風景は、光景でなく、等質でなく。
注意:1話から23話までと、それ以降で大きく文体が異なります。
最終更新:2021-11-14 15:08:05
17053文字
会話率:5%
帰郷した村で響く祭囃子。引き寄せたのは遠くから定められた縁。
最終更新:2017-09-30 23:59:10
5029文字
会話率:47%
そう遠くない未来の日本。先天性免疫不全症とされる障害を患った人間が、増加していた。彼らは、清浄度の高い環境で生活することを強要され、その実現のために無菌衣と呼ばれる特殊スーツを常時着用しなければならない。
先天性免疫不全症は遺伝性で、片
親でもその遺伝子があれば、子供も同じ運命をたどる。
生身で触れ合うことも、子孫を残すことも許されない呪われた存在。
それが、僕ら。
これは愛を歌えない僕らの、愛を歌った物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-30 22:43:04
16426文字
会話率:32%
夜を徘徊する「私」は、いつも入らない公園へと気紛れで足を向けた。
そこには思いも寄らない世界が拡がっていて。
純文学を目指して書いてみました。
九藤朋さまの「耽美コンテスト」に参加するために書いた作品ですが、あまり「耽美」を期待されるとガ
ッカリなさるかもしれません。
耽美って何?(涙)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-29 14:56:21
3294文字
会話率:21%
逢魔時、人間離れした美貌の雪之丞が京の都で異界へと足を運ぶ。人間の世にあってはならない品を懐にして、その始末をある比丘尼に頼む為に庵を探すが……
最終更新:2017-09-28 04:11:01
3711文字
会話率:40%
それは終戦の花鎮(はなしずめ)の祈り。「今に、わたくしが死んだら。鎮めの花と花と、この御国の土に、どうぞ埋めて下さいましね」大戦に引き裂かれた家族の絆。1945年終戦のハルピン。対ソ特務機関にいた密草葵は国境の絆に引き裂かれた二人の白系ロシ
ア人の姉妹を想い、最期の決断をする。極東の夏の夜咲く、冬を忍ぶ花の名は。九藤朋さん主催、耽美コンテスト参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-19 09:29:58
5222文字
会話率:37%
町外れにある桜の樹は、いつもと変わらず静かに佇んでいた。
【耽美コンテスト参加作品】
最終更新:2017-09-19 00:00:00
2980文字
会話率:0%