大陸の大半を領土とする帝国にある、山に囲まれた辺境の領地。そこに政治的な理由から皇女と婚約した若き領主がいた。
名はエルクで、自分にやれることをこなしながら平和な日々を過ごしていたが、婚約者の皇女は魔法の才能から人々を脅かす魔物と戦う日々を
送り、帝国にとってなくてはならない存在になっていた。
エルクは皇女と過ごす日々を大切に思いながら、強くなり魔物と戦うその姿を見て、辺境の領主では釣り合わない。いつ婚約破棄されてもおかしくないと考えるようになった。
そこでエルクは自分が最終的に選ばれないにしても、候補に上がるだけの人間になりたいと考えた。
そこで思ったことは、皇女と肩を並べ戦える力があれば――次第に力が欲しいと考えるようになった。
ある日、皇女の叔父――皇帝の弟である公爵がエルクの下を訪れる。力を求める彼に対し魔法の道具を持ってきた。
公爵に促されエルクは道具に触れた瞬間、漆黒が溢れ襲い掛かってきた。彼は帝国に反逆するため、エルクを騙し利用するため道具を持ってきた。そしてエルクは抵抗できないまま漆黒に飲み込まれる。
漆黒に取り込まれ、エルクは死ぬだろうという予感を抱いた時、自身に前世の記憶があることに気付く。
この世界は前世で読んでいた漫画の世界であり、エルクは漆黒に取り込まれ邪神として、世界を滅ぼそうと動く存在となる。
漫画と同じ状況になってしまったエルクは嘆くが、その時漫画とは異なる展開が起こる。
道具に秘められた力、邪神がエルクが持つ前世の記憶に興味を持ち、話し掛けてきた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 22:47:00
160421文字
会話率:56%
マリアラは孵化して一年足らずの見習い魔女(仮魔女)。正式な魔女になるための試験は、遭難者を救出すること。“遭難者”に指定されたのは、今は疎遠になってしまった友人だった。
再会した二人は協力して試験合格を目指すが、そこに“狩人”が来て、その
上山火事、更に魔物まで現れて――
非力な“仮魔女”が相棒候補の三人の協力を得て友人を無事に下山させることを目指す、異世界お仕事奮闘記。喋って踊る箒に違和感のない方向け。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 05:00:00
3266056文字
会話率:48%
魔法の道具や美術品、武器などの鑑定マニアだった貴族令嬢が冤罪で転移追放刑に。遠く離れた辺境の地下迷宮奥深くに飛ばされたところ、偶然居合わせた冒険者たちと出会ったことで第二の人生が始まる――
最終更新:2025-05-16 22:06:43
543666文字
会話率:49%
「高嶺の花」とまわりから評される佐藤彩花は1人孤独感を抱えていた。
そんなある日彼女の家に小包が届く。
それは彼女を仮想世界へと誘う魔法の道具だったのだ・・・
最終更新:2025-05-04 21:00:00
10177文字
会話率:35%
異世界で死んだ主人公は、王国の北の防衛線として最初で最後の砦となっている貴族の家系であるシルバークレスト辺境伯家の長男として転生します。
幼い頃から訓練を受け、彼は絶え間なくスキルを磨き、肉体的な戦闘と魔法の両方を習得しました。魔法に対す
る並外れた制御力で、彼は可能性の限界を押し広げ、戦争と野心の世界で独自の道を切り開きます。
戦場を離れた彼は、錬金術に没頭し、その技術を習得して、薬、魔法、魔法の道具に革命を起こしました。現代の知識を武器に、彼は貿易会社を設立し、この世界でこれまで見たことのない商品や技術を導入しました。彼の革新は市場を揺るがし、彼に富、影響力、名声をもたらしましたが、同時に彼の台頭を恐れる人々の注目を集めました。
戦士、学者、商人、そして統治者。彼の旅は強さ、知恵、そして不屈の決意の旅です。彼の誇り、彼の民、そして彼の土地は何よりも重要であり、彼はそれらの未来を守るためならどんなことでもします。
◆◇◆◇◆◇
自尊心と傲慢さには違いがあるので、著者の意図を理解するために必ず読んでください。
◆◇◆◇◆◇
小説をフォローすると小説に関連した画像がアップロードされます。
[冒険者]、[軍事]、[男主人公]、[大学生]、[ほのぼの]、[制作]、[戦記]、[中世]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 13:37:26
16804文字
会話率:21%
職業によって身分が決まる――エスカリエ王国。
金髪の少女アトリィは、その国で魔法の道具を直す仕事をしていた。
魔技師と呼ばれるその職業は現在、王国で最も低い身分だった。
一度下まで身分が墜ちたら二度と這い上がることはできない。
限られた資源
、限られた仕事では国に求められるような成果を残すのは不可能に近かった。
誰もが受け入れるしかない酷い現実。だが――
赤毛の傭兵との出会いをきっかけに、
少女は失った誇りを取り戻すべく歩き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 13:53:31
4958文字
会話率:33%
山の村に住むシャンソンは、歌が大好きな元気な娘。ある日、ふとした拍子に、禁じられた古い塔で昔の戦士を育てるふしぎな魔法の道具を見つけました。するとどうでしょう! 聴くだけで力が湧く歌声と、戦うすべを覚えてしまったのです。
最終更新:2025-03-16 14:17:51
16000文字
会話率:26%
生まれつきの病により18歳で命を落とした神凪命(かんなぎみこと)は、気が付くと『神の宝物庫』と呼ばれる場所に居た。
神の宝物庫は未練を抱えて死んだ魂たちが集まる場所。
そこでは魔法の道具を1つ選び、そのままの姿で異世界に行く『転移』と、
高い能力や身分を持った現地人として生まれ変わる『転生』が選べる。
「でも君には『全知の鏡』である俺を持っての転移を選んで欲しいんだ」
全てを見通す鏡の賢者に自分を人間に戻して欲しいと頼まれたミコトは、彼とともに異世界へ旅立つ。
彼を人間に戻す方法を探すとともに、今度は自分が誰かの力になりたいという、彼女自身の願いを叶えるために。
素直で健気な旅人ヒロインが魔法の道具たちを駆使して、たくさんの人を幸せにする愛と魔法の異世界ファンタジー(このお話はアルファポリスにも投稿しています)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 20:06:42
358955文字
会話率:46%
アランはそそっかしさで知られる若き冒険者。
転移結晶なる魔法の道具を受け取り、親友ヴィクターの家まで届けるだけのはずが、うっかりイメージを間違えてしまい、得体の知れない洞窟や廃墟と化した死の国へと次々迷い込む羽目に。
荒れ果てた大地や不気
味な湖、そして奇妙な住人たちとの思わぬ遭遇が、彼をさらなる混乱へ誘う。
結晶は華麗に砕け散り、アランは魔術学院の研究室へと転移してようやく帰還を果たすが、その騒動の余波で研究員たちまで巻き込む始末。
落語じみたドタバタ劇とともに、アランは転移の恐ろしさと面白さを身をもって知ることになるのだが、果たして自慢の粗忽っぷりは今後も止まらないのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 13:22:32
5226文字
会話率:25%
小さな村のはずれで、魔法使いのおばあさんと暮らす少女リリー。彼女はお絵かきが大好きで、幼い頃から持っている不思議な光を放つ羽根ペンで風景を描くのを楽しみにしています。リリーには生まれた時からの友達、心で会話できる青と白の美しい羽を持つ小鳥の
ピピがいました。
ある朝、おばあさんに頼まれて隣村に薬を届けに行ったリリーは、途中で七色に輝く不思議な砂を見つけます。そして目の前に広がる光景に驚きます—色を失った真っ白な村が。
そこで村長から、悪い魔女が全ての色を奪っていったことを知ったリリー。偶然見つけた砂の持ち主である少女に頼まれ、砂を使って魔法の羽根ペンに力を与えると、村に色が戻り始めます。
村長はリリーの羽根ペンが「伝説の魔法の道具」であり、リリー自身が選ばれた魔法使いだと告げます。魔女は次に王様の国へ向かったという情報を得たリリーは、世界の色を取り戻すため、新たな冒険の旅に出ることを決意するのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 10:31:32
2691文字
会話率:29%
天使と悪魔が、人間とは善か悪かで議論をしていた。両者は人間に魔法の道具「運命消しゴム」を渡し、その本性を暴こうとしたのだが……。
最終更新:2024-11-13 20:30:06
986文字
会話率:50%
ヒューゴが14歳の頃、森で薬草を探していたら小さい猫を見つけた。手持ちの水と干し肉を分けてあげたらものすごい勢いで食いついてきた。
「父さんの愛した女性「ドリー」とウィズドンの獣魔「シャー」で、おまえの名はドリシャーだ」
小さい猫をなで
ながら名前を付けて、ふところに入れて温めたら、腹が膨れたからか、すやすや寝てしまった。
「ドリーと魔法の道具」の続編になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 20:00:00
48301文字
会話率:44%
ドリーは22歳。ランベル商会のオリジナル魔法具「魔道具JJJ」の下請けの指導員をしている。
「今でも魔法陣は手書きですか?」
今日も絶賛プレゼン中。
にっこり微笑んで「魔道具JJJ」を美しく操作する。
---ドリーは17歳で結婚したが
、半年もしないうちに冒険者の夫はロンドの街のダンジョンから帰ってこなかった。
---パーティ全員行方不明なので、安否の確認は出来なかった。
下請け業者としてはなかなか厳しいけれど、ランベル商会販売部のサガの協力のもと、なんとか頑張ってやっていた。
「老メイリの冒険」の続編になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 20:00:00
65021文字
会話率:40%
ある所に裕福な少女が見知らぬ少年と出会い、こう言われました。
「お前、おれと一緒に泥棒をしろ。」
ヒトの願いをかなえると言う魔法の道具を狙い、悪人である少年と不本意ながら少年の悪事の片棒を担ぐ事となった少女と奇妙な悪行の旅。
欲しい
と思ったならば、それに向かって手を伸ばし、つかみ取る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 00:00:00
76559文字
会話率:37%
この世で最も多く人を殺しているモンスターは何だと思う?
ゴブリン? ドラゴン? 邪神? いや、違うね。
この世で最も多く人を殺しているモンスターはダンジョンだ。
何? ダンジョンはモンスターじゃないだろって? そんなこたあねえ。
メイジゴブンリンとか魔法を使うだろ? モンスターの中には魔法が得意な種族も居るだろ?
そしてダンジョンは、錬金術が得意なモンスターなんだよ。
モンスターだからこそ、食いもんが必要なんだよ。
そして奴は、得意な錬金術を使って餌をおびき寄せているんだ。
土を黄金に変えるだけで、人間という餌は簡単に寄ってくる。
喰われると分かっているのに、自分から口の中に入っていく。
もちろん人間だって学習する。
だけどダンジョンだって知恵を絞る。
黄金が駄目なら、魔法の道具を。
魔法の道具が駄目なら、これなら勝てそうだと思わせる装備品を。
そうやって奴は人の欲望をうまく突いてくる。
何? 自分は欲張らないから大丈夫だって? さてどうかな。
それじゃあ一つ、こんなもんが落ちたら、あんたならどうする?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 10:03:57
266045文字
会話率:18%
マッサリア冒険者ギルドには今日も次から次へと揉め事が舞い込む。酒場の用心棒を務めていたギルドメンバーが突然失踪し、また別のメンバーが悪党の襲撃を受け休養を余儀なくされる。街の外では魔界の神々を信奉する邪教徒が跳梁し、街の中では魔法の道具を悪
用した悪臭騒ぎが騒動を巻き起こす。次から次へと押し寄せるトラブルの波状攻撃に挑むのは、冒険者ギルド調査部の調査員、ロアリー・ジーベントゥルム。土下座という必殺技をただ一つの武器として、ロアリーはパートナーの美少女アンリエットと共に、数々の謎に挑む。冒険とミステリーのノンストップストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 18:59:11
184951文字
会話率:54%
祖母が残した魔法道具の修理店を継いだラズリは、整理のために倉庫の扉を開ける。床掃除をしようと、置いてあったホウキを持ったところ、それは手の中で震えて声を発した。
貴様なかなか良い魔力を持っているな。我が下僕に相応しい。
吾輩の名は、ホーキ
ンス・シュタオプザオガ。今こそ蘇り、愚かなる人間どもに教えを説いてやろう。
五百年の眠りから覚めたという一本のホウキ。
しゃべる魔法道具と、それに関わるひとびと。
ラズリの騒がしい日々が始まった。
**********
全14話 連日投稿予定。
遥彼方さま主催「イラストから物語企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 20:23:22
67407文字
会話率:31%
これは異世界転移した『少女』と『勇者』が交流したりする話
この世界には噛み砕くだけで使うことができる魔法の道具、『ドロップ』が存在した。
誰しもが何かしらの適性を有しており、それに応じて火や水を生み出し、武器を生成することができた。
そん
な奇跡の力を時に駆使しながらも、この世界の人々は過ごしていた。
そんな世界の『ノーヴスト』と呼ばれる大陸の北西に位置する緑豊かな国、『レスプディア王国』である事件が発生した。
それは、異世界と繋がってしまう『裂け目』と呼ばれる事象だった。
国家転覆も有り得る未曽有の危機であったが、適切な対処が施されたことで大事には至らなかった。
数年をかけてその事象も収まり、人々の記憶から忘れ去られる頃に、運悪く裂け目を通って転移してきてしまった少女がいた。
この少女『アヤリ』は、ある男性に助けられ、この世界で過ごすことを決意する。
特別な知識も能力も持ち合わせていない普通の彼女だったが、ドロップのある機能によって、特別な力を得てしまう。
時を同じくして、美味しい食べ物に釣られ、闘技大会を目当てにやってきた少年がいた。
この少年『カーティス』は、ドロップを全て扱うことができる唯一の存在、『勇者』だった。
自由気ままに生きることを宣言したい彼だが、周囲に巻き込まれてこの国の事件へと関わることになってしまう。
彼ら彼女らはレスプディア王国の首都、『エルリーン』で様々な人と出会い、交流していく。
やがて数年に渡る、様々な出来事の始まりに過ぎなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 23:05:14
860306文字
会話率:61%
普通の日常を送る片想いの女の子に突如現れた魔法の道具を使って沢山の試練を乗り越える物語
最終更新:2023-09-24 19:30:49
11725文字
会話率:45%
探せ、ファンタジー。マジカルバイクに乗って、旅立とう。
命の危機に、少年レックは覚醒する。前世の記憶がよみがえり、魔力が爆発的に上がったのだ。
これでチートし放題、ファンタジーワールドを大冒険だ………と、思っていたのだが、現実は、現実だった
。転生者は自分だけでなく、先人達もチートという、持ち込んだ知識で色々とやらかしていた。
おかげで発展して、異世界は、ややSFなのだ。
探そう、懐かしきファンタジーの名残りを、くたばりやがれ、やらかした転生者たち。
『マヨネーズ伯爵』に『ミソ将軍』に『しょうゆ仙人』とか、ふざけてやがる。ありがとうございます。おかげで、慣れ親しんだ味がありました。
おや、エルフが携帯電話を?待ってくれ、魔法の道具屋の店長、その服装は………
これは、ややSFに発展した世界で、古きよき不思議を探すために、旅をする物語。
*モンスターの討伐シーンなど、一部残酷な表現がございます。苦手な方はご注意ください。
『カクヨム』様でも連載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 13:01:28
740144文字
会話率:25%
魔法の道具を生み出す『聖女』が生まれる国、エッフェルト王国。
そこで8歳から10年間戦争のため徴兵されていたサク・ブルーノアは、ある日勤めていた技術試験局への王族視察で、第一王子グラウス・エッフェルトから”自分専用の聖女“になれと言われてし
まう。
普通なら大いに喜ぶ場面だが、サクは違った。
何故なら彼女は、王子なんかではなく国を救った英雄––––伝説の軍人ラインハルトという、自分の最推しのためだけに今まで宝具を作ってきたのだから。
自分をただの生産道具としか見ないグラウスからサヨナラすべく、サクは自らの技術をフルに活用することにした。
そして何の因果か恩義か……、その企てのキッカケは今まで宝具を納めていた推しの軍人ラインハルトからもたらされた。
戦争も終わり、自身の障害となったラインハルトを抹殺しようと度重なる攻撃を仕掛けるグラウス。
暴走した王族を相手に今––––ただ”愛“のみを求めて、超大国すらぶっ飛ばす聖女と軍人の物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 17:30:34
39304文字
会話率:36%