この世とあの世の境目で、彷徨うことになった死者たちが、現世に残した未練を探して生前愛した者たちを見守っている。
未だ生きている誰かのため、本当に伝えたい言葉を見つけたとき、たったの一声・一度きり、「声」を聞かせることが出来るという。
それを成したとき、彼らは消える。
死者の渾身の「声」にまつわる連作短編、全5話。
第1話 病死したのは美人な妻が自慢だった男。彼が「メッセンジャー」になる決意をする話
第2話 特殊能力を持ったオタクが死後に活躍する話
第3話 ちょっといい話、のはずだったのに…?
第4話 自分の強い霊感を持て余して困っていた女子大生。道端で風変わりな幽霊たちと出会う。なんと彼らは、働く幽霊だった。
第5話 別名義でのさなコン2応募作を改稿したものです。最終話。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 07:32:34
28436文字
会話率:29%
「疲れた…」
そんな言葉の後にため息をつくことが、いつの間にか癖になってしまっていた俺には、妻がいる。
美人で小さくて、なによりも優しい。
仕事から帰ると、安いビールの缶を開けて、「今日もお互い、頑張ったね」って2人で笑う。
たったそれだけかもしれないけど、乾いた心に水を注ぐような彼女の笑顔は、明日もまた頑張ろうって思わせてくれる。
そんな花乃と春樹の、たった数分間の物語。
何かで疲れてしまったあなたが、少しでも笑顔になれますように…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-10 23:18:19
631文字
会話率:25%
三十五歳の「僕」は、妻に七回目のプチ家出をされた同僚兼友人の泣き事を聞かされている。場所はいきつけの『居酒屋あっちゃん』。感情豊かで喜怒哀楽のたびにこちらを巻き込んでくる彼と、それに付き合う「僕」。彼には、気が強い美人な妻がいて――僕らは夫
婦同士仲がよくて、いい意味でよく違っている夫婦同士だ。
/さくっと読める短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-05 02:05:06
14716文字
会話率:25%
25歳既婚者の田村直樹は、美人な妻、美織と夫婦生活を送っているが、
無職で、体重は110キロで、趣味はゲームとパソコンとアニメとAV鑑賞だった。
更に口癖は、「面倒くさい」、「後でね」、「働きたくない」だった・・・
この物語はそんな、デブニ
ート田村の日常を描く物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-29 13:47:14
3010文字
会話率:41%
大企業の社長はそして美人な妻に可愛い子供とすべてを持っていた。しかし、ただ一つ…。
最終更新:2011-01-12 21:57:21
554文字
会話率:0%