神話に建国の起源をもつ歴史ある国で、クーデターが計画されている。
クーデターに使われるのは、ソロモン王が封じたとされる“古代兵器”
――古代兵器の復活を阻止するのに力を貸して欲しい
成り行きで助けた王女から、突然申し込まれた依
頼は、一国の命運をかけたものだった。
しかしこの時、メリッサたちは世界的な歌手の護衛を、既に引き受けていた。
命を狙われている歌手と王女。
まったく別と思われた2つの事件は神話の国で絡み合い、彼女たち2人の運命の輪は回りだした。
長き歴史を持つ国を舞台に、メリッサたちの新たな戦いと冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-11 20:50:44
274991文字
会話率:39%
禁忌の存在である悪魔
メリッサ・ソル・グレンザールは、その日、悪魔と手を結んだ――
魔法が文明ともに発達した世界。そんな魔法のある世界でも持て余し、世界の秩序すらも壊しうる強力な存在――大魔導士ソロモン王が残した『魔導遺産』。それを
回収するのが、メリッサ率いる回収班の仕事である。
その回収班に、復活した悪魔が加わった。
目覚めた悪魔は言う「我の魔力回復を手伝え、その代わり、魔導遺産の回収に手を貸してやる」と。
しかし、こいつがまた曲者で、イケメンな執事になったのはいいけど、唯我独尊の俺様系なうえに猫かぶりの腹黒執事。
無口な中年元傭兵、美人魔術師、軟派なメカニック、ロボな妹、元気っ娘ガンナーと個性の強い仲間に、この悪魔だ……ワイワイガヤガヤと騒動は尽きない。
ただ、彼が加わった途端、万年最低ランク回収班に最重要回収対象の案件が回ってきた。回収対象は、ソロモン王が使役した72柱の“悪魔”の内の1柱。
回収対象を巡る事件はメリッサの思いもよらないところで、様々な人間の思惑もからまり、複雑さを増してゆく。
メリッサと仲間たち、そして復活した悪魔の、魔導遺産回収任務が始まる。
▲<『地獄の皇太子は2度死ぬ~復活の悪魔と魂の石~』本作品を、作者「なのつく魔物」、及び「小説家になろう」サイト運営者の許可なく、転載、又は翻訳による転載を固く禁止致します。>
「天安門事件」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-15 11:10:34
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