戦勝を祝う式典において、大聖女と付き従う聖女四人の一行は、ある者たちの罠にはまり、恐ろしい獄焔に包まれてしまう。
獄焔が消え去った後には、灰すら残されていなかった。
大聖女たちの死を疑う者は誰もいなかった。
大聖女は獄焔に呑まれる寸前、聖
魔術を行使し、四人の聖女を守り抜いていた。
その代わり、自分自身は獄焔を全身で浴びてしまった。
次に大聖女たちが目覚めたのは、どことも知らぬ氷に閉ざされた世界、全てが凍てつく白銀の世界だった。
どうにか覚醒できた大聖女の前に現れた眉目秀麗の男は、静かに告げた。
「目覚めたか。余の愛しき者よ」
男は自らを冥王と名乗り、大聖女を妻とする、と宣言する。
事情も何も分からない中、激しく混乱する大聖女は最初こそ拒絶するものの、傍で男を見ているうちに次第に惹かれていく。
大聖女と冥王、異界の者が、界という大きな垣根を乗り越えて、結ばれることなどある得ない。
激しく動揺する大聖女に、さらに追い打ちをかけるように様々な困難が降りかかる。
大聖女はそれら全てを跳ね除け、未来を勝ち取ることができるのか。
果たして、冥王の求愛を受け入れるのか。
大聖女は何を求めるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 19:00:00
17743文字
会話率:31%
神聖魔術が使える少女トワは、貴族の令嬢であり「聖女」であるカーラの代わりに、「聖女」の証である神聖魔術を使う役割を与えられていた。しかしある日命を狙われる立場になってしまう。
そうするうちに曲者揃いの第三騎士団に拾われることなる。
これは少
女の出会いと別れの物語。
※拙作「騎士団付き魔術師エドウィンの大いなる受難」と同じ世界・人物による物語ですが読まなくともわかる内容になっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 23:57:25
7456文字
会話率:35%
生命の樹ユグドラシルの下で、創造の女神でありすべての神の母であるエルフの子に出会ったことで、人生が一変する天理を授かった天才少年騎士、桐ヶ谷白哉の物語。 白夜は、浅野絆という名前の少女が神であり、彼の仲間、聖なる魂となる運命にあることを知り
ません。 二人は最強の騎士を目指して旅に出る。 しかし、白夜にとって最も重要な目標は、ローゼリア姫と一緒にいること、彼女の護衛となり、おそらく永遠の恋人になることです。
自分の夢を叶えるため、そして女神ティシアこと浅野の目的を果たすため、二人は聖騎士学院に入学する。 すべての聖騎士と聖魔術師が仲間を持つ学園と世界。 これらの仲間たちは神のような力と魔法を持っており、契約によって絆を結びました。 このプロセスにより、彼らはソウルライドと呼ばれる特別な技術を与えられ、強力な魔法と聖剣の真の力を解き放ち、悪魔と戦う騎士としての可能性を解き放ちます。
しかし、普通の騎士の中には想像を絶する才能を持ち、神または不死の階級によって選ばれた唯一の騎士クラスであるセイクリッドナイトが存在し、オーバーキルクラスのコンパニオンと呼ばれています。 最初は神パートナーに選ばれたのは自分だけということで隠遁者であり特別な存在だったが、シノというもう一人の聖騎士に出会うまではそれもただの思い込みだった。
シノの相棒は妖精女王ヴィクトリアで、聖騎士は二人だけ。 キャンパスでの生活に慣れ、パートナーとして働くことを学んでいた白哉は、暗闇の中で忍び寄る闇の勢力が、アカデミーで4年前のような新たな事件を引き起こして恐怖を与えようと待っていることに気づいていませんでした。
白哉、女神ティシア、あるいは力を半分に減らされて定命の状態になったアサノと取引することは、落ちてしまった天を取り戻すという目的がある。 そのためには、彼女は白哉と協力して力を取り戻し、行方不明になった残りの神の生まれ変わりを見つけなければなりません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 02:00:00
12239文字
会話率:16%
日本にある小さな田舎町で平穏に暮らしていた奏。そんな奏の幼なじみが、ある日突然目の前で姿を消す。
悲しみに打ちひしがれる奏、立ち直れないまま一年が経過しようとしていた矢先、奏も突然その場から姿を消す。
異世界に召喚された奏は、幼なじ
みを見つけ元いた世界に戻る事を決意し、再び立ち上がる。
奏は真実に辿り着き、無事に幼なじみを見つけ出して元の世界に戻る事は出来るのだろうか..
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 23:13:41
41251文字
会話率:65%
外道が当然の魔術士、その中でも道を踏み外したとみなされた者を刈る魔術師殺しの魔術師、四道 総司。ある日、街中でのキメラ討伐を遂行中に少女を助ける。少女には、少なからず自分との因縁が有り―――。偶然から始まる己の出生と運命と向き合い、戦う物語
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 22:05:17
27712文字
会話率:35%
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして斥候職である主人公のところには、今日も今日とて七面倒な依頼が舞い込んで来る。今回舞い込んで来た依頼は、内容自体は単純ながら、その裏事情は極めて面倒なものであった。嘗て
主人公とイザコザを起こした「勇者」(笑)パーティ、その尻拭いをしろというのである。面倒な依頼にプリプリしつつも、ギルドとの関係を慮って承知する主人公であったが……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「屍体たちの告発」と同じ死霊術師シリーズで、内容的には「化かし合いのダンジョン」の後の話になります。今回主人公の活躍はあまりありません。どちらかと言うと、四バカの残念っぷりが際立っているような……
今回は少し軽めのお話になります。R15と残酷描写は保険です。宜しければ前八作もご覧下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 20:45:13
5263文字
会話率:39%
〜5大テーマは「復讐」「旅」「魔法ガチャ」「ラブコメ」そして「成り上がり」です〜
「まったく、お前など生まれてこなければよかったものを……」
それは生まれてから14年もの間、屋敷の地下に幽閉されてきた長男・アルノーに向けられた、父から
の最後通告だった。
魔力を持たずに生まれたアルノーは、父には蔑まれ、膨大な魔力を継承した弟には暴力を振るわれ、ついにはクラーバル家から追放されてしまう。
途方に暮れたアルノーは、ついてきた美少女専属メイドの助けを経て、改めて魔力査定を受けてみると、彼には既に滅んだ古代王族の稀有な力が宿っていることが判明する。それは聖魔獣を使役する”支配する力”だった。
聖魔獣の力で弟への復讐を果たしたアルノーは、なぜか国王へ謁見する機会を得る。そこで新たな力を手にいれて父へ必ず復讐を果たすことを誓うアルノー。
しかし手に入れた大きな力は、400年前に一夜にして滅んだ古代民族の謎に通じるものだった。
今、世界を巻き込んだ壮大な復讐劇が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 18:06:16
96265文字
会話率:39%
この世界は『ラビリンスは恋模様』っていう乙女ゲームの舞台。主人公が希少な聖魔術を使えることから王立魔術学園に通うことからはじまるのです。
私が主人公・・・ではなく、モブです。ゲーム内ではただの背景でしかないのです。でも、それでいい。私は
影から主人公と攻略対象達のラブラブな日々を見られればいいのです。
でも何かが変なんです。
わたしは主人公と攻略対象のラブラブを影から見守ることはできるのでしょうか。
*この世界は『番とは呪いだと思いませんか』と同じ世界観です。本編を読んでいなくても全く問題ありません。
*内容的にはn番煎じの内容かと思いますが、時間潰しでさらりと読んでくださいませ。
*アルファポリス様にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 18:00:00
16172文字
会話率:41%
白い羽根と黒い羽根を持った【それ】が封印されてから今年で178年が経つ。しかし封印は完全なものではなく180年しか持たない。
世界で唯一の【聖魔術】使い、アレスチナが知る本当の178年前の真実とは・・・
最終更新:2020-01-11 20:00:00
1220文字
会話率:0%
我々の全く知らない、あるひとつの世界。
その世界には大陸と海があり、そこでは人間や吸血鬼等といった12の異なる種族とそれらが構成する多くの体制の国々や諸邦が絶えず共生し、そして争ってきた。
4大陸のひとつである北西大陸の東端に位置する
ヴェ
ロキア連合帝国は、7つの国とそれを取り巻く諸邦、そしてそこに暮らす6つの種族を抱え込む大帝国である。かつて6種族は互いに覇権を争っていたが、他大陸の国々がこれに漬け込んで北西大陸の諸国を侵略しようとした。これに危機を感じた諸種族は1人の皇帝の下で互いが協力し合う連合帝国を15年前に形成することでこれに対抗することとなった。
19歳にしてヴェロキア連合帝国軍の将軍にまで上り詰めたレイド・リューベックは類稀なる"魔術"の使い手であり、帝国内に15人しか存在しない聖魔術騎士の称号を持つ1人だった。
ある日レイドは帝国参謀本部から、15人の騎士を結集させた"聖魔術騎士団"の結成と指揮を命じられる。
帝国内で未だ対立する諸種族、揺れ動く大国の思惑…
様々な問題に衝突していく中で、騎士団は種族を超えて協力し、後に伝説となる冒険を繰り広げていくこととなる…。
"煙の晴れぬ素敵な世界で、「伝説」と呼ばれる者たちは凱旋する…"折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-15 04:42:30
3340文字
会話率:41%
国家魔術師のスワンソンは、パートナーのレイナと共に任務のため各地を飛び回る。
そして、色々な角度から魔術の功罪を見て、聞いて、知ることになる。
闇魔術と聖魔術の存在意義とは。
すべては、何に繋がっているのか?
魔法世界のある物語。
最終更新:2018-10-19 19:00:00
16235文字
会話率:48%
同じ高校に通う巫女の冴彩とソロモン王の鍵とアブラメリンの神聖魔術継承者亞門の恋とバトルの物語
最終更新:2017-11-03 16:00:00
12277文字
会話率:62%
剣と魔法のファンタジー世界で、神聖魔術師にして刀使いの主人公クロウ・ナガミネが過去を(未来を)変えるべく奮闘するお話です。ストーリーの途中でギルドマスターになります。また、ストーリーの途中で人間が到達できる最高レベルのスキルを一部獲得します
。若干チート気味になる予定です。ただ、チートが導入され、クロウが奮闘しはじめるのには少しかかる予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-26 23:11:57
35369文字
会話率:7%
魔術が栄えた国、パラディア国には二人の魔術師がいた。
一人は聖魔術の使い手である少女。
一人は黒魔術の使い手である少年。
少女ら聖女と讃えられ、少年は悪魔と恐れられた。しかし、人々は知らない。二人の本当の姿を。
これは、外見通りでは無い二人
によるファンタジー(シリアス)ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-19 23:36:27
2632文字
会話率:50%
公立高校に落ちた俺はある時テーブルにある封筒を見つけた
それから俺の生活は一変することになる…
最終更新:2010-05-08 21:21:47
703文字
会話率:27%