少し未来、ARや冷凍睡眠技術が発達してきた世界の自己同一性のお話です。
最終更新:2024-03-27 12:00:00
9061文字
会話率:39%
どこにでもいる普通の女子高校生、三本木深幸。なんてことない日々を送る少女だが、彼女にはある秘密があった。
それは──いわゆるネクロフィリア、死体愛好家であること。
死体に触れたい、抱き締めたい、一緒に過ごしたい。
異様な己の嗜好に嫌悪感を抱
きながら、衝動を抑えて日々を過ごす深幸だが、とあるきっかけで、己の趣味を同級生に露呈させてしまうこととなる。
その同級生とは、乙石摩耶ノ子という不可思議な名前の少女。彼女にも、ある重大な秘密があった。
それは、一度死に、再びこの世へと蘇った人外──いわゆる生ける屍、ゾンビであること。甦る前の記憶を失い、自己同一性を求めて惑う、呼吸も脈も無い、まさに意識を持つ死体。
彼女に、深幸はとある提案をする。
「乙石さんがどうやって生きてどうやって死んだのか、一緒に考えてあげるから、……私の、友達になってよ」
これは、異端を抱えて生きるひとびとの、すこし危うい冒険の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 16:03:18
1964文字
会話率:18%
今夜、全人類脳内記憶の一斉データ化が行われるというのに、自分一人だけポッドから起きてしまう。
「俺」は無事に精神転送を果たせるのか。
交通事故で亡くなった同居人ルースをゾンビの肉体で蘇らせる予定だった俺は、ルースのボディが無事に精神転送中で
あるのを発見し安堵していたが、自身は警備ロボットに拘束されてしまう。
「この作品は第2回日本SF作家クラブの小さな小説コンテストの共通文章から創作したものです。
https://www.pixiv.net/novel/contest/sanacon2」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-20 10:43:42
4972文字
会話率:19%
人間は希にアイデンティティという生物に寄生される。
寄生された人間は『パーソナルリアリティ』いわゆる自分だけの現実を確立する。
その者等は『自分だけの現実』その言葉の通りに自我空間を産み出せる。
その空間では特殊な力を使用でき
る。
「自己同一性」の強弱で、能力が変動する。
自我空間へ他人を巻き込める力を所有する人間がいる。
最近、行方不明のニュースをよく見かけるようになった。
この町で、何かが起きている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 01:45:59
418文字
会話率:0%
3作目。それはもはや私ではない。
最終更新:2021-06-03 20:31:47
593文字
会話率:11%
「何かがおかしい、何がおかしいのか」
終末で一人残された「俺」が形骸的な思考を回す低温幻想純文。
この作品は自サイト・ノベプラにも掲載しています。
最終更新:2021-05-31 18:00:00
1045文字
会話率:0%
書店で見たある言葉についての話です。
最終更新:2021-01-14 04:00:41
2174文字
会話率:0%
スライム「前世ではテセウスの船とかスワンプマンとか思考実験っていうのがあったんだけど」
エルフ「実際にそれを意識ある存在に行えるわよ」
スライム「あたまこわれる」
最終更新:2019-11-03 03:36:07
3128文字
会話率:61%
私はバスタブすら満たせない。
最終更新:2018-12-29 01:32:04
264文字
会話率:0%
アラサーハゲ無職、上梨羽毛田(かみなしはげた)は、髪を生やすために訪れた神社で神様、いや、髪様に出会い、なりゆきで異世界転生する事となった。
しかし、この世の中、無料とチート能力といった都合の良い話ばかりでは無い。なんと彼が転生した異世
界『髪鳴世界』において、魔法は、彼が生前何よりも欲していた『髪の毛』を代償にしなければ発動できないという素晴らしい程クソな異世界だった。
絶望に打ちひしがれる彼は髪様(吸血鬼/元武士)から得たスキル『吸血鬼』を使い、髪の毛を確保しようと画策するが……。3人のセイレーン(水商売)、おっさんの味方、ストロングゼロ(無いと手が震える)、アイコス(増税が痛い)、銀の弾(一円パチンコ)達と旅する日々と、アイデンティティークライシス(自己同一性の喪失)に悩み続ける現代人の闇を描く物語です。ぶっちゃけ言うとワカメは発毛にあまり効果は無いようです。これだけでも覚えて帰ってね。たまにおっさんの本音が見え隠れしますが、基本はほのぼのファンタジーになると思います。……なったらいいな。
PS、幸子よ。俺が悪かった。だから正人の親権は勘弁してくれよ。頼むm(__)m<この通りだ。返事はラインでもツイッターでも、なんなら、なろうの感想欄でもいい。返事を……。
※ポイント評価をしていただけると、ランキング入りして、この文章が幸子の元に届くやもしれません。自分勝手で申し訳ございませんが、ぜひご協力をお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-27 04:21:21
4617文字
会話率:46%
あらすじは、ありません。
最終更新:2017-11-28 20:00:00
218文字
会話率:0%
いわゆる文系数学レベルの数学好きの筆者が、素因数分解にときめく理由を証明風に書き連ねてみました。
最終更新:2017-06-07 20:10:47
777文字
会話率:0%
声や姿形がコンパージ可能なヒューマノイドにとっての自己同一性とは
最終更新:2016-10-16 00:17:51
21721文字
会話率:45%
直樹は女の子の服が好きな男の子。女の子の服を着ては、街を歩く。
そのことが、同じクラスの健太にバレてしまい、執拗なイジメをうける。
友人たちに手を引かれつつ、自分の思いと考えを形にしていく直樹が、最後にとった行動とは。
ほっこり元気、りん
りんに勇気。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-19 14:01:30
41898文字
会話率:27%
友人は突然訪ねてきた。彼は自分は何者か、今の自分と未来の自分は同じ人間であるのかと疑問を呈する。彼の恐怖は訪ね先の家主にも伝染する。
最終更新:2015-10-20 14:05:21
2835文字
会話率:42%
多くの異星人との交流により、発展を遂げてきた人類。
しかし、その裏では異星人絡みの事件が増え、犯罪は増加の一途を辿っていた。
警察官であり、異星人の手配犯抹殺を任されている望月聖羅は、仕事帰りに不審な男に遭遇。
奇妙な場面を目撃する。
同時
に警察を名乗る異星人のゴストンが現れ、一連の出来事に纏わる衝撃の事実を聞かされる。
人類の危機を前に奮起する聖羅だが、ゴストンはこの件に関わらないよう彼女に警告し、その場を去っていく。
上司のマクレガーに相談するも、相手にはされず。
聖羅は自身の掲げる正義の信条を胸に、単身事態の解決に乗り出す――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-27 00:59:55
7040文字
会話率:24%
人間の精神に働きかをする機能を持った、ナノマシンによって形成されるネットワーク『ナノネット』。それが自然界にも繁殖をしているという世界設定の話です。今回は、人格が侵食をされた男が失踪してしまったりだとか、”人を吸う町”の都市伝説が関わったり
だとか、海の中にナノネットがあったりだとか、そんな事が起こりつつ物語が進みます。なんて、色々書いていますが、本当のメインテーマは自己同一性だったりする、そんなSFです。キャッチコピーは「浜茶屋、海が好き」(嘘)。藤波親子は出てきません。このシリーズの3作目です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-25 01:27:04
93149文字
会話率:27%