聖女召喚に巻込まれ、自分は英国人とのハーフだから、黒髪・黒目ではないので
王城を追放される? と思った。
しかし、この国の王女(金髪・菫色の目)に似てるから身代わりって?!
追放を逃れるため、淑女教育をビシビシと叩き込まれ、生き残りに必死
になる。
ところが、王女専属の侍女達の磨き上げと詰込み教育の成果で、
王女は無事に毒から回復したと思われ、(再び)臣下達に慕われてしまう。
え、私でいいの?
この王女、現王妃(国の乗っ取りを企んでいる)に、
毒を盛られたが、驚異的回復で、本国から任務失敗と勘違いされる。
現王妃牽制のため、身代わり→特別任務(式典に出て本物とみなされよ)
というムチャ振りを受ける。期間は1週間! 更に必死に頑張る。
ところが、更に臣民に慕われる。私、こんな経験なかった...。
王女専属侍女達・監視人、詰込み教育で、逃亡の準備も出来ない。
頼みの綱は、ある風景をキッカケに、懐かしい記憶が少しづつ湧きでたこと。
別の異世界にいた、その知識で日本へ戻れない理由を理解...。
この能力で、やっと情報集めを開始。更に、専属侍女長が格別な報酬を受ける
ようしてくれた。周りの人達の好意も感じ、役に埋没してゆくが...。
逃亡資金も稼ぎながら、式典も無事に努め始めるが...。
王弟・王太子殿下は聖女披露に、逆転劇を目指し一国を掌握する狙いが...。
事件発生で、私に幸運(悪運?)転がって...。
王女の実情を知る一部の者は、本当の王女は...。
式典を無事進めて行くにつれ、薄々、王女を傀儡政権の道具と企む勢力も...。
そして、この国の動乱が始まり、これに巻込まれ王弟直轄領に幽閉?...。
北隣の大国の王子(王女の婚約者)も動き出し...。え、私、結婚させられる?
更に、周辺国からの侵攻も始まった。
その後、王位継承権3位の立場の為、味方側(王弟・王太子)から、国盗りの
傀儡化を防ぐ為に殺処分の連絡が...。
さてこの先、
・この窮地から起死回生、できるのか?
・この動乱との関わりはどうなっていくのか?(王子と結婚させられる?)
・または逃亡して、安住の住処を見つけ、自由に生き延びることができるのか?
今の私では、ハピーエンドなど、考えられない!...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 17:21:14
596575文字
会話率:30%
気がつけば、私は「如月 琴音(きさらぎ ことね)」という地味な女子高生になっていた。
窓際の最後列、話しかけてくる人もいない。
……嘘でしょ!? 私はあの“悪名高き”令嬢・クラリッサ・ド・アルブレヒトだったはずでは!?
貴族としての誇り、
気品、そして人を支配する力。
この地味な身体に収まるには少々手狭ですが……よろしい、ならば改革ですわ!
陰キャ? ボソボソ声? それが何?
私が微笑めば、生徒会長もヤンキーも膝をつくのよ!
カーストの頂点など、お茶会の準備と同じですわね。
「あなたたち、私の“臣下”にして差し上げますわ」
こうして、ひとりの陰キャ(元悪役令嬢)が学園を支配する物語が幕を開ける――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 12:10:00
37237文字
会話率:40%
彼は、まさしく“完璧”の体現者であった。
政治、軍略、学問、剣術──
どれ一つ取っても並ぶ者はなく、その容姿すら神の寵愛を受けたかのように整っていた。
民は彼を敬い、臣下は忠誠を誓い、敵国すらもその才を恐れた。
だが、そんな彼にも、た
った一つだけ欠点がある。
──それは、女遊びだった。
夜毎に名家の令嬢や城下の舞姫を侍らせては、快楽に耽る。
そのせいで朝には目を覚まさず、政務の場で欠伸を噛み殺すことも珍しくない。
「完璧な王」に似つかわしくない、気怠げでわがままな姿は、
ごく限られた者しか知らない、素顔のロザリオであった。
そんな彼が──ある日、旧き忠臣の訃報に接する。
残されたのは、一人の少女。
唯一の家族を亡くした公爵令嬢・レティシアは、爵位の継承を拒み、
その身を王宮へと投じる。
そこで命じられたのは、“あのロザリオ陛下の専属侍女”という過酷な任だった。
毎朝、王の寝室を訪れるレティシアの目に映るのは、
裸で眠る気怠げな男と、その傍らに横たわる女たち。
見下すような視線を向けながらも、
政務の場で見せる彼の鋭さや、ふとした優しさには抗えぬ尊敬を抱いていく。
──家族を失った少女と、気怠けな王。
二人の距離が、少しずつ、静かに近づいていく。
運命すら計算に入れる男が、
唯一、予測できなかった感情に触れる──
完璧な王の、不完全な恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 08:10:00
44551文字
会話率:30%
古代 和乃国(わのくに)。
大王(おおきみ)が国を治めていた時代。
将軍の一族の嫡子として産まれた大知先人。
彼の曽祖父・大知光村(おおともみつむら)は六代の大王に仕えた臣下最高の地位である【大連】(おおむらじ)であったが、ある日、失脚した
。
友、同士に裏切られ身内に背を向けられ国を追放された。
一族は元の地位をそのまま残されたが、悪評が付きまとい、やがて【化物】の一族と呼ばれた。
それから月日が流れ、先人が幼き日、曽祖父・光村と出会い、共に過ごす。先人は光村を心から敬い、慕うようになる。
そして、“約束”をする。
それから更に月日が流れ、先人が十六になった時、物語は動き始める。
先人は光村との“約束”を果たせるのか。
曽祖父・光村の真実は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 10:08:13
268461文字
会話率:64%
かつて広大な領土を得、人間社会を滅ぼそうとしていた魔王がいた。
だがあと一歩のところで、彼は勇者によって封印されてしまう。
それから永き時を経て……遂に舞い戻る魔王。
しかしそこは彼の知る土地ではなく、温暖化によって海面が上昇した、海ばかり
の世界であった。
領土となり得る陸地がほとんど無い世界で、魔王は新たな覇業にとりかかることとなる。
さしあたっては歴史の勉強だ!? だがしかし、史料がない。
資料を探し、遺跡を探し、現地の文化・風習と衝突しながら、魔王は海の旅を続ける。
彼の旅路に加わるのは、臣下ではなく仲間。
新たに手にするのは、厳めしい鎧ではなく家にもなる船。
そして、彼を支える少女たち。
長き旅路の果て——その先にあるものは、はたして……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 00:25:28
1142886文字
会話率:50%
異能妃が記憶を食み、謎を解き明かす。
異能×謎解き×中華後宮ファンタジー
灯華国の中心にそびえる楓幻城には、広大な後宮が広がり、皇帝や妃たちが暮らしている。
その数多いる妃のうち、九嬪の最下位に属する麗殊は、ある特殊な血筋の出身だった。
彼女の一族、甜氏は辺境の神山に住み、稀に異能を持つ娘が産まれる。
その中でも麗殊は、食事行為を媒介として他者の記憶を読み取る"幻食"の力を持つ特別な存在だった。
一族に失われた名誉を取り戻すため、麗殊は後宮へと送り込まれた。
後宮入りから半年が過ぎたある日の早朝、麗殊と九嬪は、内廷にある皇帝の在所・黄瑞殿に呼び出される。
「竹妃様が亡くなられました」
九嬪の前でそう告げたのは、皇帝・朧鳴帝の側近だった。
高位の妃である四夫人の一人、竹妃の突然の死……その報告と共に、皇帝の厳命が下る。
──竹妃の死の理由を突き止めよ。次の朔月までに最も早く真実へ辿り着いた者には、竹妃の穴を埋める四夫人の位を与える。
この勅命に、昇進の機会を渇望する九嬪たちは意気込み、死の真相を追い始める。
一方の麗殊も、一族の野望を果たし、自身の食欲を満たすべく、この異様な争いに身を投じる決意をする。
そんな彼女の前に現れたのは、謎めいた美青年の太医・朔。彼は皇帝直属の臣下であり、監視役として麗殊に宛てがわれた。
朧命帝の命のもと、麗殊は朔と共に真実を追い求める。
「依代は姿を映し、餐は心を解く。味わうは余情、探るは真意。汝の記憶、この身に宿らん」
竹妃の死の真相、皇帝の隠された意図、甜氏の過去、そして朔の正体とは──。
◇◇◇
*推理・解決方法はファンタジー色強めなのでご注意ください。
*中華後宮が舞台ですが、その制度・名称等に、オリジナル要素を多分に含みます。
*本作はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 19:00:00
143926文字
会話率:36%
神族、悪魔族、人族、そして魔族が覇を競いあう世界。
世界最強の大魔人グラディウスは、「約束の地」を実現するため今日も進み続ける。
魔王国の大魔王として君臨する彼の手腕により、魔人の国は他種族からも看過できない大国へと変貌を遂げていく。
そ
んな時代。
今日も魔王城では、大魔王を敬愛しすぎた臣下達の悪戦苦闘の日々が続く。
未熟な自分を自覚する彼ら彼女ら、しかし大魔王様へのラブは誰にも負けない。
大魔王様の横に並び立つ日を目指し、今日も魔王国のために危険に身を置き任務に没頭してその身を削り、七転八倒を続ける愛すべき魔人たち。
世界最強の大魔王とその仲間達による覇道コメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 00:40:00
198120文字
会話率:20%
膨大な魔力を持ち、大国の統治をしていた魔術師ローワン。
彼は『獅子王』と呼ばれ、国の内外からの尊敬を集めていた。
しかしローワンは、その力を妬んだ実の兄に毒殺されてしまう。
そして……『魔力なし』の公爵令嬢イーディスとして、前世で自身が統治
していた国に転生してしまった。
もともとローワンは野心が薄い人間だった。
しかし膨大な魔力があったせいで臣下たちに祀り上げられ、兄の感情に配慮する隙もなく。
流されるままに立太子され王位に就いてしまった。
そして…最終的には毒殺されるハメになったのだ。
「この人生では、もう人に流されない。そして、自分がしたいことを探そう」
そう決意したローワン、もといイーディス。
しかし前世の業なのか、お人好しゆえなのか。
この世界でもその手腕を発揮し、いつの間にか『聖女』と呼ばれていく。
そして、王位を簒奪した前世の兄と対峙していくことに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 08:58:14
40647文字
会話率:26%
古代の王国で、王の中の王の王朝は、臣下が王の手に接吻するとあらゆる病が治るという、壮大な儀式を執り行っていた。現国王は隠遁生活を送っており、息子のレオポルド王子でさえ王室の寝室に入ることを許されていない。若い貴族は、その理由を自ら調べようと
決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 08:00:00
2693文字
会話率:27%
3年の間、王妃殿下に子どもが生まれなかった故に側妃になった伯爵令嬢のエリザベスを母に持つレナードは、待ち望んだ子どもになりそびれた第二王子である。
そんな彼は、王宮の片隅でひっそり生きて、幼馴染で公爵令嬢のヒルダの家に婿入りする事が最大の目
標なのだけれど、ヒルダは聖女になるし、王妃はやらかすし、第一王子のオースティンはわがまま放題だし、第三王子は病弱だし、と前途多難。
国王陛下やその側近は、同じ歳の息子たちの資質を見極めようと立太子は学園を卒業後に、と考えているのだけれど王妃は納得していない。
自分が国王になるのが当然だと考える第一王子に対して、継承権を放棄して臣下に下りたい第二王子と病弱と言われた第三王子のお話です。
タイトルは、イギリス首相で鉄の女と言われていた人故マーガレット・サッチャー氏の言葉より。
訳は《最終的に自分の思い通りになるなら、私はいくらでも忍耐強くなれる。》そんなお話になる予定です。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-14 08:10:00
81288文字
会話率:41%
拙作「新世界の神が見てる」の劇中劇の物語を書き起こしてみました。
とある国の皇家待望の継嗣として生まれたのは女児であった。男子にしか皇位に就けない決りがあるが国民や臣下の動揺を避ける為に男子として育てられることとなった。
だがその子
に宿った魂は異世界のアラフォーで死んだ男であった。成長と共に前世の記憶と人格を取り戻しながら物心ついた子と同化して行く二つの心。だがその成長には時間的猶予が与えられなかった。皇位を狙う外戚一族からの暗殺者に度々襲われる中、急いで成長せなばならないその子は性差という矛盾を抱えたまま幼くして戦いの渦中を生き抜かねばならなかった。
そんな彼女?を支える女達はしだいに増えてゆきそして………
というようなストーリーです。
本編のセルフパロディなのですが、敢えてシリアスに振っています。可能であれば本編の拙作「新世界の神が見てる」をお読みいただいてからですとニヤリとしていただけるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 15:00:00
26108文字
会話率:32%
かつて栄華を誇ったキャメリア王国は、内乱と他国の侵攻により風前の灯。
若き王アーサーは円卓の騎士たちとともに立ち上がるも、戦火は日々広がり続けていた。
そのとき、異世界より一人の“軍師”が召喚される。
彼の名は結城誠。かつて現代で幾多の戦場
を知略で乗り越えた、静かなる戦術家。
騎士たちの誇りと信義、王と臣下の絆、そして裏切りと悲劇の連鎖──。
歴史の歯車が回り出すとき、誠が導く“戦術”は、この世界に奇跡をもたらすのか?
――これは、剣と知略の幻想戦記。
---
■ あらすじ案②(感情訴求型・キャラ重視)
> 「戦争で人は救えない。でも、命をつなぐ戦いはある」
現代の戦場で戦術参謀を務めていた青年・結城誠は、突如異世界へと召喚される。
待ち受けていたのは、崩壊寸前のキャメリア王国と、希望を背負う若き王アーサー。
剣も魔法も持たぬ彼が頼ったのは、冷静な分析と戦術だけ――
誰かのために戦いたいと願った男と、皆を守りたいと願った王。
英雄と裏切りが交差する運命の円卓で、誠は“軍師”として歴史に名を刻む。
導かれし者が、伝説を動かす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 22:09:24
5348文字
会話率:27%
王族が代々行う、最も信頼できる臣下を集めるため各国を礼拝する精霊の儀。
傾向と対策一切なしで突如放り出されてしまった雨の国の王子、レオフリック・フォン・リマーヘイロウは、別れ際「旅を楽しめ」という父の言葉に困惑する。
不慣れな人混みに流され
踏み出した三歩目でスリに会い、咄嗟に助けてくれた謎の青年ディランはどうやらこっそり派遣されているはずの「城の使い」かもしれなくて――?
一縷の望みをかけて必死に彼の姿を追いかけるレオフリック王子は、この先の出会いをまだ知らない。
街の不安を煽る吸血鬼伝説、相次ぐ行方不明者、悪魔の巫女に天使の税理士? 迫るは不穏な竜の影――
知っていたはずなのに知らない事がたくさんある、様々な思惑渦巻く諸外国。
これは守護精霊を仲間にし臣下を増やす旅を続ける、王子が目指した優しい世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 18:00:08
188529文字
会話率:67%
「血塗られし瞳を持つ忌み子」と揶揄され、厄介払い同然で売られた伯爵令嬢のミリアリア。こんな自分を望んでくれた若き侯爵へ嫁ぎ、恩を返すため忠誠を誓う。臣下として尽くす姿勢に、夫が内心ひどく狼狽しているとは知らずに──。
契約で結ばれた義務的
な結婚生活が、信頼関係を築き、本当の夫婦になるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 11:15:34
37977文字
会話率:42%
ある日突然、皇帝になってしまった。
臣下の信頼が厚すぎて苦悩する日々を送る皇帝の物語。
最終更新:2025-06-24 03:00:00
48800文字
会話率:65%
吸血鬼×悪役貴族×禁術×神官×バトル!
オルゴ・デスタルータは伯爵令息である。
剣術に長け、魔術に精通し、政治や経済に関する造形も深く、デスタルータ家の次期当主として相応しい男子に実りつつあった。
しかし、彼は身に覚えのない悪評の流布によ
り民衆から疎まれ、挙句の果てに〈禁術破り〉の冤罪を着せられ投獄されてしまう。
「高貴なる我が血統が、この薄汚い獄中で潰えてよいものだろうか」
否である。そこはオルゴ・デスタルータの死に場所として相応しくなかった。
そして死を拒絶したオルゴは不死の吸血鬼に成り果て、覇道を邪魔する不埒者を千切って投げ、忌々しい思い出と共に故郷を捨て去った。
これは吸血鬼だと疑われて逮捕された元悪役貴族が、正真正銘の吸血鬼に生まれ変わり、新天地へと繰り出す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 23:10:55
25905文字
会話率:39%
カリスは闇の国「シャッテン王国」の王女ながら王城から離れた塔に臣下達とともに過ごしていた。
ある日、父王であるセドリックに呼ばれ臣下であるピットとアトゥとともに王城に向かう。そして、「盗賊を討伐するように」と命令を下され、ともに出陣した。
無事に討伐が終わり、父にも認められたのだがそんなさなか、何者かに誘拐されてしまう。
目を開くと、そこは光の国「ルーチェ王国」だった。誘拐した男性はトニーと言い、カリスがピットと双子であることと本当はルーチェ王国の王女であることを知らされる。
本当の母親であるリーナと再会すると、ルーチェ王国で過ごした日々を思い出した。戸惑ったままルーチェ王国で過ごしていると何者かによってリーナが殺されてしまう。
それがきっかけになり、両国の戦争が勃発してしまった。彼女はどちらにつくべきなのか悩んでいるとピットが手を差し出す。
中立を貫く覚悟を決めたカリスはピットとともに両国の説得をするために奔放する。
この戦争の黒幕は?両国とカリス達の運命はどうなるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 18:00:00
15402文字
会話率:50%
ある日、ヴァケル王国中に広がったのは、王の崩御、そして同時に第一王子が病に倒れたという知らせ。
ヴァケル王国極秘の秘密部隊、王直属隠密騎獣部隊“ブレアニエ”も突然の報に打ち震える。
『本当に王は病で亡くなったのか?』
混乱の王国内で蠢
く思惑。
民と臣下に尊敬され、獣にも愛された王の意志を継ぎ、獣と共に生きるモディーグの郷人達は立ち上がる。
「これもう隠密じゃなくね?」
「敵目の前にして今それ言う?」
「隊長のくせにネチネチうるさ...」
「この双子...っ、後で父ちゃんに言いつけるからな!」
もふもふ、ツルツル、ふかふか、モチモチ、人間くさい獣達と暮らしながら、大切なものを守れなかった者、守りたい者達の闘いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 22:44:20
47196文字
会話率:54%
平安時代、女流作家紫式部によって書かれた長編恋愛物語「源氏物語」。その物語の中では、帝の子として生まれるが臣下に下され、そこから大逆転を見せるプレイボーイ「光源氏」と、その周りのものたちの一生が描かれる。
その世界の田舎に暮らしていた中流
貴族の娘は、そんな華やかな人生とはほど遠い暮らしを過ごしていた。
しかしある日、酒豪でどうしようもない父が、大ニュースを連れて帰ってきた。それは、「都への出仕」へ誘われたと言うことであった。彼女はやっとの転機に目を輝かせ、すぐに出仕を決める。
田舎者である彼女にとっては、全てが新鮮な光景。新たな出仕先である「六条院」で彼女を待っていたものとは____折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 21:30:00
74476文字
会話率:37%
癒しと守りの精霊フィアの加護を受ける公爵令嬢フェリシア・エライユ。第1王子の臣下、学友として、知の公爵令嬢、武の公爵令息と共に励む日々。そんな中で、事件は起こってしまって…
最終更新:2025-06-02 10:30:00
156444文字
会話率:56%