私は大学で「ことばの理論」という単位を再履修していて、明日が中間試験である。そもそもなぜ再履修をしているのかというと...
最終更新:2024-11-13 01:00:43
1422文字
会話率:0%
落としてはいけない必修科目を落単したオレは一回目のオリエンテーションで隣になった女に「再履修した人いっぱいいるらしいよ」と話しかけられた。こいつはまだオレが再履修だということに気づいていない。この後輩に正体がばれたらオレのプライドがズタボロ
になる。そう思ったオレはとっさに「そうだね、再履修になんてならないようにがんばろうね」と返した。なにがあっても絶対に二回目だとばれてはいけない。一周目の知識を活かしてなんとしてもこの講義を攻略する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 21:05:44
2267文字
会話率:29%
崩落単位補習棟。それは大学構内にある留年間近の学生たちを閉じ込め、補習を受けさせる救済措置。秋が深まる今日も多くの単位を落とし続けた学生たちが収監された。その中に、大学三回生の吉田も収監された。単位なんて欲しくないのに放り込まれた吉田は理不
尽に怒り、同じく収監された戦友、竹内と再会する。その中で、竹内が大学マドンナ泉さんのファッションショーがあるという情報を聞き、二人は泉さんの可憐な姿を目にするべく、悪辣准教授 霜崎の手から脱獄することを決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 16:32:52
10643文字
会話率:56%
●第一章完結
【古都奪還戦争編/妬まれて追放されたけど、実は『複製』スキルで戦闘から生産までなんでもこなす万能ワーカーでした。今さら帰ってこいと言われてももう遅いです。】
「イコマ、おまえは追放だ」
「わかったよ。出て行けばいいんでしょ?
」
天変地異によって文明が崩壊し、モンスターがはびこるようになって二年目の地球。
人類はスキルを手に入れてモンスターに対抗するも、集落単位の生活を余儀なくされていた。
主人公イコマは妬みから狩猟班リーダーのレイジに難癖をつけられ、住んでいた集落を追い出されてしまう。
忙しい生活にうんざりしていたイコマは、渡りに船とばかりに追放を受け入れ、自由気ままに生きるべく村を出た。
イコマの『複製』スキルは劣化コピーしかできないが万能性は高く、サバイバル生活を満喫していたところ、大怪我をした女子高生ナナと出会う。
ナナを助けたイコマは彼女の村に招かれ、食客として共同生活することになった。
が、その村は男子禁制、女性しかいない村だった!
一方、万能ワーカーであるイコマを勝手に追い出したレイジはバッシングを受け、集落の生産性が落ちたことを指摘されるが「出て行ったイコマが悪い」「帰ってこさせて、罰としていなかった期間の損失分無償で働かせればいい」と開き直る始末。
集落は崩壊寸前の事態に陥る。
そんな中、モンスターが急激に増加する【集団暴走】の予兆が観測され、地域は大きな戦乱へ緊張を高めていく――。
一芸に秀でない! だけど実は超優秀!
『複製』スキルを持つ万能ワーカーは、崩壊した地球で気ままなスローライフを志望する。
●第二章連載中
【なにわダンジョン解放編/大悪党に連れられて】
古都を奪還して迎えた夏。
各地の竜が休息の眠りから目覚めた七月。
大阪からの救難要請に応じ、イコマとナナは大阪へと向かった。
だが、なにわは古都とはまた勝手の違うダンジョンで……!?
触手渦巻く迷宮で、イコマは人間の悪意と出会う。
※総合日間ランキング5位入りありがとうございます!
※ローファン日間ランキング1位ありがとうございます!
※2020/11/08第一章完結に伴いタイトル変更しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 07:00:00
613435文字
会話率:30%
2020年、世界は新型の感染症により混乱を極めていた。その影響は、大学生である僕らにも当然のようにあった。
「というわけで、今年は当面の間オンラインで研究会をやります」
画面越しの教授が僕らに言う。
「まぁ私も初めてなのでどうなるかわかりま
せんが、頑張ってやっていきましょう」
教授は自身が設定した仮想背景と時折同化しながら微笑む。僕らはといえば、カメラをオンにするべきなのかオフのままで構わないのかわからずドキドキするのだった。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 12:00:00
24553文字
会話率:19%
落単率30%を超える科目がある。人数で言えば、30人は毎年単位を落とすと言われる科目がある。それは「機械手書き製図」これはその科目を履修し、落とし、そして再び取り戻すために戦う学生の記録の一部である。(この物語はフィクションです。登場する人
物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 18:40:05
76689文字
会話率:21%
落単率30%を超える科目がある。人数で言えば、30人は毎年単位を落とすと言われる科目がある。それは「機械手書き製図」これはその科目を履修した学生の記録の一部である。(この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在の
ものとは関係ありません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-27 21:32:24
21349文字
会話率:24%
「私がここに居るのは、この冬だけ。春になったら、またどっかへ行くよ」
頭が良ければたいていは何とかなると思っていた高2の少年、榊 慶斗(さかき けいと)は、高2の3学期から転校してきた季節外れの転校生、渡貫 綾乃(わたぬき あやの)と出会
う。
全国模試で2位を取り続けてきた彼にとって、王者である彼女はライバルでもあり、憧れの存在でもあった。
けれど、勉強だけは出来る凡人な彼と容姿端麗で誰とでもすぐに仲良くなれる彼女とでは天と地の差があった。
彼女と自分が付き合う未来など、億に一つもないだろう。
もしかしたら、神様はそんな事を思って、彼女の家が彼の隣という万に1つの偶然を用意してくれたのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-20 08:40:41
2481文字
会話率:32%
高校2年生になった相生 拓真(あいおい たくま)には、佐藤 楓(さとう かえで)という幼馴染がいる。
家はお隣、両家の仲も良好。二人で居ることも多く、周りからは『早よ付き合えや』と思われているらしいが―――
「どうする?付き合う?」
「いや、お前付き合ったら絶対面倒なタイプの女だろ」
「確かに面倒だな私」
「納得するのかよ。もうちょっと企業努力しろよ」
「私の胸が小さいのはもしかして経費を削減されたせいなの?ってやかましいわ!」
「違うから。というかそれ持ちネタなのかよ」
ひねくれ者の二人は今日もただただ夫婦漫才を繰り広げます。
※追記 12/16 ひねくれ幼なじみと過ごす、学園生活 というタイトルから試しに変更してみました。人気が出なければ戻します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 05:36:37
77479文字
会話率:63%
高校2年生になった相生 拓真(あいおい たくま)には、佐藤 楓(さとう かえで)という幼馴染がいる。
頭脳明晰、容姿端麗なおてんば娘。彼女を一言で表すなら、そんな形容詞が似合うだろう。
だから、そんな楓に俺は惹かれた。
『逆張りオタ
クの俺たちは、多分両想いだけどまだ付き合いません』(https://ncode.syosetu.com/n3468fx/)
というお話のifではありますが、こちらだけでも完結する作品なので見て頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 09:43:51
3905文字
会話率:48%
留年の危機、それは自堕落な大学生が避けては通れない壁。
大学3年生になる梶村はそんな問題とは無縁の、いわば優等生であった。
しかし、彼に突き付けられたのは「不可」の2文字。提出したはずのレポートが存在しない。
彼の平平凡凡な大学生活は、消え
たレポートによって激変する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-10 20:08:21
1236文字
会話率:67%
100周期よりも昔、或る大陸を統一していた王朝が、後継者をめぐる争いから内紛に至った挙句に崩壊した。
現在では、集落単位で争う地域が1/3を占めるほどに混迷していた。
その様な泥沼の様な戦乱が続く大陸の南東部に位置する、大河に沿った
平野部を治める豊かな領主家に3つ子が生まれた。
後に大陸を再統一する兄弟だった。
その第1歩を踏み出すまでを描く短編です。
*オチ無しですが、無性に書きたくなったのでやってしまった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-17 21:33:50
4312文字
会話率:20%
煙草を吹かす青年が一人居た。大学構内の喫煙所に独り、絶望を胸に抱え、自身の命を煙草の火種に黙々と焚べることしかできずに……。
期待を背負い、一心不乱に注力した卒業研究に嫌われたのだ。青年は、今後の人生に希望を見出すことも出来ずに、迫りくる絶
望から逃れるための術として、死の影をチラつかせていた。
いずれは、煙草の火種と共に、命も燃え尽きるだろう。青年は、為す術もなかった。ただ、煙草を吹かすことしかできなかった。
そんな時のこと。青年の居場所に、一つの影が落ちた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-13 20:00:00
5933文字
会話率:40%