自ら婚約破棄された令嬢フレデリカは、父から家を追放されてしまう。
だが、それはフレデリカにとって、念願であった新しい生活の始まりを意味していた。
フレデリカは亡き母から譲り受けた小さな洋館で、黒猫姿の精霊と二人暮らしを始める。
そこに、幼
い頃慕っていた叔父のジェレミーが訪ねてきた。
再会を喜んでいると、ジェレミーは今の仕事で困った案件があるとこぼす。
興味本位で何があったのか尋ねてみると、ある貴族から呪われた『開かずの館』を処分したいと頼まれているのだと言う。
フレデリカは叔父の浄化能力があれば、どんな曰く付きの物件も立ち所に優良物件となることに気づき……?
魔眼持ちの令嬢と絶対浄化能力を持つ叔父が、王都に存在する呪いや障りを片っ端からマネタイズして幸せになる物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 12:00:00
49469文字
会話率:47%