「孤児の癖に筆頭聖女を名乗るとは、何様のつもりだ? お前のような女は、王太子であるこの僕の婚約者として相応しくないっっ!」
私を罵った婚約者は、その腕に美しい女性を抱き寄せていた。
別に自分から筆頭聖女を名乗った事など無いのだけれど……。
夜会の最中に婚約破棄を宣言されてしまった私は、王命によって『好色侯爵』と呼ばれる男の元へ嫁ぐ事になってしまう。
しかし、夫となるはずの侯爵は、私に視線を向ける事さえせずに、こう宣った。
「王命だから仕方なく結婚するが、お前を愛する事は無い」
「気が合いますね。私も王命だから仕方無くここに来ました」
「……は?」
愛して欲しいなんて思っていなかった私は、これ幸いと自由な生活を謳歌する。
懐いてくれた可愛い義理の息子や使用人達と、毎日楽しく過ごしていると……おや?
『お前を愛する事は無い』と宣った旦那様が、仲間になりたそうにこちらを見ている!?
一方、私を捨てた元婚約者には、婚約破棄を後悔するような出来事が次々と襲い掛かっていた。
※アルファポリスで連載していた作品です。(コミカライズ、書籍化に伴い、アルファポリス内の同作品は近々削除を予定しております)
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 01:54:08
41240文字
会話率:31%
旧校舎の3階の女子トイレ なにかって? 知らないの? クスクス 行ってみれば? 彼女に出会えるかも まぁ、自分から会いに行くなんて人はそうはいない みんなは恐怖の対象として彼女を認識してる ホントの彼女を知る人は少ない だけど、彼女は寂し
くない 自分と同じ存在の者達が彼女を訪ねて来るから でも、たまには来て欲しいと願う 生きてる人間が……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 19:26:08
319374文字
会話率:71%
アデル・クラウデ・シュリエールは18歳の少女。世界に名を轟かせるような素晴らしい英雄になることを目指して旅をしている魔法使いである。そして、とんでもない自信と野心を持った少女である。
気取って、自分から『疾風迅雷のアデル』という二つ名を
名乗っている。しかも常に敬語で、その割に謙虚さの欠片もなく、誰彼構わず自分が優れた魔法使いであることを誇示する。
そのうえ、世界を救う英雄になりたいという夢を持ってはいるが、それすら正義感や使命感というよりは褒められたりちやほやされたいからという理由が大部分を占めている。
まあ……そんな彼女だが、心優しく正義感があるのは事実だし、理由はどうであれ人助けを積極的におこなっていることには変わりない。
この物語はそんな、理想の英雄像とは少しズレた少女が主人公のお話。
アデルはある日、旅の道中の村で一人の小さな女の子と出会う。
迫害されているのだろうか。村人たちから忌避され、世話をしてくれる人もいない様子。痩せ細った身体にボロ布を纏っていて、言葉も話すことができないようだった。
しかし、アデルはそんな女の子を村から連れ出し言った。
「私と一緒に旅をしましょう。私は将来、最高の魔法使いとして歴史に名を刻むのが夢なんです。そんな私についてきたら、あなたも教科書の端っこに名前くらいは乗るかもですよ」
なんて、そんなことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 15:01:25
40490文字
会話率:39%
乙女ゲーの悪役令嬢に転生してしまった私は。
ゲームの抑止力に打ち勝てない!
ならばと最後の禁じ手を行使する。
つまり、断罪の場で王太子に自分から婚約破棄を宣言したところ……。
無断転載・盗作・盗作類似行為禁止。
(C)一番星キラリ All
Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 22:10:54
130283文字
会話率:32%
乙女ゲーの悪役令嬢に転生してしまった私は。
ゲームの抑止力に打ち勝てない!
ならばと最後の禁じ手を行使する。
つまり、断罪の場で公爵家の次期当主に自分から婚約破棄を宣言したところ。
まさかの断罪回避に成功! これからは自由の身、推し活に励む
ことを誓うが……。
断罪回避成功かと思いきや!こんな展開が待っているなんて聞いていません!
断罪の場で自ら婚約破棄宣告シリーズ第三弾、今、開幕!
無断転載・盗作・盗作類似行為禁止。
(C)一番星キラリ All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 13:31:32
219455文字
会話率:27%
大学二年生の本郷颯大(ほんごうそうた)は、最近少し疎遠になっていた一歳年下の幼馴染の沢渡未来(さわたりみく)から、“大切な話があります”と呼び出された。
彼女の言う“大切な話”が、自分への告白だと確信した颯大は、興奮と期待を抱きながら、以前
よりもぐっと大人びた未来と再会する。
そして、昼食を摂る為に入った牛丼屋で、早々に未来から“大切な話”の内容を打ち明けられるが……それは、彼の予想したものとは全く違っていた。
「そうちゃん、私ね……彼氏が出来たの」
思いもよらなかった未来の言葉に、颯大は大いに愕然とし、激しく狼狽しながら、ひとつの決断を下すのだった。
果たして、彼の下した決断とは……?
自分から離れてしまった幼馴染の心を取り戻す為、奮闘する幼馴染“たち”が繰り広げるドタバタ恋愛譚、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 21:21:16
708539文字
会話率:50%
12年前の魔人戦争を乗り越えたクーセンブルク王国。次世代の子供たちを育て次の戦争に備えるために設立された魔法大学に半ば無理矢理行く羽目になったアフィリアと自分から行きたいと申し出た愉快な仲間たち。魑魅魍魎が巣くう学園内の空気は非常に不味い。
「はぁー......。やっぱり田舎の空気って美味いだなぁ」アフィリアたちの内に秘める思いは叶うのか。学園もののファンタジー作品だよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 23:10:56
10546文字
会話率:53%
『幼馴染みざまぁしてみていかがでしたか?』
放課後の教室で幼馴染彼女をフったクラスメイトいわく、ざまぁ最高!もう全部遅いんだよ!との事で……。
自分から聞いておいてなんだけど思ったよりも酷い感想だ。同じ事をやろうとしているのにそう感じ
るのは何故だろう。
きっとそれは片方の感想しか聞いていないからだ。
だから俺はフラれたモラハラ幼馴染みさんにも感想を聞いてみた。
彼女の答えを聞いた俺は放っておくことも出来ず……。
そして2人の感想を聞いた上で俺を裏切った幼馴染みを俺は──
これはモブ視点から始まる幼馴染みとの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 21:35:05
193762文字
会話率:45%
突如届いたのは未来の自分からの手紙だった。
そしてその手紙には重要な事が2つ書かれていた。
1つ、私の婚約者は浮気をしており、婚約を破棄される。
2つ、オススメの婚約者は公爵家の跡取りである溺愛してくれるウェルスィ様、と。
そして予言通り婚約破棄をされてしまう。
「リリシア、君との婚約を破棄させて貰う」
未来からの手紙で事前に分かっていた事だもの、黙ってはやられません。
だけど私は悩む。果たして捨てられたからって安易にウェルスィ様と結ばれる道を選んで良いのかと……。
それでもやはり運命は──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 20:03:27
7484文字
会話率:40%
変哲も無い学校、代わり映えの無い日常、そんな何気ない日々を過ごしている彼と彼女。
けど、彼女は他の人には無い変な力を持っていた。
予知夢を見れる少女、夏音。
お人好しな優斗はそんな彼女のドタバタに巻き込まれたり、自分から首を突っ込んだり…
色々な人の力を借りて事件を防いでいく現代SFストーリー。
そんな事件の末二人の関係にも変化が!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 17:10:00
216391文字
会話率:50%
この学園にはアイドルがいる。美少女で、なんでもできて、周囲からも人気だ。
だけど、俺だけは知っていた。それを後ろで支えている奴がいる。
一番凄いのはそいつなんだ。だけど、アイドル様はそいつに対して酷い扱いをしやがる。
ことあるごとに、
無理難題を押し付けては自分は何もしない。失敗はそいつのせい、成功は自分のもの。
俺の好きな物語ならそんな奴は自分から破滅する。だから、待っていたが一向にそんなことにならない。
「だから俺がお前を幸せにしてやんよ」
「えっ、ぼ、ボクなんて……全然ダメダメで……」
「大丈夫だ、俺はお前を見てきた。お前は凄い奴だ、絶対に幸せにしてやる」
「む、ムリムリムリ」
「手伝ってやる。俺に任せとけばハーレムエンドだって見えてくるぞ」
「ハーレムって……男子の恰好をしているけど、ボクは本当は……」
「なんか言ったか? 相棒」
「……なんでもない。……バカ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 07:00:00
308500文字
会話率:62%
光の灯らない闇夜の道を進んでいた少年は、白く輝く星を見つけた。
家族である必要性の無くなった一人ぼっちの孤独な家に、記憶喪失の女の子を住まわせることにした和々切時【おわぎりとき】は、彼女の驚異的な知能の高さへの興味と一人の寂しさを埋める
為に、己に出来る最大限の施しを与えた。
しかし自分と違って小学校に通えず、同年代の友達を作れず、人というよりはペットのような扱いをしていることに悩まされることになる。
やがて齢六歳にして恋を知る少年は、この不幸な少女をどうすれば幸せに出来るのだろうか?
「私は……わたしは、時くんのこと離したくありません。けれど……きっと人は、頑張ることでしか生きていけないのでしょう。何かに耐えて、何かをやり過ごし、何かを押し付ける。その不幸と幸福の奪い合い押し付け合いを、頑張るという言葉で循環させているはずです」
淑女に言わせた言葉はなんとも重い。惚れた女には自分から切り出していけ!
環境なんて関係ない。お前の本音で救い出せ!
終と始シリーズ【3】折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-08 08:16:31
26367文字
会話率:44%
音大生『南条緋月』は、日本から逃げるために留学をした。
留学先での留年。その通知を確認しているときに、チェロ専攻の光希に出会う。
誘われて向かった先は、ピアノのあるカフェバーであった。1年ぶりに弾くピアノ。
重い鍵盤。
うまく動かない指。
目標を見失い、ピアノからも、弟からも、自分からも逃げた緋月は、街のいたるところにピアノがあることを教えてもらう。
そこで、一人の少女が声をかけてきた。
運命の人……。
大袈裟かもしれないけど、彼女のための曲を作る旅が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 00:02:54
30242文字
会話率:63%
A級ダンジョン探索配信者のヒカリ・アシヤは、周囲から一目置かれ過ぎてちょっと(本人談)浮き気味な女の子(自称)。
シャイな彼女に自分から宣伝活動などできようはずもなく、華々しい線化とは裏腹に地味な配信活動を続ける日々。
そんなある日、彼
女の内なる闘志と狂気がとあるプロデューサーの目に留まったことで、大いなる闇が蠢き出す。
後に災厄の世代と呼ばれる、モグライブ4期生:とーめんたーずの誕生秘話に迫る―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 12:00:00
213157文字
会話率:25%
「ウワサ」というのは耳に届ける時既に嘘を重ね、真実とは程遠いなものしかない。そして「ウワサ」は人によって伝播する性質が持つ。
ウワサが自分から求めないサラリーマンが周りのウワサのせいで霊異事件に巻き込んで、人生で一番恐ろしいことを会う。
最終更新:2024-08-29 22:10:00
2294文字
会話率:40%
テンプレを理由に父親から追放宣言を受けた、サティア = ペルガメント。
理不尽な仕打ちを受けて、失意の底に沈むと思いきや、彼の心は怒りに震えていた。
だから彼は……自分から決別することを決意する。
事は済ませたが、やはり気分は晴れ
ない。サティアは虚無感に包まれたまま、屋敷を出ることに。
テンプレ──そんなふざけた言葉なんて聞きたくもないし、関わりたくもない。祖国を捨てて、隣国へと渡ることを決めるも……どこに行ってもテンプレ現象がつきまとう、この世界。
そのテンプレマジックに、知らず知らずのうちにはまり込み、サティアは隣国に渡る前に、冒険者ギルドへと足を運んでしまう。
はたして彼はテンプレ通りの人生を歩むのか、それともテンプレを打ち破り、新たなる世界を築けるのか。
※なろうエッセイのテンプレ集を参考に、ネタとして書き始めたお話しです。よってプロットはありません。思いついた勢いのまま進めております。
永遠の物語になってしまったら、ごめんなさい。
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 17:46:30
127559文字
会話率:56%
公爵家嫡男であるヘルベルトは、己の立場を笠に着て好き勝手に生きてきた。
甘やかされぶくぶくと太り、周囲から豚貴族と馬鹿にされてきた彼は、ある日謎の手紙を受け取る。
そこには自分の筆跡で、未来の出来事が綴られていて……?
時空魔法を極めた二十
年後の未来の自分からの手紙を受け取ったことで、ヘルベルトの人生は大きく変わり始める――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 18:00:00
341294文字
会話率:20%
詩のような、物語のような、そういうものを書いてきた。近頃たまに、お店でそれを読ませてもらっている。珍しがられる。嫌がられてはいないらしい。何度かしてみて、そうすることで、一つ一つ、自分から飛び立ってゆく気がする。なんとなく、その子らと、さよ
ならする気もする。何かしないと、治まらなかったから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 20:26:53
322文字
会話率:0%
「俺はキミを必ず救い出す」
柊木レイは地獄のような夢を見た。五感が現実のような夢でバケモノに殺される。そんな夢を毎夜毎夜見た。レイは様々な方法で殺され、精神が壊れていった
ある日、夢に扉が出てきた。
レイは扉の先で天使のような少女ラナと
出会った。
囚われていたラナはなんと異世界の人間だった。
ラナの身の上話を聞いたレイは誓った。
必ず救い出すと。
そうして地球に帰還したレイは勇者召喚に自分から巻き込まれに行く。
※この作品はカクヨムでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 18:03:36
517731文字
会話率:34%
私よりあの人に相応しい女性はいるだろう。そうは思っていたけれど…
成績優秀で誰にでも優しい婚約者に引け目を感じていた私。でも、心の何処かで、彼は私といてくれると思っていた。だから、不思議な男爵令嬢と会っていると知ったとき、婚約破棄を自分から
申し出ようと決めた。それなのに…男爵令嬢が婚約者に近づいたのには、予想外の理由が?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 23:02:37
1616文字
会話率:72%
【あらすじ】
高台で花火を前に愛を誓ったカップルは、永遠に結ばれる。
そんな伝説を持つ神社の一人娘である笹川朱莉(あかり)は、夏祭りの準備中、幼い頃に結婚の約束をした少年のことを思い出す。
彼が海外へ引っ越してから約二十年が経過し、現在の
朱莉は婿養子を取って家業を継ぐことが期待される立場になっていた。
そんな朱莉の前に、悩みを持った若者が次々と現れる。
紫水(しすい)学園高等部に通う桃花は、幼馴染の拓斗が徐々に自分から離れていくことを恐れていた。
高校生でありつつ新人小説家の顔をあわせ持つ拓斗は、執筆が思う様にいかないことで一人悩んでいた。
桃花の妹の凛子は、早く大人になりたくて焦っていた。
凛子の新恋人である夏樹は、初めての彼女とどう接してよいのかわからずにいた。
そんな少年少女たちに対して朱莉はいつも優しく微笑みかけ、時には互いの仲をとりもち、彼らに道を示す。
年が明け、再び夏の日差しが厳しくなり始めたころ、若者たちの恋の行く末を見守った朱莉のもとに一人の牧師が訪れた。
二十年前の面影を残すエリックとの再会に、懐かしさがこみ上げる。
実は少し前に紫水町に戻っていたエリックも、朱莉と同じく若者たちの相談に乗る立場になっていた。
朱莉のことが今でも好きだというエリックは、教会で出会ったオリビアや大志の後押しもあり、覚悟を決めて朱莉に会いに来たのだと告げた。
【既に結末まで書き終わっています】
全部で約100,000字です。
プロローグ(1話)、幼馴染に恋する桃花を主人公とした1章(11話)、桃花の宿敵・オリビアを主人公とした2章(9話)、姉想いの妹・凛子を主人公とした3章(8話)、そして、物語の語り手である朱莉を主人公とした4章(10話)、エピローグ(1話)の、計40話構成です。
念のため最終確認を行い、終わった話から速やかに投稿して参りますので、ブックマークをして一気に読んでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 22:31:31
100531文字
会話率:48%
この国は基本、平和だ。
戦争などはとっくに終わっているし、国民同士も仲が良い。だが、そうではない家庭もある。
この物語は、とある少女が、人に本当に愛され、自分から愛せるようになるまでのお話だ。
キーワード:
最終更新:2024-08-15 12:53:47
9924文字
会話率:61%