ギルドの受付嬢として働くライラはある男が気になっていた。彼の名はダンケルと言い、凄腕の討伐者だが周囲と溶け込まない孤独な男だ。無口で不愛想な彼のことが最初は苦手だったが、あるきっかけで彼からお礼を言われ、それからダンケルを意識するようになる
ライラ。少しずつダンケルと打ち解けていくライラだったが、そんなある時、ダンケルの行方が分からなくなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 14:22:44
11806文字
会話率:43%
「転生者に乗っ取られた人を、魔法の竪琴で救う吟遊詩人のお話」
この世界には時々異世界転生者が現れる。彼らは誰かの身体を乗っ取り、本人に成りすまして生きているという。
吟遊詩人のリヴェラは魔法の竪琴を使い、転生者に乗っ取られた人間を救う使命を
持っている。国王の愛人の子と言われる騎士ライナードはある日リヴェラを訪ね、彼女に仕事を依頼する。ライナードの異母弟にあたる王太子の婚約者には妹がいるが、その妹が転生者かもしれないと言う。妹はある日突然人格が変わり、王太子を誘惑し始めた。王太子は妹に夢中で婚約破棄を考えるようになり、姉は苦悩していた。リヴェラはライナードとコンビを組み、妹の正体を探りながら転生者の魂を浄化させ、妹を元に戻そうと奔走する。
平民のリヴェラと、王の愛人の子で貴族でもあるライナードとの身分違いの男女バディものです。王太子の婚約破棄話と絡み、リヴェラが吟遊詩人となった過去やライナードの秘密などが明かされます。婚約破棄ネタを使ってますが恋愛ものではありません。ざまぁはないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 13:14:45
106340文字
会話率:52%
ふと目覚めたら「俺」はある伯爵家の長男の身体に転生していた。この後美しい令嬢に婚約破棄しなければならないらしい。
最終更新:2025-03-09 21:11:46
4593文字
会話率:76%
「阿部も今帰り?」
体育祭前日、日もすっかり暮れ、誰もいなくなった下駄箱。体育祭の準備で帰りが遅くなった阿部紗和は、同じクラスの白井智輝に、声をかけられた。
「うん」
なんとなく連れだって帰路に向かう二人。紗和は、白井と並んで歩いている
ことに、ドキドキしている。
校門を過ぎ、バス停まではあと少し。
そんな二人を、月が見下ろしていた・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 20:00:00
2332文字
会話率:50%
超能力者である野原一樹は、その能力を誰にも知られなよう、これまでできるだけ他人と関わらないことをモットーに生きてきた。
進学先の高校で、一樹は同じクラスの美少女、中臣紗和子と出会う。入学式で新入生代表となった紗和子は、皆の前で「もののけ
ハンター」としての活動を宣言し、そのために助手を募集する。
翌日の昼休み、美少女の紗和子を目当てに3年生の男子グループがやって来て彼女に絡み出した。
彼女を救うため、仕方なく一樹は超能力でポルターガイスト現象を起こし、彼らを撃退した。しかし、見ていた生徒たちはそれを紗和子の能力と勘違いしてまう。
皆に霊能者として恐れられ、助手が見つからない紗和子は一樹に目をつけ無理矢理助手にしてしまう。
果たして霊能力者と超能力者の「もののけハント」、妖怪退治は上手くいくのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 15:03:55
158434文字
会話率:45%
「あす色ノートに綴る、未来への一歩」
人前でうまく話せない紗和は、小さな紙に「ありがとう」とだけ書き、意を決して気になる相手に手渡した。それは彼女にとって、ほんの小さな行動のはずだった。けれど、その一歩が不安と勇気を揺らす心の旅の始まりと
なる。
そんな紗和の前に現れたのは、不思議な雰囲気を持つ哲学好きの女性Sophia。彼女の導きで、紗和はキルケゴールの「自由と不安」の哲学に触れ、未来を切り拓く力を少しずつ手にしていく――。
“自由”だからこそ感じる不安。“選択”だからこそ生まれる希望。
これは、紗和が未来の可能性に向き合い、「あす色ノート」に記された新たなシナリオを歩む物語。哲学好きなSophiaの軽やかなアドバイスが、読者の心にもそっと響くはず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 23:50:48
12657文字
会話率:43%
窓に張られた蜘蛛の巣にかかった蝶が、今、力尽きようとしている。 5年の恋が、後輩によって奪われた紗和は、元彼の健一と、一緒に働いていた会社を退職した。 新しい会社で、紗和の周りに自然と集まってきた仲間達と楽しい時間が過ごしているうちに、その
中の1人、健一と同じ高校だった航大と会い、2人の距離はだんだんと縮まっていく。 航大は、初めは健一への嫉妬から紗和に近づいたが、なかなか心を開かない紗和に、だんだんと惹かれていく。 ある日、健一が職場で倒れたと聞き、再び会った健一と紗和は、後輩の嘘による誤解で、2人は別れてしまった事を知る。 本当の事を知っても、すでに航大と付き合っていた紗和は、健一に別れを告げ、そして、航大にも別れを告げた。 紗和は、自分をおいて出ていった母を、ずっと憎んでいた。誰かを裏切ってまで、自分だけ幸せになる事を、紗和は許せなかった。 新年度になり、秘書課に配属になった紗和。女性だけの閉鎖的で封建的なその部所は、厳しい女課長の下、教育されたエリートの集団とも言われた。 少しずつ、ついていけなくなってきた紗和は、風邪を引いた事をきっかけに、会社へ行く事ができなくなってしまう。 心配した健一と航大が紗和の家に入ると、そこには、すっかり心が壊れてしまった紗和がいた。 健一は、紗和の父に連絡をとり、幼い頃に築けなかった親子の関係を取り戻そうとした。 しかし、紗和が心を閉ざしてしまった原因は、他にもあった。 航大が、秘書課の中に良くない噂がある事を知り、健一に伝えた。昨年、新人の女の子が、その事で自殺をしていた。 時々、ひどく怖がる紗和を見て、健一は、自分の家に連れて行く事を決める。ちょっとした事がきっかけで不安定になる紗和を、健一はその度に、そばについて落ち着かせた。 会社で仲の良かった航大達5人が、紗和を元気づけようと、会いに来た日、紗和は会社であった事を、健一に話す。 みんなの協力を受けて、紗和が職場へ復帰する日がくる。 そして、健一との新しい生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 03:51:07
57086文字
会話率:61%
隣の席の磯村くんが給食の献立表を見ながらそわそわしている。
小学五年生の紗和はひょんなことから彼の食に関する悩みを知ることになるが。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
完結済。
最終更新:2023-11-12 11:45:34
22176文字
会話率:43%
家なし、職なし、貯金なし。
如月紗和子に残されたのは、家政婦のスキルと不思議なものを見る目。
途方に暮れる紗和子に追い打ちをかけるように、父が勝手に決めた婚約者と揉めている紗和子と愛犬の春ノ助を救い、手を差し伸べてくれたのは、亡き姉夫婦の娘
を引き取り育てるシングルファザーの小花衣千春だった。
千春には、どうしてもすぐに結婚しなければならない事情があり、紗和子も親の決めた結婚を回避するため二人は契約結婚をする。
そこで紗和子は、家政婦のスキルを活かして千春親子の生活を整える日々を送るはずだったのだが、小花衣家に筍を抱えた来客が――⁉
紗和子さんの美味しいご飯を通して繋がる絆の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 19:00:00
114082文字
会話率:44%
某お役所で働く主人公・公僕(女)はひょんなことから源氏物語の主人公、光源氏―ではなく、光源氏の兄に成り代わってしまう。しかも、愛用のタブレット付きで。
常に光源氏の引き立て役な上に、妻を寝取られ父親からは何にも悪くないのにたたられ娘は不
幸にされ……の日本古典作品界屈指の不憫・オブ・不憫兄貴、朱雀帝。
生活は保障されている。不憫な扱いにさえ耐えれば何の不自由もなく生きてはいける。心優しい朱雀帝は耐えたけど……この私が耐えられるわけねーだろ!
公僕は意外と高いスペックとなぜかついてきたタブレットを最大限に利用し、不憫生活を回避を目指す。
※話の構成上独自設定が多数ある上、桐壷帝や光源氏の扱いが悪いです。ご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 00:44:32
188464文字
会話率:34%
「私以外の男を見るなど、許さない!」
そう言って、幼いころから自分を馬鹿にしていた天敵、フィニクス皇子は、ヒマパティの唇を奪おうとした。なす術もなく壁に押し付けられたヒマパティだったが……。
※以前の中編と同じ世界観の作品になりますが、いく
つか変更点があります。その場合、こちらの設定を優先しますので、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-23 21:02:41
8963文字
会話率:43%
己の場所だったものをすべて奪われた男は、名と故郷と両親を捨てた。自分のことを知る者が誰もいない場所で、すべてをやり直すために。しかし、幸せは長くは続かないものである。
男がやっと得た居場所にやってきたのは、あの悪魔であった。
※10月2
2日;第四話の神話部分を大幅に改定しました。話の流れに影響はありませんが、興味のある方はどうぞ覗いてみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-09 00:16:28
66251文字
会話率:32%
コトバにはコトダマが宿る。そういうクニのもとに生まれた女子高生が、親友との再会を望む話。
主人公の女子高生、伊東結希(いとう ゆうき)とその親友兼幼馴染の村岡紗和(むらおか さわ)二人はいつもと同じように下校し、隣同士の家に帰宅した。「ま
た」いつもなんとなく口にしていた次の再開を約束するコトバ、その日はお互い何の気なしに口にしなかったコトバ。
翌朝、結希が家の前に出ると、紗和が出てくる様子がない。紗和の母によれば紗和は結希が出てくるのを待ちきれずに先に登校したという。なんとなく違和感を感じながらも、結希も紗和の後を追って登校する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 22:20:58
1447文字
会話率:43%
紗和にはおっとり男子の彼氏がいる。
平々凡々の埋没男だと親友は言うけれど、本当の良さなんて、私だけが知っていればいいと思わない?
わからないままで居てくれた方が、余計なライバル増えないもの。
だから、親友の言い種はムカツクけど、絶対教えてあ
げないわ。
※こちらは香月よう子様主催の「夏の夜の恋物語企画」参加作品です。
R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 21:05:08
2480文字
会話率:72%
テスト投稿としてお試ししてみました。
最終更新:2021-08-02 14:56:35
256文字
会話率:34%
紗和は会社の同期だった池辺隼と甘い新婚生活を送っていた。
しかし、交通事故に遭い、下半身麻痺に陥った紗和に隼の態度は豹変し……。
最終更新:2020-10-12 15:26:14
5175文字
会話率:49%
働き盛りな会社員女性(独身)が、チェーン店の美味しい料理を食べるお話。
最終更新:2020-02-25 17:33:27
5068文字
会話率:23%
ある日突然病に倒れた女子高生紗栄子。
目を覚ました病院で告げられたのはとても信じ難いものだった。
そんな時に出会った謎の青年優介。
彼は一体何者なのか。
そして突如現れた死神の存在が物語を大きく動かす。
人間は自分の欲望のためならば命をも捨
てることができるのか・・・。
ありそうでなさそうなヒューマンストーリのような現代ファンタジー。
※この作品はエブリスタhttps://estar.jp/novels/25262029 でも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 16:55:35
3109文字
会話率:20%
21歳、春から大学3年生になる谷代紗和は祖母から大きな一軒家を貰った。シェアハウスとしてそこに住み着く若人達は個性的な人ばかり。それぞれの悩みや不安に真正面から…とまではいかないけど、それとなく踏み込んでいく、よくある同居系ドタバタホームド
ラマってやつ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-29 23:51:14
6779文字
会話率:65%
鈴木紗和。38歳自宅警備員。現在、何故か知らないけど、森の中をちびっこボディで疾走中…。
無双したり、しなかったり。
淡い恋をしたり、しなかったり。
前世の自分と同年代のオッサンの悩みを解決したり、しなかったり。
働きたくないで
ゴザル!!と、叫んでみたり。
異色のエルフたんはお好きですか?
他視点を、含みます。
不定期更新の文才無しの駄文でも、構わねえ!
という、豪気な方は良ければどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-27 14:39:13
89830文字
会話率:37%
(旧題:お嬢様(仮)と七人の麗人)
二十八歳の町田紗和は雨の夜、不幸の事故により命を落とした――――と思っていたのに、目覚めると何故か、目にも当てられないほどの美麗な人々に囲まれていた。しかも彼女の体は十四歳の「お嬢様」になっていて!?病弱
なお嬢様を健康にするための任を、幼馴染の天使より請け負った紗和だが、一つだけ困った問題があった。「私は『麗人恐怖症』なのよ!」そう、彼女は麗人、つまり美しい人間を直接見ることが出来ないのである。仮面を被ることを強制された麗人達と、妙に達観した異世界の成人女性が織り成すドタバタ……なんとかコメディー。(のはず)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-29 00:00:00
246600文字
会話率:39%
「短刀直入に申し上げます。秋津川 蒼真《あきづかわ そうま》さん。貴方、呪われています」
生徒会書記の秋津川蒼真は、今まで話したこともない女子生徒、高桜紅実に指を指されてこう告げられた。彼女は彼の学年では有名な存在だった。それも、変人なオカ
ルト姫として…。行く先々で清めの塩を撒き、祈祷をする彼女に付きまとわれることとなった蒼真。それを面白がる周囲の人間。彼の運命や如何に―――?前作『俺は草香紗和が本当に好きだ』の主人公の後輩、秋津川蒼真が主人公の物語です。もちろん、前作を読んでいなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-11 12:00:00
12926文字
会話率:26%
成績優秀、容姿端麗、品行方正の三拍子揃った生徒会長(実は恋愛方面ヘタレ)の東翁八尋は、卒業式を前にして、ある悩みを抱えていた。六年越しの想いを、大好きなあの人に伝えなければならなかった。しかしそこはヘタレ。何も出来ずに悶々と悩むばかり。そし
て友人の副会長や生徒会の後輩たちも気にかける始末。ヘタレてヘタレた六年間。彼は想いを告げられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-26 14:22:50
9503文字
会話率:61%
作者と作者の彼との出会いを仮名で描いたエッセイ風味の物語。 多少脚色を加えたノンフィクションです。 ダメカレxダメカノの出会いから付き合うまでの紆余曲折を綴ったお話です。
最終更新:2012-10-02 19:56:47
2646文字
会話率:1%
筆者でもある私・亜沙子と、11歳年上の彼・望が織り成す、
日々起こる何気ない日常をお届けいたします。
最終更新:2012-09-06 18:52:17
225文字
会話率:0%
初めて『彼と過ごす誕生日』を迎える予定だったナナミ。ところが彼が休日出勤をしなければならなくなり・・・・・・?
『・・・ while listening to a nocturne』という自身の小説投稿ブログからの転載です。
最終更新:2012-09-05 00:00:00
3469文字
会話率:29%
4.1計画。私はその恐ろしい計画について知ってしまった。だから、貴方にこの手紙を残しておこう。この手紙が届く頃には私はもうこの世にいないかもしれない。だから、その恐ろしさをここに書き連ねておこう。あなたが、4.1計画に巻き込まれてしまわない
ように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-01 00:00:00
3126文字
会話率:31%
あるところに、ひとりの少女がいた。彼女は大きな荷車を引き、人々にぶどうとともに、「普通の店では手に入らないモノ」を売る。そんな少女と、「買い手」となった人々の物語。
一話ずつ完結する形式になっています。
最終更新:2011-10-29 14:24:15
1927文字
会話率:21%
少女は、兄を待っていた。戦争で徴兵されてしまった兄が帰ってくることを。少女の唯一の家族。大切な兄。
大きな家の中でひとり、ひたすら兄を待ちつづける少女の話。
最終更新:2011-03-05 15:54:57
2946文字
会話率:17%