放蕩息子である双子の兄ジャバルにしびれを切らして、自分がティグラット国初の女王となり、大好きな舞も封印してこの国を守っていこうと心に決めていたメリアだったが、息抜きのために訪れたこの世とあの世の境目にある人外の者たちが多く集う「たそがれの市
場」で、神がかった舞を披露する青年と出会った。
ひょんなことから、彼に舞を教えてもらうことになったメリアは、いつしか青年に惹かれてゆく。
しかし、彼には地上に戻れない理由があって……。
(後半に一部残酷なシーンがあるので、R15としました。
この作品は、アルファポリスさんにも投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 21:09:22
21685文字
会話率:33%
北の山脈により外界から隔離された、亜大陸アヴァニにて。かつてこの地を統一したヴェダ王国、その系譜を継ぐミトラ王が治める新ヴェダ王国の都では、高名な占者が世界の破滅を予言し、その噂が巷に流布し取り沙汰されていた。
王都を訪れた踊り子ルチヤ
と歌い手シルティの二人連れは、その危機を免れるための手がかりを探す傭兵団、ガーナの団員らと出会い入団を決意する。
探索の鍵となるのは、古代文明期に創られたとされる『アプサラスの遺産』。天人、天女とも呼ばれる謎多き古代種族アプサラスの秘密を探るうちに、ルチヤ達は世界の真理へと近づいてゆく……。
インド・南アジア風、かつレトロなRPG要素の強い世界観です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 18:16:08
66778文字
会話率:52%
前編あらすじ《 300年に一度、地上の神々が天に集まって宴を行う。さえはそこで群舞の一人として舞を披露する若い天女だ。さえの親友のひのでは、特別優れた舞手として一人舞を披露し、そして地上の神に見初められる。宴の最後の日、さえは舞の最中、親友
と離れる悲しみに呑まれそうになるが気を持ち直し笑顔で舞を終える。そんなさえを見ていたある海の神が、さえに結婚を申し込んだ。 》
この話は、仙道企画その1への参加作品です。前編と後編で完結します。曲にあっているのは後半だと思うので、よろしければそちらだけでもご覧ください。
前編のあらすじを読めば、そのまま後編が読めるようになっております。
後編の予約は本日8月2日の午後9時です。
後半部分を投稿後に「仙道企画その1」のタグをつけさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 21:00:00
5982文字
会話率:16%
『蘭華伝(ランファでん)』
絶対的な身分制度が根付いている斉楊国で、『白奴(ペクド)』と呼ばれる最下層に産まれた林蘭華(リン・ランファ)。
賎民である彼女には、『一度見た舞をそのまま再現できる』という、無自覚だが天性の才能があり、本人も舞
踊をこよなく愛していた。
だが、身分のために人前で舞う事すら許されず、舞手(まいて)になるという夢すらも最初から諦めざるを得ない。
幼い頃にそれを受け入れ、迫害されながらも母と二人で明るく生きていたが、母の死をきっかけに彼女の運命は大きく変わってしまう。
自分自身の才能も、産まれた時から人目を避けるようにして育てられた理由も、“自分が賎民どころか王女である”という出生の秘密も知らないまま、蘭華は産まれて初めて外の世界を知り、王宮へ向かう事になるのだが――。
※(2021.05.31記)
取り急ぎ書きましたが、投稿開始したばかりなので、あらすじ欄等は後ほど改めて修正・更新します!
まだ序章の序盤なのにあらすじ欄でネタバレしてしまうのはどうなのかと迷いましたが、本編に関わるので先に書きました。
※本作の主人公である林蘭華(リン・ランファ)は第一章から登場します。
今はまだ、主人公の母である林雪英(リン・ソリョン)を主とした序章のみの公開です。
序章と同時に第一章も書き進めてはいますが、順番に投稿したいと考えておりますので、本編開始までしばしお時間を頂けますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 23:58:55
20075文字
会話率:22%
生まれ持った色のために夢を諦めていた少女、秋野 神楽(あきの かぐら)。そんな少女が、ゲームの世界で夢を叶えるために頑張る………どころか、リアルスキルが高すぎて開始早々にやらかす!?(…かも)
AIとは思えないくらい個性的で表情豊かな住民(
NPC)と、アクの強い来訪者(プレーヤー)達。そんな中で我が道を行く少女の運命とは。
※この作品はフィクションです。現実とは異なることもあるとは思いますが、広い心と温かい目で見てくださると嬉しいです(_ _)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 07:00:00
10683文字
会話率:22%
ある世界のある時代に、サンブレッド王国という大きな大陸を支配する国家があった。
この国は長い間、優秀な国王、王女たちによって平和が保たれていた。
しかし、二千年の眠りから目覚めた『悪魔』によって、国は大混乱へと落とされる。
そこで立ち
上がったのは、当時の王と3人の精鋭たち。
4人が率いた戦い『悪魔復活の乱』によって大きな犠牲を払いながらもなんとか再び悪魔を眠らせることに成功する。
これは、それから十年後のお話。
山に住む少女ルアは、育て親のリアードと一緒に山の奥の家で暮らしていたが、悪魔に襲われ全てを失ってしまった。残されたルアは大切な人たちを守る為に強くなることを決意するーー。
・女性向けハイファンタジーです
・舞姫とは、この物語において悪魔を倒す術を使う「舞手」の中のトップのことです
・物語でもゆっくりと説明していくのであまり深く考えずにご覧ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-23 18:02:18
11008文字
会話率:27%
旅芸人一座「非時香菓」で舞手として活躍する紅榴には裏の顔がある。
それは、虎鶫と呼ばれる世直し仕事人。
不思議な仮面の力を使って、彼女は代官たちの悪事を暴く。
そんな彼女の元に新たに舞い込んできた依頼は、いつもと趣の違う、面倒なもので――。
最終更新:2019-12-06 20:11:49
112888文字
会話率:32%
未孵化の子どもたちのような短編集
・「夜叉姫と鶴の婿」……鶴の半生の少年×夜叉の姫、異種婚
・「恋愛未満コンロ。」……会社員×後輩×ハム、ゆるめ恋愛
・「紅」…少女×にいさん、和
・「共鳴する第五指」……高校生×幼馴染の少女、冥婚
・「a
Fairy tale, a Fair liar」…花売りの少女×王、王国
・「初恋薊」……神様の少年×機織りの少女、回想、恋
・「花に嫉妬」……強気女子×年下オトコ、カメラ
・「数多の花と、ただ一片の」……処刑前の姫君×渡し守
・「レイ・レイ・リー・シャンの森と龍の玉座」……贄の少女×龍、異類婚
・「百年薔薇」…舞手の少年×神隠しにあった幼馴染、能、亡霊
・「道化師ウォウル・カ・シャと夜のサーカス」…少女と道化師、さがしもの折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-25 22:21:28
97214文字
会話率:46%
注:このお話は金髪っ子集まれーとは一切関係ありません。寧ろパラレルです。
とある孤児院兼剣術道場に住む少女、ティン。
彼女の身体秘められた秘密から、彼女の物語が動き出す。
しかしこの世界に住む人間も、存在するモノたちも『特別』はあちら
こちらにある。そう、故に世界は一気に動き出す。色んな『特別』も『宿命』も持つモノまで遠慮も容赦もなく彼女を中心に巻き込む。
さあいざご静粛に。此処は一つの舞台。ティンと言う舞剣士にスポットライトを当てた、彼女を中心とする舞台。
さあ、いざ幕を開けよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-25 01:22:45
1333325文字
会話率:59%
イヴァーライル王国領デルレオン公国に住む、ルジュ・レッドールヴは人生の分岐点である就職へとぶち当たっていた。高校卒業後、彼女が選んだ就職先は何とメイド。高卒と思えぬ条件にルジュは迷い無く公爵館の住み込みメイドに就職する。これは神剣の舞手に
登場するサブキャラ、ルジュの過去話。登場時56歳(見た目30代)から18歳と言う、本編より38年前の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-08 02:57:54
7614文字
会話率:62%
神剣の舞手二十話の間に存在してたであろう小話。それは、ラルシアの親友であるとある女との会合。ではどうぞ。
キーワード:
最終更新:2012-05-27 03:15:25
6517文字
会話率:76%
十一月は銀杏の木。黄色い落ち葉は鎮魂の舞手。
ひらりひらひら祈りを込めて。 銀杏の生は人よりも長く。
友よりも長い。ひらりひらひら祈りを込めて。
銀杏は友に鎮魂の歌を。
題名の銀杏は「いちょう」とお読みくださいませ。
植物が主役の読み切
り短編《樹花草綴り》
短く繋がりなく刹那の樹花草物語。
樹花草綴り 第九話《 鎮魂の銀杏 》お届け致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-14 07:00:00
313文字
会話率:0%
西の大陸には、古くからの騎士道の頂点として『舞手(ガラファ)』という称号が存在する。
称号を持つものが振るう剣の軌跡は、まるで踊るように華麗で洗練されていることから『舞手(ガラファ)』と呼ばれるようになった。
ナザレ王国の女王に仕える剣士ス
テフィーヌは、ナザレで勃発した内乱から大陸を巻き込んだ大きな争いの渦中で『舞手(ガラファ)』を廻る隠された真実を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-23 20:23:44
7046文字
会話率:43%
10年に及ぶ長い戦争が終り、戦勝記念に首都に建てられる神殿の神おろしの儀式の舞手を巷で一番人気の旅の一座から選ばれる事になった。その神おろしに選ばれるべく『シリア一座』のイリスは首都までの警護を『東より来たりし金色の獅子に身をゆだねよ、され
ば願い叶わん』という神託に基づき選んだラシルに頼み、半年に及ぶ旅が始まった。だが、イリスたちの目的はただ神殿の神おろしの役者に選ばれる事ではなく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-10-21 00:10:35
132827文字
会話率:45%