ベテランVRゲーム『インフィニティ』のトッププレイヤー「白狼」。リアルでは大谷平一という名の、ごく普通のオタクだ。いつものようにゲームからログアウトしようとしたら、生活が一変してしまった。
不気味なシステム過負荷(オーバーロード)と共に、
彼は世界中のプレイヤー五千人以上と一緒に、『フィルター』という名のデスゲームに強制的に巻き込まれた。
AI「マリアン」に支配されたこの新しい『インフィニティ』では、これまでのゲームIDは消え、ログアウト機能は無効化された。そして何より恐ろしいのは――ゲーム内での死が、そのまま現実での脳死に繋がるということ!
「嘘だろ?!」この突然の悪夢に直面し、大谷平一はこれまでにない危機感を感じていた。
生き残るためには、『インフィニティ』で培った全てのトッププレイヤーとしての経験と分析能力を極限まで発揮するしかないと、彼は悟った。
安心してゲームをプレイし、掲示板を眺める日常を取り戻すため、彼は彼のファンである女子高生・西原雪や、ドイツのエンジニア・ハンスを含む、世界中から集まった同じく絶望に陥ったプレイヤーたちと共に、未知のモンスター、罠、謎で溢れる最初の『遊園地』ダンジョンを攻略する。
一度失敗すれば全てが終わるこの『フィルター』の中で、誰もが生き残るために戦わなければならない。これはもう、ただのゲームではないのだから―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 19:00:00
148714文字
会話率:27%
また新たな勇者が誕生した。
これで、何度目の勇者誕生だろうか。
勇者になった少年少女は、決まって魔王軍の刺客に殺されるか捕まるのである。既に、多くの勇者が誕生したが、全員が行方不明となっているのだ。
今日、大聖堂に来ていた市
民の多くが、新たに勇者となった少女を心配そうな表情で見ていた。
彼女もまた魔王軍の刺客に狙われるに違いないと。
そして、彼女が辿る末路も、また悲惨なものなるのだろうと。
だが、市民たちは知る由もない。
今まさに、勇者が旅を始めようとしている。
この旅が、いずれ世界を巻き込んだ空前絶後の大規模戦争に繋がるということを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 20:51:48
23614文字
会話率:35%
《星の彼方》から現れた《原始の民》が、未開の惑星の開拓植民を果たしたとき。やがて数多の星々を切り拓き、その生活圏を銀河系中に広げたとき。複数の勢力に分かれて相食みながら、人知の結実である銀河連邦を樹立したとき。連邦内の格差拡大による大乱が生
じたとき。そして銀河系人類悲願の恒星間通信が、ついに実現しようというときーー
その陰には常に、精神感応的に《繋がる》異能者たち《スタージアン》の存在があった。
果たして《スタージアン》とは何者か? 彼らの目的は? そして《スタージアン》に対して、ヒトはどう臨むのか?
銀河系人類千年の歴史を紐解く物語が、今ここに紡がれる。
※カクヨム、ノベルアップ+と重複投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-24 12:13:40
740822文字
会話率:44%
他人から評価されるということはどんな小さなことでも、喜びに繋がるということ。
最終更新:2014-09-21 01:22:23
1200文字
会話率:0%
まだ自然が多く残る町、桜弥市。
そこに住む成瀬佳人は楽しくも平凡な日常を送っていた。
そんな平凡な日常につまらなさを感じていた佳人はある夜、謎の男に遭遇する。
その男によればこれから佳人の周りに不可解なことが起こると言う。
そして、その男
の言葉通り、翌日から佳人の周りで不可解な出来事が起こり始める。
佳人は彼の所属する「ミステリー研究部」の部長・朝倉八雲に相談すると、何故か周りの人間をも巻き込み佳人の周囲で起こっている不可解な出来事を調査することに。
それは佳人にとってはただの暇潰しだった。
だが、彼はまだ知らない。それがこの世界の”真実”に繋がるということを――――――。
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※この小説は何となく思いつきで初投稿してみようと思った作品です。
別の作品に影響を受けたりして、似ている部分もあるかもしれません。
そんな時は優しく教えて下さるか、スルーでお願いします。
また、遅筆なので更新はゆっくりめで最悪の場合、長期間放置になる可能性がありますのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-31 01:12:50
4729文字
会話率:24%