地球のあらゆる場所で小さな機械虫によって未知のウィルスが撒かれ、世界は豹変した。感染した者は暴徒と化し次々と人を襲い喰らう。人々の抵抗もむなしく殺戮の連鎖はひろがっていく一方だった。釜ヶ崎というところもまた凄惨劣悪な状況と化し、宇宙人を狩
るゲームの中毒プレイヤーだった天芭実影も巻き込まれる。彼自身は命からがら市民ホールに避難することができたが、人口の関係で都会はより被害が大きく、実影は横浜に行った双子の妹を救出するために無謀な旅に繰り出す。自衛隊、警察組織さえ機能を失い、もぬけの空になっていた装甲車の荷台から取った銃で感染者たちとの血なまぐさい戦闘を余儀なくされる。法機能がないためにすでに生きるか死ぬかだけが唯一のルールとなっている。パンデミックを生き残るも、人類の文明は崩壊しその数はわずかとなった。実影は崩壊時代を生き延び、やがてウィルスの真相へと近づいていく。
ジャンル:【ゾンビサバイバル】【スリラー】一部暴力的(銃乱射など)な表現を含むためR15
https://bookbase.jp/books/194にて全編発売中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 07:25:06
14061文字
会話率:24%
「3度目の死亡」で魂が消滅する異世界。「ボク」に残されたチャンスは残り「1回」。
<あらすじ>
何の説明もなく剣だけ一つ与えられて、ボクはRPG風異世界に転移した。
ぶち込まれたそこは、動く死体(アンデッド)だらけの森。
剣術も魔
法も知らない現代っ子のボクは、死に物狂いでルールと脱出方法をノートに書き留める。
分かったことは、ここはゲームのように2回まで復活が許されるが、「3度目の死亡」で魂が消滅する世界だということ。
「知の試練」および「武の試練」を突破しなければ、元の世界には帰れないこと。
二度の死亡を経験し、後がなくなったボク。崖っぷちまで追い詰められたところに「最強の対人戦闘力」を持つボクの姉さん「ミヤザワエミカ」が現れた。
『異世界人(オーキャスト)310番 ミヤザワトシキ。あなたにはこの世界を救う才能があります』
何も知らない、何も分からないボクの『残機制』異世界ファンタジーが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-26 00:12:45
24674文字
会話率:31%
深夜に自宅でアイスクリームを作っていた男が、材料を切らしていた事に気が付いて買い物に出かけた所、幹線道路を走ってきた暴走馬車に撥ねられて命を落とす。
それが馬車の教習を受けていた女神がしくじったミスであり、ただの事故だった事を詫びられる。
自宅に戻ってアイス作りをしたかったが、それは出来ないと言われて他世界への転生を余儀なくされてしまう。
女神からは手軽に俺様最強の英雄にでも、世界を統治する王にでもしてあげると言われるも、今までと同じような暮らしを望む男は、極力環境を変えず、お菓子を作る事が出来ることだけを望む。
そうして男は、剣と魔法と異種族が入り乱れるファンタジー色濃厚な世界で、素人以上職人未満の菓子作りの才能を持って、男に降りかかる数々の苦難、問題、災難を菓子を用いて解決していく。
これは血なまぐさい戦闘とは一切無縁に、菓子を使って世界を渡り歩く男の物語である。
別作品と平行しての投稿となるので、こちらは不定期更新となります。
感想・要望・こんなお菓子を出す話希望・などなど何でも歓迎いたします。
リクエストの有る無しにかかわらず、読んでいてお菓子が食べたくなるようなお話を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-10 16:24:37
24033文字
会話率:18%