クロハは自分の人生にほとほと嫌気が差していた。傲慢な幼馴染、その世話を押し付けるおばさん、言いなりの母親……。ある日幼馴染と喧嘩したクロハは言い合いのさなか、彼女と共に見知らぬ世界へと飛ばされてしまう。その先で舌の滑りの良いことばかり聞かさ
れて疑念を抱くクロハだったが、幼馴染はそれを丸きり信じている。だがそこにノアという男が現れてこう言った。――このままでは殺されてしまいます――。死から逃れる方法は、片腕を切り落とし、この世界の“雌”となること。クロハはその提案を――受け入れた。
※個人サイトと重複掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 00:00:00
121912文字
会話率:44%
自分を愛してはくれなかった両親の死を機に、その遺産と保険金を食いつぶすように引きこもって悠々自適のニート生活。しかし気がつけば見知らぬ体に変わり、見知らぬ場所に閉じ込められていた。けれど質素ながらも食事はあるし雨風しのげて服もある。じゃあこ
のままでいいかと思っていたら、どうにも夢告げの巫女とやらに転生していて、様子見に来てくれる男はわたしを不憫がっている……。別にこのままでいいんだけどな、というクズなわたしの軟禁生活。
※個人サイトと重複掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-28 00:00:00
23847文字
会話率:31%