舞台は、私たちが日常的に利用するお風呂。 そこには、湯垢や汚れを
食べて生きる小さな存在たちが暮らしていました。
彼らは「ホットウォーター」や「コールドウォーター」と呼ばれ、
それぞれ得意な能力を持ち、共同で生活を送っています。
彼らの
主な活動は、食料となる湯垢を求めて湯船を探検することです。
しかし、その探検は決して安全ではありません。
奴らが風呂に入る時間になると、彼らは危険を避けて隠れなければ
なりません。
ある日、ホットウォーターとコールドウォーターは、いつものように湯船を探検することに。貴重な食料や宝物を発見しますが...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 21:00:00
2188文字
会話率:86%
お前にはオヤツでも俺にとっては貴重な食料なんだぞ。
しいな ここみ様主催企画「500文字小説企画」参加作品です。
最終更新:2024-10-26 13:00:00
500文字
会話率:22%
俺の名は桃太郎。何千年も昔に、人類が地球という一つの惑星に閉じ込められていた頃に鬼と呼称されるバケモノを退治した先祖の名に由来するらしい。
俺が旅立つ頃には戦線が拡大し、居住可能惑星の大半が戦乱の渦に放り込まれていた。
人類はもちろん、攻撃
された惑星の動物まで否応なしに戦火に巻き込まれていった。
俺は、付近の惑星から犬、猿、雉を保護し、今となっては貴重な食料であるきびだんごを与え家族のように大事にして育てた。
そして……3匹にサイバー手術を受けさせ戦力化した。人類は動物まで戦力に数えないといけないほどまでに追い詰められていたのだ。
俺は戦った。はじめは否応なく巻き込まれて。次に戦友たちの為と信じて戦った。
だが、ひたすら戦い続ける日々で、背中を預けた戦友たちは一人、一人と倒れ、対する敵は際限なく攻めてきて戦いは長引くばかりで終わりがなかった。
長引く戦時体制は経済を疲弊させ、補給も途絶えがちになり、補充兵も絶えて久しい。
最前線では人も、艦船も、物資も、武器もなにもかもが足りない。
俺は疲れた。誰も彼もが疲れ果てていた。誰がどう見ても限界が、終わりの時が近づいていた。基地にも、居住区画にも閉塞感が漂っていた。
その時、敵の本拠地である小惑星要塞・鬼ヶ島への侵攻作戦が発令された。少数先鋭による電撃奇襲作戦。上層部も無茶な作戦を提案するぜ。
俺も犬も猿も雉も作戦の選抜メンバーに選ばれた。人類の命運をかけた起死回生の作戦。
この作戦が成功すればこの戦争は終わる。俺達は期待を胸に前線ステーションに出頭した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 04:00:00
1167文字
会話率:0%
イギリス出身の探検家、「ナラ・スカイベンツ」が挑戦する異世界サバイバル。
彼は様々なサバイバル術だけでなく、異世界の生物達がもつ特殊な能力や魔法の力を駆使し、異世界での30日間の生活に挑戦します。
※サバイバル術は基本適当です。実体験なんて
したことがないので参考にはしないで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-28 18:50:11
4241文字
会話率:54%
タイトルの通り、この作品は皆さんが選んだ選択肢で結末が変わります。
まずはここで物語が始まります。
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誰もいない無人島は静かだった。
遭難して三日目。わたしは浜辺で腰を下ろした。
来月で二十歳になるのに、とんだ災難だ。
携帯電話は圏外だし、救助が呼べない。
空を見上げると雲一つない晴天だが、気持ちは曇ったままである。
自分探しの旅で豪華客船に乗っていたら、船の故障により沈んでしまった。
そして、ここにたどり着いたのだ。
助かったとはいえ、時間の問題だろう。唯一の救いは非常食があることだ。
船に乗っていた他の客のものだろうか。非常食の入ったリュックが浜辺に流されていた。
わずかな食料だけど、何とか生きていける。
あとは救助を待つだけ……。
「おーい、そこの若い女性よ」
声がしたので振り返ってみると、白髪の老人がおぼつかない足取りでこちらに向かっていた。
まさか、ここに人がいるなんて……。
わたしと同じように遭難した人だろうか。
「あなたも遭難した人ですか」
「そうだ、俺は船長だ。船が沈没してここに流されたんだ」
思った通りだ。
わたしは同じ境遇の人に会えて、少しほっとした。
「若者よ、食料を持っていないか。もう三日も何も食べてないのだ。このままでは死んでしまう」
船長は顔を歪ませて言った。
そうか、何も食べていないのか。
食料は持っている。しかし、今さっき会ったばっかりの船長に分け与えるべきだろうか。
ただでさえ、貴重な食料だというのに……。
さあ、どうする?
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では、目次から主人公の行動パターンを選んでください。
選んだページによって、話の結末が変わります。
あなたが見る結末は、どのようなものになるでしょうか。
※FC2小説の方でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-23 13:00:00
5207文字
会話率:56%
コムギについて。
ヨーロッパ圏の貴重な食料ですが、中世ではコムギの純度の高い白パンを食べることができたのは、貴族だけだとか。
最終更新:2013-01-13 16:30:18
1705文字
会話率:9%