ラティアは伯爵家の長女として生まれたが、十歳の時に母を亡くし、後妻や妹弟に虐げられながら生きてきた。
王都に向かう家族たちの荷物運びをしていると、王都の空から魔竜が襲来する。
命を落としかけたラティアは、鮮血の公爵閣下、紅の災厄と呼ばれてい
るアレクシス・ヴァルドールに助けられる。
極度の魔力枯渇に陥ったアレクシスを、ラティアは母に隠せと命じられていた、相手に触れると魔力を回復することができる『触癒の力』で癒やす。
ラティアに興味を持ったアレクシスはラティアを連れて帰り「専属の魔力回復係になれ」と命じる。
命の恩人に恩返しするためにそれを受け入れるラティアだが──。
「旦那様、どうして逃げるのですか……? 回復をさせてください……!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 08:13:45
57040文字
会話率:39%
エスピノーア魔法学校に「無価値魔法」使いと呼ばれる生徒がいた。
プラド少年は"血液を操作する"という特殊な力を持っていたが、それはなんの役にも立たない、文字どおり無価値なものだと考えられていたが──
最終更新:2025-05-23 19:16:57
6966文字
会話率:38%
大戦終結から一年。元帝国特殊部隊の魔術師である燐は、一族の裏切り者として追われる身となり、禁忌の地「魔の深林」で、封印された吸血鬼の始祖である謎のロリと運命的な出会いを果たす。高性能軍用魔道結晶に加え、独自の封印術式を無自覚に操る燐と、とに
かくかわいいロリ。二人の出会いは、狂信的な帝国宗教騎士団指揮官ヴァルドをはじめとする追手との激しい攻防の幕開けとなる。
古代の禁書に隠されたの秘密、聖騎士との複雑な感情、原初の血盟の神官長が操る禁忌の「血の魔法」や「魂の魔術」、そして帝国皇帝が目論む古代魔法による絶対支配。様々な思惑が交錯する中、燐はロリを守り、帝国との戦いに身を投じていく。果たして、裏切り者の魔術師と封印されてた幼女は、この世界にどのような未来をもたらすのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 15:22:02
140498文字
会話率:26%
Cランク冒険者のクロウ・アスタルトは、世界で唯一の混血だった。世界でそれを知る者はいない。純血絶対主義のこの世界で、肩身の狭い思いで生きていた。ある日クロウは、友人のラウルに臨時パーティーに誘われる。この臨時パーティーが後に、トップクラン『
春の使者』に成長し、世界に大きな変化をもたらす。そんな大業を成すまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 10:39:05
9093文字
会話率:77%
【壮大な世界観+システムなし+単一ヒロイン+魔法と科学の融合】
ある夜目を覚ますと、安一可は聞いたこともない泰倫星に来ていた。
魔法——それはこの世界の唯一の主旋律だった。
子供の将来のために、父は身を削って安一可を魔法学院に送った。
しかし、入学テストでは——
「ピッ、魔法親和度、1級、劣等生クラスに配属されます。」
ここから、奇幻と熱血の魔法世界の旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 14:13:26
174590文字
会話率:48%
異世界転移して数年、港町で路地裏食堂を営む私、ナノカ。ところが、スパイを匿ったという身に覚えのない容疑で軍に捕まってしまった!「うちの料理は美味しくてスパイすら通っちゃうだけですから!」と口走ったら、それを証明しろだって。釈放の条件は、砦に
住む魔法使いルナウトに食事をさせ、美味しいと言わせること。ところがこのルナウト氏、人の作った料理を嫌うばかりか、生モノしか食べないという変人。魔法属性の関係で火にも近寄らず態度も冷たい、通称『冷血の魔法使い』だって。こりゃあ手強いぞ。/料理の得意なヒロインが異世界トリップする、基本な感じの物語(笑)を目指しました。全6話予定、カクヨムさんにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 18:06:34
23890文字
会話率:32%
今から100年ほど前、全世界を巻き込む戦争が起きていた。そんな中、偉大なる魔法使いが「死ぬことがない魔法」を唱え、世界は戦争する意味がなくなり終戦した。
それから100年平和が続いたが、正体不明の人物、「x」が世界に戦争を仕掛けたのだ
った。
xが創設した軍「反乱軍」は、致命傷を与えた人をゾンビのように反乱軍にさせることができる。そして、世界の人口の半分は反乱軍となったが、世界は反乱軍に対抗するために「反乱軍対抗魔法学院」を開いて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 01:54:42
20664文字
会話率:49%
今まで国に尽くしてきた魔法士団長の俺が追放された。
それがあたおかな王のせいだったのか、王女の策略だったのかなんてもはやどうでもいい。
俺はこの腐った国を出て、ウキウキな新生活をはじめるんだからな。
追放されてやってきた『マグ・メル』は魔
物の楽園と呼ばれていた。
手始めに島の魔物はすべて駆除しようと思ったが、よくよくみたらみんな可愛いじゃないか。
なに、こいつらは魔物じゃなくて魔族だって!?
言葉も通じるし、ちょっと……いや、かなり強いところ以外は人と変わらないじゃないか。
それなら推せる!箱推し……いや、島推しだ!!
こうして出来た俺だけの楽園を誰かに踏みにじられないように。
俺は今日も島を武装する。
やがて『マグ・メル』は国となり、世界を牛耳る……のは面倒だからみんなとイチャイチャしてるほうがいいわ。
やっぱ血なまぐさいのとか無理だし。
完全無血の魔法士なんて呼ばれてたくらいだしな。
スローライフ、ノーライフを目標にのんびりといこう。
※頭を空っぽにして読める作品にしたいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-09 20:48:29
27396文字
会話率:46%
親から、学校から、国から、これだけは絶対だと教えられることがある。
人という種族には「純血」と「魔血」の二種類が存在している。
純血こそが真っ当で高潔な人間という種族として認められている。
しかし、魔血は忌むべき魔法を使うから危
険。よって人間として認められない種族だ、と。
数百年前から理由も分からず出来たこの決まりごとに純血である人々はなんの違和感も感じず、魔血の人間を迫害し奴隷として扱ってきた。
そんな世界で純血として生まれたカイは、魔血だけが隠れて暮らす国があると信じて探した。
結果見つけた場所、そこは大陸中央近いユグドラシル世界樹の立つ大森林地下だった。
彼は魔法の街ファヴールにたどり着いたが、魔法は使えない。
それで純血であることがバレれば、彼は殺されるだろう。
しかし彼の目的のため、何としても魔法を扱う力を手に入れたい!!
そんな街に訪れた青年のマジックストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 16:43:06
58570文字
会話率:36%
魔法使い達による、魔法使いの為の、魔法使いの国『ネメシス』。
そこにある魔法学校『ルノア魔法高等学園』に入学した少年、アーサーは生まれついての魔法使いでは無く、後天的に魔法使いの才能を目覚めさせた為、初めて見る魔法や、魔法の道具などに心を踊
らせる。
しかし、学園内にはとある暗黙のルールがあった。
純血の魔法使いを重んじる『純血派』による、非魔法国民生まれの魔法使いの排斥行動である。
アーサーは嫌がらせを余り気にするような性格では無かったが、とある事件をキッカケに自分がこの学園のトップに立ち、ルールを根本から変えようと決意した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-11 18:39:16
12937文字
会話率:45%
吸血鬼を倒したら吸血鬼になってしまった勇者ライン。
不死の力に血の魔法を覚えたことで最強の冒険者になったけれど、血を吸わないと生きていけなくなった身体になったラインは人から怖がられ、疎まれてしまう。
ただ、そんなラインを夢魔のハーフである少
女キキは優しく受け入れてくれた。
「キキの身体、好きにしていいよ?」
首、指、胸、太もも、どこでも好きな所を吸って良い。そんなことを言ってくれるキキを連れ、ラインは世界を楽しむ旅をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-22 22:00:08
48237文字
会話率:40%
魔力を全く持たず産まれた少年ーー上城刀夜
少年はある日、自身にかせられた残酷な運命に直面し絶望する。
自分は人かーー天使かーー
運命を切り開け・・・
最終更新:2017-02-10 19:24:50
2630文字
会話率:47%
魔法使い
古代より伝わる一族、しかし古代ローマでは魔女狩りなどで魔法使いが激減した。
魔女狩りから逃れた魔法使いたちが世界中に散らばり、他の魔法使いと結ばれることで、なるべく純血の魔法使いを残すことで後の世代に魔法が残ることを願った。
し
かし、魔法は信じる者のみが使えるもの。
現代では科学が進歩しすぎてしまい魔法を信じる者がほとんどいなくなってしまった。
これでは魔法が途絶えてしまう...
魔法をあとの世代に残すため、《準魔法使い》
を育てることにした。
純血ではないものの、あとの世代には少なからず魔法が残ると。
そんな使命から出来たのが魔法を探し、その魔法に適合した人間を探す
マギック・ショップ~魔法販売店~magic・shop
そこを営む魔女・東の第4魔女が魔法を探し、魔法使いを育て、
時には旅をし、戦う。
現代の中で魔法を信じる力が生み出すファンタジー小説!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 20:59:15
6164文字
会話率:32%