10階建て295戸。ワンフロア30戸。(うち1階はゴミ捨て場等施設の関係で25戸)
二棟、大と小。切り離され、上から押しつぶされたような『コ』の字型のマンション。
敷地をぐるっと囲うようにフェンスあり。中央は公園。
部屋の広さは子持
ち夫婦が暮らすに十分。子供が巣立った後は悠々と。
家賃もお手頃価格。老若男女問わず受け入れる。
単身。二人。親子三人、四人と居住者の笑顔溢れるみんなの家。
子供が笑う。主婦たちが笑う。仕事帰りの彼、彼女が灯りを見つけ、ホッと笑顔になる。
そんな彼らのマンション。
夜中。カツン、カツンと廊下に響くその足音は無意識だが、どこか心の拠りどころ。
熊を恐れ、声を出しながら山道を行く登山者のよう。
これも無意識。つい目がいくのはドアの脇の部屋番号。
――101号室
【アイダショウタ アイダエツコ アイダハルト】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 11:00:00
10067文字
会話率:0%
母が再婚して間もなく、突然の事故で母が亡くなった。
残されたのは僕と弟と、新しい父親。
僕は広島カープのファンだった義父の事を「お父さん」と呼べず、いつまでも「前田さん」と呼んでいた。
血の繋がらない親子三人の家族の物語。
最終更新:2021-11-09 07:57:49
6935文字
会話率:43%
主人公は、日本人の父と、北欧N国の母の間に生まれたハーフの女の子で名をマコトという。親子三人で南アフリカの田舎にキャンプ暮らしの日々を送っている。
マコトは5歳という幼さで未就学児だが、4歳までを日本で暮らし、アニメやマンガ、小説など、さ
まざまなエンタメ系コンテンツを見まくったせいか、日本語の読み書きが堪能なだけでなく、基本的な学力は中学生レベルに達し、大人とも問題なく会話可能な天才児。
マコトは物心がつく頃には、生きとし生けるものが発するオーラを感じ取れるようになっていた。
マコトは、南アフリカの居住する現地で知り合う二つ年上の聡明な女の子、イルと出会い、いくつかの降りかかるトラブルとともに、運命を紡いでいく。
母一人子一人のイル親子が、同じ血脈にあることに気付き、また危機のまた危機状態にあるイルママを、ギャングからも、生命の危機からも救うことになる。その過程でイルママだけでなくイルも魔女の仲間になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 11:21:59
374491文字
会話率:72%
旅する空は夏となりサンソンくんは地上のひまわりにちょっかいをだしながら旅を続ける。そんなある日のこと。今年七番目の台風が発生し、それはサンソンくんが横切っていた町の夜空にもやってきてしまう・・・・・・町で暮らす、とある親子三人は三様の思い
を抱えながら今夜の台風七号をやり過ごす。
夏が終わるころ、サンソンくんは岬にきていた・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 22:00:00
34884文字
会話率:15%
揺れる水のような姿の心優しき隣人「ミヨ」。彼らと共に暮らすようになった我々の世界には時として赤い雨が降る。
ある晩、仕事から帰宅した私に息子は問うた。
「ねぇ、うさぎは死ぬほど寂しいと本当に死んじゃうの?」
何も答えきれずにいる私は、
ふと幼少の頃の友人を思い出す。当時、この国で60年振りに「飛び降りた」私たち世代の最初で最後の、そして最年少ジャンパーだ。
一方で、妻は縁側にいる夫と息子の様子を気にしながら、不倫をしている友人の相談に乗る電話をしていた。そんな妻も一日の最後に夫へ問う。
「ねぇ、ローリング・クレイドルって知ってる?」
「ミヨ」が存在し赤い雨も降る世界で、今を普通に暮らす親子三人の一晩の物語です。
「誰よりも星を数えるのが得意でした。たぶん死んじゃうくらい寂しかったから」
私は自分の言葉で初めてそのことに気が付いた。
本文より
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 23:00:05
29967文字
会話率:36%
永島久(67)は、親子三人で車イスの展示場にやってきた。
しかし、娘の万結(17)は、彼氏の七瀬麓(ななせろく)(17)を迎えに行ったりして気が気じゃない。
妻の舞子(61)に怒るも逆に、立場が悪くなる始末。
そこへ、彼氏を連れて来た万結を
リアルに見た久が、興奮し、車イスの操作を誤り暴走を始める。
人物
永島久(ながしまひさし)(67)会社役員
永島舞子(61)永島の妻 普通の主婦
永島万結(ま ゆ)(17)永島の娘 女子高校生
七瀬麓(ななせろく)(17)万結の彼
willの販売スタッフ(39)女性
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 04:11:16
1672文字
会話率:41%
親子三人水入らず、毎日が夢のように楽しく幸せだった。
しかし幸せはもろく崩れ去っていった。
最終更新:2020-10-11 23:39:04
1783文字
会話率:46%
これは、日本のようで日本でない、過去のような未来のような、地球によく似た環境で、よく似た生き物たちが暮らす、小さな世界の物語。
主人公は、金髪蒼眼の好青年、セキ。
三十歳にして一児の父である彼は、三歳年上の妻と、妻に似た六歳になる娘と三人
で、幸せな家庭を築いていた。
ところが、そんな親子三人に、ひたひたと暗い影が忍び寄ってきた。
はたして、次々と押し寄せる時代の荒波を、彼らは乗り越えることができるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-31 21:00:00
76828文字
会話率:48%
人間が願いを込めてつくったモノには魂が宿る。その魂が実体を持ったものはゴンゲンと呼ばれた。
親子三人暮らしの三雲家を守るエイキとシルケイは、それぞれ鬼瓦と風見鶏のゴンゲン。
正反対の性格の二人は危険予知の能力を使いながら、協力して三雲家を襲
う外敵から家を守っていた
――鬼瓦と風見鶏が屋根の上で繰り広げるドタバタ劇。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-06 18:00:00
98172文字
会話率:61%
おしゃまな女の子、ミホはかわいい幼稚園児。
今夜も優しいパパとママの真ん中で、「川」の字になって親子三人、仲良く一緒に夢を見る。
でも、ちょっぴり怖い夢を見ちゃったとき、家族全員の共通点に気付くのだった。
最終更新:2018-06-12 20:17:24
1565文字
会話率:63%
父親の仕事の都合で 東京から 田舎の村にやって来た
自然が綺麗で 感動する親子三人
だが その村では 恐ろしい出来事が 起こっていた
最終更新:2017-07-23 18:28:33
5669文字
会話率:98%
城 蒼生(タチ アオイ)は幼くして両親を失う。
それは凄惨な記憶。家族団らんの旅行先で事件は起きた。
山林の車道を走行中、飛来する巨大な影が車を襲う。
衝撃に横転する車。命からがら車外に飛び出した親子三人が目にしたものはドラゴンだった。
い
や、その呼称が正しいかは分からない。しかし、爬虫類の巨躯が翼を広げ咆哮をあげる様は、おとぎ話や神話のそれとピタリと一致した。
父は、母子を逃がすため命を懸けて囮となった。
母は、蒼生を抱きかかえ崖を飛び降り、身を引き換えに我が子を守った。
しばらくして発見、保護された蒼生。
しかし、子供の証言を信じる者はおらず、一件も交通事故として片づけられた。
蒼生は世界を恨み、無力な自分を恨む。そしてなにより両親を手にかけた竜を憎んだ。
蒼生の復讐を誓う。竜を追い求めるにつれ、世界の真実が暴かれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-16 13:22:48
5945文字
会話率:28%
騒音が飛び交う電車の中、俺はあまりの騒がしさに辟易していた。
するとそこに涼やかな鈴の音が響いてきた。
それは途中で乗車してきた、夏祭り帰りの親子三人の方から聞こえてきた。
お母さんと、お姉ちゃん、それに坊主頭の弟。
微笑ましい会
話を交わすお姉ちゃんと弟。
が、ひょんなことから、姉弟喧嘩が始まってしまった。
弟を叱るお姉ちゃん、それに反抗的な目を向ける弟。
お姉ちゃんはやがてとんでもない行動にでる。
一部始終を見ていた俺は、止めようとするのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-12 18:08:41
6870文字
会話率:6%
友梨は優しい夫と息子と共に親子三人の幸せな生活を満喫していた。そんな中、息子の陽一に様々な奇怪な出来事がふりかかる。犯人は幽霊なのか、人間なのか?そんな中、友梨は学生時代の友人から驚くべき話を聞く。
真実を知らない方が幸せな事が世の中にはた
くさんあります。
それでもあなたは知りたいですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-16 23:19:05
4477文字
会話率:22%
幸せな親子三人。
あらま、幸せ。
親子愛に溢れる詩のようです。
僕は 両親の手に導かれて 幸せを感じました
そして 幸せに満ち溢れて 夕焼け小焼け
仲良しこよし 僕を真ん中にして 親子三人
影をのばしながら 消えてゆく
親子三人。仲
良しこよし。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-26 12:22:24
1318文字
会話率:53%
放蕩者の亭主に悩まされながらも、親子三人、堅実に暮らして行こうと決めた主人公おせんの波乱の物語。
最終更新:2011-05-11 12:15:47
115974文字
会話率:53%
幻想世界の掌編です。昭和の時代の山の中、少し不思議な親子三人が出てきます。
第一話『面』、第二話『影』、第三話『橋』と、エピローグ『暗闇の円舞曲』になります。タイトルは真っ黒ですが、そんなに暗い内容ではありません。
最終更新:2010-09-13 18:16:26
21186文字
会話率:64%