薬剤師を目指し薬学部受験が終わったところで死亡し、気がつけば異世界で薬屋の次女に転生していたユリアンネ。
魔物が無限に発生する迷宮(ダンジョン)を中心に発展した迷宮都市で育った彼女は、前世からの希望通り薬師(くすし)を目指す。
しかし、薬
草だけでなく魔物から得られる素材なども薬の調合に使用するため、迷宮都市は薬師の激戦場。父の店の後継者には成れない養子で次女のユリアンネは、書店でも見習い修行中。
前世のこと、そして密かに独習した魔術のことを父姉には内緒にしつつ、独り立ちを企む。
~~~~~
ゆっくり成長していきます。
レベル、スキル、ステータスの無い世界です。
1話をMS-Wordで1ページ、だいたい原稿用紙2枚程度の構成で作成しています。電車やバスの1駅程度でご覧ください。
「カクヨム」でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:00:00
571917文字
会話率:59%
その魔女は、人の記憶を奪い、それを菓子に変える。
忘れたい恋、消したい罪、戻らぬ家族の面影。
依頼人の願いを聞き入れ、魔女は記憶を瓶に詰めていく。
けれど奇妙なことに——
依頼が終わったとき、依頼人は彼女のことを忘れてしまう。
そればか
りか、魔女自身も、一日が終わると出会った相手を忘れてしまう。
そして今日もひとつ、誰かの記憶が甘く光る菓子へと変わる。
これは、記憶を失った“忘却の魔女”と、
喋る黒猫の相棒が紡ぐ、「記憶」と「感情」の連作短編集。
少し切なくて、どこか優しい。
心を失くした少女が、もう一度、自分自身を取り戻すまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 10:55:56
18403文字
会話率:28%
え? 俺が魔法少女!? 鬱だ……死にたい……。ひょんなことから魔法少女にされてしまった陰キャ男子高校生の俺。高校デビューに失敗して人生終わったと思って引きこもってたのに、同級生のミリオタ魔法少女に強引に付き合わされ、次々に襲い来るネット怪異
と闘うハメに。俺がかわいいとか頭おかしいんじゃないの!? 実は俺たちの変身には秘密があるようで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 16:50:00
69146文字
会話率:54%
たかが水だった。
誰にも言っていない。
私がずっと、水道水を使わずに生きてきたこと。
たいした理由もない。けれど、それを破るには十分すぎる敗北感があった。
くだらないこだわりに支配されることがある。
それが全部終わったとき、人は案外静か
に眠れるらしい。
これは、たかが水の話です。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-25 22:29:15
752文字
会話率:0%
私、佐々木望はゲーム、「恋する乙女の冒険物語」の主人公、“アネット・セレナーデ”の体に転生した。このゲームは恋愛候補が7人と多いが、誰とも結ばれず1人で人生を謳歌しても許される特殊な世界だ。いきなりの転生だったが驚きは少ない。何故ならこの身
体には転生元のアネットがいるのだ。彼女は処刑され、1度人生が終わったと思ったら時が戻ってしまったらしい。そしてひょんなことから、私と出会い、共存して生きることになった。1つの身体に2人の魂が存在している状態だ。そんな私の目標はアネットを幸せにすることだ。アネットを押しのけて自分の身体だ!!自分の人生だ!!なんて言うつもりはない。あくまで私はアネットが幸せになる露払いだ。魔法があるこの世界で、彼女の幸せを妨げる者、邪魔する者は、私が全力で叩き潰す。時戻り、転生、魔法、1人の身体に2人の魂と要素てんこ盛り!!これは、佐々木望の助けを得て、アネットが幸せになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:00:00
81003文字
会話率:63%
これは、そう──すべての世界から無作為に選ばれた1万人が、理不尽な“波”に呑まれていく物語。
誰もが理由を知らず、目的も語られないまま、
ただ気づけば、その場に立たされていた。
公にランキングされた「強さ」は、最初の波で意味を失い、
次
の波で沈黙が訪れ、
さらに次の波で、“敵”が形を持った。
それは戦いか、生存か、それとも──ただの観測〈ゲーム〉か。
すべてが終わったとき、「“君”が誰と一緒にそれを観ていたか」が、きっとすべてを変える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 04:17:28
2602文字
会話率:20%
「年金3万円で余生を静かに……なんて、無理だった。」
都会に疲れて、スマホも電波も届かない山奥の村へ。
誰にも干渉されず、猫とゴロゴロする生活を夢見ていた50代独身女。
ところが――
家の前にはなぜか猫の行列。
隣人は乙女ゲーにハマる若
者。
さらには「俺は勇者になる男だ!」とか叫ぶおじさんまで登場!?
気がつけば村の行事に巻き込まれ、猫の世話係にされ、
静かなはずの生活は、じわじわ“人生再始動”していた。
これは、もう終わったと思っていた人生が、
ちょっと不器用で、でも優しい人たちに囲まれて、
ゆっくり温かく動き出す――田舎スローライフ喜劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 03:43:27
10504文字
会話率:38%
夏休み、それは子どもたちにとって“楽園”かもしれない。
でも──ママたちにとっては、終わりなき“戦場”だった。
シングルマザー、義理親との同居、専業主婦、共働き、そして外国人ママ。
環境も立場も違う5人の女性たちが、それぞれの地獄を40日
間くぐり抜けてきた。
無限に鳴り響く「ママー!」、一日三食×40日、休みのないワンオペ、見えない“ちゃんとした母親”像。
誰もが、誰にも言えない痛みと孤独を抱えていた。
そして──
すべての夏が終わったとき、彼女たちは出会う。
これは、「ママ」という名前で呼ばれるすべての人へ贈る、
笑って泣けて、心がちょっと軽くなる、リアルな連作小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:21:45
2610文字
会話率:22%
上流貴族の令嬢アリシアは、生まれながらにして“出来損ない”と呼ばれていた。美貌も才能も持ち合わせた姉と比べられ、両親からは徹底したネグレクト。ついには婚約者にまで「姉の方が相応しい」と言われ、無慈悲な婚約破棄を受ける。全てに絶望し家を飛び出
したアリシアは、隣国へ辿り着くが、そこで出会ったのは冷徹と名高い皇太子だった。彼は一目で彼女に惹かれ、求愛するが、アリシアはそれを拒絶。しかし皇太子は、彼女を傷つけた者たちに容赦ない復讐を開始する。全てが終わったとき、アリシアはある選択を迫られる──次期王妃としての未来を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:26:53
3511文字
会話率:43%
私はある国の王女である
それと同時に前世の記憶がある。
日本という平和な国で、穏やかに人生を終えた
毎日の生活は忙しかったが、それなりの人生を終えたのである。
病院で人生を終わったと思った私が、なぜかある国の王女として新たな命を授かった。
今度も穏やかな生活ができると思っていたが、何故か私は別な国に人質として差し出される事になってしまった
まぁ、予想外だったけど穏やかに過ごせるなら、それで良いかと受け入れる事に
のんびりと人質生活を過ごそうと思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 06:08:00
839214文字
会話率:36%
中学三年の終わり頃、葉車風等は白百合あかねに恋をした。素敵な恋だった。
あかねは風等にとって守るべき‘華’だった。
あかねを守るために、風等は手を汚していく。
そしていつしか風等は暴走する。
白百合あかねと言う女は、葉車風等と言う
女を犠牲にして。
葉車風等と言う女は、白百合あかねと言う女を生きる理由として。
お互いに利用し合う。
そしてお互いの華は、ナベに入れられていく。
風等は、あかねを壊そうとした男に近づく。のこのことやって来た男に蹴りを入れ、男が気絶するまで殴って、殴って、殴った。
そうやって、何度も何度も同じ事を繰り返す。
次の日にも、その次の日にも。
だが風等は、ナベに入れ損ねた男に命を奪われる。
全ては終わったと思われた。
ーガチャ
部屋の扉がゆっくりと開く。
扉の奥から、聞き慣れた恋人の、荒い息遣いが聞こえる。
扉が開いた。そこには確かに、風等の姿があった。
扉を開けた風等が微笑み、口を開く。
「ただいま。」
この共依存の物語は、まだ続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 15:17:04
3275文字
会話率:35%
*****
前アカウント本城千聖(ID 366809)からの移行作品です
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鬼と悪魔の間に生れし子、六鬼(ロッキ)
母親は死んだと聞かされ、鬼の一族の中で忌み嫌われつつ育つ。彼には他の鬼にはない力があった。
悪魔への攻撃呪文・ヘブ
ンズドア。
その力を使う時だけは、一族の中にいられた。
実は六鬼にはもうひとつの力がある。鬼と悪魔の間に生まれし彼だからこその力なのだろう。
鬼を滅することができる呪文・羅生門。
五人の兄姉と両親にも言えない秘密を抱えながら、六鬼は成長した。
成長とともに力も能力も大きくなり、亜空間を作り出すことも可能になった。
あるバトルの直後、力を使った反動で、六鬼の体には誰にも知られたくない反応が出る。それは、性的欲求が高まってしまうことだった。
自分でそれをどうにかしたものの、その後、動けなくなる。
亜空間の出入りは、六鬼以外に誰もできない。
熱にうかされ眠る中、六鬼は夢を見る。
その夢の中では、意外な再会が待っていた。死んだと聞かされていた、サキュバスという種類の悪魔の母親。
甘い香りに、挑発の言葉。そこで母親の口から真実が明かされる。
六鬼の母親は、死んだのではなく六鬼の夢の中に存在し続けていたということを。
母親に操られ、行方不明になる六鬼。
六鬼が行方不明になって三カ月が経過した。
いつにも増して多い悪魔に、参戦していた一鬼は嫌気がさした。もう、闘うのは嫌だった。
空には新月。月が浮かぶ空をふいに仰いだ一鬼は、異変に気付く。
月は新月から満月へと、急激に姿を変えようとしている。
そのさなか、父親を含め男鬼が放心してしまう。やがて宙から向かってきたもやのようなものが、男鬼らの体内へ入り込み、そのまま意識をなくす。
女鬼だけになった戦場で、逃げ出したい気持ちになった一鬼の耳に、聞き覚えのある声がする。
「我慢すんの、やめちゃいなって。一鬼姉」
いつもとは違う六鬼が、一鬼の前に現れた。
だがそれは、真実の六鬼ではなく、母親の悪魔が潜む姿だった。
終わったと思われた戦いは、別の火種を携え、家へと戻っていく。
六鬼の中から現れた母親の悪魔、二鬼らが各々で企みと嘘を明かしていく。
その真実の中で、六鬼は自分が護りたいものを護るための選択をする。
選んだ道は、果たして。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 12:30:00
54278文字
会話率:34%
めんどくさい世界に転生しちまった。
やっと終わったと思った前世。
気づけば見知らぬ世界で赤ん坊になっていた。
魔物がうろつく戦乱の地、小国アストロの貴族の娘――アルム。
前世のトラウマもあって、もうがんばる気力なんてない。
「努力?いや
無理。起き上がるのもめんどくさい。」
けれど周囲は勘違いする。
「彼女は天才だ」「見えないところで努力してるに違いない!」
…って、いや、してないから!!!
本人のやる気ゼロ、でも世界が彼女を“魔王”に仕立てていく。
これは、なりたくもないのに歴史に名を刻んでしまった
一人の少女の物語――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 05:53:14
99302文字
会話率:21%
ーーー夢と妄想で生きるアラサー。雪沢 亜希。
交通事故で人生終わったと思ったら、まさかの異世界転生?!しかも、人外?!
前世の記憶と猫の姿で第二の人生ならぬ猫生を生き抜いていく事に……。
このお猫様、スペック高すぎ!すごっ!
って……
……伝説級の魔物っ?!わ、私が?!
一人の少年と出会い、共に歩みながら拡がる異世界ワールド!
ほのぼのしたり、戦ってみたり、日向ぼっこしたり、商売したり(笑)
せっかくなら楽しんで異世界での猫生を満喫しますか!
…………猫だよね??猫でいいんだよね?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 19:23:37
176609文字
会話率:58%
60歳、人生終わったと思ったら、異世界でやり直すことになりました。
娘に疎まれ、夫に裏切られ、人生に“幸せ”を見つけられないまま病死した春江。
目を覚ますと、そこは「感情が失われた異世界」――そしてなぜか、見た目は14歳の少女に若返っていた
。
「えっ、いまさら感情を魔法にして世界を救うんですか?」
感情のない人々。失われた色。
過去の後悔、愛されなかった記憶、自分すら赦せなかった日々。
だけど、“辛かった60年”は無駄じゃなかった。
あのときの涙も、怒りも、恋も、すべてがこの世界を救う力になる。
これは、
60歳の心を持った少女が、異世界で「もう一度、自分の人生を愛し直す」物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 17:34:24
6547文字
会話率:34%
魔力を全く持たない伯爵令嬢のリフィアは、『無能の役立たず』の烙印を押され、家族に虐げられて育った。
最低限の食事と衣類のみを与えられ、別邸に隔離されて十年。厄介払いされるよう、呪われた仮面公爵へ嫁ぐよう命令された。
温かく迎え入れてくれ
た公爵家で、リフィアは皮膚が硬鱗化する呪いに苦しむ仮面公爵に寄り添い懸命に看病した。
すると何故か少しずつ公爵の呪いが解けてきて、甘い幸せな新婚生活が待っていた……!?
家族に冷遇された事でリフィアに目覚めた特別な力は、聖女にしか持ち得ない神聖力だったと分かり――自身の生まれた本当の意味を知らされる。
「役目が終わったと言うのなら、これからは……私が好きなようにやらせて頂きます!」
「全てが定められた運命? だったら僕はそんな運命、ぶっ壊して新たな道を作ってやるよ」
このお話は、『冷遇されて育った令嬢が、課された不幸な運命を切り開いて、愛する人と共に生きるため、本当の幸せを自ら掴み取る物語』です。
※カクヨムでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 09:28:18
131850文字
会話率:51%
中学を卒業してから数年——
高校2年の春、宮野優は地元へと戻ってきた。
転校初日、彼の前に現れたのは、
ボーイッシュな見た目に少し大人っぽくなった幼なじみ・加藤春。
「……久しぶりだね、宮野」
昔と同じ声。だけどどこか、遠くなった気が
した。
連絡も取らずに離れた数年間。
あの頃の想いは、とうに終わったと思っていたのに——
再会をきっかけに、少しずつすれ違い、近づいていくふたりの距離。
照れ隠しの冗談。
昔の呼び方。
「ただいま」と「おかえり」の間に咲く、春の風景。
これは、もう一度君に恋をする、
少しだけ不器用なラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-24 21:08:34
724文字
会話率:31%
神居崎俊三は、妹をいじめで失った痛みから立ち直れず、その復讐として妹をいじめた全員を殺し、さらに「きれいごとをぬかす世間」や日本人全体を殺すことを計画していた。しかし、現実は甘くなく、彼は警察に捕まってしまう。
逮捕されて全てが終わったと
思われたその瞬間、謎の霧が現れ、俊三を取り囲む警察官たちを飲み込んでいく。霧が晴れると、そこに現れたのは、かつて俊三をいじめていた熊谷彩だった。
この物語は、復讐と過去からの逃れられない影、そして予想外の力による展開を描くものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 22:49:07
140091文字
会話率:51%
『忍者』・・・戦国時代においては諜報活動や放火などの行為を行い主に尽くし、江戸時代では藩お抱えの忍者として存在していた。
かつてはどこにでも忍者がいたのだが江戸時代が終わったところで忍者の存在が途端に消える。
武士の世が終わり、忍び者達
は滅したのであろうか?
否である。
忍び者達は密かに忍者として生き続けていた!
そして現代でも数は少数なれど世のために密かに活動している忍び者達はいた!
現代を生き抜く女忍者の物語ここに開帳せり!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 11:14:44
134128文字
会話率:42%
約一年間に渡る旅の末、世界を脅かしていた魔王を遂に打ち倒して、故郷の王国へと帰ってきた四人の英雄たち。
だがそのリーダーである少年勇者が「世界を平和にしたら絶対にお願いしたかったこと」とまで言い切って、王国の女王に求婚しちゃったもんだか
らさぁ大変。
夫と三人の子供たち、そして勇者の仲間たちもすぐそこで見ている状況で、この無茶振りを一体どうやって対処しろと言うのか。
今ここに、魔王をも倒した世界最強の英雄……つまり魔王をも超える世界最強の強敵を相手に、女王の激闘の日々が始まる!!……んですか?
・あにまん掲示板で建てた一発ネタスレを元に書いたギャグ小説です。当時レスを書き込んでくださった方々に感謝します。
・話の主人公は求婚されてる女王の方です。
・既に勇者と魔王の戦いは終わったという段階から始まるため、残酷描写は過去回想でほんのちょっと出るだけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 17:32:03
111663文字
会話率:49%