東京の片隅、どこにでもある平凡な街・朝来坂(あさぎざか)。
だが近ごろ、この街には説明のつかない“非現実”が侵食し始めていた。
空に一瞬だけ現れる浮遊大陸。
夜ごと聞こえる、誰かの「封印を解け…」という囁き。
SNSでは“選ばれし者”を名
乗る自称勇者がバズり、
謎の組織がビルの影から世界の命運を見守っていた。
人々は不安にざわつき、政府も水面下で動き出す。
世界が静かに変わり始めていた――そんな中。
「朝飯食いそびれた……学校、行く意味あるか?」
その日も遅刻ギリギリでパンをくわえながら角を曲がったのは、
高校生・真野カケル。
遅刻しても怒られず、喫茶店で異世界の魔導書を読んでいても誰もツッコまず、
使い魔を肩に乗せて歩いていても「また変なの飼ってるね」と言われる程度。
周囲の人々が魔法の存在に怯え、次々と事件に巻き込まれていく中、
彼だけは毎日フラペチーノ片手に「うーん、暑いね~」と呑気に歩いていた。
なぜかトラブルがカケルの周囲でだけギャグ方向に歪んでいき、
爆発すら背景演出のように流れていく。
魔王の幹部が現れても、いつの間にかカケルのバイト先で皿洗いをしていた。
「世界の運命とか、俺、バイトで忙しいから無理なんだよね」
――それでも、確実に世界は崩れていく。
そして、彼自身がその“鍵”であることに、誰よりも彼自身が気づいていない。
日常の皮をかぶったファンタジー。
そして、ファンタジーをギャグで受け流す少年。
これは、世界の温度が下がる中、ひとりだけ常に「ぬるま湯」で生きる少年の、
ズレた日常逆転劇である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 22:09:08
15350文字
会話率:30%
切なくて、どこか色っぽくて。笑って泣ける、愛情と友情の感動ストーリー。
―― あなたは一人ではない ――
すらりとした見た目で、元運動部の筋肉質。長い人差し指で眼鏡を持ち上げ、理路整然としたショウジ。
その風貌からも、「淡々としていてク
ールだ」と周りからは評されるが、実際は大きな難問を抱え、強引に夢の世界へ落ちる日々を過ごしていた。
大学で出会った友人、純粋無垢で天然ボケな遊の発言に、「何を言ってるのかわからない」とたびたび固まりつつも、居心地の良さを覚えていたある日、遊の紹介で、ひとつ年上の先輩、力也と会うことになる。
指定場所は、【ウィンク・ハート】なる喫茶店だった。
まるで洋館のようなアンティーク調の店内。窓から差し込む太陽の光。サイフォンから漂う、コーヒーのいい匂い。
人知れずロマンチストでもあるショウジは、ウィンク・ハートに胸が高鳴り、おおらかなマスターともすぐに打ち解ける。
そして、力也と対面を果たすことになるのだが……。
【※以下、ネタバレを含みます】
力也を目の前にしたショウジは、息をのんでしまう。
華奢な身体、さらさらの黒髪、長いまつげと、黒い瞳。白い肌に、柔らかそうな唇。
甘くて、濃厚で、上品な、いい匂い。
穏やかな声と、優しい微笑みで挨拶をされ、全てが自分と異なる力也を前にし、ショウジは今までに感じたことのない衝撃が体に走ってしまう。
しかし、力也は微笑みの裏でトラウマを抱え、うまく眠れない日々を過ごしていた。
光を失う黒い瞳、寂しそうな眼差し……。心配するショウジだったが、ウィンク・ハートで開催される小さなコンサートで、力也の歌声を聴くことになる。
僕を月に連れて行って――――?
力也の清らかな歌声と、身をよじって歌う艶っぽさに、鼓動が高鳴るショウジ。
俺が守りたい。そう思いながらも、会うたび、声を聞くたび、あと少し、もう少しと、力也に近づきたくなる自分に戸惑ってしまう。
「この感情を解いてしまって、力也さんに会えなくなったら嫌だ」
月に近い力也の家で、その愛しい寝顔を見守りながら、気持ちを偽ろうとするショウジ。
だが、友情に熱く、正義感の強い遊に諭され、励まされ。
ショウジは自分が抱える偏見と難問に向き合い、力也に思いを伝える決意をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 21:25:54
248037文字
会話率:41%
・・・
カランコロン
いらっしゃいませ。
とある喫茶店へようこそ。
こんにちは、私はマスターです
おや…あなたはまいらぶ読者の方でございますか。
では、
遼とリサの結婚式からさかのぼる事3年前、
卓と遼の2人の初恋が終わりを告げ、
新しく卓と海斗のカップルが誕生したのはご存じかと思います・・・
本編では語れなかったこの空白の3年間に
何があったのかまだ知りませんよね。
遼がリサと結ばれたきっかけとは・・・
3人はどうなっていったのか・・・
絆のお守りはどうなったのか・・・
私との約束はどうなったのか・・・
それは、新シリーズ
少数派の恋愛事情~Minority Love~2 空白の3年間
を読んでいただければお分かりになるかと思います。
どうぞどうぞ、
こちらの席におかけになって、
コーヒーでも片手にお読みください。
それでは
ごゆっくり・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 20:00:00
46189文字
会話率:30%
幼馴染の卓と遼。社会人になってからもよくつるむ二人はいつもの喫茶店でコーヒーを飲んでいると、卓からSNSで知り合った海斗という人物に会って欲しいと言われた遼。物語はここから始まる。
卓と遼と海斗。これは3人の恋の三角関係の物語である。
最終更新:2024-12-24 20:00:00
202314文字
会話率:39%
心騒ぐ青春。
初夏、ノーブル・サプフィール・幸は海辺の喫茶店である景色に心奪われる。ただ1人の少女が夕陽を見ている。ただそれだけ。でもその光景は幸の心に鮮烈に焼き付いた。
最終更新:2025-07-29 18:20:00
66970文字
会話率:29%
亡き妻との思い出と共に、ひっそりと喫茶店セピアを営む慎太郎。
静かな黄昏のひととき、止まったままだった古時計が、ある日ふいに動き出す。
優しい光に包まれたその瞬間――店ごと、異世界の森へと転移してしまった。
戸惑いながらも、慎太郎は異世界
の地で喫茶店セピアを再び開くことを決意する。
森で採れる不思議な豆、見知らぬ水――それでも彼の淹れる珈琲は、心をそっと包み込む。
「今日のあなたに必要な一杯を、お淹れしましょう。」
やがて店には、種族も身分も異なる客たちが次々と訪れる。
悩みや悲しみを抱えた彼らに、慎太郎の珈琲と静かな対話が、ひとときの安らぎを与えていく。
亡き妻への想いを胸に、異世界の片隅で営まれる優しい喫茶店。
その扉は今日も、誰かの心を癒すために、そっと開かれる。
※不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 17:02:06
10110文字
会話率:5%
表紙画像 https://47810.mitemin.net/i994171/
大名町出身のカナ姫(仮名カナ)は、タイの大学3年生で交換留学生として学んでいます。卒業まであと1年となり、母国に帰国しなければなりません。
普段、勉強の合間に
は、大学の近くにある「カワイイカフェ」という喫茶店で女友達とくつろぐのが好きです。
その店のバリスタはムックという名前です。彼女は気さくで、姫と気さくに会話をするのが好きです。彼女はいつもカナに簡単なタイ語を教えてくれます。
ある日、カナが喫茶店の棚から軽食を取ろうと歩いていると、クイックフードアプリで注文されたコーヒーを取りに来た若い配達員にばったり出会います。その男性の名前はティー。物語の主人公です。
二人は互いに謝罪し合い、特にカナは謝罪しました。彼は大名国の慣習と礼儀作法に従い、何度も頭を下げました。
それ以来、カナとティーは、ティーが大学に届けるコーヒーをアプリで注文することで、関係を深める機会を得ました。
ムクが最初からティに想いを寄せていることを、彼は知らない。
そして、大富豪の息子で、カナと同じ大学の先輩であるシア・メッタも登場。彼は金銭的な優位性を活かして、常に王女に近づく機会をうかがっている。貧しく、寝たきりの母親を支えるために稼がなければならないティエンとは対照的だ。階級の異なるティエンとカナの恋の結末は?『カワイイカフェ:スイーツショップでとろけるハート』でその答えを見つけよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 11:41:53
12284文字
会話率:40%
声が出せないリコリスちゃんが、地球産のなまずの神様とともに喫茶店を切り盛りする話が書けたら良いな。
最終更新:2025-07-29 00:14:43
304058文字
会話率:16%
都会の片隅に、地図にもSNSにも載っていない不思議な喫茶店がある。
店の名前は「喫茶リセット」。ここは、人生につまずいた人だけが迷い込む場所。
心に傷を抱える人々が、マスターの淹れる一杯のコーヒーと共に、自分の過去と向き合い、少しだけ前を向
ける物語。
今日もまた、誰かが扉を開ける。
人生をほんの少し、リセットするために――。
1話完結・読後スッキリ満足の、現代ヒューマン×ほっこり異世界感漂う連作短編集。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 19:00:00
9018文字
会話率:41%
いらっしゃいませ、純喫茶『星月』へようこそ。
ふわふわのホットケーキ、懐かしのナポリタン、あつあつのカレー、ほろ苦いカラメルのプリン、しゅわしゅわなクリームソーダ、他にもたくさんのオススメがございますよ。美味しいコーヒーと素敵な料理、どう
ぞお好みのものをお召し上がりくださいーー。
ある日、目が覚めると大正ロマン的な文化とRPG風ファンタジーの世界観がごちゃ混ぜになった異世界に来てしまったアラサー佐藤伊織。転生でも召喚でもなく、チートも特になさそうなのでまったり喫茶店はじめました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 08:21:05
95701文字
会話率:33%
来世へと向かう道。
その道中にある喫茶店。
そこには、前世の大事な思い出『だけ』を持った人がやってくる。
店主は彼らの思い出を花として受け取り、彼らは来世へと向かう。
そこにやって来る記憶のない少女。
記憶の最後の場所『喫茶店』
記
憶のない『少女』
大事な思い出で作らた『花』
少女は花を、思い出を通して何を見るか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 07:30:00
61049文字
会話率:35%
ねぇ……私もね、君の事が──
最終更新:2014-11-16 01:56:05
1533文字
会話率:61%
「お前、ここで働かないか?」
その一言で働くことになった俺。喫茶店のスタッフは、なんと二人ともドラゴンが人間になった姿だった。なぜかは知らないが、二人はメイド服を着て喫茶店をしている。なし崩し的に俺も働くことになったのだがここにやってくる
客は珍しい客だらけ。異世界の勇者だったり毎日の仕事をつらいと思うサラリーマン、それに……魔王とか。まあ、いろいろな客がやってくるけれど、このお店のおもてなしはピカイチ。たとえどんな客がやってきても笑顔を絶やさないし、笑顔を届ける。それがこのお店のポリシーだから。
さて、今日も客がやってきたようだ。異世界唯一の、ドラゴンメイド喫茶に。
※挿絵アリ(◇とついている回にあります。)
※連作短編ですので、基本どこから読んでも楽しめるようになっています。(ただしエピソード8とエピソード9、エピソード13とエピソード14、エピソード27~29は一続きのストーリーです。)
※シーズン1:エピソード1~14、シーズン2:エピソード15~29、シーズン3:エピソード30~55
※タイトルを一部変更(~異世界メイド喫茶、ボルケイノの一日~を追加)しました。
※2017年からツイッターで小説連載します。http://twitter.com/dragonmaidcafe
※本編はエピソード55まで。それ以降はおまけです。
章の部分に登場した料理を記載しています。書かれてないときは、料理が出てないってことです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 21:00:00
350240文字
会話率:40%
とある喫茶店のマスターとメイドのお話。
■竜が人を喰らうアンソロジー「人食い竜と腹の中の君」収録作品です。
最終更新:2019-05-25 01:00:00
3577文字
会話率:25%
十年ぶりに街の喫茶店で再会した、男女の幼馴染の話。
※過去アンソロジーに収録した作品のWEB再録です。
最終更新:2017-12-24 19:47:53
2790文字
会話率:38%
習作です。叱られたら消します。すみませんでした。
キーワード:
最終更新:2025-07-27 17:17:04
852文字
会話率:0%
純喫茶ごーすてらへようこそ。
此処は時代錯誤の食事を提供する不思議な喫茶店。
夕暮れ時に不思議な常連客と繰り広げる日常を繰り広げる。
今日も営業を開始しましょう。今宵は誰が来るのでしょうか。
最終更新:2025-07-27 14:35:15
20508文字
会話率:25%
ハルエの父が経営する喫茶店&バーに、いつの間にか入り浸るようになったユウジ。乾いたレコードの音はどこか懐かしく、売れっ子シンガーソングライターの彼にとって素が出せる数少ない場所の一つとなっていた。
ファンクラブに入るほどユウジのファ
ンだったハルエは、いつしか彼が来店する日を心待ちにするようになった。
大学四年目の春を迎え、彼と会える時間はより大切なモノへと変わっていくが…………
『君のうた』seasonsの立案者でもある雄治と春江の若かりし頃の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:00:00
40220文字
会話率:49%
ブラック職場で心をすり減らしていたバリスタの莉乃は、ある日突然、異世界に転移してしまう。
頼ったギルドでは「役立たず」と罵られ、ついに森の奥に追放される。絶望の中、辿り着いたのは――不思議なコーヒーの香り漂う、異世界の片隅の喫茶店だった。
誰もいないはずの森で、なぜか完璧に整った珈琲器具が揃う店。
懐かしい手仕事と香りに導かれるまま、莉乃は一杯のコーヒーを淹れる。
「……なら、一杯頼む。雨が、去るまで」
突然の来訪者に、震える声で差し出したのは、かつての自分を思い出す一杯――。
これは、“居場所を失った女”が、異世界の片隅で“たった一杯のコーヒー”から始める、静かな再出発の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 07:00:00
56004文字
会話率:31%
ブラック職場で心をすり減らしていたバリスタの莉乃は、ある日突然、異世界に転移してしまう。
頼ったギルドでは「役立たず」と罵られ、ついに森の奥に追放される。絶望の中、辿り着いたのは――不思議なコーヒーの香り漂う、異世界の片隅の喫茶店だった。
誰もいないはずの森で、なぜか完璧に整った珈琲器具が揃う店。
懐かしい手仕事と香りに導かれるまま、莉乃は一杯のコーヒーを淹れる。
「……なら、一杯頼む。雨が、去るまで」
突然の来訪者に、震える声で差し出したのは、かつての自分を思い出す一杯――。
これは、“居場所を失った女”が、異世界の片隅で“たった一杯のコーヒー”から始める、静かな再出発の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 21:07:52
7490文字
会話率:25%
新島 仁 30歳
俺には昔から小さな夢がある。
まずはお金を貯めないと何も出来ないので高校を出て就職をした。
気が付けばグレー? くらいな企業で10年目である。
そりゃあ何度も、何度も辞めようと思ったけど、、ここまでいると慣れるし
多少役職が付く し 世論、中身の事も分かって来るモノであって・・・
久しぶりの連休前に友人達と居酒屋でバカ騒ぎをしていた
ハズだったのだが、乗り過ごしたのか途中で降りたのか、、記憶が無い
見た事の無い物体に襲われ
鬼に救われ
所謂異世界転生の中、まずはチート能力を探す一般人の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 22:53:21
814897文字
会話率:63%
駅前の古びた喫茶店「コウノトリ」。
夕方になると、カウンターの端に二人の高校生が並ぶ。
一人はSFオタクで妄想癖のある理屈屋──蒼井陽真。
もう一人は天然で直感型、名言ボケが止まらない鳥居拓真。
「俺、実は未来から来たんよ」
「たぶん俺
、前世ペンギンやってん」
そんな会話が、真顔で交わされる。
くだらなくて、どこか哲学的。
ふざけているようで、妙に刺さる。
そんな二人の“会話劇”が、コーヒーの香りに溶けていく。
──日常にひそむ「名言」と「妄言」。
孤独を抱えたふたりが、今日もまた語る。
これは、放課後にだけ開かれる静かな対話の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 22:34:55
14295文字
会話率:92%
異世界で「悪役令嬢」と呼ばれ、過ちを重ね、ついには処刑された少女――アリーチェ。
死の間際に願ったのは、ただひとつ。
「もう一度だけ、誠実に生きたい」という祈りでした。
その強い想いは、時空の理さえも越え、気がつけば彼女は知らない街――
|夢桜里《ゆめおり》の小さな喫茶店に辿り着いていた。
そこは、優しい人々が集う不思議な場所。
温かな香りに包まれたその場所で、アリーチェは自分の罪と向き合い、やり直しの人生を歩もうと決意する。
これは、過去の過ちを背負った少女が、ほんの少しの救いを見つける物語。
※全7話(プロローグ+本編5話+エピローグ)、3日に1話ずつ更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 21:00:00
10152文字
会話率:42%
メイド喫茶に憧れを持つ女子高生、月宮志季(つきみや しき)。何件もメイド喫茶のアルバイトに応募するが全て落ちてしまいすっかり落ち込んでしまった志季に、親友の美月が「お兄ちゃんが通ってる喫茶店はどう?」と紹介してくれる。地図を渡された志季はメ
イド喫茶「アマリリス」へと向かう。店長と面談すると即採用され、やっと憧れの職場で働けることに喜んだのも束の間とんでもない事実を聞かされてしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 04:44:53
61130文字
会話率:60%
ホノカがSNSに上げていた楽曲をきっかけに届く、ユウからのダイレクト・メッセージ。主に楽曲の話を二人は遣り取りするようになる。
ホノカが大学を卒業して社会人になった頃、ホノカは疲れからSNSに楽曲を上げることをやめていた。その折に、ユウか
ら喫茶店のギフトチケットが届く。ホノカは喫茶店でユウのおすすめのシナモンロールを食べながら、ユウの優しさを思う。
やがてホノカとユウは友達になり、恋人になる。
だが、ユウは勤めている会社の支社があるイギリスへ行くことになる。ホノカは泣かずにユウを送り出す為に、あるお店でユウと待ち合わせをする。
※本作品は、noteでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 00:17:19
3550文字
会話率:46%
「今日から小説家になりました」
そう、彼女である叶城理子から言われた響。
響は彼女の待つ、いつもの喫茶店へと向かう。そこで言われたのは「帰り道が分かんなくなっちゃって」という言葉だった。
理子のことが心配になった響は、「一緒に、暮らさないか
」とずっと前から思っていたことを切り出した。
一緒に暮らすことにした二人は喫茶店を出て、理子の家へと向かう。笑顔で話す理子を見て、この笑顔をずっと見ていたいと響は考える。これからも、ずっと。
※本作品はnote、カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 23:38:23
2973文字
会話率:74%