いにしえの昔。人々が暮らす唯一の小さな大陸には、五つの里が存在していた。
北方の【雪満里(ゆきみつさと)】、南方の【花散里(はなちるさと)】、西方の【風舞里(かぜまうさと)】、東方の【星降里(ほしふるさと)】、そして、大陸中央部にある【月輝
里(つきかぐさと)】である。
そこにはおのおの一人の【巫女姫(みこひめ)】と呼ばれる、天神地祇を統べる存在がおり、彼女らの神託やお告げによる祭政一致の政治が行われていた。
【巫女姫】は神が純潔の少女にのみ与えし宿命である。
選ばれた乙女には、十五歳の誕生日までに、身体の一部に【聖紋】と呼ばれる不思議な紋章が表れる。それがすなわち、国家を背負うことを宿命づけられた【巫女姫】となる証だった。
花散里の聖都【散花(さんか)】に暮らす少女・淡雪(あわゆき)は、新たな巫女姫・真珠(しんじゅ)が立つ儀式である【誓願の儀】の朝から、奇妙な胸騒ぎに襲われていた。
住まいである孤児院で水まきをしていたところ、不審者に腕を取られ、草蔭に拘束される。
侵入者の正体は、星降里の巫女姫を殺害した大罪人として指名手配されている、藍晶(らんしょう)だった。
その瞬間、彼が手にしていた青い勾玉に反応し、淡雪の胸元に巫女姫の証である【聖紋】がなぜか浮かび上がる。
花散里には新たな巫女姫がいるはずなのに、なぜ……?
巫女姫と五つの里を巻き込んだ、淡雪たちの冒険が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 12:00:00
18664文字
会話率:31%
時代は江戸の中期、京都にほど近い「土生村」に生まれ育った一人の人物がいた。
彼は厳格な剣豪の祖父に育てられ、密かに誓願を立てていた。そして自ら祖父を斬って村を出奔し、都で「首斬鬼」と呼ばれる辻斬りになった。
次々と人を殺めながら同心た
ちから見事に逃げおおせる首斬鬼の前に、錦と名乗る男が現れる。
初めて自分の剣技が通じない男と出会った首斬鬼は、錦に殺し屋の一人として雇われ、その屋敷に住むことになったが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 22:26:27
79346文字
会話率:47%
ここは、「剣魔誓願高等学園」天才が集まる、合格率100%の実力至上主義の学園そんな学園の中、無能力 隻眼の最弱 紅雅弥 ノアが学園で平凡で白髪の女の子 弥情 御子と青春をおくりつつノアが無能の反逆を、おこすそんな物語。
最終更新:2023-07-08 22:56:11
282文字
会話率:45%
----------------------------------------------------------
神が孕み産み落とした和の島国「豊島」。
その国は多くの自然に恵まれながらも、人を喰らう人外の蟲「ヨウガイ」が跋扈し
人間
は絶えず生を脅かすヨウガイとの戦いを強いられていた。
そんな時代の中で、異形の力をその身に宿した男、葦高《あしだか》は
美しい童女、恋鐘《こがね》を連れ
死者蘇生を司る伝説の秘宝「黄泉がえりの縁」の手掛かりを求めて
東の大町、布津母《ふつも》へとたどり着く。
そこで武の極致への道を探る青年、久世清史郎《くぜせいしろう》、
触れる者すべてを殺戮する女、夜鷹《よだか》らとの出会いを果たした葦高は
秘宝を求めヨウガイ巣食う豊島の地への旅を始めるのだった。
これより紡がれるは、人外蔓延る島国で
死者蘇生の秘宝を求めたものたちの物語。
----------------------------------------------------------
毎週金曜17:00更新
侍とか日本刀とかクノイチとか妖怪とか詠唱とかがいっぱい出る
和風異世界厨二ファンタジーバトル作品です。
人外主人公、剣に狂う若侍、接触禁忌の美女、そしてのじゃロリなど
濃厚な奴らが登場します
↓以下のような詠唱が好きな方はぜひお読みください
「ここに御刀《みかはし》の前《さき》に著《つ》ける血、
湯津石村《ゆついはらむら》に走《たばし》り就きて、
成れる神の名は石拆《いはさく》の神」
「オン・アリヤダラアリ・ソワカ
オン・アリヤ・ボギャバテイ・ソワカ
ノウマク・サマンダ・バザラダン
ニリベイダ・バラデイ・ソワカ
豊財よ、一切の法を貫通するものよ
金剛の針、誓願を叶えるものよ
汝このものを摂取せよ」
感想、批評、誤字指摘等お待ちしています
また作者Twitterで毎日進捗報告してますので
作品が気になった方よければフォローお願いします
@gurenbosatsu
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-28 17:00:00
41986文字
会話率:27%
聖なる夜のクリスマス。 空には天使が舞う。
人々は樅の木に飾りを付けて、幸せが舞い訪れますようにと願うのだ。
そんな樅の木が聖夜に願い祈ったのは一人の天使の事だった。
植物が主役の読み切り短編《樹花草綴り》
短く繋がりなく刹那の樹花草
物語。
樹花草綴り 第十話《 誓願の樅 》お届け致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-25 21:00:00
1249文字
会話率:9%
ダイエットは修羅の道。
正気では為せぬ、乙女の大誓願。
※1壺の上で踊る、という今書いている話のプロトタイプのプロトタイプ。
※2あらすじをちゃんと書けというメッセージがあったのでちゃんと書いた。
最終更新:2015-11-18 00:12:26
7653文字
会話率:13%
人間は死ぬ時、たった一つだけ願いを叶えて貰える。
或いは罰を受ける。
それはその人間の生前の行いによって決まる。
天使は願いを。悪魔は罰を。
そして、その後。
死神によって魂はリサイクルされるのだ。
これは、誓願省に所属する天使と懲罰省
に所属する悪魔のお話。
死にゆく人間の魂は救われるのか。
天使と悪魔の意味とはー――。
と、難しい事言ってますが、もっとおちゃらけた感じのを書きたくなったので、勢いで書きました。
楽しんで頂けたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-21 11:53:40
5982文字
会話率:28%
賽ノ地を離れた青と耶八が、北倶盧洲の中央都江戸で出会ったのは自らの過去と未来だった。誓願せし心を揺らすは花の香りと母の声。人間と羅刹が和平を結んだことで、夜叉族が暗に動きだし、世は混乱の時代を迎えようとしていた――【コラボ侍】みてみんのお遊
びから始まった世界をなんとなく文章化してみようという試みです。気になる方はこちら→http://19.mitemin.net/userpageblog/view/blogkey/1899/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-09 16:58:02
116461文字
会話率:28%
サンダール王国の王子マルクが様々な困難の末、サンダリル皇国を打ち立てる話です。現在、第1章ムンズ攻略編を執筆中。
第1章あらすじ
不本意ながら、ハンムリル王国に留学しているサンダール王国第一王子マルク。当然のことながら、授業をサボりまくり
、結果単位を落としそうになる。単位修得のための特別課題は兵を率いて反乱軍の制圧?
しかも、進軍中マルクは失踪し、反乱軍はどんどん勢力を拡大していく。マルクは如何に?
現在、1話あたりの文字数を削減中。話数が増えますが、基本的に内容は変わりません。
現在休載中です。申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-27 12:00:00
63551文字
会話率:53%