東京の片隅、古びたアパートに暮らす23歳のフリーター、遠峰遥斗。大学卒業後に内定取り消しを食らい、バイトとプログラミングで細々と生きる彼の日常は、ある日突然、押し入れに現れた神秘的な扉によって一変する。好奇心に駆られ扉を開けた遥斗は、ファ
ンタジー感のあふれる異世界 「エリドリア」と、SFとしか思えない宇宙時代の世界の「ガルノヴァ連邦」へと繋がる異次元への扉を発見。そこから、彼の人生を賭けた壮大な交易冒険が始まる。
エリドリアでは、家族思いの少女イリス・テルミナと出会い、地球のチョコレートや食品ラップなどの日用品が魔法の触媒として貴族や魔法使いに大評判。金貨を手に、村の小さな工房から王都を視野に入れた商会へと成長していく。
一方、ガルノヴァでは、荒々しく借金に追われる女整備士のヴェラ・ギアホークと手を組み、天然食材や鉱物が連邦の富裕層や企業に革命を起こす。遥斗は両世界の品をスピリチュアルグッズや技術素材として日本で売りさばき、お金をためてはそれぞれの世界へとまた物品を運ぶようになる。アパートの一室から始まった商売は、やがて「異世界交易商会」として三つの世界を股にかける一大事業へと発展する。
だが、成功の裏で危機が忍び寄る。エリドリアでは権力者と盗賊団が、ガルノヴァでは裏社会に連邦が、日本では闇市場や当局が遥斗の異質な品に目を付け始める。魔法と科学が交錯する戦いの中、イリスの魔法道具とヴェラの技術が遥斗を救い、三人の絆が試される。押入れの扉を越えた先で、彼はただのフリーターから世界を渡る交易王へと成り上がれるのか? 異世界の富と危険が交錯する、商売冒険譚が今、幕を開ける!
というネタを考えたので試しにしばらく書いてみます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 07:10:00
140009文字
会話率:39%
江戸から東京、激動の時代を生きた伝説のサムライ柏木十四郎は、見覚えのない場所で目を覚ました……そこは中世ヨーロッパの様な街で、その世界の中心は王族や貴族、そして騎士だった。
少女メグに出会い、その飼い猫アミラと言葉を交わせた事で十四郎
は魔法使いと呼ばれる事になった。そして、再び剣の腕で生きて行ける世界に来て、十四郎は何処に行くのか……。
絶世の美貌の女騎士、ビアンカと出会う事で十四郎の運命は変わり始める。そして、最強にして眉目秀麗の女戦士アウレーリアが十四郎を慕い、神獣ローボや神であるライエカもまた十四郎に魅了されていく……まるで、魔法に魅せられた様に。
強さとは何か? 命とは何か? 十四郎は葛藤と苦悩を繰り返しながらも戦い続ける。最強の剣の腕と、優しさを持って……。
おかげ様で70万PVを突破しました。なろうでは少数派で非テンプレの作品ですが、読んで頂ける事を糧に面白いと思って頂ける様にがんばりたいと思います。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 21:08:12
916052文字
会話率:55%
全ての悪行を終えた後で前世の記憶を思い出した恋愛小説の悪役である侯爵令嬢、レイラ・ルーリエ。
やってしまったものは仕方ないので、罰も国外追放も監視も受けましょう。
その後は平民として第二の人生、自由にやらせて頂きます!
なのに、悪役令嬢の呪
縛か。様々な事件に巻き込まれていき……。
それでもひたむきに前を向く、たくましく生きようとする少女のお話。
戦闘や流血あり、残酷描写を含むこともありますので、苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 08:00:00
688902文字
会話率:53%
とある出来事から異世界へと飛ばされてしまった青年、黒野影次(くろの えいじ)。
当ても無く森の中を彷徨っていた所を任務途中の騎士団に保護(連行?)されダンジョン調査に同行する事になってしまった彼を待ち受けていたのはこの世界を揺るがす大
事件の前触れだった。
現代から魔法や魔物が存在するファンタジー世界に突如として迷い込んでしまった影次。
魔法という未知の概念、現代とは異なる文化、見たこともない生き物。行く当ても無く連行されるまま騎士団と共にダンジョンへとやってきた影次を待ち受けていたのはこの異世界最悪の災厄だった……。
絶体絶命の窮地に立たされる騎士団。そんな彼らを見捨てる事が出来なかった影次は咄嗟に災厄の前へと立ち塞がる。
そう、彼には1つだけ普通の人間とは違うある「秘密」があった……。
「ここからは、少しワイルドに行こうか」
剣と魔法とモンスターのファンタジー世界にやってきた彼の正体
それは人類の平和と正義のために悪の怪人と戦い続けてきた『正義のヒーロー』だった――――。
女騎士に魔法使い少女、果ては紳士なハムスター貴族。愉快な仲間たちと織りなす変身ヒーローの異世界冒険活劇、開幕!
異世界転移ファンタジー×変身ヒーロー! 作者の特撮趣味全開ですが宜しければ少しの間お付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 09:00:00
1946668文字
会話率:58%
<あらすじ>
ここは惑星ガイノアース。
ここガイノアースにはムーンンリアスと呼ばれる魔法が使える人々などが暮らす大陸があり、騎士・魔法使い・魔法剣士・賢者・侍・忍者・武人・武闘家・ガンマン・音楽家・盗賊・王族・皇帝・貴族・聖職者・将軍・大名
などといった様々な人々がこの地で暮らしている。
しかしこの大陸は決して穏やかで平和な土地ではなかった。合成魔法獣(通称:魔獣)という怪物たちの脅威に晒され、人々はその魔獣たちと激しい戦いを繰り広げていた。
だがムーンリアスの人々を取り巻いているのは魔獣たちだけではなかった…遠い海の向こうの異文明国家サンクレッセル連邦国、戦いの裏で暗躍する魔法武装組織メタルクロノス…
そんな混沌とした時代の中、クレード・ロインスタイトという一人の魔法剣士が賢者の博士と出会うところからこの物語は動き出す…
果たしてクレードとその仲間たちは魔獣やメタルクロノスの脅威から世界を救うことができるのか?
この物語は、「宝石の輝士団 クリスタルナンバーズ」と呼ばれる15人の変身ヒーローと彼らを取り巻く人々の愛と勇気と涙の物語である。
<他、作者より>
・「色」+「宝石」+「世界遺産」を主な軸に物語を展開して参ります。
またこの作品は様々なアニメやゲーム作品の影響を受けて作りました。
・少年漫画的な作品ではなく、「青年漫画に連載されている作品」をイメージ。(そのため性的な表現なども時折出てきます)内容は会話文が中心です。
・僕にとっては初投稿作品になりますが長期連載を予定しております。どうか今後ともよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 20:49:02
526799文字
会話率:82%
これは、特に面識もないが無性に王子が殴りたくて仕方ない少女と、彼女(の拳)に運命を狂わされた男たち(複数形)のお話である。
前世の記憶を思い出したことで、少女は一つの願いを抱くようになる。
――くっそあの王子超殴りてぇ!
自分
の生まれた『ここ』が前世で一度だけプレイした乙女ゲームの世界だと気づいた時、『ここ』にあの殴りたくって仕方のない王子(攻略対象)達がいるのだと気づいた時……少女は『王子を合法的に殴る方法』を考え始める。
そして気付いた。
そうだ、魔法学園に入ろう。
『王子様』を殴ったらアウトだけど、『同級生』なら殴ってもセーフ!
それが武術の授業ならむしろ殴らないでどうするよ!
王国でも数の少ない女騎士を目指し、王子を殴る為に拳を磨き、少女は魔法学園に入学した。
繰り返すが、王子を殴る為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 00:00:00
590936文字
会話率:26%
『いいかい? カルラ。 家族というものはね、温かいものなんだよ』
私がまだ小さかった頃、お祖母様がそう教えてくれたーー。
ある日、王都で魔法使いをしていたカルラ・ヴァーベナは西の森への配置換えを言い渡される。
国境沿いに広がるその森は
通称『迷いの森』とも言われており、魔物が多く、腕の立つ騎士や魔法使いでも苦戦を強いられる魔物の巣窟となる場所だった。
行けば即死。
そう訴えるも「そんなことない」と根拠の無いことを言われ、結局地図を片手に西の森を目指すこととなった。
目的の西の森から一番近い町へと着いたカルラ。西の森を管理しているという辺境伯の元へ立ち入りの許可をもらいに行くが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 16:02:10
82197文字
会話率:36%
無類のメイド好きキモオタ、|太田肝男《ふとた きもお》。
30歳の誕生日、「30歳まで童貞なら魔法使いになれる」という噂を信じ、魔法の詠唱を試みた直後――
頭上から落ちてきた鉄骨に潰されて、あえなく死亡。
……そして目を覚ますと、そこは
異世界。
なんと貴族「クラウス・フォン・ヴァイスベルグ」として転生していた!
幼少期から魔法の修行に励み、貴族の子としてリアルメイドに囲まれた生活を満喫するクラウス。
だが、彼にはひとつだけ大きな不満があった。
「メイドのバリエーションが、絶望的に足りない……!」
お淑やかで控えめなメイドばかりの世界に絶望した彼は決意する。
「ならば、理想のメイドをこの手で集めて育て上げるしかないでござる!」
ツンデレも、ドジっ子も、ボクっ娘も!?
個性豊かなメイドたちをスカウトしていく、前代未聞の異世界メイド収集譚!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 20:00:00
86616文字
会話率:37%
死んだはずの俺が目覚めたのは、見知らぬ森の中。しかも、銀髪碧眼の可憐な美少女の姿になっていた!?
総合格闘技(MMA)の世界で最強を目指した俺、大神龍星改めフローネは、魔法やスキルが常識の異世界で、ただ己の拳と技術だけを頼りに生き抜くこ
とを決意する。
追われる貴族令嬢リリアーナとの出会い、魔法使いセレスとの共闘。か弱き者を虐げる理不尽な敵を、前世で培った打撃、投げ、関節技で次々と打ち倒していくフローネ。その常識外れの戦いぶりは、やがて都市を熱狂させる剣闘祭へと彼女を導く。
だが、華やかな舞台の裏では、リリアーナを狙う巨大な陰謀――秘密結社『影の教団』の魔の手が迫っていた。アンデッド騎士との死闘、次々と現れる刺客たち。
守りたいものができた時、元・男の格闘家は真の強さを発揮する! これは、拳一つで運命を切り拓き、大切な仲間との絆を紡いでいく、異世界転生・物理無双ストーリー! 果たしてフローネは、異世界最強の座と、可愛いあの子の未来を掴むことができるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 08:00:00
43148文字
会話率:29%
第一章:転生
山本太郎、仕事一筋のビジネスマン。プロジェクトの成功直後、事故死。
目覚めると異世界の貧乏領主「カリム・ワデイッド・デイオン」として転生。
荒れた領地、冷たい家臣、絶望的な財政。
カリム
の中に残る「太郎」の合理主義と問題解決能力が目覚め始める。
第二章:再建
領民との交流開始。飢えと不安が蔓延する村。
小林孝之が「鍛冶職人」として転生していることを発見。再会。
師匠・加納正幸(元コンサル)が「老魔法使い」として登場。知恵を授かる。
新農法・治水工事・商人との取引で領地復興の兆し。
苦境の中で「苦しい時ほど楽しんで」の一言が灯になる。
第三章:試練と芽生え
周辺領主との摩擦。略奪・陰謀。
カリムの知略が敵を打ち破る。
幼馴染のような村娘・アリサとの心の交流が芽生え始める。
初勝利と「仲間を守れた」という喜びに涙。
第四章:興隆
領内経済が活性化。技術革新(紙、硝子、薬草産業など)。
辺境ながら知恵ある「若き領主」として名声が高まる。
若手騎士団を創設。青春群像劇が展開。
アリサとの関係が進展。想いを打ち明け合う。
第五章:戦火の影
王国内で内乱の兆し。腐敗貴族と改革派の対立。
カリムの領地は重要な戦略地点に。
選ばされる「戦うか、見捨てるか」。
初の本格的な戦争。若者たちが命をかける。
第六章:拡大と代償
戦争に勝利、隣接領地を併合。
領主から「侯爵」へ昇格。栄光と同時に責任の重み。
小林、加納との別れ。仲間の死。
自らの決断で多くを得、多くを失う。
第七章:未来へ
領地は豊かに。民は幸せに。
だがカリムの心には「太郎」の記憶も痛みも残る。
アリサとの結婚式。
「苦しい時ほど楽しんで」という言葉が、次の世代に引き継がれる。
新たな若者が、彼に「師匠」と呼びかける――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 07:28:18
40090文字
会話率:22%
時は、魔王復活時代。
勇者と聖女の一行が封印しに向かう最中、王国を守るために各地の最果てで、魔塔の魔法使いを主戦力に、大勢の騎士が戦っていた。
魔塔の若き魔法使いのシルも、辺境伯領で『戦場の銀の閃光の天使』と呼ばれるほどに活躍をしてい
たが、魔物との戦争も終盤。ラストスパートが始まった日、シルは魔塔の仲間の救援要請に応えて、別の地の仲間の元へ魔法転移。
その場にいた魔力を豊富に持っていた相性のいい美丈夫と口付けして魔力を分けてもらい、事態を収拾。その後、魔王封印成功と勝利が知らされた。
魔塔で、勇者との旅についていった魔塔主も帰ってきて、ワイワイ。
そんな最中、口付けをした美丈夫が、公爵だと発覚。
相手は、公爵領の若きライオネル・フェナールド公爵。さらには、すでに求婚しに来ていた。
面白がる魔塔主と仲間達に呆れつつ、シルは求婚の話を一旦保留にして、名乗る。自分の本名を。
王都では有名な悪女と言われている、その名を――――。
その名を巡り、真の悪女を暴く! シルと、求婚者と、魔塔仲間と、そして戦友!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 06:46:00
55293文字
会話率:35%
村の平凡な少年ヒューゴの兄は、レンジャーの腕を買われて冒険者になった。
「冒険者になって大金持ちになる!」と意気込んで、兄は旅立つ。
冒険者にあこがれていたヒューゴは、パーティを抜けた老魔道士のもとで修業をする。
数年後、兄は「こ
んなはずじゃなかった」と病んで帰宅した。
高額のトレジャーは奪い合い。依頼料金の高い仕事を取れたとしても過酷。冒険者同士で足の引っ張り合いまで。
精神的にまいってしまった兄は、老魔道士の手でカウンセリングを受けることに。
ヒューゴは、「人の役に立てる仕事」なら、なんでもやろうと決めた。
そんな人当たりのいいヒューゴの下に、仲間たちが集まってくる。
貴族の女魔法使い。冒険者を引退する寸前だった、人妻ダークエルフ忍者。ドラゴンニュートのギャル騎士、ダチョウ頭の神父など。
地道な冒険を続けていた彼らは、やがて伝説となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 05:21:19
54826文字
会話率:49%
アデラインは優秀な騎士を多く輩出する名家ノーチェ侯爵家の第三子として生まれたが、体が弱く剣を持つには不向きな娘だった。ただ、それだけならまだしも彼女は魔力を多く持っていたのだ。この国では魔法使いと騎士は競い合う存在であり、いがみ合っていると
いっても過言ではないのに。
騎士の名家として名を馳せるノーチェ家の子どもとして、魔力を多く持つことは恥だと両親に言い続けられたアデラインはある日とうとう悪名高い元騎士に嫁がされることになる。
しかし、アデラインはそれでも両親に逆らおうとはしなかった。貴族である以上、家が取り決めた結婚は義務だ。ただ一応聞いておこうとふと思い、両親にこう尋ねた。「この結婚に益はあるのですか」と。すると両親は「ない」ときっぱり言い切った。
だからアデラインは、最後の最後に思い切り反抗というものをしてやろうと決めた。思えば物心ついてから常に両親の顔色伺い、その命令に従ってきたのだから一度くらいは許されるだろう。そんな甘い考えの下、アデラインは短い自由な学生時代に恋した人の家に押しかけることにした。最後だからと言い訳をして。
両片思い系男女が、いろいろな障害を乗り越えてくっつく話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 23:50:33
74826文字
会話率:66%
神霊召喚――人智を超越した神という存在を召喚する大魔法を死ぬ間際に完成させた孤高の魔法使いは、召喚された女神に転生を願った。
転生先はとある王国の貴族の三男。跡継ぎとして期待されるような立場でもなく、将来は騎士として普通の生活を送る事になる
であろう運命の下に生まれた主人公『レオン・アルヴェイン』は、12歳の誕生日に生涯のパートナーとなる武器を授かる【武具顕現の儀】でランク測定不能の謎の剣を創りだしたことで運命が大きく狂いだす。
この謎の剣に興味を持った男によって王都の学園に入学することになったレオンは、謎の剣について研究をしながら前世では経験できなかった充実した学園生活を送ることになる。
その剣は、転生する際に引き継げなかった前世の力の結晶を女神が神剣として加工したものであり、気づけば彼は世界最強の神剣使いと呼ばれるようになり、様々な美少女に言い寄られるような生活を送ることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 17:02:39
35412文字
会話率:41%
【一言あらすじ】前世で悪魔の子として虐げられてきた主人公が、自力で神様を呼び出して転生し楽しいセカンドライフを送る話。
神霊召喚――人智を超越した神という存在を召喚する大魔法を死ぬ間際に完成させた孤高の魔法使いは、召喚された女神に転生を願
った。
転生先はとある王国の貴族の三男。跡継ぎとして期待されるような立場でもなく、将来は騎士として普通の生活を送る事になるであろう運命の下に生まれた主人公『レオン・アルヴェイン』は、12歳の誕生日に生涯のパートナーとなる武器を授かる【武具顕現の儀】でランク測定不能の謎の剣を創りだしたことで運命が大きく狂いだす。
この謎の剣に興味を持った男によって王都の学園に入学することになったレオンは、謎の剣について研究をしながら前世では経験できなかった充実した学園生活を送ることになる。
その剣は、転生する際に引き継げなかった前世の力の結晶を女神が神剣として加工したものであり、気づけば彼は世界最強の神剣使いと呼ばれるようになり、様々な美少女に言い寄られるような生活を送ることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 12:45:25
25297文字
会話率:39%
これは勇者が世界を救った2000年後の物語。
勇者歴2104年、4年前に起こった世界大戦の影響から各参戦国は疲弊しきっていた。
そんな中、参戦国の中の一つであるソール国は今もなお緊張状態にある、世界情勢を鑑みて史上初の男女問わずの騎士
学校入学者を募集する。
少女の身でありながら、頭ひとつ抜けた剣の才覚の持ち主である貴族の娘ネクス。
商人の娘であり、誰よりも頭が切れるミケッシュ。
そして誰よりも勇敢な少年リリベル。
そんな三人は募集に応えた、入学希望者だった。
学校のある王都エポロへと、列車に揺られながら同席した三人は、しかし、とある事件へと巻き込まれることになる。
「魔王様……」
そう呟く一匹の魔物によって。
────────
「こんなもんか?」
「何をやっている」
「おお! 旦那ぁ! 今あらすじを考えていたとこなんだよ!」
「……我々の計画のか?」
「そう! 最初は肝心だろ? 何が起きて何を生み出すのか、みんな知りたいと思うんだ!」
「お前の言っていることは相変わらずわからんな。皆とは……いつものあれか?」
「そう神様!!」
「悪趣味だな、お前の神は」
「そう言うなよ! 多分最後になるんだからさ!」
「そうだな」
「そうさ!!」
「行くぞ、候補者は絞れたとはいえ所詮は、的中率は実際に確かめないことにはわからん」
「旦那は心配性だなぁ、もう実質決まってんだろ?」
「予言や占いなど信頼できん」
「それ魔法使いのセリフって自覚ある?」
「当たり前だ私の流派は堅実でな」
「はは! そりゃよかった! じゃあそろそろ始めますか!」
「例の地点で全ては始まる」
「……帰れるかな」
「賭けになるな」
「……まぁいいさ! 利害は一致させてんだからな」
「お前の前向きさは見習いたいところだな」
「だろ?」
「では、行こう。魔王様のために」
「おー、大変ご立派なことで」
「本気だからな、世界のために」
「幸福のために?」
「そうだ」
「はぁ……そんじゃまぁせいぜい楽しもうぜ旦那、なんせ──」
「最後だから……か?」
「そういうこと」
─────────────
カケヨム様でも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 20:15:20
224328文字
会話率:37%
魔王討伐後、凱旋した俺たちを待っていたのは、厄介ごと。
アルメニア州で、3つのダンジョンが、同時にスタンビート。
国中の騎士・魔法使いが動員され、何とか結界を張り、魔法で土塁を築き、突貫工事で石壁を築き
土塁を築き補強する。
時機が魔王復活
と時期が重なっていた為、手が付けられなかったのだ。
魔王討伐を終えたばかりで、渋る俺に「伯爵の地位」「アルメニア州総督と州全域の領有権」
「リーフりット(エルフ)との婚姻許可証」を提示。
最後の「婚姻許可証」が決め手となって、この依頼を引き受けた。
1年半掛けて、Aランク~SSSランクまでの魔物を殲滅、駆逐した。
約束の報酬を貰う時になって、貴族院から物言いが付いた。
「旧アルメニア州の正当な後継者がいるのに、それを無視し、ドコの馬の骨とも分からむ輩に、
アルメニア州は渡せない!!!」と。
貴族派筆頭議員ドズル公爵が
貴族派議員の署名入り連判状を国王に渡す。
旧領主の息子が故郷を取り戻したい気持ちは分かるが・・・
危険な時は顧みず、安全が担保されたらコレである。
利権絡みなのは、子供でもわかる。
結局、数の力で押し切られた。
それでも「エナル川以西」の領有は認められた。
「文殊」の見立てでは「エナル川以西」は17万石。
「エナル川以東」は46万石だそうだ。
やっぱり腹立つ!!!クソ貴族ども。
でも、ここからが仕切り直し。
愛するリーフリット(エルフ嫁)と二人三脚で「街道一の領地」にしてみせるぜ!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 11:32:03
276237文字
会話率:25%
貴族の長男として生まれた俺、エリアル・ウィンドは最下級スキルしか持たない無能として実家を追放されてしまう。
が、その直後、とあるきっかけで俺のスキルは『最下級』から圧倒的進化を遂げ、『極』ランク――【スキル鑑定・極】になった。
これなら追放
を取り消してもらえるかと思ったが、実家の反応は冷ややか――。
結局、俺は二度目の追放をされ、放浪の旅へ。俺を追いかけてきた妹とともに、弱小国に拾われ、そこで【スキル鑑定・極】を駆使し、自分自身を最強にするのはもちろん、他者たちの能力も次々に底上げしていき、やがて世界最強国家へと育て上げていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 18:10:00
126117文字
会話率:41%
その日俺は思い出した。
この世界が前世妹がプレイしていた乙女ゲームであり、そのラスボスが他でもない自分であることを。最後にはヒロインである妹リリアーナと、その攻略対象者たちに殺される運命であることを。
「ってことは、俺がラスボスにな
らなければ殺されることはないのでは?」
そう考えた俺はラスボスポジションを返上することを心に誓うが、どうもそう簡単にはいかなくて――。
自身の未来とヒロイン、リリアーナ(妹)の平穏のために乙女ゲーの世界を奔走する主人公アレクと、世界を救おうとするリリアーナ&攻略対象者たち。
果たしてその結末は――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 10:17:39
111226文字
会話率:29%
リーツェル王国の王都の片隅に、夜の間だけ現れるカフェがある。
名前はカフェ銀月亭。元・氷晶の賢者こと王国最高峰の魔法使いエーファ・ヘルマンは24歳。彼女が早過ぎる引退をして開いた、一風変わった店だ。
エーファは看板フェンリルのシリウスと一緒
に店をきりもりするかたわら、大切な「お嬢様」を国外追放した忌々しい王太子に復讐するべく暗躍している。
ある日、エーファと年が近く顔見知りの騎士団長のランベルト・フォン・ロシュフォールが店を訪れた。
エーファの行動を訝しんだランベルトは、見張りのために毎日来るようになる。それに気づいたエーファだが、ランベルトから情報を引き出すためにわざと彼に近づき――腹の探り合いが始まった。
お互いを警戒していた二人が、交流を重ねていく間に恋に落ちてしまうお話です。
エーファがカフェで出すスパイスが効いたお菓子やホットワイン、そして頼もしいモフモフ相棒の活躍もお楽しみください。
※アドベントカレンダーとして毎日更新する予定ですので応援いただけますと嬉しいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 02:08:01
87284文字
会話率:39%
パトリスは魔法大家に生まれた元貴族令嬢だったが、魔法を使うことができないため、実家から勘当されてしまう。今は魔法の師である美貌の魔法使い、アンブローズ・オルブライトの屋敷でハウスメイドとして働いている。
路頭に迷うしかなかったパトリスを、ア
ンブローズは「パトリスが自分のやりたいことを見つけるまで」という期限付きで、使用人として雇ったのだ。
ある日、アンブローズが客人として、パトリスの兄弟子で片想いの相手でもある魔法騎士の青年、ブラッドを連れ帰る。
再会したブラッドは視力を失っていたため、パトリスがメイドをしていることに気づいていない。そこでパトリスは、ブラッドが目の見えない生活に慣れるまで、彼のもとで働きたいと申し出る。そこで、アンブローズはパトリスのために嘘をつき、ブラッドのもとに送り出した。
初恋に別れを告げようとするヒロインと、実はヒロインのことが好きだけど身分差のせいで諦めていた心優しいヒーローと、そんな二人を影から支える師匠のお話です。
※タイトルにガッツリ男の人の名前が入っていますが、主人公は女性です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 23:44:52
75609文字
会話率:33%
主人公オリヴァーの妹ノエルは五歳の時に前世の記憶を思い出す。
この世界は妹の知り得る世界ではなかったが、光魔法が使えるオリヴァーのことを、きっとこの世界の主人公だと。尚且つピンクの髪は最強騎士や大魔法使いになれる色だ、両方兼ね備えた『
勇者になるべきだ』と主張した。
しかしオリヴァーは貴族。この国の貴族は冒険などしない。内心勇者なんて絶対にしたくないオリヴァーだが、大好きな妹のため、『転生者ごっこ』に付き合うことに。
妹は本物の転生者なので、このごっこ遊びが終わることは到底ない。故にオリヴァーは本物の勇者の道を歩むことに!
更にはBL好きの妹はオリヴァーと幼馴染(男)の関係を恋愛関係だと勘違い。勘違いは勘違いを生み妹の頭の中はどんどんバラの世界に……。
そんな妹の餌食になった幼馴染や訳あり王子達をも巻き込みながら冒険の旅へ出発!
勇者になんてなりたくなかったはずなのに、何故かそのチート能力で最強勇者に成り上がっていく……ちょこっと抜けた妹の異世界転生に巻き込まれた、なんちゃってファンタジーどうぞお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 20:30:47
387175文字
会話率:61%