「ダメか。また次のを探そう」
バイトを転々としていた貧乏大学生の安藤義彦は10日間で100万円がもらえる治験の求人に応募する。
指定したバスに乗ると意識を失い、密室のベッドで目覚める。
機械音声「君はこの部屋の中で10日間過ごして
もらう。時々出る簡単な問題を解くだけ。それ以外は自由だ」
小学生レベルの問題を日に数回解いて、朝昼晩の食事をとるだけの日々。スマホはない。
5日目の朝、目覚めると真正面にあった大きな窓が開いていた。
その先には、鏡のように同じ反応をする俺がいた。
「「おーい! 君は誰だい?」」
「「いや、こっちが聞きたいのだが? えっ…」」
自分が咄嗟にかけた言葉が、鏡とは違う距離感ある やまびこ となって帰ってきた。
「「まさかドッペルゲンガー…?」」
相手と自分の言動が重なり、頭が混乱する。
「「ドッペルはお前だろ!」」
俺の指の先には、全く同じ姿勢の俺がいた。
【読者のあなたなら、どう行動していきますか?】
一卵性双生児を永遠に、点対象密室で同じに育てたらミラーリングできちゃうのでは?
という素朴な疑問から書いてみました。自分だったらこう脱するという思考で進めていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 18:27:41
11374文字
会話率:17%
彼女とのデートの帰り道、彼女を庇って車に轢かれ、俺は不思議な電車に乗っていた。
最終更新:2020-04-23 02:08:50
1611文字
会話率:61%
『ゴブリンの勘定亭』。冒険者たちが集まる酒場の一角で、酒と料理を楽しむパーティがいた。クエストの疲れを癒やすように、彼らは酒をあおり食事をかっ食らう。頬を赤く染め酔っぱらった彼らは、余興とばかりに互いの酒代を賭けるゲームに興じ始めた――。
この小説は読者参加企画内蔵型作品です。皆様のご参加をお待ちしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-03 23:32:19
8647文字
会話率:66%
私は和菓子屋の娘。
バレンタインデーと言えどもお店の為に働き続ける。
そこへやって来たのはいつものあいつ。
電撃文庫MAGAZINE 読者参加企画応募作を改題しました。
最終更新:2012-08-30 16:45:48
1879文字
会話率:42%
二千年前に殺された怨みを持つ男が今、黄泉返る。
現代に舞台を移し、復讐の時が始まる。
電撃文庫MAGAZINE読者参加企画に募集したものを改題しました。
最終更新:2012-08-29 20:24:19
1971文字
会話率:14%