とある出来事によって貴族令嬢から罪人として護送されることになってしまったマリアルイーゼ。
しかし彼女とその家族は高名な傭兵団によって助けられた。
傭兵団の拠点で新しい生活を始めた彼女とその家族。
ここで穏やかな生活が待っているかと思いきや、
人生山あり谷あり。様々な出来事が彼女を待ち受けていた。
基本、マリアルイーゼ嬢の視点で進めます。
所々他者視点の話が入ります。
この話の前に前日譚的な短編が四つありますので、よろしければそちらもご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-21 07:00:00
208298文字
会話率:35%
元(?)中二病患者の高校2年生・白木竜斗は、神社の祠で妖精と出会う。世界中の人々へ散らばった特殊な能力『スキル』を回収するため、竜斗は与孤島町で『スキルホルダー』として戦い始める。……が、ドタバタ学園生活に妖精達の裏事情、さらには竜斗本人の
暴走で、回収活動は混沌と化していく。世界と与孤島町の平和は、まだ遠い。 ※視点変更多々あります。 ※改稿後のリメイクverです。改稿前と設定や展開に多少の変更点がありますので、こちらをおすすめします。前作は完全改稿まで削除しないつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 09:57:05
94730文字
会話率:48%
――俺が、私が、あなたを思っている時、あなたも他の誰かを思っている。
目の前のことから目を背け、その度に後悔をしてしまう涼咲朝日は、後悔をしないように頑張る落合茜音の言葉に、前に進もうと決意する。
空乃結月は、同じ部活に所属する朝日を密かに
思いながらも、友達としての距離を必死に保とうとする。
転校生の天河千晴は、思ったことを何でも口にする結月と、距離を縮めたいと思う反面、結月の行動を支えようとする。
落合茜音は、周りの人とはどこか違う千晴に憧れ、千晴のような人になりたいと思い始める。
そんな四人を中心とした多角関係のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 12:31:43
21045文字
会話率:53%
僕は束縛されている。
いや、ただ自分の感情を押し付けている子供なのかもしれない。
ある日僕は、親に全てを全否定された。
「夢がある。」「将来なりたい職業がある。」
僕はある日、精一杯の勇気を振り絞って親にそう告げた。
親は直ぐに眉間にシワを
寄せ、僕の頬を思いっきりひっぱ叩いた。
『パチン!』
大きな手がまだ育ちきってない幼い顔にぶち当たる大きな音。
僕の夢は作家だった。
人を感動させるような、読んでもらえた人を驚かせるような作家になりたかった。
だが、現実とは残酷なものだった。
僕には芥川龍之介や、太宰治の様な文才力を持ち合わせていなかった。
親はその事を知っていた。
もとより、出版されたとしても食っていけるかどうかも怪しい職業だ。
親は猛反対。
元々親の言うことに逆らえない僕はコソコソと1人小説を書くだけに留まっていた。
夏のあの日、あの時もし君に出会えなければ、僕がこうして小説を書くことなど夢のまた夢だったのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-21 14:02:09
8712文字
会話率:30%