主人公、丸木 哲(まるき あきら)は優秀な兄と比較されることをコンプレックスに思いつつ、両親から半ば放任されていることで、見かけだけは不自由なく暮らしている。それでも、兄と比べられるプレッシャーの中、何かしなくてはという思いからダンジョン探
索者を目指していた。
しかし、ようやく探索者の免許を取得しダンジョンへ潜った矢先、哲はスキルの効果によって女の子になってしまう! それでも、事前に事例を集めていた哲は、以前にもあった事例だと判断し、混乱の中でも不意に湧いたイレギュラーモンスターを無我夢中で殴り飛ばし、ピンチの探索者を助けながらダンジョンを脱出。無事、窮地を切り抜けた、かに思えた……。
「丸木さんが男性ですか? 何を言ってるんです? 丸木さんは初めから女の子だったじゃないんですか。もしかしてそういう冗談だったりします? 騙されませんよ」
ダンジョンは脱出したものの、哲の言葉は受付嬢に流されてしまう。
哲としては以前にもあったスキル【TS】の事例だと決めつけていたが、どうやらそうではなく、世界は哲が初めから女だったということになっていた。
スキルなし、女体化、自分の知らない自分について話す周囲。
そんな状況に絶望し、哲はダンジョンに潜ったことを後悔しながら、最後の望みをかけて、悪友、別名「探索者殺しの発明家」無神原 相(むこうばら あい)のもとを訪ねる。
「いやあ、災難だったねぇ」
いつものニヤニヤ笑いを浮かべる相はどうやら哲を覚えているようだった。そして、哲にしか使えないというマジックアイテム「魔法生成AI」を使ってほしいという。相の発明は不良品で有名だが、哲は諦め腹をくくることに決めた。
「こうなったら魔法生成AIだかなんだか知らないが、無神原のマジックアイテムでもなんでも使って、ダンジョンを攻略してやる!」
スキルはないが魔力はある。そんな、世界改変系TS娘が世界に発見されるのはそう遠くないこと……。
前作
「ピンチの美少女に憑依して勝手にバズらせていたら助けた美少女に住所特定されたんだが」
https://ncode.syosetu.com/n7719jq/
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
この作品は他サイトにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 19:50:19
107728文字
会話率:46%
自分と共存している自分の知らない自分を知る機会。
キーワード:
最終更新:2025-03-23 13:43:04
288文字
会話率:0%
————この世界の始まりに、我々は終止符を打たなければならない————。
マチルダ・ルイスには記憶がない。
白く小さな部屋で目が覚めた、その瞬間から彼女の世界は始まった。
異質な能力も異様な生物も、はじめから目の前にあれば、それは当然の事
柄なのだ。
彼女にとってはそれらが真実であり、現実であった。
だが、しかし、欠けた部分は、埋めたくなる。
失われたものは取り戻したいし、自分の知らない自分を知りたい。
探究心は、時に大きな一歩を踏み出すきっかけとなる。
記憶を失う以前の自分を知る仲間と共に、マチルダは広大な世界を旅することとなる。
そして彼女は、この世界の大きな影と真実を知ることになるのだが…!
(※この作品はカクヨムにも掲載しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-28 01:59:12
554文字
会話率:14%
人には、自分の知らない自分がいると思います。
キーワード:
最終更新:2017-09-10 23:27:37
674文字
会話率:47%
「自分とは何なのか」これを知るための旅は素晴らしいかもしれない。けれどそれは旅でなくてはいけないのでしょうか。そもそも旅は物理的である必要はあるのでしょうか。精神的な、内面的な旅であってもそれはいいのではないでしょうか。
最終更新:2017-08-26 23:30:12
494文字
会話率:0%
自分の知らない自分を感じた時、何を思うのでしょうか?
最終更新:2016-10-09 17:43:49
618文字
会話率:0%
あなたにもあるだろうか。
自分の知らない自分の記憶
最終更新:2015-05-16 21:29:25
297文字
会話率:0%
自分の知らない自分
あなたは 知っていますか?
キーワード:
最終更新:2015-03-09 17:20:00
286文字
会話率:0%
――TRPG。それは、ルールのあるごっこ遊び。各人が自分のキャラクターを演じ、一つの物語を皆で作り上げる。そんな遊び。
はじめての冒険は、それは壮大で、時に愉快で、時に泣きたい目にも会い、そして時に感動することもあった。
セッション
を終えるころには、辺りはすっかり夕焼け小焼け。
彼らは時が経つのも忘れてTRPGに夢中になっていたのだ。
セッションを終えた時、四人はふと笑う。シナリオを無事完遂できたから、皆と楽しいひと時を過ごせたから、自分の知らない自分に会えたから……理由は様々だ。
だが、これだけは言える。セッションを終えた時、四人はすでに仲間だった。
絶対ではない。この世に絶対なんか存在しない。
神様は世界のルール。
神様は時として、理想と現実という形で私たちの前に現れる。
そんな時、人間ができること。神様に立ち向かうために人間ができること。
それは、ペンと紙を手に、サイコロを転がすこと。
――たった一つの願いを込めて。
※小説投稿サイト「カクヨム」にものせてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-04 19:44:58
92876文字
会話率:44%
命の営みに欠かせない、水。
それが生物と無生物のどちらにも属さず、時に意志を持つと知る者は限られている。
意志を持つ水「レインケイド」は生き物の水分に成り替わり、宿主に異能の力を与えるという。
平凡な高校生の桶屋康介はこの非日常を
自ら受け入れる。
それは"自分の知らない自分"に目覚めていく道でもあった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-30 00:17:22
8240文字
会話率:39%
記憶の一部を失った少年が目覚めたのは、知らない王城の中。
そこは2国の長くから続く戦争の真っ只中だった。
自分の知らない自分の力で、困惑しながらも戦っていくよくある異世界トリップ。
最終更新:2010-08-12 04:28:45
8130文字
会話率:38%
目が覚めた時、彼は記憶を失っていた。過去の自分を思い返す為、彼は昔の日記を見返す事にする。果たして自分の知らない自分とはどんな人間だったのか、手掛かりを求め頁を開く。百パーセントギャグの短編ストーリー。
最終更新:2008-10-10 18:00:37
2799文字
会話率:48%