に乱入してきた。追い詰められる李春はどうなってしまうのか。中国・中華風軍記ファンタジー。短編小説。ポカ猫様主催の「ジャンルシャッフルなろうコン」参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 14:18:41
9237文字
会話率:42%
強い×弱い。白黒つかない軍記ファンタジーが始まる。
人はなぜ、争うのか?
人は、どう強くあるべきなのか?
初めて人の世に触れる主人公が、感じゆくものとは、いったい?
※※※※※※※※※※※※※
【あらすじ】
人間の知らぬ間に何千年にわ
たる雲の上の上位種族の戦争が終焉をむかえ、天上に平和が訪れたころ。
地表では人間の支配と帝国が広がっていた。
帝国が絶対王政を作るその方法とは“強敵を作らないこと”
“英雄”と名を轟かせる戦士達を時に招集し、時に他国から引き抜く。
――それが帝国の方針。
民は完全支配に作られた人間界にひどく絶望するのみだった。
主人公は最強の種族“竜”に育てられた人間だが人間としてのコミュニティを上手く作れず……
ここに英雄を巡る人間という地表の戦記が刻まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-08 21:00:00
155205文字
会話率:47%
17歳の誕生日を迎えた一条蓮華。彼女はその日、河原で一人の女性と出会う。女性との邂逅は、蓮華を、妹と兄と共に見知らぬ地へと誘う。
迷い込んだ世界の名は、リータル。そこでは、とある『願い』を巡り、宗教国家ニヴル、軍閥国家ムスペル、国民主権
国家ヨーツンの3国が激闘を繰り広げていた。
『願い』が成就するまでわずか後三年。そんな折に、蓮華はリータルの救世主と呼ばれた人物の『魔法』を受け継いでしまい――
「色とりどりの人が織りなす軍記ファンタジー」がテーマです。処女作になるため、至らない点が多く見受けられると思いますが、よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-18 15:57:20
78163文字
会話率:38%