妖術大国【カイドウ帝国】の田舎町――ある夜のこと。
調香屋を営む神代アオバのもとに帝国軍【黒龍隊】の総長・院瀬見シュロが「腕が取れた」と店に駆け込んできた。
院瀬見は両腕がなく、妖術を施した特殊な義腕を身につけていた。知り得る妖術で彼の
義手を直していた最中、突如アオバの店に領主の家臣達が押し掛けてきた。話を聞けば、養父が借金返済のために【店】と【アオバ】を領主に売り渡したという。おまけに領主のバカ息子がアオバを嫁にするとまで言い出す始末。
行く宛てを失った上に、大嫌いな領主の息子の嫁にされそうなアオバに、院瀬見は「俺の婚約者にならないか」という提案をもちかけた。院瀬見は元上司から大量の縁談をもちかけられ困り果てていた。アオバは住む場所を得るため、院瀬見は縁談から逃れるため【偽りの婚約者】として互いに協力することになる。
香と妖術を操る【香術師(こうじゅつし)】アオバの、恋×仕事×妖術の和風ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 15:58:04
149255文字
会話率:56%
墓を荒らして強くなれ!
ジルクの夢は世界一の冒険者になること。しかし、死霊使いであるジルクは気味が悪い&使えない存在として疎まれていた。ジルクが数合わせとして入っていたアルバンのパーティ。彼らが四錆魔王の一人を討伐したことを切っ掛けにジ
ルクは裏切られ、白骸竜の谷へ突き落とされてしまう。辺りに広がっていたのは谷底に棲む骨ドラゴンに挑んで敗れた冒険者達の無数の死体。その骨ドラゴンがジルクの前に現れ窮地に立たされる。低級な霊体を使役することしか出来ないジルクは太刀打ち出来ず死を覚悟するが、対話の中で骨ドラゴンに気に入られ、その力を受け継ぐことになる。それは死体が生前持っていたスキルを自身に取り込める力だった。ジルクは冒険者や魔物の死体を漁り、果てには英霊が眠る墓や伝説の魔獣が没した地までをも掘り起こし、次第に力を身に付けて行く。そして、今では要職に就き、のうのうと暮らしているかつてのパーティメンバー達に復讐を遂げるのだった。
※カクヨムにも同時連載しております。
アップ時間、内容、共に同様のものとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 12:06:25
113468文字
会話率:37%
蒸気機関技術の発達により、現実とは異なる奇妙な未来へ進んだ世界。
天使の街〈ウリエルシティ〉で探偵業を営む義腕の男、タルボ・L・コールの元には、いつも厄介な依頼が舞い込む。
元軍人であるタルボの元に、かつて争った敵国〈サヴィーツァ連邦〉の陸
軍中尉を名乗る男、ヴィクトル・オーンスタインが訪ねてくる。
思わぬ訪問者に身構えるタルボだったが、ヴィクトルの依頼は何と宝探しだった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 16:51:56
40448文字
会話率:58%
蒸気機関技術が高度に発達し、現実とは異なる奇妙な未来へ進んだ世界。
天使の街〈ウリエルシティ〉で探偵業を営む義腕の男、タルボ・L・コールの元には、いつも厄介な依頼が舞い込む。
大富豪エベネーザ・アルゲンスから、ウリエルシティで行方不明となっ
た実の娘の捜索を依頼されたタルボは、その高圧的な態度に辟易しながらも高額な報酬と引き換えに調査に乗り出す。
エベネーザの娘、ルシアは支配的な父親から逃げるために行方を眩ませていたと知ったタルボだったが、それは張り巡らされた陰謀への入り口に過ぎなかった――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 16:30:35
58481文字
会話率:47%
人形作りに不要な器官は全て捨て去り、脳みそと脊髄だけとなって7000年間人形を作り続けた男、ベル・メルハンス。
義腕を50本ほど駆使して毎日人形を作り続け、偶に脳みそに快楽物質の白い粉を直接ぶち込んでハイになって生活していた。
ベルが記念
すべき10000体目の人形を作ったある日、彼を魔王と勘違いして討伐しようとする女性が現れる。
彼女は、かつてベルが作った人形で……?
そしてベルは、1000年前に自分の肋骨を分けて作った人形達に出会うため、ついに外の世界に足を踏み出した。
注:世界を救うのはかなり先になります
注:性描写はありませんが、筆者の欲望が抑えられずちょっとえっちです。なお筆者はマゾっ気のあるロリコンおねショタ大好き侍です。いやらしさ無しに裸になっちゃうシチュ大好きモンスターです。
注:書き溜めが尽きるまで毎日投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 17:34:17
27961文字
会話率:55%
僕の家には、不思議な侍女が居る。
ハーメルンという小説投稿サイトにも投稿している作品です。
最終更新:2019-05-06 23:33:45
24901文字
会話率:39%
クロハは自分の人生にほとほと嫌気が差していた。傲慢な幼馴染、その世話を押し付けるおばさん、言いなりの母親……。ある日幼馴染と喧嘩したクロハは言い合いのさなか、彼女と共に見知らぬ世界へと飛ばされてしまう。その先で舌の滑りの良いことばかり聞かさ
れて疑念を抱くクロハだったが、幼馴染はそれを丸きり信じている。だがそこにノアという男が現れてこう言った。――このままでは殺されてしまいます――。死から逃れる方法は、片腕を切り落とし、この世界の“雌”となること。クロハはその提案を――受け入れた。
※個人サイトと重複掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 00:00:00
121912文字
会話率:44%
「"勇者"なんてのは、いいもんじゃない」
魔王との戦いで全てを失った元勇者は、過去を忘れることもできず、前に進むこともできず、聖アリアトス王国"王都アリア"で何でも屋を開き
怠惰な日々を過ごしてい
た。
そんなある日、扉が吹き飛ぶ音と共に一人のエルフの少女が転がり込んでくる。
ひょんなことからその少女と暮らすことになった元勇者の運命は、知らず知らずの内に少しずつ変わっていく……
それはまるで、失った物を取り戻すかの様に……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-05 21:48:55
74426文字
会話率:38%
主人公である俺、鐘本秋は(右肩から下の右腕が義腕であること以外は)どこにでもいる普通の高校生だ。そんな俺の義腕がとある事で破損して、偶々居合わせた人が新調してくれる。しかしそれは全ての始まりであった。新たな義腕を切欠に、俺の知らない世界に存
在した知るはずもなかった事件に巻き込まれていく。俺が巻き込まれた事件の先に何が待っているのか誰も知らない。
是非、評価と感想を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-05 23:00:00
333807文字
会話率:42%
魔法や超能力や科学や神の力や意味不明なものまでごちゃ混ぜになっている、昼夜とも明るい全六区の街でのみ形成された世界『道楽不夜城』。
死人がアッサリと蘇ったり、世界の崩壊の危機でお祭り騒ぎするみたいなトンデモ世界である。
毎日がハチャメチャで
、お気楽で、馬鹿らしい。そんな異世界に転生しちゃった一般人だった運送屋の少女の日常の一コマ。
※息抜きに書いた短編です。過度な期待はしないで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-06 16:18:10
6621文字
会話率:36%