北の山脈により外界から隔離された、亜大陸アヴァニにて。かつてこの地を統一したヴェダ王国、その系譜を継ぐミトラ王が治める新ヴェダ王国の都では、高名な占者が世界の破滅を予言し、その噂が巷に流布し取り沙汰されていた。
王都を訪れた踊り子ルチヤ
と歌い手シルティの二人連れは、その危機を免れるための手がかりを探す傭兵団、ガーナの団員らと出会い入団を決意する。
探索の鍵となるのは、古代文明期に創られたとされる『アプサラスの遺産』。天人、天女とも呼ばれる謎多き古代種族アプサラスの秘密を探るうちに、ルチヤ達は世界の真理へと近づいてゆく……。
インド・南アジア風、かつレトロなRPG要素の強い世界観です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 18:16:08
66778文字
会話率:52%
マッチ売りの少女は何故か灼熱のビーチに居た!!
白い砂浜、オーシャンブルーで最高にホットなリゾート地で素足にボロを纏った少女は果たしてマッチが売れるのだろうか!?
最終更新:2020-06-15 23:28:16
720文字
会話率:24%
50歳を過ぎてから、東光寺に暮らすようになって、山内宥厳の戦争から戦後へ続いていた暮らしはやっと終戦になった。戦争の影は東光寺へ縁ができるまで終わることはなかったのであった。人生の後半を過ぎてからの宥厳和尚の生活ぶりを書いた自伝的小説。
最終更新:2015-08-10 10:26:52
20933文字
会話率:2%
「水晶の魔女」シリーズ第3弾。今までの主人公たちの上の世代が、今回は主役。第1弾と第2弾の「先生」の師匠である「詩歌の魔女」マリ先生が登場。その師匠「歴史の魔女」マヤ大先生と過ごした、「魔女」と「魔術師」の対立の歴史。そして時代と国を越えて
つながる「水晶の魔女」たちの思い出。記憶と心を繋ぐのは、いっぱいの優しさを込めた、温かなお茶。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-02 04:00:00
17812文字
会話率:18%