雨が止んだ時、その商店街を歩いていると、懐かしい自分に会えるかもしれないーー。
四年前に母を亡くし、父はずっと単身赴任中の高校生柚香は、商店街でブティックを営む祖母と二人で暮らしている。そんな柚香の家にある日突然、父に連れられて四歳の女の子
寧々がやって来た。彼女は父と父の不倫相手との子供だという。亡き母親のことを想って寧々に反感を持ち一緒に住むことを拒む柚香と、他に行き場のない孤独な寧々。母親を亡くした者同士の腹違いの姉妹が、傷つきながらお互いが拠り所となるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-18 18:06:26
50447文字
会話率:36%
創作詩です。何となく衝動が積み重なったので一気に仕上げた詩です。最近聴いた音楽の影響が出ています。そこはお見知りおきを。楽しんでくれたなら幸いです。
最終更新:2015-07-13 11:56:28
844文字
会話率:0%