貪婪 小説家になろう　作者検索

電極数奇な出逢いの末。中途半端な言い伝え。その元凶はまだ生き長らえ語り出す。あくまでも、後の結末は自分の解釈をするようにニンマリした三日月型の口でカラコロカラコロ笑い出す。R15は保険。尚、掲載した花言葉は一部であり諸説有。

　彼女の見た目を話すのはとても簡単だ。『白い』この言葉だけで済んでしまう。僕の彼女はとにかく白を愛する人である。しかし、彼女が白を愛する理由は、自身を美しく見せるためではなく、自身の中にどす黒く渦巻く探求意欲を隠すためだった。 　白く綺麗な彼女の内面に潜む、黒く貪婪な探究心。彼女が何を考えて行動するのか、僕には永遠に分からないだろう。そんな彼女と僕の話。折りたたむ>>続きをよむ

貪婪な生命の希求への警鐘