銀河を束ねる多種族国家、アロメダ合星国。
五千を超える種族から構成されるそれは、種族の多様性と、文明を持つ種族間の共生を何よりも重視している。
その理念に当てはめられるのは、合星国に加盟済みの種族だけに留まらない。
そうは言っても今の
時代、相互惑星間交流を実現している星の中で、合星国に加盟していないところなんてほとんどないわけだけど、例外がある。
それが、ある一定の文明を築き上げながらも完全な宇宙進出を果たしておらず、異星人の観測も成し遂げられていない星の種族。
アロメダ合星国が「新興文明」と呼ぶ者達だ。
そして、そんな種族たちが……新興文明が無事に繁栄していけるよう。陰ながら見守り続けるのが、我ら新興文明保護艦隊である。
そしてこれは、そんな新興文明保護艦隊、地球は奈良県奈良市担当の新人エージェントとなったクラリが、大切な人を見つけるために頑張って働く……そんなシナリオ
◆◇◆◇◆
最終話までストック完成済み。
没になった自作TRPGの世界感を踏襲した作品になります。
そのため、伝わり辛いTRPGネタや、SFネタが数多く登場します。
ご了承ください。
◆◇◆◇◆
また、本作品はカクヨムにも先行して掲載しています。(カクヨム版はピーク時週間SFランキング48位、日間では20位を記録しました)
カクヨム版最新話に追いつくまでの間は、怒涛の更新頻度となりますことを、ここにお詫びさせていただきます。
◆◇◆◇◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 14:01:50
149051文字
会話率:40%
東條 まつりは、東京で芸能人として活躍している。
モデル活動を中心に、インスタグラマー・セルフブランドの経営・俳優など、マルチに仕事をこなす。
充実する毎日だが、寂しさも感じていた。信頼出来る人が傍に居て欲しいと思っていた。
そんな
ある日、まつりはSNSであるアカウントを見つける。そのアカウントは、いつもまつりの発信にコメントをしてくれていた。
まつりは、その相手がどんな人なのか興味を抱いた。彼は作家を志望する年上の男性だった。
そんな折、大阪でトークショーが開催された。そこでアカウントの男性と出会い、2人の距離はどんどん近付いていくーー。
(純文学の賞に応募した作品です。大人の恋愛ですが、少女漫画っぽくもあります。この作品を読んで、あなたの大切な人を思い出して貰えれば嬉しいです)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-10 13:20:08
98730文字
会話率:38%
リエリー王女が天使のように歌う姿を、偶然見てしまった、ただの下級剣士アツリュウ。ある日、溺れる兄を助けようと、命がけで橋から飛び降りようとする王女を見つける。
「あなたは行ってはいけない!」
王女の代わりに命を懸けて王子を助けるアツリュウ。
後日、王子セウヤがアツリュウの元にやってくる。
「お前の望むほうびをやろう」
彼は迷った末に口にする。
「遠くからでかまいません。一度でいいから姫様を見たい」
セウヤ王子に気に入られ、護衛官となったアツリュウ。
王女もまた、アツリュウへの想いを胸に秘める。
兄を救ってくれたあの人、けして話しかけることなどできない。けれどせめてもう一度あの瞳を見たい。
「遠くから見るだけでかまわない、何も望まない。だからずっと見ていたい……」
言葉を交わすこともままならない、両片思いの物語。
※くっつくまで、長ーくかかりますが、ハピエンです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 13:16:09
72105文字
会話率:19%
貴族に憧れる村娘のフィリアは、ある日崖下で怪我をした青年を見つける。
高貴な身なりの美貌の青年を「私のために現れた王子様」と信じて看病するも、青年はフィリアどころか、何事にも全く興味を示さない。
たった一つの物を除いては。
それは一
本の苗木。
青年が大切に守る唯一の物。
美しい青年をどうしても自分のものにしたくて、フィリアは苗木を盗み出し、秘密の場所に植えるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 16:00:00
3523文字
会話率:22%
光る小石を拾ったら異世界へ転移しちゃいました!?
平凡な大学生の俺、間宮 零人は帰宅中に光を放つ不思議な蒼い石を見つける
「なんだろう、コレ」
不用意に触ってしまったのが運の尽き!
石は強く輝き出し、しかも身体の自由がきかない!?
ああ、こ
のまま死んでしまうんだ
そのまま眠りについたのも束の間、目覚めると目の前には緑の大草原が広がっていた!
どこだよここ…悩んでいるといきなり声が掛けられた
「少年、困っているのか?」
あの時の蒼い石!?
しかも喋っているうえにフワフワ浮いている…
話を聞くとこの蒼い石はどうやらここに来るまでの記憶を失っているらしい
え、それじゃあ俺帰れなくね?
元の世界へ帰還するには彼女の記憶を取り戻す必要があるようだ
それなら手伝うしかねぇ!
喋る石と行く記憶探しの旅、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 13:00:37
1036903文字
会話率:35%
45歳で生涯を終えたはずの橘瑞樹(たちばな みずき)は、気がつくと16歳の体で異世界の街・クロックタウンに立っていた。
そこは、魔法と機械が融合する「魔法工学」の技術で動くスチームパンクの世界。街を支える巨大な世界樹、空を漂う蒸気船、煌め
くエーテルの光――自分の常識を超えた光景が広がる。
瑞樹を救ってくれたのは、エーテルギアの義手を持つ美しい技術者、リリー。「あなたはきっと、この世界で何かを見つけるためにやって来たんです」と微笑む彼女に導かれ、瑞樹は不思議な街を歩き始める。
異世界からの来訪者には、「未知の才能」が秘められていると言われている。しかし、かつて平凡な会社員でしかなかった瑞樹には、何の才能があるというのか?
一方で、謎の浮遊城がこの世界の空に姿を現し、その青いエーテルギアに秘められた強大な力が噂されていた。瑞樹は「天空の城」を巡る冒険に胸を踊らせるが、その力には王国すら揺るがす秘密が隠されているという――
瑞樹は、この世界で本当に「自分だけの花」を咲かせられるのか?
魔法と蒸気の異世界で、出会いと成長を重ねてゆく冒険の幕がいま開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:34:28
22923文字
会話率:33%
とある中年に降りかかる、星が見せた奇跡の物語。
大切なものを見つける旅に、一緒に出掛けませんか?
最終更新:2024-05-26 15:21:31
36358文字
会話率:61%
神聖国家ハイラルディン。
そこは争いが絶えなかったこの世界を平定し、人々に恒久の平和をもたらした男、神帝フォルグが住まう街。
しかし、そこが男のためだけの理想郷(ディストピア)なのだと、私は知っている。
他人を自分にとって使え
るか否かだけで判断し、使えなければ問答無用で切り捨てるという、男のエゴの集積所なのだと私は――いや、私たちは知ってしまったのだった。
だからこそ、私とその先輩は決意する。
この手であの男の支配を絶つと!
事実を知らず食い物にされている同胞たちの尊厳を守ると!
とはいえ、相手は信仰の名のもとに事実を隠し、過去の功績によって未だ多くの尊敬を集めている相手。おかげで真実を公表したところで、糾弾されるのは私たちの方だ。
だから仲間集めにも時間がかかり、ハイラルディンに居られなくなってしまった先輩と打倒すると約束してから3年も月日が経ってしまったが、私はとうとう見つけることができたのだ。
「な~んかあいつ、胡散臭いんだよな~」
それはとある少女が発した言葉。
その信仰心の無さに周囲はざわめき、なんと不遜なと憤る気持ちが溢れる中で、それを諫めた私であったが……そんな彼女こそ、私が待ち望んでいた相手。
だからと私は彼女に賭けて、私の胸の内を、『私にはお前が必要なのだ』という想いを伝えると、「いいですよ。先輩なら」と言ってくれ、私たちは運命共同体となったのだった。
そうして、まずは何をするべきかと話し合おうとした最中……
何で服を脱ぎ始めたんだ? お前は。
「だって、先輩はあたしが欲しいんでしょ?」
違う。
そうじゃない。
私が変えたいのは女同士で結婚できない制度ではない。
打ち壊したいのは同性愛への差別ではない。
頼む、聞いてくれ!
こう見えて私は真剣なんだぁぁぁ!!
そうして始まる世界を変えようという暗躍は……心配の種しかありませんでした(-_-;)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:10:00
6029文字
会話率:50%
私、長野 美香(29)は東京のブラック企業で働いていた。
ある日家に帰ると、気づけば見知らぬ場所にいた。
『聖女召喚に、成功したぞぉ!』
『ただ、聖女が二人おります』
もう一人の聖女は、聖女スキルを持っていたため、【真の聖女】として
国から歓迎される。
その一方で、私に与えられたスキルは【インターネット】。
ハズレスキル持ちの私は、偽の聖女と冷遇される羽目に。
召喚された日から3年後、
「王太子オロカニクソ=フォン=ゲータ・ニィガが命じる! 真の聖女こごみをいじめた罪で、偽物の聖女ナガノ・ミカは国外追放とする!」
言われもない罪で理不尽に追放された私。
さらに、極寒の地に捨てられ絶体絶命のピンチを迎える。
そんな時、私は山の中で一つの小屋を見つける。神の用意した、特別な小屋だった。
神の力、そして実はチートだったインターネットを使って、私は山の中で快適なスローライフを送る。
一方、真の聖女だった私を追い出した国は、破滅の道を歩むことになるのだった。ま、関係ないけどね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:00:00
207455文字
会話率:42%
俺、飯山界人(24)はブラック企業の出版社で働く毎日を送っていた。
ある日、痴漢されてるJKを助けようとして、えん罪をふっかけられる。誤解は解けたがそのせいで会社を理不尽にクビになった。
都会での暮らしに辟易した俺は、田舎の実家へと戻る
。両親は他界しており、祖母だけしか居ないのだ。
俺は祖母の家の土蔵で不思議な鏡を見つける。異世界へのゲートで、俺は別の世界と現実とを行き来できる力を得た。
実は祖母がすごい魔女だったことが判明、家にあった武器やアイテムを使って俺は超レベルアップ、ドラゴンもワンパンできるようになる。
現実では田舎で働かずに過ごし、暇になったら異世界で無双し金を稼ぐ、そんなスローライフを俺は楽しんでいるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 07:59:35
319100文字
会話率:44%
私、長野 美香(29)は東京のブラック企業で働いていた。
ある日家に帰ると、気づけば見知らぬ場所にいた。
『聖女召喚に、成功したぞぉ!』
『ただ、聖女が二人おります』
もう一人の聖女は、聖女スキルを持っていたため、【真の聖女】として
国から歓迎される。
その一方で、私に与えられたスキルは【インターネット】。
ハズレスキル持ちの私は、偽の聖女と冷遇される羽目に。
召喚された日から3年後、
「王太子オロカニクソ=フォン=ゲータ・ニィガが命じる! 真の聖女こごみをいじめた罪で、偽物の聖女ナガノ・ミカは国外追放とする!」
言われもない罪で理不尽に追放された私。
さらに、極寒の地に捨てられ絶体絶命のピンチを迎える。
そんな時、私は山の中で一つの小屋を見つける。神の用意した、特別な小屋だった。
神の力、そして実はチートだったインターネットを使って、私は山の中で快適なスローライフを送る。
一方、真の聖女だった私を追い出した国は、破滅の道を歩むことになるのだった。ま、関係ないけどね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 18:01:02
8990文字
会話率:23%
東の国ヒノモトで剣の修行に明け暮れ、天下無双とまで呼ばれるに至った剣士タケゾウ。
しかし思い描いた理想の剣士とはかけ離れた命のやり取りの毎日から逃れ、自らを見つめ直すために旅立った。
海を渡り、西へ西へと向かい辿り着いた城塞都市ブルーノで一
人の魔法使いと出会う。
彼女の名はローテアウゼン、少女の面影の残る姿をしているが500年余りを生きる魔法使いだった。
彼女は里帰りの護衛をタケゾウに依頼する。
こうして魔法使いとタケゾウの珍道中がはじまる。
しかし、その行く手が穏やかであるはずもなく、襲い掛かる魔獣、刺客、そして巻き込まれる事件の数々。
そんな旅の中でタケゾウはローテアウゼンを守ることに理想の剣士像を見つける。
そして少しずつ明かされていくローテアウゼンの生きてきた軌跡、彼女はなぜ自分に封印を課したのか。
なぜ里帰りをするのか?
彼女の郷里で待つものは何か?
第一章 城塞都市ブルーノ
第二章 漆黒の姉妹(レイヴェンシュワルツシュバイセン)
第三章 コリーンのイセッタ婆さん
第四章 決戦 スツーカ砦
第五章 黒い森のクロエ
第六章 黒金の城(シュタールシュロス)
第七章 英雄
最終章 エピローグ
Twitter【@kow_fukuyama】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:00:00
377113文字
会話率:43%
「この家を出て行ってくれ」
回復魔法の名家、クリアロ家に生まれた俺は、猛毒体質を理由に追放されることになった。
「お前、俺の夢を邪魔したりしないよな?」
家族の中でも一番信頼していた双子の兄にも突き放されてしまう。
追放とは名ばかり
で、挑んだ冒険者は誰ひとり帰ってこない《デル=ボラ》の滝壺へと落とされた俺は、そのまま死んでいくはずだった。
しかし、滝の中で生きるウォーフメイド、セレンに奇跡的に命を救われると
最深部で神様から水魔法の叡智を授かり、俺は第二の人生を歩み始める。
最強の力を手にした主人公が、戦いに巻き込まれながらも『本当の家族』を見つける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 10:50:07
262826文字
会話率:41%
ジルべリア王国辺境子爵領でスタンピードが起きた。子爵家の子キースは母と妹と共に隣領へ逃れようとするが、キースは一人馬車から落ちてしまった。危険な森の中、馬車の後を追ったが油断して大河川に落ち流されてしまう。気づけばそこは隣国のバルバドール王
国だった。この時5歳。瀕死のキースを救ったのは傭兵団。ジルべリアとバルバドールの間には魔境が広がり帰れない。団長の娘リファーヌに助けられながら居場所を見つけるも、団長の死により傭兵団は分裂してしまう。故国に帰り生き別れた家族と再会するためにキースとリファーヌは旅立つことにした。(異世界ものですが、転生・転移の話ではありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 10:43:53
1131092文字
会話率:25%
理(ことわり)と呼ばれる生物が生まれ8年…
ごく普通の生活を送っていた男子高校生”仙波相馬”は
町の裏道で黒い魔法書を見つける…
そこから仙波相馬は数奇な運命をたどることとなる…!
キーワード:
最終更新:2024-11-10 10:33:14
10630文字
会話率:42%
マディラとジュリアンが、赤の世界・ニーベル国から緑の世界・グリーンフレードム国に移住して11年。 ジュリアンが望んだ、平和そのもの、何の変哲もない日常。 やっと手に入ったこの穏やかな日々が、永遠に続けばいい。二人ともそう思っていた。 だが、
赤、青、緑の世界で最強と言われたマディラを、世界は放っておくはずもなく…… ある日、城内の林に埋められていた古い壺をマディラが見つけることで、彼女の運命は大きく動き始めるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 09:22:45
90105文字
会話率:22%
超ドMの私(神威蓮)はちょっとやそっとのS属性からのイジりには満足しなくなってしまった!!そんなとき神からのお告げが!!『異世界に超ドSがいます。見つけてみては?』ノッた!!!即決した私が気が付いた場所は剣や魔法が当たり前のように存在して
いる異世界だった。そして私の身分は、なんと『奴隷』!す、素晴らしい!どうか未来に出会うご主人様!私をイジメてください!
しかし、なかなか期待通りのS属性に出会えずにいると周りから私を見るめがだんだん変わっていく。ついには『奴隷』剥奪されることに!ちょ、待って!私は『奴隷』でいたいんです!!さようなら『奴隷』生活……そして新たにはじまるのは『お嬢様』生活だった。お嬢様だと!?嘘でしょ!?ちょ、神様!ヘルプミーヘルプミー!ドS様はいつになったらあらわれるのよ!?
超ドMが異世界に連れられてドSを見つけることができるのか!?そして新たにはじまる『お嬢様』生活とはどうなってしまうのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 09:19:01
210471文字
会話率:51%
たくさんの夢を持ち、憧れの東京へ出てきた”僕”。夢のひとつであるミュージシャンを目指していたが叶えられなかった。
失意を抱え、実家へ戻るための荷造りをしていると、一通のエアメールを見つける。長いこと机の奥へしまい込んであった便せんには、手紙
と写真が収められている。
送り主を思い浮かべながら脳裏に流れるメロディ。在りし日の歌声と幻影を胸に、僕は田舎町へ帰る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 09:15:21
1833文字
会話率:8%
「妻帯せよ!」
玉座に座る若き国王が、氷雷の騎士団長と呼ばれるジェラール・シャルトリューズ公爵に、命じる。
「ただひとりの、そなたにふさわしい令嬢を探し出せ。
愛のもとに婚姻を結び、子をなすのだ。公爵家を栄えさせよ」
ジェラールは王命に従
い、適切な令嬢を見つけるための試練に挑むことになる。
だが、この決意が予想以上に楽しいものとなるとは、当初思いもしなかった。
……ハッピーエンドに繋がる、お話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 09:11:39
3670文字
会話率:21%
旅行会社に勤める会社の山神 慎太郎。32歳。
登山に出かけて事故で死んでしまう。
転生した先でユニークな草を見つける。
手にした錬金術で生成できた物は……!?
夢の【草】ファンタジーが今、始まる!!
最終更新:2024-11-10 08:12:20
9063文字
会話率:53%
人生に絶望した「無敵の人」による犯罪が増加する近未来、有効な対策など見つからないまま、流血の惨事が繰り返されていく。
被害者の記憶は残酷だ。
妻と娘を通り魔に殺されたトラウマは悪夢の形でフラッシュバック、生き残った「俺」を苛み続ける。
何処へも向けようのない怒りと憎しみ。
せめて家族の無念を世間へ訴えようと試みる「俺」だが、記者の無神経な一言をきっかけに自ら暴力を振るい、心の闇へ落ち込んでいく。
そして混乱、錯綜する悪夢の果てに「俺」が見つけるのは、受け入れがたい意外な真実だった。
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 07:42:48
13265文字
会話率:9%
必ずしも幸せとは言えない家庭で育った「さき」。
常に孤独感に支配されながら生きている。
そんな苦しんで生きていた彼女が、出会いを通じ大切なものを見つける物語です。
最終更新:2024-11-10 07:17:51
618943文字
会話率:77%
魔術が存在し、人と亜人が生きる世界。
妖魔と呼ばれる魔力集合体が各国を襲撃していた。
国々は妖魔に対抗する為、歴史上初となる連合体制を取り、各国から有用な人材を輩出した連合軍が結成される。
妖魔との戦いが長く続く中で、英雄的な活躍をする者も
現れる。彼らには『〜〜の英雄』という称号が与えられた。
ある争いの最中、『救国の英雄』と呼ばれた青年が魔弾に撃ち抜かれ死んでしまう。撃ち抜いたのは妖魔ではなく、一人の兵士だった。
軍法会議が開かれ、殺意はなく妖魔を狙った流れ弾だったと弁明するも、『英雄殺し』とされ死罪が宣告された兵士は、3日の猶予を得る。
自身の死刑が執行される前に真相を見つける。
これは『流れ弾』が真実を貫く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 07:17:02
165244文字
会話率:50%
*この作品は2015年にエブリスタで公開を始めた「吸血姫の彼女は死を嫌う」の転載になります。完結済みの作品を改稿し、一部タイトルを変更し転載します。大筋は元と変わりません。
〜あらすじ〜
市崎焦斗は首を吊って自殺している兄の姿を見つける。
しかし彼は、その死に疑問を抱き、真相を探ろうとする。
そんな中、彼は友人から自殺判断士の噂を聞き、その噂を頼ることにした。そうして出会った自殺判断士は、吸血鬼を自称する女性だった。
果たして兄は、自殺か、他殺か、それとも事故か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-01 21:00:00
206781文字
会話率:43%
幼少期から神殿で暮らしていたトレヴァーは、いつも同じ日に預けられたレイモンドに助けられていた。
だが、レイモンドに魔力があることがわかり、彼は魔塔に行ってしまう。
その前に、トレヴァーとレイモンドはある約束をした。
それは、
大人になったら一緒に冒険をするというもの。
それから十数年の月日が経ち――トレヴァーとレイモンドは、冒険者として一緒にパーティーを組み、冒険者ギルド『カリマ』に所属している。
とある日、依頼帰りに森を歩いていると、「きゃあっ」という声が耳に届いた。
聞き覚えのある声だったので、声のしたほうへ足を進める。
いつもお世話になっている宿屋の看板娘が、魔物に囲まれていた。
彼女を助けた翌日、衛兵が宿屋まで来てトレヴァーとレイモンドに、
「きみたちが急いで森から出てきたという証言がある。どういうことか、説明してくれるだろう?」
と問う。
今朝、森の中でズタボロの男性が見つかった。
森から急いで街へ向かうトレヴァーとレイモンドを、誰かが見ていたらしい。
トレヴァーは、疑われたことにレイモンドの機嫌が急降下したことで、彼が怒っていることに気付く。
「オレらが犯人じゃなかったら、ちゃんと謝れよ!」
レイモンドはそう宣言し、冒険者ギルド『カリマ』に所属している全員で犯人を見つけることを決意した――……。
対人戦が苦手な聖騎士と、明るい賢者の絆が深まる物語……のつもり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 07:10:00
48934文字
会話率:52%