騎士団副団長であり、侯爵家長男であるアルフォンスに王命が下る。
王命の内容は王国の姫であり、彼の婚約者でもあるクレア王女と婚前旅行に行けというものだった。
予想の斜め上をいく王命に戸惑うものの、アルフォンスは王女の夢であった『美味いモン巡
りの旅』を思い出す。
結婚してからはお互いに自由が無くなる。それに最愛の彼女が望む夢を叶えてやりたいと考えたアルフォンスは決意を固めた。
アルフォンスが旅について悩む一方、夢の持ち主であるクレア王女はやる気満々。
自身の夢が叶うと大喜びしながらも、既にガイドブックを片手に旅行のプランを練り上げていた。
真面目で騎士として優秀。しかし、あまり人間としての楽しみ方を知らないアルフォンス。
外見も頭も良く、姫としての評判が高い。しかし、実際は天真爛漫で美味しいモノに目がない。たまに無茶なお願いまで口にするクレア王女。
二人の婚前旅行がスタートしたのだが、旅先で予想外の出来事に巻き込まれていく。
※ カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 21:56:44
105191文字
会話率:34%
ここの食べ物はマズい。栄養はある。
食の娯楽ってどうなっているのか、
と疑うレベルの残念な味。
前の世界で底辺編集者(40代独身、契約社員、収入僅か)をしていた俺が、
こちらの世界の“貧乏”貴族の長男として生まれ変わった。
しかし、出来の良い弟がいたことで、
もう用無しと家から放出され放浪中。
前の世界の記憶を頼りに
村や町や街を転々と日銭を稼いでいる。
たどり着いた街は大きいけど活気がない。
美味いというものへの興味がない。
入った店で美味い物作って、喜ばれ、
タダで数日泊めてもらって、また次の街か国へ。
今回もそんな気軽に考えていたのだが、
そう簡単にはいかなかった。
※※※※※※※※※※※※※
過去の知識を活かして王女と仲良く旅に出る。
ちょっとうらやましい異世界ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 20:00:00
381091文字
会話率:45%
サンルシェルは、お飾りの枢機卿である。身分にこだわる連中の対応をするために『枢機卿』という肩書を賜ったにすぎない。
彼の仕事は、西に魔物が出たと聞けば討伐に出向き、東に呪いで苦しむ人がいると聞けば祓いにゆき、北に悪い呪術師がいると噂があ
ればその調査に向かい、南に美味い物があると耳にしたら、ちょっと寄り道をしてしまう──サンルシェルは、戦う聖職者なのである。
さて、そんな彼には四人の教え子がいた。ある日、教え子たちから持ち掛けられた相談は……
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
世の中(?)ちょっと安易に異世界召喚しすぎじゃない? と思ったのが一つ。それから、おまけで召喚された(あくまで呼び出した人間の主観でしかないけれど)っていうのも、ないんじゃない? と思ったのがもう一つ。おまけで召喚された~は、条件次第ではありだと思うけども。
という気持ちから生まれたので、設定ハチの巣穴だらけ。矛盾もいっぱいありそうな気がしますが、そこは一つ寛大な心でお許しいただければ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 01:01:20
17436文字
会話率:41%
あらすじなんてあるやらないやら
最終更新:2019-09-10 10:51:08
645文字
会話率:0%
依頼を受けて爆破テロを行う、御荘と呼ばれる男。
彼が唯一、爆弾以外に興味を示すものは美食であり、彼にとって美味い物を出す店は守るべき対象であり、逆に優良店を脅かすことは許されざる行為だ。
ある日、御荘は依頼された爆破に関して裏切り行為を受け
て負傷すると共に、折角発見した店を破壊され、料理人でオーナーである女性も負傷してしまう。
『食べ物の恨み』で怒り狂った御荘は、復讐のために依頼主を襲撃するのだが……。
※本作に登場する爆発物の製造方法などの危険行為はフェイクが含まれております。また、爆発物の製造は違法であり大変危険な行為です。絶対に真似をしないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-19 18:00:00
101146文字
会話率:38%
親父が死んだので領主を継ぐことになった。オレが継いだからには好き勝手やってやるぜ! やってやりたい! ……やれたらいいなぁ。美味い物を食って毎日グータラする生活がしてみたい。
そんな事許すわけないでしょ。あんまり馬鹿なこと言っているとぶち
のめしますわよ、旦那様。
ある田舎領主夫婦とその周りの人々のほのぼのとした擦れ違い・勘違いを描いたコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-13 05:54:16
197953文字
会話率:32%
親父が死んだので領主を継ぐことになった。オレが継いだからには好き勝手やってやるぜ! 目指すは美味い物を食って毎日グータラする生活!!
領主は自分の思った通り好き勝手やっているつもりが、周りの人たちには名君と思われてしまう。勘違いコメディ
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-09 08:17:26
113223文字
会話率:30%
「最高に美味い物を喰わせてやろう」
師匠はそう言って私を旅に誘ってくれた。
食に通ずる師匠の案内で行く、最高に美味い物への旅。その足は一軒の小汚いうなぎ屋で止まった。
人生を賭して鰻を割く男の料理は果たしてどんな味がするのだろうか。人間
の感じる、美味さの頂点とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-23 22:47:30
11623文字
会話率:43%
闇夜を往く影があった。
人の世に映らぬカラスが一羽、跳んでいた。
人知れず人を闇へと誘う者達の物語。
人知れず闇へと葬られる者達の物語。
人知れず人を闇へと葬ろうとする者達の物語。
これはその、一つの物語である……
最終更新:2016-05-29 21:42:07
450457文字
会話率:39%
熱砂の砂漠に倒れる男が一人。
最早ここまでと諦めた彼の前に、一人の少女が手を差し伸べるのだが……?
最終更新:2015-04-01 23:18:14
5670文字
会話率:38%
いつの間にか異世界で吟遊詩人になっていた織部椎名。コミュ障で引きこもりでニートだった椎名がのんびりと異世界を旅する道中で、美味い物を食ったり、頑張って大勢の目の前で歌を歌ったり、冒険者になって魔物相手に奮闘したりするお話。TS表現が含まれて
おります。苦手な方はブラウザバックしてください。
タイトルは仮です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-07 17:00:00
19385文字
会話率:19%
主人公の俺、平野靖男は、ブラック企業でいじめられ仕事を辞めて失業中、いい年こいて親にパラサイトしている肩身の狭いニートの身の上。当然ながら、親からは怠け者だ、真面目に働けとネチネチと説教される。そんな俺の元に突然、謎の人物が現れた。そいつ
は22世紀の日本からタイムスリップしてきた田中秀才郎と名乗る厚生労働省の役人の男だ。田中が言うには、22世紀の日本人は、豊かさゆえの怠惰によりまじめに働かなくなり、その埋め合わせをするために21世紀初頭の日本へ時空を超えた出稼ぎ労働者を募集しに来たのだという。待遇の良さに惹かれた俺は誘いに応じ、出稼ぎ労働者の第1号となった。
22世紀の日本に着いた俺は、ホテルに滞在することになった。そこでは美味い食事が食べ放題、贅沢三昧の日々を過ごした。それにも飽きた俺はホテルの外に外出してみる事にした。外を歩いていた俺は急にトイレに行きたくなったのだが、トイレがどこにも見当たらないため、猛ダッシュでホテルの自室へと戻った。
なんとかトイレには間に合った。公衆の場で大便を漏らすという最悪の事態を避けられ一安心した俺の元へ、久々に役人の田中が訪れてきた。数日間、美味い物を食って怠けていただけの俺は、仕事を早く紹介してほしい旨を田中に伝えるが、田中は、お前はもう既に仕事をしている、と言い、話がかみ合わない。俺が問いただすと、田中は事情を語り始めた。22世紀の日本人は余りに怠惰になりすぎたため、ウンコをするだけでも相当な重労働であり、総理大臣表彰を受けられるのだという。
俺は田中に連れられて首相官邸へ行き、表彰を受けることとなったのだが、ただウンコをしただけで、総理大臣から表彰され、感謝される。この馬鹿げた現実が受け入れられず腹が立った俺は、その場にいたテレビの生中継インタビューで、22世紀の日本国民に向けて思わず説教を始めてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-16 23:33:20
12208文字
会話率:35%
ようやく持てた店だった。パティシェとして腕には自信があった。美味い物を食わせて客をおどろかしてやる。そんな強気も2年と持たずにはじけ飛んだ。挫折と諦め、這い上がる気力など残ってはいない。そんなときアパートの隣に移り住んできた天使に男の人生は
色を変えられていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-28 11:29:45
13198文字
会話率:26%