人は、他人から心を傷つけられることはない――。
ミヤが口にしたのは、ひとつの真理。
なぜ、ミヤはそんなことを言ったのか。 ミヤの目には、何が見えているのか。
誰かからひどいことを言われたら、その人の放った言葉が矢になって飛んできて、
心に刺さる。そんな風に、人の心は、人の言葉によって傷つけられるのだと思うかもしれない。けれど、実際にはそうではなくて――。
病弱な弟を守護する反動で、ミヤにつらく当たる母親。母親との確執を、ミヤはどう受け止め、心を守ってきたのか。ミヤの想いが明かされる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 09:23:41
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会話率:30%