大本山永平寺の参道で岩肌に彫られた仏様を見つけた杉下栄吉は大心と言う名前だけを頼りに仏を彫った大心の生涯を調査することになる。
大心は昭和初期に京都府の舞鶴の曹洞宗の明全寺の生まれだった。そして永平寺に修行に入っていた。しかし道元の師であ
った明全についての歴史的解釈の違いから大本山永平寺を破門になる。実家の寺を帰った大心は軍隊に召集され満州へ赴任することになる。しかしそこでの経験が大心に大きな心の傷を残し軍法会議にかけられる。しかし戦争が終結しロシア軍が新京に進出すると命がけで本土へ帰還する。
真理を追究するという事はどういうことなのか。戦争の残酷さ。いろいろなことを考えさせられながら大心の生涯を調査した杉下は大心にゆかりのある地にたどり着いた。そしてそこで彼が見たものは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 17:19:55
70954文字
会話率:38%
「俺は同性愛者じゃありません。性別とか関係なく! レオナルド様が好きなんです!」
初恋の相手と婚約した、伯爵令嬢のエレオノーラ。
両親が事故で亡くなり、莫大な借金が発覚。
相続拒否すれば借金を背負わずに済むが爵位も失うので、婿入り予定だっ
たノアとは婚約解消になる。
借金がバレたら、これまた婚約解消。
大好きなノアと結婚したいエレオノーラは、バレないように借金を返済すべく架空の兄・レオナルドを作り出した。
魔道具で性別を変えた彼女は、危険な戦場に身を投じ、あれよあれよという間に国一番の騎士の称号を得て、騎士団長まで登りつめた。
借金を完済し、さあ結婚準備というところでエレオノーラはノアから婚約解消を切り出されてしまう。
「男として責任を取らなくては。エレオノーラは修道院にでも行ったことにして、ノアを娶ろう。しかし男同士だと受けいれる方が負担が大きいんだよな。……体は私の方が頑丈だけど、そうなるとどちらが旦那様になるんだ?」
「落ち着け、お前は女だ!」
「ノアと結婚できるならどっちでもいい!」
両思いなのに、致命的に一方通行な二人の関係はどうなる!?
際どい言葉がポンポン出てきますが、キスすらしない超健全な物語です。R-15は念のため。
BLじゃないけど、解釈の違いでBANされたくないので、念のためボーイズラブタグ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 08:55:01
16783文字
会話率:37%
「君とは白い結婚になる」や「お前を愛することはない」からの溺愛が若干王道になりつつある昨今。
「結局、現婚約者or現結婚相手とくっ付くなら『元サヤ』タグを付けてほしい」という方が一定数いるようですが、そういう話に「これって『元サヤ』か?」
と、疑問を抱いて『元サヤ』タグを付けるのをためらっている、もしくは『元サヤ』じゃないから付けたくないと思っている恋愛書きの作者さん。
『絆され』→『関係再構築』というタグを付けるのは如何でしょう?
タグを付ける付けないは、最終的には作者さんの自由なのですが。「地雷踏んだっ!?」という読者側の事故? の、嘆きや怒りを少しでも緩和できるなら、『絆され』→『関係再構築』タグ付けのご一考如何でしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 08:10:42
1673文字
会話率:0%
かつて、彼は大妖怪だった。その名を聞けば誰もが身体を震わせ、殺されないように息を潜めた。しかし、平安の妖怪退治、彼は陰陽師の手によって倒されてしまった。それから数千年の時を経て、妖たちの魂が目を覚ます。
彼は愛を見つけた。初めて、守りたいと
思う存在を手に入れた。生きてきて、これほどまでに平和で幸せな気持ちは初めてだった。だが、別れとともに彼の幸せは奪われた。そしてまた一度、彼は愛しい存在と再会する。今度は、確かな家族として。
<妖の設定、伝説、歴史など多少の改変、解釈の違いを感じることがあると思います。ご了承ください。>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 18:00:00
82532文字
会話率:60%
美濃 (岐阜県)は西日本と東日本の中間にある。
故に、吉野を脱出した天武天皇は美濃で体制を整えて『壬申の乱』を起こし、この美濃にある不破の関を閉ざしたことで勝利を呼びよせ、|北条《ほうじょう》-|泰時《やすとき》は美濃の|墨俣《すのまた》で
『|承久《じょうきゅう》の乱』に勝って鎌倉幕府第2代執権となった。
また、北朝の|足利《あしかが》-|尊氏《たかうじ》は迫ってくる|北畠《きたばたけ》-|顕家《あきいえ》率いる南朝軍を抑えるべく|土岐《とき》-|頼遠《よりとう》を派遣し、美濃の|青野原《あおのがはら》で決戦となった事もある。
どれも天下の|趨勢《すうせい》を左右する大戦であった。
美濃は日の本の中心であり、戦国時代の乱世となった世では英雄・奸雄が|跋扈《ばっこ》した。
その一人である|斉藤《さいとう》-|利政《としまさ》(後の道三)は、下の者が上の者を倒して成り上がる|下剋上《げこくじょう》を体現し、親子二代で油売り商人から身を起こし、遂に美濃の守護代 (国主)まで上り詰めた覇者であり、『美濃の|蝮《まむし》』と恐れられた。
そんな利政が小さな赤子を抱きかかえて天に|翳《かざ》し、強面の顔をだらしなく崩して赤子を見つめた。
「其方は|胡蝶《こちょう》〔夢〕だ。我が胡蝶。我が帰るべき所よ。故に其方を|帰蝶《きちょう》』と名付ける。可愛いのぉ~」
まったく奸雄と思えぬ親馬鹿であった。
この物語は乱世の覇者と呼ばれた蝮の娘、|帰蝶《きちょう》のお話である。
◆この物語は史実に則った戦国大河です。
歴史解釈の違いはございますので、その点はご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 09:48:59
64638文字
会話率:28%
おばちゃんがワイドショー見てぼやいてまーす。
最終更新:2022-12-02 14:18:35
719文字
会話率:0%
琴江田 新《コトエダ アラタ》は高校生活最後の春休みを新作ゲームをプレイすることで消費していた。ゲームもひと段落つき、ぐっすり眠って目を覚ますと見知らぬ森に囲まれた草原。
目の前には見覚えのない少女。言葉も通じず、意思疎通もままならないが、
とある事件がきっかけで自分がこの少女に召喚されたことを知る。
そして元の世界に戻るためには少女の願いを叶える必要があるらしい。
ならば使い魔として全力で協力し、元の世界に帰るとしよう。
古代魔法【コトワザ】使いの少女に【諺】を教え、俺が不要になるくらい成長してもらえばいいか。
【ニカイカラメグスリ】何で命中率が上がるんですかねぇ。
【イタイノイタイノトンデイケ】気休めじゃなくキッチリ傷が癒えるんですね。
【イヌモアルケバボウニアタル】フルスイングした棒に吸い込まれたように見えましたが。
【コトワザ】と【諺】の解釈の違いに苦労しながらも、少女の望みを叶え、元の世界に帰ることを目指す男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 21:28:07
286243文字
会話率:36%
ミルタルト姫が魔王アルバートにさらわれ、救出に向かった勇者ディーノ。
無事魔王アルバートを打ち負かしミルタルト姫を救出するも大魔王に体を乗っ取られてしまったミルタルト姫。
勇者ディーノはミルタルト姫の姿をした大魔王に殺され、このまま世界
は大魔王に支配されるかと思いきや魔王アルバートが大魔王の器にされたミルタルト姫の魂を大魔王の魔力と完全融合する前に封印に成功。
ミルタルト姫の魂は黄色い玉となりアルバートの瞬間移動魔法により世界のどこかに飛ばされ怒り狂った大魔王によりアルバートもディーノも跡形もなく消された。
それから100年後の世界に転生した二人。
今だに世界は存在していてミルタルト姫が国を治めている様子。
大魔王がミルタルト姫の体をまだ乗っ取っているはずと踏み、ミルタルト姫を助けだす為に冒険に出る。
熱血猪突猛進の元勇者と冷静沈着の元魔王のでこぼこコンビの為、喧嘩も多いがそれでも二人は次第に認め合うようになっていくが、『助ける』の解釈の違いから二人の仲に亀裂が。
果たしてミルタルト姫を『助ける』事が二人は出来るのか?
衝撃の結末が二人を待っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-15 03:48:10
11598文字
会話率:40%
現在、Twitterで呟いている読書の記録に少し書き足しをしたものと──さらには過去に殴り書きした感想のようなもの──【現在】と【過去】に分けて交互にまとめております。
過去に書いたものは、下手は下手なりにそのまんま載っけてますので時代感
覚的に「?」となる部分があるかもしれませんがお許しくださいませ。
見たもの、読んだものはすぐに記憶の淵へと沈んでしまうので、それを防ぐための簡単なメモ、個人的備忘録のようなものでもありますので、あしからず。
なお、個人的な偏り、人それぞれにおける価値観の違い、読後感、解釈の違いなどもあると思われますが、広い心をもってご理解頂けたらと思っております。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-12-01 00:00:00
59128文字
会話率:5%
岡山県岡山市で毎年8月第一の土日に開催される祭り、「おかやま桃太郎まつり」。
その中の一つ、うらじゃの歴史。
もしかしたら、本当はこうだったかも……しれない?
※この作品は自身が主催する「夏祭りと君」企画、参加作品です。
※作品内での
『神』の定義は、人それぞれ解釈の違いがあると思いますが、作者のざっくりとした見解と主観です。
また、作中で語られる伝承は、実際の伝承をもとに作者によるフィクションを加えております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-19 09:35:12
4016文字
会話率:26%
感想くれって言われたのでアンサーSS的な
最終更新:2018-05-14 23:12:31
2015文字
会話率:6%
大いなる神の亡き世界にてその子らによる玉座を争う代理戦争が始まって既に百年もの時間を犠牲にした。
世界の終焉、樹が腐るように一刻一刻と蝕んでくる虚無が煉獄をも呑み込みだしたのはつい先日の事、時間は無い。
この世界に凪をもたらす存在、魔
王。
終わりの見えないこの戦争の終わりを願う人々はその存在の登場を待っていた…
※赤花野 ピエ露からお読みくださる皆様へ
[書き口調話し口調が時代を映す香りとなり、描き手絵柄が変われども象徴が個を主題を題材を認識させる。口をほどにものを語る目を点で表し、命萌ゆる風景を心躍る情景を一節で書き表す。それらは信頼と知識があって成り立つもの、読み解く意思があって成り立つもの。心情無き情景に色は付かず、情景無き心情を見定める事は難しい。 しかし、本当にそうなのでしょうか? 描かれる色も輪郭も目の見える人間の創り出した概念、目にしたからと言えどもそれが本物ではないのです。何故ならば、全ての解釈が事象の一欠けらにしか過ぎないから、ならばこそ、その解釈の違いを楽しみたいなと私は思います。 この物語には味気無さがあり、霧のような靄のような霞とも言える表現が多々出てきます。全ての解釈は人それぞれ、違いを楽しみ考察を楽しみ余韻に浸れるよう努めさせていただきます。この物語の為に書かれた背景を読むも読まぬも人それぞれです、お愉しみ頂けますよう心からの嗤顔で精進させていただきます。慣れないストレッチやマッサージは暴力的に感じてしまうものです、頭と心を柔らかくするマッサージだと思っていただければ幸いです。 追伸:『雑で暴力的な文章だ』、なんて言われると私は悲しき日々を送ります、(ΩДΩ)フェヒャァッハァッ、ってないちゃいます。]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-13 21:51:57
43499文字
会話率:44%
二次創作ではありませんが、クトゥルフ神話がバックにあるのでそういった面での、解釈の違いなどを嫌うかたはお勧め出来ませんのでプラウザバックをお願いします。
ジャンルはファンタジーで登録してみました。しかも後味かなり悪い話が多いです。ちょっとグ
ロい所もあるんで、ホラーの方がいいんじゃない?と思われたかたは感想にでも書いてくださったら変更を検討致します。
紬(つむぎ)は、IT会社に勤める26歳のOLだ。ある日大口顧客であるナイジェルから、自分の別荘のセキュリティのシステムを構築して欲しいと個人的に頼まれる。紬は同じ大学出身の友人で、今は小さな会社を経営している三人と共に、山奥にあるその古い別荘へと足を踏み入れたが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-13 06:00:00
173933文字
会話率:34%