「憂いの令嬢」エレナの胸中はフクザツであった。なぜなら生まれてこの方憂いたことがないのにそんな通り名をつけられたからである。加えてエレナは自称ハードボイルド。無論この世でハードボイルド令嬢が好まれるはずもなく、憂いて見えるならむしろ好都合
と言える。しかし、人との対話を楽しく思っていても顔に表れないというのはデピーナ伯爵令嬢として社交上よろしくない。また自身も面倒であった。
そんな過行くある日の昼時、デピーナ家諜報部所属の兄に突撃され、おとり要員に召集される。兄に紹介された優秀なおとり助手、ラスカルとともにエレナは悲願である貴族制廃止達成に燃える。
※ラスカルはモフってはおりません。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 07:00:00
4040文字
会話率:64%
これは、自称ハードボイルドな山田太郎(タロウザ)の物語である…。
最終更新:2022-07-07 13:08:24
2288文字
会話率:20%
青年マーロ、彼は帝国一の名探偵——―と、一部界隈から勘違いされている普通の男。なんの因果かチート無しで異世界にやってきた最弱の存在。
彼には幼い頃からの夢があった。それは『ハードボイルドな探偵』になること。だが、弱肉強食の異世界は自称ハー
ドボイルドには厳しい環境で・・・・・・これは苦し紛れに放った言葉が周りに勘違いされて、いつの間にか難事件を解決に導いている奇跡の名探偵マーロの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 09:40:32
112058文字
会話率:31%
最低ランクの鑑定士ディーンは、ある日勤め先でボロをまとった美しいシスターから
「伝説の聖人が使用したと伝えられる封印箱」
の買い取り依頼を受けた。
偽物として返品されるが不思議な声が聞こえ、シスターを訪ねると奴隷商に売り飛ばされる寸前だっ
た。
思わず借金を肩代わりして無一文となるが、一緒にボロ教会で暮らすこととなり……
それ以来シスターに言い寄られたり、自称伝説の古龍を名乗る美少女にからまれたり、伯爵令嬢から猛烈なアタックを受けたり。
数々の事件に巻き込まれたりする。
これはそんなおっさんの苦悩を描いた、ハードボイルド? ミステリー?
【注意】
いわゆる犯人捜し推理(フーダニット)ではありません。物語、事件そのものが推理(メタミステリー)となっています。
そのため主人公は「犯人はおまえだ!」と叫びません。
カクヨム同時掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-08 18:13:58
495321文字
会話率:26%
河童倫太郎(かわどうりんたろう)は福岡の某都市で、自称ハードボイルドな探偵業を営む青年である。
普段は犬猫探しや草むしりと言った雑用依頼、はたまた実家から等の援助により何とか糊口をしのいでいる甘々のメレンゲ野郎だが、そんな彼の正体は伝説の忍
法、河童忍法(かっぱにんぽう)を受け継ぐ次期当主であった!
これは、この世の闇を河童のお皿で明るく照らす真実と愛の探偵物語である!
1話完結型の連載となっております
お気軽にご笑覧ください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-03 17:21:08
162446文字
会話率:55%
アニメとダジャレを愛する自称ハードボイルドな高校生、私、古口真路(こぐちまろ)は、この春、母の親友である岩崎美衣(みえ)さんが校長を務める新雪学園高校に入学した。
5月のある放課後、私は美衣さんから「秘書にならない?」と誘われる。校長秘
書といっても何をするのかいまひとつわからなかったが、ちょうどバイトしたいと思っていたところだったので、私は軽い気持ちでその話を引き受け、秘書となった。
翌日さっそく仕事を頼まれるが、その内容は顧問に執拗に怒られ、鬱になっている男子バレー部部長佐々木さんを救ってあげてほしいというものだった――。
ずいぶんと重い話だなと思いつつも、私は解決に向けて動き出す。
次に来たのが、いじめを受けている一年生千草さんを助けてほしいという匿名メールでの依頼だった。
ちょっとこの学校問題が多すぎやしないか?
そう思いながらも私はまず友人らとともに孤立している千草さんと昼休みを過ごすようにした。だが、いじめの主犯・熊代はそれが気に食わず、彼氏の黒峰を使って脅しをかけてくる。
ほう、そっちがソーニャら、こっちは――。
私は「キルミーベイベー作戦」を発動する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-23 00:06:18
87385文字
会話率:57%
東京都のはずれにある荒廃した町『城鐘町』のとあるビジネスホテルで、首無し死体が見つかった。
被害者を特定する手立てもなく、頭を悩ませている女刑事・結城の元に、一人の自称・探偵が現れる。
そんな『自称』探偵を中心に、過去の怪しい事件から
不気味な新興宗教、そして偉い大学教授様も出張って、事件は混沌とし始める。
自称探偵と、自称普通、自称ハードボイルドが送るミステリーもどき。
※この物語はフィクションであり、架空のものです。実在する個人、団体等とは一切関係ございません。なお、本作品は、他の投稿サイトでも連載している物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-04 18:00:00
57163文字
会話率:50%