22年前に回復魔法が使えないという理由で勇者パーティを追放された魔術師リールは、苦難を乗り越え、最低ランクの魔術師兼小さな喫茶店の店長としてささやかながらも平和な毎日を過ごしていた。
そんなある日、リールは時間跳躍(タイムリープ)を繰
り返している少女プレミアと出会う。プレミアの目的は勇者アクトスを殺し、勇者パーティの一員でもあり後に追放された母である魔術師セリンを救うことだった。
そして、勇者アクトスの真の目的は、魔王からもらった『賢者の石』で世界を滅ぼすことだと知らされる。
世界を救うため、ついでに個人的な復讐のため、天才魔術師(32)+美人母(36)+美少女娘(16)のパーティの『繰り返しの冒険』が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 00:38:57
140574文字
会話率:43%
魔力を貯蔵出来るが使えないという□(空白)スキルを持ち、空っぽの無能と蔑まれていた主人公ニース。
ニースは勇者バディアに魔力を貸しながら旅をしていたが、魔王との決戦直前に貯め続けた魔力を全て奪われパーティーから追放されてしまう。
失意の
中、森を彷徨うニースの前に現れたのは魔族に襲われていた白スライム。
そして成り行きで助けた白スライムに纏わり付かれると、なんと魔王を極大の魔力で消し飛ばしてしまう。
白スライム、ウルツァイトが言うには実は□スキルは『ギンコウ』と言うスキルで、自分は魔力で動く世界最硬の鎧だと話す。
ニースは謎の英雄として帝国中から尊敬されて信頼出来る仲間が増える一方、バディアは口先だけの無能だと国中から追われ徐々に追い詰められて行く。
更にギンコウスキルの真の力、貸した分以上の魔力を自動で強制回収する力が発動して、バディアは魔術が全く使えなくなっていた。
これは英雄を目指して犠牲になり続けた少年が力を引き出す真の仲間に出会い、全てが報われ真の英雄となる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 18:18:07
112758文字
会話率:52%