冬休み、おじいちゃんの家に泊まりに来ていたボクは、満月の夜に奇妙な住人たちと出会う。
目がチカチカするような星柄の青いワイシャツを着てサスペンダーでズボンを繋ぎ止めた、太った男性。
フリルとリボンがたくさん付いたワンピースを着たボク
と同じ位の背丈の少女。
大きなお腹とお尻をすっぽり隠したワンピースにエプロンをまとった小太りな女性。
肩幅があるが口調は柔らかく、舞う様に泳ぐ金魚のようにとても華やかな細身な男性。
扉の前を歩く黒猫……この階の住人は動物かもしれない――。
「戻りたいだなんておかしなことを言う子だなぁ~」
「あら、そういうこと。残念だけど外には興味ないわ」
招かれざる客のボクと、自分の世界に心を閉ざした住人たちとの不思議な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 07:01:17
20586文字
会話率:37%
マリーゼを出産した時に難産で母親のヴァネッサが亡くなった。
母親のいないマリーゼを父親のバランティノ男爵と兄のヨーク卿は、可愛がり甘やかして育てた。
しかし母親の実家から付いてきた侍女達は、マリーゼを生んだせいでヴァネッサが亡くなった
と思っていた。
「奥様はマリーゼ様を生んだせいで亡くなった」
「ヴァネッサ様が亡くなって、旦那様と坊っちゃんがどれほど悲しまれたか」
侍女達は日々、マリーゼに辛くあたった。
マリーゼは自分に意地悪をする侍女や使用人を次から次にクビにするが、それが男爵領に広まり我が儘令嬢と噂されるよになる。
少し屈折して育ったマリーゼは、令嬢とは思えない行動に出る。
日々、街中を歩きネタを探しては暴露記事を書きお金を稼ぎ捲っていたのだ。
そんなマリーゼを面白く思っていない謎の人物が現れる。
ライバル誌のホットラブ暴露記事の記者である。
マリーゼの記事の批判から始まり、誘拐事件にも関わっている疑いがあるが、証拠がつかめない。
しかしそんな悪役令嬢として嫌われるマリーゼにも、味方がいた。
学生の身でありながら、金髪碧眼、ハンサムな男爵領の実業家の顔を持つ兄のヨーク卿。
そして黒髪を1本でしばる美形なマーティン(マリーゼ曰く背が高くて細身だと思っていたが、ある事件で抱き締められた時に、肩幅が逞しかった)は、伯爵の身分でありながらヨーク卿とは名前で呼び合う親しい友人。
マリーゼは2人に助けられながらも、アイデアと暴露記事を武器に、自分の足でしっかりと前に進む素敵な女の子だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 07:00:00
56679文字
会話率:43%
数字を知ると、見えてくるのは、悲しい現実だった……(´・ω・`)
標準値から、はずれてる数値って意外と許容範囲無いんだなって思いました。
最終更新:2024-01-31 06:34:31
2352文字
会話率:2%
海辺に流れ着いた手紙。手紙を見ると孤島に遭難した者が助けて欲しいという内容だった。この手紙を拾い上げたからにはすぐさま助けを呼ばないといけないが。
最終更新:2023-12-22 16:01:23
605文字
会話率:12%
俺だけデスゲームに呼ばれてないのつらたんだょ…俺は犯人を許さないんだからね!!!
最終更新:2023-06-15 16:00:00
3805文字
会話率:50%
水面に浮かべる舟は、助け舟か? 泥舟か?
最終更新:2023-04-03 07:00:00
301文字
会話率:0%
好きなのは、きっとばれてる。
そもそも、私は隠すつもりなんてあるのかな?
だけど、まだ言ってないよ。
きみを、好きだなんて。
最終更新:2022-05-20 13:35:59
402文字
会話率:0%
飯島直人はハンターである。
自身の身長を超える長さと肩幅程の幅を持つ本人曰く「大剣」を担ぎ、腰には刃渡り70メットもある自称「剥ぎ取りナイフ」を装備している。
常人ではまず潰される重量の装備を担いで彼は今日も冒険者ギルドに現れる。
飯島直人
はハンターである。
そして彼は王国に召喚された勇者でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 19:15:38
1853文字
会話率:10%
いつもの車両でいつも会う。
そんでもって俺に抱きついて満員電車を
凌いでいる女子高生がいた。
銀髪ロングヘアの美少女にして、超巨乳。
スタイル抜群の彼女。
「私の名前は真島マヒロ。16歳だぉ」
ある日、電車内で俺と目が合うなり、
抱き
ついてきてそう自己紹介された。
「お、おい、離れろ...」
「やだよー、おにーさんカッコいいから
一目惚れしたの。何より、こーしてくっついていると、私の専属ボディーガードみたいで
安心する」
「今日も頼むよ...?おにーさん」
「いいけどな、、流石に夏の密着は
俺的に暑苦しくてさ、、、」
口ではそう言うが俺は嬉しい。
やっぱり、男だからな。
胸を押し当てられてたら自然と顔もニヤける。
「埼京線はさ、こーやってると、
無事、やり過ごせるわけよ...!」
「なにしろ、昔、私は男の人で嫌な思いをしたから、私なりの防衛策っていうか...!」
「おにーさん、何気に強面じゃん。
肩幅もあってがっしりしてるし、、
この、マッチョな感じがいいのよね...」
「ちょっとした隙を見て、この、ぎゅうぎゅう詰めに乗じて接近(色々とイタズラ)してこよーとする輩がいるわけだからさ、、、」
「いや、それはいいけどな、俺の胸筋から腹筋にかけて、人差し指で撫でてくるな!くすぐってぇ...そーゆー、刺激を与えるのはマジで止めろ!頼むから、、、!」
小声で慌てると、マヒロは、
フフッとイタズラっ娘の目をして見せた。
「やだよぉ敏感ー!!www」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 09:30:37
5243文字
会話率:38%
あらすじ
魔王を倒した勇者は姫に恋をしました。
勇者は彼女につきまとい、そして遂には思いを伝えます。
「貴方に一目惚れしたのです!」
「わたくしなんかのどこに惚れたと言うのです!」
「全てです! 貴方のその長く美しい紅髪! 紅髪
によく映える肌理細かな緑色の肌! 僕の倍はありそうな肩幅! なんでも噛み砕けそうな逞しい顎! 力強い筋肉! その全てが愛おしい!」
そう。
彼女はなんと、姫は姫でもトロルの姫だったのでございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 16:44:55
212746文字
会話率:41%
彼女の名は佐々木あさみ。是小学四年生也。
クラスのみんなからは『ササミちゃん』と呼ばれているよ。
大好物は鶏のササミと砂肝だよ。
じつはササミちゃんの正体たるやなんと、世界の平和を守る魔法少女なんだ。
こいつは正直驚いたね!
魔法少女は
心の闇から生まれた悪魔「デスエビル」と戦う宿命を背負っているんだよ!
でも戦いのない日はもっぱら筋肉をいじめ倒しているよ。
ササミちゃんは町の平和を守りながら肉体を仕上げることにも余念がないんだ。
この世にあまねく悲しみと憎しみの連鎖と筋繊維を積極的に断ち切るよ。
ゆくゆくは悪の皇帝エビルエンペラーを倒したいと思っているよ。
でも本当に討ち果たしたいのは己自身の怠惰だよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 18:13:35
1786文字
会話率:28%
「君、もう堕ちる寸前の顔してるよ笑」
「ち、ちがう、俺は…俺は、」
「じゃあ、今日わからせてあげようか?自分が何者かってことを笑」
変態の奇人に振り回されっぱなしで勝手にいろいろ進んでいきます!
~キャラ紹介~
俺(修一):身長
165センチ,体重52キロ,肩幅狭めで華奢,肌良い感じに浅黒い,全体的に地味で、モブみたいな雰囲気,ザ平凡受け
奇人(零):身長180センチ,体重62キロ、細マッチョ,でも意外に力強い,イケメンで色白,優等生,,良いとこあげるとキリがない,でも本当は俺にだけド変態野郎に変わる奇人,ザ奇人攻め折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 04:49:46
2178文字
会話率:0%
明宮学院の裏には、誰も寄り付かなくなった廃神社がある。
廃神社には神様がいて、神様が気に入るお供え物を持っていくと願いを叶えてくれる。そんな噂の真偽を確かめるべく、天官琴乃はお供え物(※自家製油揚げ)を持って廃神社へとやって来た。
「神様。
どうかお降り下さい」
そうして突然出てきたのは、頭に狐の耳を生やした、謎の少年ーーが、宙に浮いていた。
その少年が実は神様で、まぁ成人誌が好きだったり綺麗なお姉さんが好きだったりと神様らしからぬ変態でして。
ちょびっと変態なケモ耳美少年の神様と、肩幅が広いのが悩みな女の子が謎だったり事件だったりを解決していく、謎解き日常ラブコメディー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 16:28:44
43280文字
会話率:39%
昭和51年、鳶職(とびしょく)の俺はビル建設の現場にいた。
俺が立つ鉄骨は三十メートル以上の高さになる。ロープに命綱である安全帯をひっかけて、肩幅もない狭い鉄骨のうえを歩く。
中学卒業とともに家を飛び出した俺は、職を転々とするうちにド
ヤ街に流れついた。そこで、日雇いの仕事をするうちに、今の親方の鷲崎さんに拾われて本職の鳶となった。
ところが今度の現場はどうだい。俺が飛び出した家の真ん前なのだ。れこれ十五年間、一度も帰っていない俺の家だ。
そして、隣の小さな三階建ての煤けたビル――。遠目にも、壁にいくつもの亀裂が走っている。会社の看板も外され、今では使用されていない。そこで、昔、俺の親父が土建屋をやっていた。
その家には若くして死んだ母親の記憶もあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-08 11:00:00
9741文字
会話率:7%
一ヶ月前、私は幼馴染の勇者カルセドニーにパーティーを出て行くよう言い渡される。
理由は「女らしくない」から。
…確かに私は髪もボサボサ、背も高く、肩幅や筋肉や腹筋はあるのに胸やお尻はない。
お洒落? お化粧? 料理? した事もない。
納得の
理由にすごすごと故郷へ帰ろうとしたが装備はパーティー離脱時に置いてきてしまったしお金もない。
そんな私の前に現れたのは優美な双子の青年たち。
この世界の事を学ぶ旅、というお二人にパーティーを組んでもらい…私は念願の故郷へ帰る旅を始める……! …ハズ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-04 07:00:00
152229文字
会話率:51%
魔王により語彙力を失った世界。そしてそこで竜に恋をした少年は……
キーワード:
最終更新:2016-10-20 00:10:46
1286文字
会話率:48%
不器用な男と女の恋物語
広い肩幅に無駄な筋肉ひとつない美丈夫のバクルー王は、国の為なら、その容姿さえ利用する王であったが…利用した女が、命をかけて自分を守った事で、すべてが変わった。
左腕を失い、そしてその心は…まだ血を流していた。そんな
折、男性のように肩口に髪を揃え、ズボンを穿いた義手職人が、バクルー国に亡命を願い出る。だが、義手職人には過去に…バクルー王との因縁が…
~その腕で抱きしめてを改稿した作品ですが、設定が変わっておりますので、内容も変わっております。~
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-06 17:25:42
102808文字
会話率:29%
8月15日正午、東京は真夏日であり空に雲はなく、青空が広がっていた。日差しは強く、街道を往来する人々は、多くの荷物をもち子供たちの手を引いていた。
空襲がくる、米国がついに本土にやってくる、そんな話がそこかしらから聞こえてくる。彼らの顔は
皆恐怖と焦りに満ちていた。
旅人、避難民、疎開者、の群れの中に、ひとりだけ平然と足を運ぶ男がいた。まったく、恐れを感じさせず、B29を警戒して空を仰いだり、海から来る敵国の脅威を感じている様子もなかった。正面を見据えて、一定の速度で歩いている。
顔からは汗が噴出し、手ぬぐいはじっとりと濡れていた、ときおり「ふぃーっ、ふぃー」、「暑い暑い」と独り言を口にしては水筒から水を飲み群れに遅れをとるまいと必死の形相であった。
徹底して甘やかされて育った身体はたるみきっており、身の丈は1メートル70センチほど肩幅は広く胸は女性のようにふくよかで色白の肌をしていた。
ニートである。
この物語は石垣棒太郎(ボーちゃん)の異世界冒険物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-16 18:42:18
11372文字
会話率:30%