ボクこと七瀬楓(ななせかえで)は、国民的アイドルグループ≪The Beginning of Summer≫を応援していた。
メンバーのメイメイこと夏目早月(なつめさつき)を本気で推していた。
いつも一生懸命で手を抜かない、でも不器用な彼女の
ことを推していたが、メイメイはあまり人気がなかったことにいつも憤慨していた。
「あんなに一生懸命で良い子なのに、なぜみんなその良さに気づかないんだ!」
≪The Beginning of Summer≫が武道館コンサートも成功させた矢先、メイメイが突然引退表明、そして失踪してしまう。
「メイメイを世界一人気のアイドルにするっていう人生の目標を失ってしまった。もう生きていく気力もない」
楓は悲しみに暮れる中眠り、目を覚ますと、≪The Beginning of Summer≫オーディション前の過去へとタイムリープしていたようだった。
しかもなぜかアイドルのマネージャー選考会場にいた。
マネージャー選考試験では、何万回も聞いた≪The Beginning of Summer≫の曲が使用されていた。
音楽が流れ出せば自然と踊れる。
楓は見事マネージャー選考に合格し、アイドルデビュー前のメイメイと出会い、彼女のマネージャーとなる。
理由はわからないけれど、過去に戻れたのならメイメイを救いたい。楓は心に誓う。
「今度こそメイメイを大人気アイドルにする。そのためならなんだってしてやる!」
え? アイドルのマネージャーって、アイドルと一緒に歌って踊るんですか?
それは聞いてないんですけど……。
しかもボク、女の子になってるんですけど⁉
アイドル5人、マネージャー5人。
みんなそれぞれに武道館を目指したい理由があった。
彼女たちは楓の知っている未来の通り、アイドルデビューして、武道館コンサートを成功させることができるのか。
彼女たちのちょっと不思議でドタバタした日常が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 00:14:31
589459文字
会話率:44%
平凡な高校生、雪島(ユキシマ)靁(ライ)はある日帰り支度をする中でクラスメイトの成田(ナリタ)天馬(テンマ)、雨宮(アマミヤ)夏(ナツ)らと共に異世界召喚されてしまう。勇者として、魔族と戦う人類に勝利をもたらせて欲しいと言われ、戦うことを余
儀なくされる。
ラノベで見たような展開にどこか心踊る彼らはこれから残酷な世界での生死を学ぶことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 00:00:00
187752文字
会話率:56%
現実世界とは違うとある異世界に毎日目が覚めると記憶がなくなる少女がいた。そんな彼女がある日突然記憶を忘れなくなった、、
この物語は今までの自分が何で何をしたかったのか探すため旅をする物語だ
最終更新:2025-07-29 21:00:00
156245文字
会話率:65%
オレ達は帝都で噂の仮面の戦士『シャドウ』、今宵も悪人や人でなしと踊るように戦う。
その正体は日陰者として疎まれている車椅子の第十二皇子テオドリック。
勿論、この真実を知っている者はほんの僅か。
信頼できる仲間に助けられ、最愛の零距離近接最
強戦闘術『ガン=カタ』を極めるべく、オレ達は夜に暗躍するのだ。
一体何のために『ガン=カタ』を極めるのかって?
――『イカしている』以外の理由がオレ達にとって必要かい?
陰謀×異世界ファンタジー×『ガン=カタ』
ロマンとスタイリッシュと『ガン=カタ』を愛する者全てに捧げる異世界物語、ここに開幕。
カクヨム様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 21:00:00
274271文字
会話率:51%
ブログ『踊る阿呆と書く阿呆』にて連載中のSF宗教歴史小説を転載しました。
――あらすじ――
もはや意味も意義も無くした世界大戦が、二つの世界勢力『聖教機構』『万魔殿』によって延々と繰り広げられる、とある世界。
魔族と言う亜人類と人類が
、共生する一方で己がプライドのために刃を交える。
ささやかな幸せもかすかな祈りも、もはや叶わぬ残酷な世界の中で、それでも足掻く人々の群像劇。
絶望すら許されない『原罪』を背負った黒い魔王。
気の毒なくらいに善人な、過去の記憶を失っている白い兵器。
彼らの因縁が交錯する時、無慈悲な世界の運命も激しく変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-27 17:57:57
491778文字
会話率:51%
星海凪とその姉である星海千鶴は双子でアイドルをやっていた。そして念願叶って武道館ライブを開催できるまでになった。
しかし、そのライブの途中に姉は舞台【ステージ】の上で倒れてしまう。
救急車で病院に運ばれたが亡くなってしまった。
星海凪はその
ときからアイドルを休業するが周囲の助けもあり、再びソロアイドルとしてライブを行うが歌声が出ず両足が震えて結果的にそのライブは中止となり失敗に終わる。
「俺はもうアイドルができないんだ……姉さん……ごめん……」
姉のために自分のためにふたりの夢のために決断したライブで歌えなかったことは想像以上に精神的ダメージを負ってしまう。
「歌えないアイドルなんてアイドルでいられない……アイドルなんて、言えない……よな」
歌って踊るのがアイドル。それが凪のアイドル像の大前提だった。
そんなある日、姉の親友だった明莉に呼び出されて言われた。
「来週の日曜日暇? 良かったらライブ観に行かない?」
「ライブなんて……俺は……」
「そう? 歌えないアイドル。だそうよ」
「歌えない……アイドル……やっぱり、行ってもいいですか?」
ふたりが日曜日にライブ会場に行ってみるとたしかに歌えないアイドルがいた。それでも応援してくれるファンの姿があって驚かされる。
どうしてとその場にいるファンに訊くとあの子が歌えなくてもオレらにとってはアイドルなんや!と楽しそうに語った。
そこで初めて気付かされる当たり前のことを歌うだけがアイドルの形ではない。アイドルの表現方法は歌うこと以外にもあるのだと。
あらためて凪はもう一度立ち上がる決意をする。もう一度どんな形であってもアイドルとしてステージに立ちたい、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 20:57:18
15777文字
会話率:48%
人気アイドルグループ「PRISM」のメンバーとして東京ドームの大舞台に立つ桜井蓮。彼は今、仲間やファンに囲まれながらも、心の奥で揺れる想いと向き合っている。光を浴びて踊る彼らの裏側には、知られざる葛藤と、誰にも言えない特別な絆があった。
熾烈なオーディションを勝ち抜いた五人の若者たちが、仲間として、そしてライバルとして切磋琢磨しながら、共に夢を追い続ける。その中で描かれる友情、衝突、成長、そしてまだ名前のつかない想い――。
スポットライトの煌めきの裏にある、等身大の彼らの姿。その“舞台の向こう側”にある真実に触れたとき、あなたはきっと、彼らをもっと好きになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 20:00:00
54811文字
会話率:38%
【パレード中に異世界転移したら、勇者パーティで踊ることになった件】
しかもバフ職って責任重すぎじゃないですか!?
テーマパークのダンサー、美怜(みれい)はパレード中に突然、異世界に転移!
衣装はそのまま、舞台も観客もなく、あるのは……魔
物と命がけの戦場!?
「踊り子募集」に応募したら、まさかの【バフ職】で勇者パーティ入り!?
踊ったら仲間が強くなる?止めたら味方が死ぬ??
てかパレード衣装で戦場出るの!?ねえ聞いてないんですけど!?!?
——でも、戦いの中でも“踊る意味”があるなら。
私はこの世界でも、輝いてみせる!
「異世界×踊り子×支援職」!?
舞台は戦場!踊りのみで戦うバフ職ヒロインの成長ファンタジー、ここに開幕!
※毎日20時に更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 20:00:00
9327文字
会話率:39%
神は思った。
見てるだけじゃつまらないんですけど!
最終更新:2025-07-29 20:00:00
5419文字
会話率:30%
全10話完結保証!
「50代独身のおじさんが、推し活と恋に大奮闘!? 」
早期退職し、全人生を「推し」に捧げることを決意した50代独身のトモ。
彼の「推し」とは、モテ男がガールフレンドと共に愛を舞い踊るという異色のハーレムアイドルユニット【
シェリータウン】!
ブログでライブレポ、グルメ、そして夜の街での“布教活動”を発信する、異端のプロモーターとして活躍するトモ。
そんな中、美女のストーカーに愛されて?
彼の「華麗な推し生活」は、とんでもない方向へ暴走する!?ん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 20:00:00
7883文字
会話率:30%
軍事大国の新型兵器暴走により、異形の怪物と貴重な資源が湧き出す異界迷宮〝カクリヨ〟が出現、各国は人海戦術で対応に追われた。
出雲桃太は、勇者パーティの斥候として実地研修に参加する。しかし――。
「我々は発掘兵器で、日本政府と愚民を抹殺
する」
「取るに足らん劣等生は、真の仲間ではない!」
勇者パーティは、突如としてクーデターを宣言。
桃太は何もわからぬままパーティを追放、粛清された。迷宮最下層に流れ着いた彼が見たモノは――。
「空飛ぶサメと、黄金のヘビ?」
劣等生と蔑まれた少年はドン底で運命に出会い、巨大な陰謀を打ち砕こうと逆襲を開始する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 19:20:00
1033230文字
会話率:52%
許嫁をどこぞの馬の骨女に奪われこれまでの人生を否定されたと考えてしまったリリーナ・ルーベンシュタイン(主人公)は、相手の女性に日々嫌がらせをしていた。そんな中、許嫁との婚約パーティで二つの事件の冤罪をかけられ投獄されてしまう
そこから一年後
、突如牢の壁に爆弾を投げ込まれ、彼女はディードリヒ・シュタイト・フレーメン(※ヒーロー)に誘拐される
数奇な運命は彼女を振り回し、癒し、自我を取り戻させていく
「ねぇリリーナ、今夜も一緒に寝ていいよね?」
「お断りですわ!」
ディードリヒの過剰な愛情表現を除けば、だが
しかし、このまま時だけが過ぎるのだけはよくない。そう考えたリリーナはこの居場所から飛び出す覚悟を決める
しかし自ら考えた作戦を決行するも捕まり、気がつけば元の屋敷へ
そこに現れたディードリヒとのぶつかりを経て、彼女はまた一つ自分を取り戻す
ぶつかり合いから二週間、出先から帰ってきたディードリヒは人が変わったように過剰な愛を抑え始める。急なことに追いつかないリリーナは、そこで初めて、これ以上自分の思いを誤魔化せないことに気づいた…
こちらはカクヨムで連載しているものを再編集したものです
最新話の掲載は常にカクヨムになります。お好みの媒体でお楽しみください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 17:20:00
919681文字
会話率:54%
14の時、家族は野党に襲われた
生き残ったのは私だけ、その私も親戚筋の孤児院に預けられた
孤児院を経営しているスペンサー公爵家は、成人して孤児院を出て行かなくてはいけなくなった人間を自分の屋敷の使用人として雇ってくれる
春に孤児院を出るこ
とになった私も、そのお屋敷でお世話になることになった
でもスペンサーの家の人は誰もが知っている。私が貴族の娘であったことを
だからみんなが私を親戚として扱おうとするんだ、私はこのまま手に職をつけて自立したいのに
ましてや子供の頃、“永遠”を約束した憧れの人は思い出からはずっと変わっていて、しかも私を露骨に避けてくる
私はなにかした記憶なんてないのに
それでも日々は進む
ある日、屋敷の壺を割ってしまった罰としてダンスホールの掃除をしていた時に全ては動き出した
私はただ、うろ覚えの夢を見続けていられればよかったのに。彼が「一緒に踊ろう」なんて言い出して
私はその手を、とってしまった———
***
※ハッキリと性描写があるわけではないですが、主人公がよく脱がされかかっているのと一回全裸の描写はあるので一応R15をつけてます
**********
一年以上前にカクヨムに上げていたものを手直ししたものになります
あくまでメイン連載である「投獄された冤罪悪役令嬢はストーカー王太子と踊る〜隣国の王太子が変態だなんて聞いてませんわ!〜」https://ncode.syosetu.com/n7482jm/ の原稿が(少なくともこの話の一話が上がってる時には)終わってないのでお茶濁しにあげているものなので、そんなに長くは続きません
元のいじっていないものはカクヨムに上がっていますが、内容は何も変わらないのにそれ以外の全てが悲惨な出来なので許してください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 17:20:00
141587文字
会話率:40%
魔術師の通う王立学院での日常。必然的に羽化の守に選ばれたネルと第八王子のレイ、彼らを取り巻く人々の物語。
最終更新:2025-07-29 16:14:40
91640文字
会話率:52%
緊張しいで弱気な青年、カッピー。
UPJというテーマパークで夢だったゾンビダンサーの仕事をすることになり、楽しいダンサー生活が待っているかと思いきや、そこは個性豊かという言葉では表現できない程のカオスな人達の巣窟だったーー。
「僕がやり
たかったゾンビナイトってこんなのだったのかな?」
半ばストーキングまがいのことをするオタク、非常識な行動をするオタク、それらを取りしまるスタッフ。収益目的にテーマパークの悪口を言ったり、見当違いの考察を繰り返すインフルエンサー達の出現によりカオス度はどんどんと増してゆく。
それぞれの思惑が交錯して、ハロウィン当日の大事件へと繋がってゆくのだったーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 06:10:00
254335文字
会話率:62%
王国と帝国。二つの大国の間に広がる魔の森――大樹海には昔から黒き魔女が住む。古くから大樹海に住む黒き魔女は、ある時一人の赤ん坊を拾い、弟子として育てることとなる。
黒き魔女よりクレアと名付けられたその少女には、かつて日本で劇団に所属し、
人形繰りをしていたという前世の記憶があった。見習い魔女クレアはそれらの知識や技術、固有魔法を使い、やがて人形使いの魔女として成長していくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 00:00:00
1311265文字
会話率:42%
主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオドールをVRMMO『Break Force Online』の自キャラとしてキャラメ
イクしていた」というものだった。テオドールは、BFO内で景久が習得させた数々の戦闘用魔法、技術が自分にも身に付いている事に気付く。異母兄弟を軽くあしらったテオドールは世界に自分の居場所を作る為、大迷宮が存在する境界都市タームウィルズへと向かうのであった。
オーバーラップノベルス様より書籍版1~18巻が発売中です! コミックガルド様よりコミック版1~10巻も好評発売中! コミックガルド様のサイトにてコミック版の最新話も連載しております! また、コミック版11巻が今月12月25日に無事発売としております! 特典情報などなど、詳細は活動報告にもありますので参考にして頂けましたら幸いです!
※新作『魔女姫は人形と踊る』『英雄再臨』もよろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 00:00:00
10017524文字
会話率:39%
額に大きな傷を持つ学生・茜部 良多。
喧嘩最強・成績学年トップという異色の存在だが、彼の本当の願いは──
「童話病」に苦しむ人々を救うことだった。
声を失った【人魚姫】の妹。
過去、救えなかった【眠り姫】
そして出会ったのは、完璧を演じる
【シンデレラ】の生徒会長・加納透子。
深夜0時、公園で踊る彼女に出会った日から、良多の止まっていた物語が動き出す。
これは、名前のない【王子】が、病んだ【お姫様】たちと向き合いながら、
誰にも書けなかった君だけのおとぎばなし、ハッピーエンドを手繰り寄せる、青春ラブストーリー──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 13:38:24
8584文字
会話率:49%
退屈を極めた全能の神が、自らの創造物である人間界に「飽きる」という感情が欠落した、ごく普通の高校生・**木野日向(きの ひなた)**を送り込んだ。神は日向に特別な力も使命も与えず、ただひたすらに「飽きさせない」ことを目的として、日常の些細な
出来事を絶妙なバランスで操作する。
日向は今日も、朝食の目玉焼きの黄身が二つだったり、通学路でいつも見かける野良猫が突然流暢な人語を話し出したり、隣の席の地味な女子が実は世界経済を動かす大富豪の令嬢だったり…と、常識では考えられない「ちょっとした」非日常に遭遇する。しかし、日向はそれらをなぜかごく自然に受け入れ、一切驚くことも飽きることもない。
これは、神と、そして神の掌で踊ることを知らない、どこまでもマイペースな高校生・木野日向が織りなす、奇妙で愛おしい日常の物語。退屈を凌駕する「飽きなさ」の究極の形が、ここにある。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-28 09:39:13
10959文字
会話率:39%
マリアラは孵化して一年足らずの見習い魔女(仮魔女)。正式な魔女になるための試験は、遭難者を救出すること。“遭難者”に指定されたのは、今は疎遠になってしまった友人だった。
再会した二人は協力して試験合格を目指すが、そこに“狩人”が来て、その
上山火事、更に魔物まで現れて――
非力な“仮魔女”が相棒候補の三人の協力を得て友人を無事に下山させることを目指す、異世界お仕事奮闘記。喋って踊る箒に違和感のない方向け。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 05:00:00
3394853文字
会話率:48%
剣と魔法の中世と蒸気技術が交錯する、飛空艇や飛行船が大空を駆り、竜やアンデッド、エルフやドワーフもいる世界。
一夫多妻制のアスカニア大陸での暴力革命による動乱を終結させた『革命戦役』から十七年後。
本編の主人公、アスカニア大陸最強
の超大国バレンシュテット帝国の第四王子ゲオルグ・ヘーゲル・フォン・バレンシュテットは、冒険者になって新大陸の人跡未踏の世界を探検することを夢見る厨二病全開の十四歳。
本編のヒロイン、クラウディア・アーレンベルクは、帝国貴族アーレンベルク伯爵家令嬢。皇妃ナナイに見出され『ゲオルグの遊び相手』として帝都内の屋敷から皇宮に通っている幼馴染の『男装の伯爵令嬢』。
二人はいつもゲオルグの妹である第五皇女シャロンを加えた三人で日々楽しく遊び過ごしていたが、十四歳になった二人は『成人式』を迎えることになった。
帝国の成人式は『婚約者と踊ること』が伝統であり、貴族子弟達は『成人式』を迎えるにあたり、帝国の歴史と伝統文化、宮中典範や騎士典礼を学ぶため準備学校(ギムナジウム:Gymnasium)へ入学することとなる。
『成人式』を巡り、様々な思惑と謀略が交錯していく。
物語はここから始まる。
『革命戦役』から十七年後。未だ戦乱の残り火が燻るアスカニア大陸を舞台に主人公達の成長と青春を描いた青春群像劇です。
物語は、ゲオルグとクラウディアの二人を軸に進んでいきます。
不定期更新、なにとぞご容赦願います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 23:09:53
29835文字
会話率:39%
侯爵令嬢カトリーヌ・カドレッドの人生は、十の時にやや脱線した。
原因は、幼馴染の伯爵令嬢リリア。曰く「前世を覚えている」「この世界はオトメゲーの世界」「自分はヒロイン、カトちゃんは悪役令嬢」。
そして、カトリーヌが破滅するのがわかっていなが
ら「ギャクハーエンドを目指す」とのこと。
この話をきっかけに、複雑な家庭環境に疲弊していたカトリーヌはなにもかもがどうでもよくなり、どことなく気力に欠ける地味で物憂げな無愛想令嬢へと育っていった。学園に入学したのちも、おばかなリリアを叱り飛ばしながら、父のばら撒く実のない見合い話の尻拭いをしながら、いつでも物憂げ無愛想。
鬱々とした日々の中で、唯一の癒やしは友人ソキウスとの交流だけ。
今日もカトリーヌは池畔で憂鬱げに踊る。たったひとりの観客のために。
悪役令嬢から無愛想地味令嬢に自ら転落した少女が、たった一枚の布をきっかけに、少しずつ前を向いていく物語。
※主人公は転生者ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 20:00:00
611775文字
会話率:37%
チェブリス王国には、『無能』と呼ばれ蔑まれる少年がいた。
成人の儀で天賦を授かれなかった彼は、所属していたパーティーのリーダーに裏切られ、ダンジョンの大穴に落ちてしまう。しかしそれが彼の運命の転換点となり──。
無能と蔑まれた少年の、人生の
大逆転が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:00:00
70239文字
会話率:52%