6年前、兄が消えた。
忽然と姿を消した兄・ルシャングを探すため、旅を続ける兄妹――
物静かで動植物を愛する14歳の少年・テオと、天真爛漫で好奇心旺盛な12歳の少女・キオラス。
ふたりは今回、それぞれ別の道を選び、手がかりを求めて旅に出る。
そんな中、テオが出会ったのは、紫の瞳を持つ元気な少女・ラナ。
キオラスが出会ったのは、星を見上げる不思議な少年・ラング。
その出会いが、物語の運命を大きく動かし始める。
これは、兄を探す旅――そのはずだった。
しかし、再会した兄は、ラングを狙う“敵”となっていた。
何が兄を変えたのか。なぜ、ラングが狙われるのか。
――星の導きのもと、少年少女は“ラングを護る”使命に向き合っていく。
4人の出会いが導くのは、過去と未来、そして希望の物語。
小さな冒険が、やがて大きな運命を揺るがしていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 20:17:49
9565文字
会話率:55%
異世界で出会った運命の相手は、美人で強いけど色々と駄目なお姉さんでした
ーー運命の相手は異世界にいました。
青年は気が付けば森の中にいた。何故、どうして、どうやってここまで来たのか、ソレだけが完全に抜け落ちた青年は森を彷徨った末に化け
物に出会うが、直後に見上げるような巨人を目撃する。地球とは違うという事実に気づいたと同時に巨人は青年に襲い掛かるが、ソコに現れたのは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:00:00
78460文字
会話率:35%
夜明け前、月明かりのおかげで房総の海は暗闇から救われていた。
空を見上げると、ひときわ輝く青い星が目に入った。
そう思った瞬間、その星が目の前の海へと落ちてきた。
「王の帰還だ!冒険の始まりだ!」
それは、かつて友人ジャックが叫んだ言葉だ。
その言葉通り、「大王」と呼ばれた俺の物語が動き出す。
アメリカの港町クーズベイから帰国した俺は、日本の歴史や地理についてほとんど何も知らなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:34:35
137576文字
会話率:9%
「Grand Fireworks Display ~心に沁みる音楽と想い~」
音楽業界、イベント業界を舞台に、プロミュージシャンやアーティスト、スタッフ達の日常と、ステージにかける思いをここに……
そこに降り立った主人公の成長ストーリー♪
きっかけは、夏の夜を彩る大輪の花。
一瞬にして儚く散ることを知りながらも、愛してやまない彼女。
白石葉月、大学生。大手のイベント会社で、バイトとしてプランニングの勉強をしている。
高校時代は女子バスケットボールの最高峰チームのシューターとして活躍した、体育系不器用女子。
まっすぐな彼女は、ちょっとしたアンラッキーからその花火大会の日に新たな出逢いに遭遇する。
そして彼女は人の温もりを知った。
その出会いは、さらに彼女を知らなかった、華々しくも新しい世界へと導く……
“国民的モンスターバンド”と言われる『Eternal Boy's Life』
かつて彼らの武道館ライブを観に行った大ファンの彼女は、そこでドラムを叩いていたメンバーがこんなにも身近にいたことに驚愕する……
その衝撃からはじまり、動き出したストーリーは新しい世界へと彼女を導き、大きな展開を生み出す。
大規模なフェスのスタッフとして、多くの新しい経験と、多くの新たな出会いを経て、大人になっていく彼女を取り巻く素敵なメンバーたち。
臆病な恋に悩みながら、それぞれの特別な思いを真夏の夜に馳せて、今も夜空を見上げる…
音楽♪ライブ♪日本を代表するバンドの日常と、それに関わる新しい人生を☆
リアルな音楽業界の裏側を舞台に、それらを取り巻くステキな人達との心のふれあいと、そこに生じる問題や悩みを、一緒に感じて胸を高鳴らせて下さい☆
☆彩川カオルコ☆
この小説はこちらでも掲載中です→https://kakuyomu.jp/works/1177354054890685841/episodes/1177354054890686092
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 07:20:00
803392文字
会話率:62%
あの虹の、光の先にはーー何があるんだろう...
空に架かる無限に続く虹、それを見上げる少女アンリはいつもと同じ朝を迎えていた。
その朝が、これから繰り広げられる冒険の始まりだと知らずにーーー。
広い世界を舞台に7色のオーラを扱う少女達の冒険
と戦いが今、幕を開ける!
日曜0時更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 22:10:00
125368文字
会話率:45%
人と魔族の断絶が「正義」とされる王国。
若き官吏見習いの“私”は、北辺の村へ赴任する。
その村には奇妙な掟があった――「村の外れに近づくな」。
ある晩、“私”は掟を破り、林の奥でひとりの影と出会う。
人の姿をし、静かに語るその者は「魔族」
と呼ばれる存在だった。
襲いもせず、ただ同じ空を見上げる魔族。
疑念と好奇のはざまで、“私”は何も語らず村に戻る。
数日後、その魔族は「人に化けた化け物」として処刑される。
逃げなかった。戦わなかった。ただ、人の姿のまま殺された。
都へ帰った“私”は、亡き祖父の墓前で静かに呟く――
「魔族は確かに嘘をつく生き物でした。ですが、私たちも――」
夏の終わり、遠雷が響く空の下で、“私”の胸に残ったのは、
正義ではなく、静かな罪悪感と喪失の記憶だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 21:46:14
916文字
会話率:10%
老夫婦が夜に月を見上げると
餅つきをしている うさぎの姿が
「ついに始まるのね」
かぐや姫は 静かにつぶやく
うさぎの餅つきの理由は?
かぐや姫が地球にいた理由は?
これまで語られてこなかった
真実が明かされる
※この作品には“地の
文”がありません。
登場人物のセリフだけで物語が進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 20:30:00
676文字
会話率:4%
終戦直後からの昭和の激動の中、生まれ育った昭(ショウ)が、複雑な家庭環境から社会に巣立ち、理不尽な社会環境や自分の我儘な行動に憤りながら、変わってゆく社会に必死にしがみつき、利用しながら生きて行き、やがて、人生とは何なんだ?と言う答えを見い
だす時が来た。
その時、やっと、長い人生だったなぁと思いながら、ふと空を見上げると、田舎の空に満天の星が煌めき、そうだ!生まれた時からこの星の輝きは変わっていなかったんだ!と、今までの自分の人生を振り返って、今度生まれ変わる時には、この教訓を糧に、もっと楽しく、温かみのある人生を送ろうと考えるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 09:17:10
47713文字
会話率:20%
「僕」は漠然とした不安を抱えていた。
気づいたら学校は行かなくなり己の道を見失いかけていた。
そんなある日、秋も始まったころ、ふと夜の散歩に出かけることにした。
そして流れ着いた慣れ親しんだ丘の草原に腰かけて夜空を見上げると_______
___。
合唱曲、「COSMOS」を元にしたお話です。聴いたことがある人もない人も楽しめるお話となっています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 23:51:28
36155文字
会話率:49%
魔法なんて現実世界ではありえない。だから人はアニメやゲームでそれを体験したがるんだ。他人に関心のない虎太郎(こたろう)は、ゲームの世界に憧れてプログラマーとしてゲームの製作会社に勤めていた。しかし、人気のないゲームのプロジェクトに参加してい
たため、毎日クレームの対応に追われていた。転職を考えたある日、ふと空を見上げると無数の流れ星が流れてきた。その美しい光景に見とれていると、二つの流れ星が自分のもとへ降りてくる。手のひらで受け取ると、その光は静かに消えていった。
流れ星はこれから起こることの前兆に過ぎなかった。3ヶ月後、人が不可解な状態で死に至る事件が多発する。突然燃えて灰となってしまう人、体中から水があふれ出し、液体となって服だけを残して流れてしまう人、強風が吹いたと思ったら砂となって飛び散ってしまう人。死因は様々で死体も残らないため警察も医者もお手上げだった。
虎太郎は人気ゲーム『ウェポンマスター』のプロジェクトチームへ異動となる。人気ゲームの制作側に入れたことを喜んだものの、プロジェクトのメンバーは自分と上司の二人のみだった。しかも、『ウェポンマスター』のプログラムは全てAIが管理しているのでやることはないと言う。そんな中で、虎太郎は上司に『ウェポンマスター』とAIのプログラムの解析をするよう命じられた。人が作ったプログラムをなぜ解析しなくてはならないのか疑問に思いつつも、コツコツと作業をしているとAIが話しかけてきた。完全独立型のAIは、虎太郎とだけ話をした。AIの話を聞いていると、現在起きている不可解事件の被害者は全て『ウェポンマスター』のプレーヤーであり、あの日流れ星を受け取った人間であることが判明した。
虎太郎自身も流れ星を受け取った者であり、『ウェポンマスター』に配属されてから自分自身もプレイしていた。『ウェポンマスター』と流れ星の関係、流れ星と不可解事件の関係は一体何なのか、謎が深まる中、現実世界で魔法を使える人間が現れ始めた。同時に、不可解事件は恐ろしい事態へ発展していく。人間が化け物となり暴れ回るようになった。それを止めるのは魔法を使える人間。化け物と魔法が出現した世界、人間はどう対抗して行くのか、人類の命運を分けるのは虎太郎の存在だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:00:00
291688文字
会話率:53%
ヴァレリア王国の第一王女エリアナは、ある日突然、異世界からの使者に告げられた。「世界を救うため、時の番人の王子と政略結婚をしてほしい」と。
人間界で頻発する時間異常の原因は、古代の封印に生じた綻び。このままでは両世界が崩壊してしまう。唯一
の解決策は、人間界と時の世界の王族同士による契約結婚だった。
故郷を離れ、時の世界にやってきたエリアナを待っていたのは、氷のように冷たい王子ルカス・クロニクル。「これは政略結婚です。愛情など一切関係ありません」――そう告げる彼の瞳には、深い傷と孤独が宿っていた。
時間を操る神秘的な能力を持つルカスは、過去に愛する人を失った痛みから心を閉ざしていたのだ。しかしエリアナは諦めなかった。夫婦として、せめて理解し合える関係になりたいと願い、少しずつ彼に歩み寄っていく。
美しい時の庭園での散歩、天文台で見上げる星空、時を止めた世界での二人だけの時間――共に過ごすうちに、二人の心は次第に近づいていく。ルカスの優しさを知ったエリアナは、やがて彼を愛するようになり、ルカスもまた、エリアナの真っ直ぐな愛情に心を開いていく。
だが、世界の危機は去っていなかった。古代の封印が完全に崩壊しそうになった時、ルカスは自分の命と引き換えに世界を救おうとする。「あなたなしでは、世界が救われても意味がない」――エリアナの必死の想いが、契約結婚の真の力を覚醒させる。
二人の愛が融合した時、不可能だった奇跡が起こる。命を失うことなく、共に世界を救った二人は、政略結婚から真実の愛による結婚へと歩みを進める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 13:26:14
102580文字
会話率:55%
六月上旬の記録的な暑さの日、高校生の直哉は、数学のテストで分からなかった問題を、隣の席の小鞠に教えてもらう。これまであまり話したことのなかった彼女の笑顔に、直哉はふと心を動かされる。
放課後、自動販売機の前で空を見上げる小鞠を見つけた直哉
は、まだ蝉が鳴いていないことにふと気づく。「もうすぐだと思う」と小鞠は微笑み、ふたりはほんの短い言葉を交わす。
その後、再び梅雨の季節に戻り、やがて本格的な夏が訪れようとしていた──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:09:52
2138文字
会話率:16%
ゾーイの幼い頃からの親友ミードが突然の失踪してしまう。理由も別れも告げられなかったゾーイは親友だと思っていたのは自分だけだったのかと思い悩む日々お送る。
一年後、思いがけない再会を果す二人。
ミードに何があったのか、ミードの不仲の姉キュベレ
の不審な行動。
姉妹に翻弄されるゾーイの、二つの時間軸が織り成す物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 17:28:00
20405文字
会話率:32%
魔法少女にしか倒せない敵が存在する現代の日本。魔法少女はマスコットに認められ、なおかつ素質のある少女じゃないと務まらないと言われているが、実際はどうも違うようで。
魔法少女をテレビや上を見上げるぐらいでしか見た事ない元OLと、ちょっと田舎
の、中華料理屋の娘さんのモモちゃん(魔法少女)が出会って始まる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 21:29:51
6049文字
会話率:49%
その女の名はレイナ・ヴァルティス。
剣の道を極めし者。かつて百人の騎士を一人で退け、「蒼の死神」と呼ばれ恐れられた。
だが、村の子どもが彼女を見上げる時、憧れではなく怯えの眼差しを向ける。
商人たちは目を逸らし、旅人は彼女を男と間違
える。化粧もせず、髪は短く、所作は荒く。
誰もレイナを「女」とは見ない。
そんな彼女の元に、一人の男が訪れた。
「……剣を、教えてほしいんです」
男の名はユリウス。細身で、力もなさそうで、どこか頼りない。
だが目だけは真っ直ぐで、嘘のない光を宿していた。
「お前が? 剣を?」
「はい。僕にも……守りたいものが、あるんです」
仕方なく、レイナは教えることにした。半日で逃げ出すと踏んでいたからだ。
だが──
「ユリウス、飯はまだか」
「もう少しです。今日は山菜のスープと、干し肉の赤ワイン煮ですよ」
彼は料理が……いや、家事すべてが異常に上手かった。
特に料理は絶品。口に入れた瞬間、レイナの眉間がゆるみ、思わずため息が漏れるほど。
いつしか彼女は、剣を教える代わりに料理を教わるようになった。
剣術指南の合間に、台所で包丁を握る二人。
刀の柄よりも軽やかに、レイナは鍋をかき混ぜる。
「……なんで、私がこんなこと……」
「へへ、でも似合ってますよ。エプロン姿、かっこいいです」
その言葉に、レイナは頬を赤らめた。
誰も自分を「女」として見てこなかった。
だがこの男は──恐れず、侮らず、ただまっすぐに自分を見ていた。
──こうして、「最強の女剣士」と「最弱の料理人」は、ゆっくりと心を寄せ合っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 16:57:34
14094文字
会話率:36%
異世界へ転移して、最初に出会ったのは──
世界最強のドラゴン。
そして僕は、殺されかけた。
しかし、“スマホ”がきっかけで命拾いした僕は、そのドラゴンと奇妙な共生関係を築くことになる。
滅びの力を抱える最強の存在と、何の力もないただの高校
生。
互いの“欠けたもの”を埋めながら、生きる意味を問い直す旅が始まる。
これは、孤独を抱えた者たちの“成長”の物語。
もう一度、あの空を見上げるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 00:02:03
5381文字
会話率:13%
大学の屋上、夜空を見上げる拓海(たくみ)。手には使い古されたロケットの模型。
* 幼い頃、父と見た流星群の記憶。父が語った「いつか宇宙へ」という言葉が、彼の中に根強く残っている。
最終更新:2025-07-06 14:57:03
10906文字
会話率:38%
主人公・須百桃姫(すももももひめ)は、宇宙に憧れていた。
見上げる夜空、飛行機の光跡を、『UFOだったらいいのにな』と願ってしまうほどに。
……光はマジでUFOだった。
アブダクション。
桃姫はさらわれた。
最終更新:2025-07-05 19:58:24
37045文字
会話率:15%
姿を消してしまった少女、山田海を救うために変わった相棒『魚』と一緒に森にやってきた本田星は、そこで一人の少年と出会った。少年の名前は葉山澄と言った。澄は自分のことを森の門番だと名乗り、星と一緒にいなくなった海を探してくれると言った。星はそ
の申し出を受けて、澄と二人で海を探しに、森の奥へ奥へと進んでいく……。
長編作品 第二作目
演劇 迷子の星(あなたを救う、……ううん。違うな。このお話は、あなたに私が救われるお話)
まんまるお月様。
こんばんは。いつも明るいお月様。あなたも夜が怖いの?
見上げる冬の星空はとても美しかった。都市で見る空の何倍も美しい。たくさんの星が夜空で輝きを放っている。空はいつもよりも高く、空気は透明だった。
そこには巨大な月があった。白く輝く美しい球体があった。その球体に星の目は釘付けになる。明るい夜。とても素敵な予感がする夜だ。
森は濃い緑色の葉を生い茂らせていた。木の幹は太くて大きい。大地は焦げ茶色。そこには一本の獣道がある。数日前に雨でも降ったのか、森の草木は水気を帯びている。霧のような白い靄が浮かんでいる場所がある。
吐く息は白く、空気は凍えるように冷たい。今は冬だ。そういえば私が海と初めて出会った日も、こんな寒くて暗い冬の日だった。そんなことを本田星は久しぶりに思い出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 00:35:32
367774文字
会話率:17%
古木良雄は、高校時代の後輩である、日宮紗枝と一緒に、山の山頂にある天文台に出かけることになった。
最終更新:2019-12-30 15:37:30
1423文字
会話率:14%
どうにもならない日々の中でも、
それでも前を向こうとする人がいる。
寝たきりの母を支える陽子。
報われることの少ない介護の日々の中で、
小さなまなざしに救われる。
何も変わらなくても、何もできなくても、
それでも生きていく。
それだけで
、ちゃんと意味があるのだと信じたい――
静かに心を揺らす、再生の短編。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-03 15:58:36
610文字
会話率:19%