「君は、俺だけの女神だ――そう言ったら、笑う?」
神託を拒み、王国に見捨てられた元・聖女。
廃村でひっそりと暮らす彼女に、少年・ルカが偶然出会う。
初めて“必要とされた”彼女は、少年の優しさに少しずつ心を溶かしていく。
だがそれは、互い
にとって危うい依存の始まりだった。
――触れた指先、重なりそうで重ならない唇、言葉にできない執着と背徳の感情。
この出会いが“救い”なのか、“堕落”なのか。
二人だけの世界で、夜が深く濃く、甘く沈んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 13:33:12
5798文字
会話率:31%
『君にだけ、素直じゃない。』
――ツンとデレのあいだで揺れる、ふたりの青春ラブストーリー
美人でクール、成績優秀な剣道少女・一ノ瀬美羽。
そして、地味で目立たないけれど観察眼に優れたオタク系メガネ男子・綿貫智。
大学2年間の春、クラスメ
イトとなったふたりは、
「話しかけないで」と言い放つ彼女と、「了解」とあっさり受け入れる彼という、噛み合わないスタートを切る。
けれど、彼の“さりげない優しさ”と、
彼女の“誰にも見せない素直さ”が、少しずつ交わりはじめる。
秘密のノート、傘を分け合った雨の日、
夏祭りの夜に交わした曖昧な言葉と、そっと触れた指先。
距離1メートルからゼロへと、ゆっくり縮まっていく心の距離
そして迎える大学生活――
"自分の未来"と“誰かと歩む未来に悩みながらも、
ふたりは確かに、互いを選んでいく。
強がりだけどまっすぐな彼女と、静かだけど芯のある彼。
そんなふたりが紡ぐ、
甘くてじれったくて、でも爽やかな恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 00:50:29
8375文字
会話率:38%
触れた指から伝わる熱と甘さ。
指先が美しい彼に、一瞬で恋をした――――。
最終更新:2024-08-08 18:19:44
1685文字
会話率:27%
始めにキミを思い、幸せのカタチを感じた
最終更新:2022-06-23 07:35:39
287文字
会話率:0%
ある日、階段から落ちてきた上級生の篠を颯太は助けた。
篠は学校一の美少女だが常に無表情を貼り付けており、「いばら姫」と呼ばれている。――が、颯太はそれを知らなかった。
とんでもなく可愛い先輩が、とんでもなく可愛い仕草と声で颯太に笑いかけ
てくる。その度に周りがざわつくのだが、噂を知らない颯太には何のことか分からず、ただただ先輩の可愛さに翻弄されるばかり。
手を繋いで、抱きしめて、なんだか距離が近くても、颯太に恋の自覚はない。それなのに、篠がますます可愛くなってきて、いよいよ天使に見えてくる。
これは、年上のとんでもなく可愛い先輩に翻弄される後輩の話。
あるいは、鈍い後輩をあの手この手でどうにか落とそうとする先輩の奮闘の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 19:41:55
109560文字
会話率:45%
いつからか君を目で追ってた?どれだけ考えても思い出せない。初めて触れた指先の温度も覚えていない。
だけどいつからか、君への想いは私の中でずっと降り続ける。
専門学校の生徒と講師、許されるようで許されてはいけない。お互い前だけ見て決められた道
を進む、そう、離れた筈なのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-03 05:40:12
19582文字
会話率:13%
第147回フリーワンライ企画参加作品です。
お題は
触れた指先、届かぬ思い
線香と○○
赤い印
ホルマリン漬け
滅んだはずだったのに
すべて使用。制限時間8分オーバーでした。
最終更新:2017-09-09 23:49:13
2802文字
会話率:3%
特殊能力を持った女子高校生が成長するお話。
シリアス。人の死、育児放棄の描写があるので苦手な方は注意してください。
一話自体は短め。
自サイトで公開していたものをこちらに移転。
最終更新:2016-02-19 00:00:00
15903文字
会話率:54%
『丘の上』
やはり忘れられない人への気持ちを。
ちょっとしつこいですが、色々書きたいと思いました。
叶わない人への思いは、やはり簡単に忘れられないと。
叶わないからこそ、来世で叶えたい気持ちです。
最終更新:2014-05-26 11:58:37
355文字
会話率:0%
「この書き出し/締めいかがですか その壱」で出たお題【 触れた指先はひんやりとして、しかし優しい感じがした 】で書いた。イブはアダムのあばら骨から作られたんだ。それまで一人ぼっちだったアダムはイブを見て喜んで歌ったんだよ。「これこそ私の骨
の骨、肉の肉」ってね。だから男は親から離れて妻に堅く付き、二人は一体となる。――聖書、創世記2章23、24節より。体力ある時ちょっと文章足しに来ます。また風邪引いた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-21 22:20:30
200文字
会話率:15%